2009年12月30日

ガリレオスペシャル『容疑者Xの献身』

ガリレオスペシャル『容疑者Xの献身』

貝塚北警察署の管轄内で男性の死体が発見された。
顔はつぶされ、指も焼かれて指紋が消されていたが、
程なく身元が判明する。

刑事の薫(柴咲コウ)は先輩の草薙(北村一輝)と共に、
容疑者である被害者の別れた妻の靖子(松雪泰子)に話を聞く。
しかし、彼女には完ぺきなアリバイがあった。

いきなり壁にぶつかった二人は"ガリレオ"こと天才物理学者の
湯川(福山)に相談を持ち掛ける。

そんな中、靖子のアパートの隣に住む高校の数学教師、
石神(堤真一)が湯川の親友だったことが分かる。
湯川によると、石神は本物の天才だという。
やがて湯川は、石神が事件に深くかかわっているのでは
ないかと考える。

gooテレビ番組より

原作がすごく面白くて、一気に読みきってしまったので、
映画、見たかったんですよね。
期待通りの一本でした。


隣の部屋の目覚ましの音。
母と娘の日常の会話。

その物音で目覚めた石神の表情はどこか幸せそう。

ホームレスが暮らす川沿いの道路が石神の通勤路。
『手づくり弁当』でお任せ弁当を伏せ目がちに買いながら、
店長・靖子を時々盗み見。
「いってらっしゃい!」靖子の声に振り返る石神。

靖子のアパートに元夫・富樫が突然訪ねてきた。
靖子は追い返そうとするも、富樫は勝手に上がりこむ。
夫と娘の美里とは血のつながりはなく、
娘の着替えを覗いたり、をキャバクラで稼がせると言い出す。
美里は部屋のスノーボールで富樫の頭を強打。
怒った富樫は二人に暴力を振るい、
二人は富樫を殺してしまう。
午後7時。
そこへ、隣の部屋に住む石神が物音に気付き、やってくる。
靖子は冷静を装い、ごきぶりを退治していたと何とか
ごまかそうとする。
「花岡さん。ゴキブリじゃないんでしょう?」
「・・・」
靖子は石神を部屋に招きいれ・・・。


大森の河川敷で男の焼死体が発見される。
遺体の側には盗難自転車。
衣服は燃やされ、遺体の指紋は焼かれ、顔は潰されていた。

被害者の身元はすぐに判明する。
富樫慎二39歳無職。出身地は静岡県浜松市。
血液型はA型。
死亡推定時刻、12月2日(火)午後6時から10時の間。
現住所は川崎市幸区だが、家賃が払えず
この一ヶ月は簡易旅館を転々としている。
被害者は事件の一ヶ月前から大田区蒲田の旅館扇屋に
泊まっていて、鍵を持ったまま行方不明となっていた為
盗難届けが出されていた。
旅館の室内から検出された毛髪のDNAと被害者のものが一致。
指紋も現場に乗り捨てられていた自転車に付着していたものと
一致。
よって、死体の身元は富樫慎二と判明。
凶器はねじれのある布状の紐。

靖子の家を訪ねる草薙(北村一輝)と 内海薫(柴咲コウ)。
薫の視線は花岡家のコタツのコードへ。
ねじれのあるコードではなかった。
12月2日のアリバイを確認すると、
靖子は娘と映画を見て、ラーメンを食べ、カラオケに
行ったと答え・・・。

帰り際、二人は石神とすれ違い、富樫の写真を見せ、
心当たりはないか、12月2日に変わったことはなかったか、
など質問する。
その時、石神が湯川や草薙と同じ大学出身だと気付き・・・。

警察に見つからないよう、公衆電話から靖子に電話をする石神。
映画の半券を引き出しでなくパンフレットに隠すよう
指示をする。
不安そうな靖子に、石神は
「大丈夫です。私の論理的思考に任せて下さい。」と答え・・・。

