2009年05月02日

スマイル 第3話

『君の笑顔を避ける理由』

ビト (松本潤) が働く 「町村フーズ」 の納品先、上原東小学校で
食中毒騒ぎが起きた。ビトが給食用の赤飯を納品した直後のことだ。

街頭ビジョンで、顔見知りの小学生・里菜 (寺本純菜) が救急隊員に
運ばれる様子を見たビトと 花 (新垣結衣) は、慌てて小学校へと向かうが、
野次馬でごった返した現場は立ち入り禁止。
さらに、テレビ局のレポーターやマスコミが興奮するのを見た花は
立ちくらみがして、しゃがみこんでしまう。


花が倒れこんでしまったのには、何か理由がありそう。
昔の嫌な事がよぎってしまったのでしょうか。


その頃、一馬 (中井貴一) と しおり (小池栄子) はテレビ局にいた。
一馬がこの事件のコメンテーターとして、番組に呼ばれたのだ。
念願のテレビ出演に張り切る一馬だが、いざ本番が始まるとガチガチに
緊張して声が出なくなってしまう。
ピンチヒッターのしおりは一馬と打って変わって堂々としたもの。
一躍 “美人弁護士” として有名人に。
『ケロンパのルンルンワイド』というテレビ出演が決まり、
浮かれまくる一馬。
入館証明を受け取ると「ワンデイパスみたい!」。
「男もメークするんですか!?うぇ〜。俺初メイクだ!」
そんな一馬に比べてしおりは冷静。

番組の司会はうつみ宮土理さん、
ゲストには、林家ペー&パー子さん、熊澤枝里子さん。
張り切っていた一馬ですが、緊張で固まってしまい、一言も発する
ことが出来ず。挙句の果てには生放送中トイレへ。
ディレクターはしおりにある提案をします。


ようやく里菜が運ばれた病院にたどり着いたビトだったが、
母親 (西尾まり) から見舞いを拒まれてしまう…。


病院の帰り、落ち込んだビトに、花は身振り手振りで話しかける。
『元気そうで、良かった。』
「・・そうだね。ちょっとほっとしたかな・・。」
花は待合室のテレビから流れるワイドショーに気づき、ビトに知らせる。
テレビにはしおりが映っていた。
「嘘!しおりさん!?」

期待の若手新人弁護士、若くて美人と紹介されるしおり。

家でテレビを見ていた宗助(前田 吟)、みどり(いしだあゆみ)、
金太 (徳山秀典) や ブル (鈴之助)は、しおりの登場にびっくり!
「何でしおりがテレビに出てるんだ!?」と宗助。
「私の血だわね。」とみどり。
「・・・」

花とビトも笑顔でテレビ画面を見つめる。

司会者に今回の食中毒事件の責任についてコメントを求められたしおり。
「この事件の責任は、まずは学校側の管理体制にあると思いますが、
 実際具体的な責任となると、やはり給食作りを行っている、
 給食室での衛生面ですね。
 それから、・・・」
「それから?」
「・・・失礼しました。」

町村家
「しおりは・・うちのことを考えて・・」と宗助。

テレビ局
「それから、給食の材料など、納品業者にも、その可能性、
 そして責任はあるかもしれません。」
「ということは、これは刑事事件に発展するかもしれないってことですか?」
「もちろんです。
 最悪死者が出るようなら、業務上過失致死で、5年以下の実刑判決も
 あり得ます。」
「これ、誰かがもし、故意に毒物を混入していたら!?」とペーさん。
「そうなるともう、無差別テロ行為ですね。
 これは死者の数や計画性などによるんですが、
 極刑もあり得ます。」
「極刑!」

テレビを見つめながら不安な表情を浮かべるビト、花、町村家の人々。
一馬も真剣な表情でしおりを見つめ・・。

「これは、壮絶な生き様を見せた男の、
 愛と正義の、物語だ。」


伊藤一馬法律事務所には、しおり宛てに出演依頼が殺到。
週刊誌には
『セクシーすぎる弁護士
 町村しおりは何者だ!?』
という見出しの記事。
「仕事になりませんね。電話の応対ばかりで。」当然一馬は面白くない。
「そもそも、先生のせいですよね。
 私だってこんなことやってる暇あったら、先生に色々教えて
 いただいて早く一人前の弁護士になりたいです!」
「・・しおりちゃん、じゃあ教えてあげよう。」
「はい!」
「弁護士の仕事というのはね、教わるもんじゃない。
 盗むもの。」
「・・・」
「以上。」