「刑事の勘」で靖子に引っかかりを覚える薫。
だが、靖子親子のアリバイは完璧。
映画の半券もパンフレットの間から見つかった。

草薙と薫は湯川を訪ねていく。
最初は気乗りしない様子だった湯川だが、
容疑者が美人と聞くと食いつく!
そして、その隣りに住んでいるのが石神と知ると、
「本物の天才は石神だけだ。」
湯川曰く、石神は数学にしか関心がないらしい。

その石神は高校で数学教師をしていた。
熱心に問題を説明する石神だが、
生徒のほとんどは無関心。

靖子は石神からの電話に、美里の学校にも刑事が来たと報告。
「私の指示に従っていれば、心配いりません。」
「石神さん。」
「はい。」
「どうして私達を、助けてくださるんですか?」
「・・・あの男に苦しめられていたんでしょう?」
「そうですけど・・」
「あなたの店で弁当が買えなくなると、僕は困りますから。」
「・・・ありがとうございます。本当に。」
「また明日。」
「はい。」

「すごいね。
 全部石神さんの言う通りになってる。」と美里。

公衆電話、石神の表情はとても穏やかで・・・。

アパートに戻ると、湯川が立っていた。

石神の部屋
「17年ぶりだな。」
「ああ。」
楽しそうに酒を飲み交わす二人。
「どうして、高校の教師になったんだ?
 君は大学に残って、研究者になると思ってた。」
「うん。そのつもりだったよ。
 でも親が寝たきりになってね。
 大学院に残るわけにはいかなくなったんだ。」
「そうか。」
「まあしかし、数学の研究はどこでも出来る。
 場所は関係ない。」
「そうだな。」
部屋には雪山のカレンダー。
「まだ、登ってるのか?」
「うん、時々ね。」
「山登りは数学に似ている。
 頂上は一つ。
 そこに行き着く何通りもの方法から、
 最もシンプルで合理的なルートを見つけ出す、か。」
「しかし数学には、まだ前人未到の山が残ってる。」
そう語る石神に、湯川はある問題の判定を頼む。
早速机に向かい問題に取り掛かる石神。
湯川は楽しそうに石神を見つめながら、
いつの間にか眠ってしまう。

押入れから布団を取り出す石上。
押入れに隠したコタツ布団のコードと、湯川の顔を交互に
見つめ・・。

早朝
いつものように靖子が出かけていく。

その物音に湯川が目覚める。
石神は湯川に問題の間違いを指摘。
「たったの6時間か。天才は健在だな。安心したよ。」

一緒にアパートを出る二人。
「お隣りさん、殺人事件の容疑者だって?」
「そうらしいな。」
「付き合いは?」
「挨拶程度さ。
 毎朝お隣りさんがやってる弁当屋で弁当を買うんで。 
 その時に顔を合わせるけどね。」
「もったいない。美人なんだろ?」

ホームレスたちが住む川沿いの道
「なかなか興味深い通勤コースだ。」
「いつもと同じ光景だよ。
 彼らは時計のように、正確に生きている。」
「人間は時計から解放されると、かえって規則正しい
 生活になる。面白い。」

空っぽのベンチの横に荷物が一つ。

「湯川。」
「うん?」
「君はいつまでも若々しいな。」
「・・・」
「羨ましいよ。」
「お前らしくないことを言うんだな。」
「・・・ろくなもてなしが出来なくて、悪かった。」
「最高のもてなしをしてもらったよ。」
「じゃあ。」
「じゃ。」
握手をして別れる二人。
湯川は足を止め、去っていく石神をしばし見つめる。

湯川は薫を遺体発見現場に呼び出す。
「被害者の遺体はどこにあったんだ?」
「どうしたんですか?急に事件に興味を持ったの?」
「君達が考えている事件の流れを教えてくれ。」
「犯人の花岡、・・・容疑者は、被害者とここで待ち合わせを
 していた。
 被害者は駅で自転車を盗み、ここまでやって来た。
 そして、犯行が行われた。」
「なぜ自転車に乗ってきた?」
「え?被害者の指紋が残っていたからです。」
「なぜ自転車に指紋が残っていたんだ?」
「なぜって。」
「遺体の指まで焼いた犯人が指紋を拭き忘れるのは変だ。」
「慌てていたんじゃ?」
「慌てていた。慌てていた割には服を燃やそうとした。
 一刻も早く逃げたいはずなのに。」
「何が言いたいの?」
「犯人は被害者の指紋をわざと自転車に残したんじゃないのか?」
「犯人が?何のために?」
「被害者が自力でその自転車に乗ってここまで来て、
 この場所で殺されたと見せかけたかったから。」
「待ってください!つまり、富樫慎二は、別の場所で
 殺されて、ここに運ばれたって言うんですか?」
「・・・」

「自転車は、12月2日の午後4時から11時の間にここで盗まれました。」
「随分正確な時間がわかるんだね。」
「持ち主から盗難届けが出されていたから。」
「盗難届け。」
「持ち主の主婦は自分の自転車をここにチェーンで
 繋いでいたそうです。」
「どうしてわざわざそんな自転車を選んだんだ?」
「え?」
「チェーンなんかついていない自転車の方が多いじゃないか。
 これは鍵さえ掛けられていない。」
「あ。」
「僕の推理を言おう。
 その自転車は買ったばかりの新品だった。違うか?」
「え・・。わざと新品を狙ったの?何のために?」
「自転車の持ち主にどうしても盗難届けを出して欲しかった。」
「え!?」
「そうすれば犯人にとって何か都合の良いことが起きるからだ。」
「都合のいいことって何ですか?」
「さっぱりわからん。」

仕事を終えた石神を、湯川が待っていた。
「・・・どうしたんだ?」
「食事を何にしようかと考えていたら、
 君がいつも買っている弁当のことを思い出してね。」
「・・・それで、わざわざ?」
「気になってくるといてもたってもいられない性分でね。」

石神は湯川を靖子の弁当屋に案内する。
石神がいつも頼むお任せ弁当を注文する湯川。

そこへ、工藤という男がやってくる。
親しげに靖子に声を掛ける工藤。
湯川は鏡越しに、石神の表情が曇るのを見逃さなかった。

帰り際、湯川は石神を呼び止める。
「石神。
 数学の新しい問題を一つ思いついたんだ。
 誰にも解けない問題を作るのと、
 その問題を解くのでは、どちらが難しい?
 ただし、答えは必ず存在するとする。」
「・・・興味深いね。考えておこう。」
「考えてみてくれ。」

逆方向に歩き出す二人。
その表情はどちらも険しく・・・。

夜、靖子に電話をする石神。
「今日は、驚かせてしまってすみませんでした。
 彼は湯川といって、大学時代の同期なんです。
 湯川はとても頭のいい男です。
 彼には気をつけて下さい。」
「わかりました。」
「・・・あの。」
「はい。」
「今日僕達がいるときに入ってきたお客さん・・」
「え・・あ・・知り合いなんです。昔ちょっとお世話になって。
 あの人が、何か。」
「いえ。別に。」
「・・・」
「湯川に勘繰られたくないので、次のカードを切ることに
 します。」
「次のカード?」
「美里ちゃんに代わって下さい。」

「美里、石神さんが話したいって。」
「え・・
 もしもし。」
「君があの夜、偶然会った友達は、誰だったっけ?」
「くるみです。森野、くるみ。」
「そのことは警察にはまだ言ってないよね?」
「石神さんに、まだ言っちゃいけないって言われたから。」
「じゃあ、僕がこれから言うことを良く聞いて。」