検察庁
「消毒薬に含まれる、有毒物質だな。」と古瀬刑事(北見敏之)。
「そう。クロメタホス。」と北川検事(甲本雅裕)。
「クロメタホスな。
 で、その食中毒事件、担当するんですか?北川検事が。」
「まあな。」
「・・で、何に含まれてたんですか?その有毒物質は。」
「まだ特定出来てない。」
「もし、私に出来ることがありましたら、何でも協力しますから。
 遠慮しないで声掛けて下さい。」
「遠慮しておきます。」
「・・・しかし、ここできちんとアピール出来れば、名誉挽回ですね。」
「古瀬さんこそ、大事な部下を二人も奪われて大変でしょう。」
「絶対早川ビトは黒なのに・・上手い事やられましたよ、あの弁護士に。」
「あの男だけはいつか絶対叩きのめしてやる。」

ビトの裁判で一馬にひっくり返されたことを
二人は根に持っているようで・・。


二人に噂されてなのか、その時一馬は大きなくしゃみ。
「先生花粉症ですか!?」としおり。
「花粉じゃねーよ。
 誰かがさ、俺のことすごい男だって噂しているわけよ。」
と相変わらず呑気。
「すごい男って。
 先生ね、正直テレビとか向いてないと思うんですよ。
 物凄く緊張しーなんだし。
 軽い気持ちでやって出来ることでもないでしょうし。」
「・・軽い気持ちじゃねーよ。」
「え?」
「いや。」
「先生、有名になりたいとか、それ以外に何か理由があるんですか?」
「いや。そんなもんないよ。
 あ、このあとさ、飯がてらちょっと鈴木さんところ回ってくるわ。」

外出先に向かう一馬。
「・・男の生き様・・俺の生き様。」
ふと、韓国レストランの前で足を停める。
「生き様か・・・。」

オムニ食堂の前で足を止め、考え込む一馬。
彼は韓国の人のようです。
テレビ出演を決めたのは、過去の自分を向きあうため?
それとも決別するため?


町村フーズの人々は、食中毒の原因に不安を抱えながら仕事を続けていた。
そこへ、銀行員・山根(石井正則)がやってくる。
山田はしおりに気があるらしい!
「びっくりでしたね、上原東小学校。」
「そうなんだよ。うちも気が気じゃなくてさ。」と宗助。
「あれですってね、玉子スープじゃないかって。給食の。」
「え?・・あ、そう?」
「お昼の番組でやっていました。」
「あっそう!」

その言葉に、宗助もビトたちもほっとする。

「ところで今日は何の用だい?融資だったらお断りだよ。」
「社長!困ったときはお互い様じゃないですか。」
「しょうがないね。じゃ、お茶でも飲んでいってよ。」
「ありがとうございます。」

「あ、じゃあ僕、配達に行って来ます。」とビト。
「お!頼むぞ!」

車に料理を詰め込むビト。そんなビトを手伝う花。
だがビトは、花が一緒にいた男の事を思うと、
どうしてもよそよそしい態度を取ってしまう。
『運転、気をつけて』
花が話し掛けようとしても、ビトは花から視線をそらしてしまい・・。

哀しそうに口を尖らす花。これも可愛い表情です。

食品を運んだあと、銀行に立ち寄るビト
残高、797,750円。
「・・・まだまだだなー。」

ビトは途中、花を買い、病院へ。
「リナちゃん!」
「あ!ビト兄ちゃん!」
「しーっ。」
向かいのベッドの患者がじーっと見ている。
ビトは「すみません。」と謝り、カーテンを引く。
「お見舞い来てくれたの?」
「うん。元気そうで良かった。」
「ありがとう!もうリナは全然大丈夫!」
「ほんと!?良かった!」
「ねえ、おはぎは?」
「え?」
「もう!お見舞いなんだからー。」
「そっかそっか!ごめん。慌ててて忘れてきちゃった。
 今度持ってくる。」
「本当!?」

そこへ母親が戻ってきた。
「ちょっと何やってるんですか!?」
「・・・」

病院の廊下
「もう今後、うちの子に近づかないで下さい!」
「・・どうして。」
「どうしてって・・
 ・・・別に、あなたが外国人労働者とか、そういうことを言ってるんじゃ
 ないですからね!」
「・・・」
リナと同室の老婆がやって来た。
「あまり刺激するような言い方しない方がいいわよ、こういう人に。」
そうリナの母親に小声で告げる。
「・・じゃあ失礼します。」
「・・・」

ビトはきっとこういう目に何度も遭っているんですね・・。
言い返すことも出来ず、無言で立ち尽くすビトが悲しい。


町村フーズに戻ったビトに花が歩み寄る。
「あ・・大丈夫だよ。」
ビトを手伝う花。
「・・・もう来るなって言われちゃった。
 あの小学生に。
 リナちゃんのお母さんに。」
「・・・」
「・・こういう人って何だよ・・。」
ビトを元気付けようと、花は微笑み、そしてビトの肩を叩く。
『私、嬉しい。』と身振り手振りで語りかける花。
「嬉しい?何で?
 ・・僕と?リナちゃん、が?
 え!?
 会わなくなるのが?
 僕とリナちゃんが?
 嬉しいの?
 え、何で?」
字を書いていく花。
『ヤキモチ』
「ヤキモチって・・。」
花は自分の豚のマスコットを見せる。
「あ、お揃いだね。」
『この子と、この子、は、コ・イ・ビ・ト!』
花はそう伝えると、ビトの小指に自分の小指を絡めようとする。
思わず拒んでしまうビト。
「・・ごめん。」笑顔で謝り、片付け始める。

カーテンの向こうでは、金太とブルが、二人のやり取りを
温かい目で見ていて・・。

和風居酒屋で食事する一馬。
「何かお勧めない?」
「ありますね。自家製のキムチ。
 あとチゲ鍋とかもお勧めですね。
 シメには、冷麺とかビビンバとか。」
「・・・いやここさ・・和風居酒屋だろ?
 店の名前母さんじゃない、これ。」
「あ・・つか今、韓国フェア開催中なんです。」
「フェア・・節操のねーな、まったく。」
「時代はグローバルですから。」

町村家
みどりのお手製キムチ、ナムルに舌鼓を打つ金太たち。

そんな中、花が町村家に住み込むことになる。

ビトは、夜のバイトの面接へ。
「へー。フィリピンの人?その割りに日本語上手いね!」と店長。
「ハーフです。国籍は日本で、生まれた時からずっと日本なんで。
 逆に、フィリピンの言葉、喋れないっていうか。」
「いやー、うちでも東南アジアの人何人か働いてもらってるけど、
 あっちの人っていうのは、みんな穏やかで、優しい人が多いよね。」
「はい!そうかもしれません!」

その時、店の奥から大きな物音。
酔っ払いが騒ぎを起こしていた。その酔っ払いは・・一馬だった!
「ここは、アジアの店ってこれはあれだよっ。
 日本はアジアか!?・・アジアだよ・・。」
「一馬先生!こんばんは。」
「お前何やってんのこんなところで。」
「知り合い?」と店長。
「僕の命の恩人というか。」
「大げさなんだよ。」と一馬。
「連れて、出てってもらえるかな。」と店長。
「え・・」
「出てってやるよ!こんなしけた店・・。」
店員たちに絡む一馬をなだめるビト。