大学に薫がやってくる。
「湯川先生、何やってるんですか?」
「不要になった書類を処分しているんだ。
 シュレッダーは信用出来ないからね。」
「何かわかったんですか?」
「何かって?」
「花岡靖子の店に行ったでしょう?」
「・・・弁当を買いに行っただけだ。
 石神がいつも行ってるっていうから連れていってもらった。」
「ごまかさないで下さい。
 やっぱり先生も、花岡靖子を、」
「喋りたくないな。」
「え!?」
「僕は個人的興味で動いているんだ。
 警察に協力するためじゃない。」
「こっちだって情報提供してる、」
「悪いが帰ってくれ。
 それとも、捜査妨害で僕を逮捕するか?」
「・・・何なの一体!」

そのことを城ノ内桜子(真矢みき)相手に愚痴る薫。
「わかるな。そりゃ個人的興味も湧くわよ。
 美人だもの。」と桜子。
「そういうことじゃないと思うけどな。」
「大事な事よ。
 きっと沢山いるわよ。
 彼女目当てでお弁当屋の常連になってる人。
 私もいるもん。私目当てで解剖に来る刑事達。」
「・・・常連。」

薫は再び湯川の元へ。
「石神なんですね、先生が調べているの。」
「協力はしないと言ったはずだ。」
「石神はあの店に通いつめています。
 花岡靖子に好意を持っていると考えても不自然じゃありません。
 もしそうだとすれば石神には、花岡靖子の共犯者になる
 動機がある。」
「常連客は他にもいると思うが。」
「それに石神には、12月2日のアリバイがありません。」
「決定的な証拠にはならないな。」
「理由はもう一つ。
 先生の推理が正しければ、犯人はものすごく頭の良い
 人間です。
 天才なんでしょ?石神は。」
「・・・」

「富樫慎二を殺したのは、恐らく花岡靖子だろう。」
「それに石神が手を貸した?」
「いや、石神は流石に直接関わっていない。」
「関わってないって。」
「石神が事態を把握した時点で、既に富樫慎二は殺されている。」
「どうしてそう言いきれるんですか?」
「もし仮に花岡靖子に助けを求められたとしても、
 石神なら別の解決策を考えられる。
 殺人という方法は絶対に選ばないはずだ。」
「そんな残酷な人間じゃないっていうの?」
「殺人によって苦痛から逃れようとするのは合理的ではない。
 石神はそんな愚かな事はしない。
 殺害の事実を知ってしまった石神に出来たことは何か。
 事件の隠蔽が可能ならそれをしただろう。
 不可能なら、警察の追及を逃れるためのあらゆる工作を練る。
 花岡靖子のアリバイを作り指示を与える。
 どのタイミングで証拠を出すのか。
 刑事の質問にどのように答えればいいか。」
「彼女のアリバイは、全て石神の指示?」
「富樫慎二の指紋をわざと自転車に残したのも、
 皮膚を全部焼かなかったことも。」
「あれも計算?何のために?」
「わからない。」
「考えすぎですよ。どんな犯人だってミスはします。」
「あいつはそんなミスはしない。」
「数学は天才かもしれないけど、
 殺害は素人でしょう?」
「いや。
 殺人の方が彼には優しいはずだ。」

薫の電話が鳴る。草薙からだ。
「新しい証言が取れた。
 森野くるみという花岡美里のクラスメイトだ。」
「え・・
 はい。わかりました。」

「花岡美里が、映画館で同級生に会ったことを
 思い出したそうです。
 映画が始まる直前、午後7時、売店で顔をあわせたって。 
 その同級生の証言も取れました。
 花岡親子は、間違いなく日比谷にいたんです。
 富樫慎二が殺害された時間に。」
「・・・まさか。あり得ない。」
「・・・」

高校の職員室で弁当を食べる石神。
その表情には笑みが。

工藤の車の中
「ご馳走様でした。」
「また誘っても、いいかな。」
「・・・嬉しいんですけど、食事はなるべく、
 美里としたいんで。」
「今度は、美里ちゃんも一緒にどう?」
「・・・」
「美里ちゃんだって、事件のことで不安だと思うし。
 僕に何が出来るかわからないけど、
 出来るだけ力になりたいんだ。」
「・・・」