2015年初夏 面会室
「あん時の一馬先生は、ホント最低だったよ。」
「そうだったか?」
「最低の上に最悪だよ。覚えてないの?」
微笑む一馬。
「弁護士たるもの、そうやって、記憶があいまいであることは
 許されるわけ?」と柏木刑務官(勝村政信) 。
「酔ってたんだよ。」
「絶対あのせいでさ、あそこのバイト不採用だったんだよ。
 フィリピンに対してかなり好意的なさ、店長さん。」
「悪かったって、何度も謝ったじゃないかよ。」
「でも、その時が、二人で初めて飲みに言った時?」と柏木。
「そう!
 それまで一馬さん、俺にメチャクチャ冷たかった。」
「そうか?」
「そうだよ。
 まあでも、その時はまだ、一馬さんの過去とか、
 全然知らなかったしね。」
「・・・」
「過去って?一馬さんの過去って何よ。」と柏木。
「あのね、」とビト。
「ビト、お前、よせ。」
「一馬さんさ、昔テレビ出たことあるんだ。」
「おい、その話やめろよ。」
「ちょっとちょっと!一馬さんテレビ出てたの!?」と柏木。
「出てたのっていや・・ちょっと、ね。」
「カッコイイ!」
「と思うじゃん。全然カッコ良く、」
「ビトビト!ほら、あれ、懐かしいな。
 初めて飲みに行った時さ、すごいカッコイイバー連れて
 行かなかったっけ?」
「・・・いや、一馬さんってさ、自分の都合のいいようにさ、
 頭の中で変換する癖あるでしょ。」
「そうか?」
「そうだよ。」
「・・・まあそうかもしんねーな。
 それはあれだ。
 過去はどうすることも出来ないから、せめていい思い出に摩り替えて、
 頑張って生きていこうっていう、知恵みたいなもんだな。」
「・・・なるほどね。」
「でもさ、その時そんなに冷たかったのに、飲みに行った時
 一馬さん冷たくなかったの?」と柏木。
「冷たくないけど、もう強引で強引で。」とビト。
「あの頃のビトは、花ちゃんのことでドキドキだったもんな。」
「・・・一馬さんさ、彼女はさ・・僕に出会わなければ・・
 幸せになれたんだよね。」
「・・・そんなことはねーよ。」
「な、ビトは、出会ったときから、花ちゃんにぞっこんだったの?」
柏木がき倶。

2009年 初夏
屋台で並んで飲むビトと一馬。
「バーカ。彼女は君の為に命がけだったわけ!
 それは惚れてるから!」
「僕に・・惚れるわけないよ。」
「惚れるわけないって・・」
熱燗を注文する一馬。
「日本酒あまり飲めないんで・・」
「いいんだよ。」
「もう・・本当に弁護士なんですか?先生。」
「君は俺のこと、好きだって言ったな。」
「先生は僕のこと、嫌いみたいだけど。」
「嫌いだね。大嫌いだね。
 君と関わると、根源的な自分と向き合わなきゃいけないような
 気になるんだ。」
「・・どういう意味ですか?」
「飲め!日本酒は・・日本人の魂だ。ヘヘヘ。乾杯!」
「乾杯!」
頑張って日本酒を口に含み苦い顔をするビトだった。

屋台を出た二人。
「ちゃんと帰れます?」
「大丈夫だよ、大丈夫。」
「ねえ先生って、実は結構寂しがり?」
「なあ、何で彼女が、君に惚れるわけねーんだよ。」
「え?」
「フィリピン人と、日本人のハーフだからか?」
「・・・フォークダンスで・・小学校の時ですけど、
 好きな女の子と、手をつないだ時に・・
 なんか汚いって、手ふりほどかれて。」
「・・・」
「それで僕の初恋は・・無残に散りました!ハハ。」
「・・・実はな。」
「はい?
 あ!ちょっと!!あれ、ヤバくないですか?」
コンビニに覆面をした男が入っていくのに気づくビト。
手にはナイフ。
「やべーな。」
一馬はカバンをビトに託し、歩き出す。
「え・・あ、ちょっと!」

店員にナイフを振りかざして脅す外国人の男に、
一馬は思い切りタックル!
「おいビト!ロープ!縛れるもの何でもいいから持ってこい!」
「え・・」
「これ使ってください!」店員がガムテープを手渡す。
必死に男を取り押さえる一馬。
ビトは男の足、そして手をガムテープでぐるぐる巻きにしていく。
「おめーみたいな外国人がいるから!」と一馬。

三島家
花が荷物を抱えて出てくる。
家の中からは楽しそうな子供の笑い声。

「見送りもなしか。」
花に声を掛けてきたのは、先日花が駆け寄った男(吉沢悠)。
「親戚だっていうのに、冷たいな。
 行こう!持ってあげる。」
花は笑顔で男の車に向かう。

公園
「あー。一仕事したあとの一杯は最高だな!」と一馬。
「一仕事って・・。」ビトも笑う。
「へへへ。」
「・・・怖かったー。」
「何言ってんだ。昔はブイブイ言わせてたくせによ。」
「・・・」
「・・・ビトは、人の罪被ったのか。」
「・・・」
「そいつ今何してるんだ?」
「・・・刑務所に入っています。
 もう何回目かの刑務所らしいです。」
「シャバにいるときは、今でも付き合いあるのか?」
「今は、もう全くありません。
 金ちゃんが噂で、なんか聞いたらしくて。」

立川刑務所
「あーあ。まっずいなぁ。」
食器を振り払う林(小栗 旬)。
「もう、やだぁ。
 おい!ビール飲ませろ!!
 ラーメン!ラーメン!ラーメン」
そう言いながら自分の頭を小窓に打ち続ける林。
暴れる林を取り押さえようと、刑務官たちが駆けつける。
林は刑務官たちに、次々と殴り掛かり、蹴り飛ばし・・。

公園
「刑務所の中でも問題起こして、刑期が伸び伸びになっているとも
 聞きました。」
「どうしようもねーヤロウだな。」
「あの人にだけは・・本当にもう関わりたくないです。」
「でも出所して訪ねてきたら?」
「林さんとは、もう完全に、縁切ってますから。」
「じゃあもう会うこともないか。」
「・・もう辞めましょう、この話は。
 振り返っても・・何もいいことない。」
「・・・過去との、決別か?」
微笑みあう二人。

町村フーズ前
「本当に、大丈夫?
 親戚の人の代わりに、説明とか挨拶とかしないと。」
男の言葉に笑顔で首を振る花。
「わかったわかった。
 じゃあ、折を見て。
 じゃあね。」

丁度そこへ、ビトが現れる。
思わず姿を隠すビト。
花の笑顔を見つめながら、複雑な思いに駆られ・・。

屋上
花から貰ったブタのマスコットを見つめながらため息をつくビト。

花はビトに忍び寄り、ヒザをカックン!
「うぉ!!びっくりした・・。」
花が語りかける。
「うん?
 ・・あ、今日から?
 よろしく・・お願いします!
 こちらこそ、よろしく。」
辺りを見渡した花は、植木鉢に掛かっていた赤いリボンに気づき、
それを手に取る。
ビトの指に触れようとする花。
初めは拒否しようとするビトだったが、花はビトの腕を掴むと、
リボンをビトと自分の小指に結ぶ。
嬉しそうのはしゃぐ花。
「・・・あ、僕明日早いし、もう寝るね。
 お休み。」
ビトはそう言い、花を残して部屋に戻ってしまう。

食中毒事件を担当する 北川検察官は、上原東小学校への
納品先一覧の中に 「町村フーズ」 の文字を見つけ・・。
「町村フーズ・・ここ、確か・・。」

そこへ、科捜研の島谷がやってくる。
「特定できたか?」
「はい。」
「クロメタホスが混入されていた食品は?」

昼休み中、帝国食品のもち米を手に取るビト。
リナにおはぎを作ろうと思ったのだ。
花はちょっと嫉妬しながらも、手伝いはじめる。

バナナおはぎ。オレンジおはぎ。りんごおはぎ。
試食しながらいろんなおはぎを作っていく二人。
イチゴおはぎは大成功!
気づくと朝になっていた。

イチゴおはぎを手にリナの見舞いに行くビトと花。
ぐっすり眠っているリナを起こさないよう、
『早く元気になってね!
 ビト兄ちゃんより』
と書いたメモとおはぎを置いていく。

事務所で『はなまるマーケット』を見ながら朝刊を読む一馬。
『正義の味方の二人組み
 強盗倒し夜の街へ』
一馬とビトの活躍が新聞に載っていた。
「正義の味方か・・。
 頭痛い頭痛い頭痛い・・。」

テレビから記者会見の中継が流れる。
「集団食中毒事件、原因が特定されました。
 原因は、赤飯に使用されたもち米に混入していた、
 クロメタホスという農薬・・」

「もち米!!」
慌てて実家に電話をするしおり。
「どうしたの?」と一馬。
「この赤飯納品しているのうちの実家なんです!!」
「・・え!?」

信号待ちをするビトと花。
「やばい!早く戻らないと、仕事の時間だ!」
ビトの横顔を覗き込む花。
ビトが花の視線に気づく。
犯あは微笑み・・そしてビトと手をつなぐ。
びっくりするビトだが、彼女の手を受け入れ・・
そして二人は手をつないで歩き出す。

その時、花は街頭ビジョンに気づく。
『集団食中毒の原因は"もち米"!
 納品業者の町村フーズを強制調査!』

「なんで・・」
ビトと花は、病院へと走り出す。

北川は、「町村フーズ」 に強制捜査を実行。
宗助やみどりは、ただ呆然とするしかなく…。

一馬はしおりと共にタクシーに乗り込みながら宗助に電話をする。
「もしもし、町村さん。心配しないで。僕も一緒に行きますんで。
 でね、あの、余計な事一切喋らないで下さい。
 ええ、何も答えなくていいですから。
 僕が何とかします。
 それでね、ご家族の方も、従業員の方も、顔を映されないように
 して下さいね。
 ええ、後々、面倒な事になりますんで。
 はい。」

「先生と一緒にすぐ来てくれるって。」宗助がみどりたちに知らせる。
「先生というのは、もしかして伊藤一馬先生のことですか?」と北川。
「・・・」
「伊藤先生にはこの前一杯食わされましたからね。
 今度は僕も頑張らないとな。」
「・・・」
町村フーズには古瀬刑事も来ていて・・。

病院に到着したビトと花が見たものは・・
容態急変しタンカで運ばれていくリナの姿。
突然、花も倒れてしまい・・。


ビトが花の小指を避けたのには、初恋の辛い思い出があったからでした。
子供って、残酷です。
その言葉が彼の中ではずっと引いてしまっていたんですね・・。

そんなビトの小指に赤いリボンを結ぶ花。
『私達は運命の赤い糸で結ばれている』
花はそう伝えたかったのでしょうか。

一緒におはぎを作り始める花とビト。
帝国食品のもち米が怪しいのに・・。
玉子が原因らしい、というワイドショーのコメントに
安心してしまったのかな・・。

クロメタホス・・ 消毒薬に含まれている有毒物質と説明がありましたが、
農薬として使われていたのか、それとも故意に混入されたのか?
悪いのは帝国食品ですよね。
この場合、町村フーズも責任を問われてしまうのでしょうか。


2015年の一馬の言葉。
「過去はどうすることも出来ないから、せめていい思い出に摩り替えて、
 頑張って生きていこうっていう、知恵みたいなもんだな。」

過去の悲しい思い出をいい思い出に摩り替えて頑張っていく・・
摩り替えたくなるほど辛い思いを一馬はしてきたんですね。
そんな悲しみ、辛い思い出があるなんて・・。
現実逃避というのはわかるけど、過去からも逃避してしまう。
このセリフはショックでした。

2015年のビトの言葉。
「・・・一馬さんさ、彼女はさ・・僕に出会わなければ・・
 幸せになれたんだよね。」

2015年のシーンは、ビトに面会に来た一馬、そして柏木刑務官との
やり取りのみ。同じ日という設定ですね。
ラスト1〜2話で、その後が描かれるのでしょうか。
花ちゃんはどうしているのか。
2015年の花は、幸せじゃないの?
ちょっと思わせぶりなセリフが気になります。

林役の小栗さんの狂った演技、迫力ありました!
ビトは過去に林の罪を被って刑を受けた。
その林が、とうとう出てくるようです。



ランキングに参加中!応援クリックよろしくお願いいたします。
人気blogランキング    TV Drama Ranking



B001VEH35Oありあまる富椎名林檎EMIミュージックジャパン 2009-05-27by G-Tools


19??年
 伊東弁護士、高校時代に事件を起こす?
 その後伊東一馬と名前を変える。

2000年春、甲斐と林のグループ、乱闘。

2005〜6年
 花、声を失う。

2009年
 ビト、花と出会う。
 ビトの夢は、無国籍料理のレストランを開くこと。
 覚せい剤所持を疑われる。

2009年4月 第一回公判
 第二回公判
 第三回公判
 第四回公判
 第五回公判
 一週間後 判決 無罪


2010年
 ビトの刑が確定。

2015年春、ビト、拘置所に。

公式HP

【キャスト】
早川ビト … 松本 潤
三島 花 … 新垣結衣
町村しおり … 小池栄子
金太 (河井金太) … 徳山秀典
ブル (風間健児) … 鈴之助

古瀬刑事 … 北見敏之
高柳刑事 … 池内博之
北川検事 … 甲本雅裕
裁判官  … 神保悟志


林 誠司 … 小栗 旬
近藤
甲斐

柏木啓介 … 勝村政信
山根(石井正則)
相模 陽太郎(吉沢 悠)


町村宗助 … 前田 吟
町村みどり … いしだあゆみ
伊東一馬 … 中井貴一


【スタッフ】
制作著作 … TBS
脚 本 … 宅間孝行
プロデューサー … 瀬戸口克陽
成麻畝子(高成麻畝子)
演 出 … 石井康晴
坪井敏雄
音 楽 … 山下康介
主題歌 … 椎名林檎 『 ありあまる富 』
2009年5月27日 (水) 発売
/ EMI ミュージック・ジャパン


松本 潤さんの主な出演作品



新垣結衣さんの主な出演作品


12:28 | CM(2) | TB(2) | スマイル | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ガッキーやばいっす。
超可愛いっす。
もう、ストーリーが二の次になってしまうほどです。が、ちゃんと追えています。まだ大丈夫。
食中毒事件が思った以上に大事(おおごと)になりそうですね。単なる事故なのか、悪意ある事件なのか、あるいは事故なのに悪意が介入するのか、気になります。あまり嫌な展開になってほしくないんですが。
リナはおはぎを食べたっぽいし花ちゃんは倒れるし、おじさんとても心配です。面会室の3人の様子を見ると、それなりにハッピーなエンディングを迎えるんだろうけど、それでもドキドキする展開ですね。
Posted by マンデリン at 2009年05月02日 16:50
ちーずさんこんばんは、花は親戚の家で暮らしていました、踏み切りの先にランドセルを掛けたのはイジメなのかな?小学校のマスコミの中で立ちくらみを起こす花から両親のどちらかが事件を起こしちょうど「アイシテル」のようにマスコミに追いかけられたトラウマなのかな?元々片親だったのか重圧に耐え切れずに亡くなったのかは判りませんが一度沈静化した事件を取材に来た週刊誌の記者に、言葉を失ったフリをした事を続けているなんて妄想しています!遮断機からランドセルを取ってくれたビトはヒーローで憧れのお兄さん、本屋で再会した花が冷たい親戚から又救ってくれる運命の人に思えたのかも?

ビトの花が「僕に出会わなかったら幸せになれたんだよね?」言葉から花が自分の過去をさらけ出してビトの擁護のために証言したように思われます、一馬の「そんな事ねーよ!」がビトを助けるために自分の過去もさらした事を後悔していないという意思表示に聞こえました!フォークダンスの件は昔の小学生ならハーフとか関係なく照れた気がします!

一馬は韓国人の血をもっているようですね!日本人として生きる事を貫く一馬が日本料理にこだわり韓国料理を出す店に荒れてしまうのは母親の料理を思い出すからかな?コンビニの強盗にタックルする一馬に過剰防衛をしてしまった過去がよぎります!そのときに弁護してくれた恩師にならって弁護士を目指したとか、テレビに出たがるのは差別を無くす意見が言いたいからとか差別したマスコミに対する被害者家族や加害者家族の苦悩の真実を伝えたいとか?

残念なのが松本さんがハーフに見えないところです、リナの母親や病室の老婆の偏見なのですが普段から見慣れている松本さんの役が日本で生まれたハーフなので「ドク」のようなたどたどしい日本語もなく(花の失語症もあるのですが…)いまいちの設定かな?自分がどんな設定にするか考えると天晴れですが〜

「歌姫」で見せてくれた脚本力、相武さんと長瀬のロマンスに続き松本さんと新垣さんもありかな!リナへの嫉妬を表す『ヤ・キ・モ・チ』に自分だけではなく松本さんもやられそう〜
Posted by けた at 2009年05月02日 20:32
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

スマイル 第3回 感想
Excerpt: 『君の笑顔を避ける理由』
Weblog: ぐ〜たらにっき
Tracked: 2009-05-02 19:43

TBS「スマイル」第3話:君の笑顔を避ける理由
Excerpt: 北川検察官と古瀬刑事の、あの表情と懲りない物言いを目にしては、町村フーズへの強制捜査も作為的に見えてしまいますが、納品された米が原因なのは間違いなさそうですが。
Weblog: 伊達でございます!
Tracked: 2009-05-04 16:01
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。