工藤の車を見送る靖子。
アパートの階段から自分と工藤を見つめる石神に気付き・・・。

部屋に戻った石神は・・・。

警察
富樫には賭博で負けた600万の借金があり、
複数の組織から命を狙われていたという新事実も判明する。

薫は草薙に石神を捜査したいと申し出るが、
非現実的なことは上には信じてもらえないと受け入れられず、
賭博場の捜査に加わる。

学校を訪れる草薙と薫。
学校はテスト中。
「石神先生の作る問題は難しそうですね。」と薫。
「難しくありません。単純な引っ掛け問題ですよ。」
「引っ掛け問題?」と草薙。
「例えば、幾何の問題のようで、実は関数の問題だとか。
 少し見方を変えれば、解けるはずなんです。」
「僕はわからないだろうな。」
「私も数学苦手だから。」
「で?どんな御用でしょう。」
「12月2日の夜のことをお聞きしたいんです。」
「何もなかったと、お答えしたはずですが。」
「こういうものをお借りしてきたんですが。」
「石神先生の勤務表です。」
「これを見れば思い出しやすいでしょう。」
「先生は、3日の午前中休まれていますよね?
 何かあったんですか?」
「風邪で体調が悪かったんです。」
「本当に?」
「本当にとは?」
「前日も午前中休まれてますよ。」
「それは、前の晩に数学の研究で夜更かしをしてしまったからです。
 おかしいですか?」
「いえ、先生がそういう理由で休まれることは時々あると
 聞いています。
 ただ二日続けてお休みになられたのは初めてだと、
 事務の方が仰られてましたよ。」
「何が仰りたいんですか?」
「3日に休まれたのは、前の晩、つまり2日の夜夜更かし
 されたから。何かにお忙しくて。」
「風邪です。翌朝起きたら体調が悪かっただけです。」
「なるほど。」
「最後に確認しますが、花岡靖子さんとは、隣人以上の
 付き合いはないんですよね?」と薫。
「・・・なにもありませんよ。本当に。」

工藤の車を尾行するレンタカー。
運転しているのは、石神。

工藤の車はホテルに到着。
その後、そのホテルに靖子が現れ・・。

「あなたが頻繁に会っている男の素性を突き止めた。
 あなたに聞きたい。
 この男とはどういう仲なのか。
 もし恋愛関係にあるというのなら、
 それはとんでもない裏切り行為である。
 私があなたの為に、どんなことをしたと思っているのか。」


コーヒーショップで話す工藤と靖子。
「実は僕のところに刑事が来た。
 例の事件のことで、靖子ちゃんについて色々聞かれて。」
「すみません。工藤さんに、ご迷惑をお掛けして。」
「謝らなくていいんだよ。別に責めているわけじゃないし。」

そんな二人にカメラを向ける石神。

「私はあなたに命じる権利がある。
 即刻この男とは別れなさい。
 さむなけば、私の怒りがこの男に向かうことに
 なるだろう。」


湯川、薫、草薙が中華レストランで食事をする。
「大学2年の時だった。
 キャンパスのベンチで、すさまじい速さでノートに
 図形や数式を書いている男がいた。
 確かに辛すぎる。」
「脳細胞が活性化するんでしょ。」
「辛さで脳細胞は活性化しない。」
「それで?」と草薙。
「僕は思わず尋ねた。
 君はどうしてそんなことをやっているのか?
 四色問題は、20年以上も前に証明されている。
 すると彼はこう答えたんだ。
 あの答えは美しくない。
 僕は嬉しくなった。
 同じ大学で、初めて話が合う人間を見つけたから。」
「それが石神だったのか。」
「石神は先生のライバルだったんですね。」
「僕は彼をライバルだと思ったことはない。
 そもそも、数学者と物理学者とでは、
 答えにたどり着くまでのアプローチが正反対だ。
 物理学者は、観察し、仮説を立て、実験によって実証していく。
 しかし、数学者は全て頭の中でシミュレーションしていく。」
「へー。」と薫。
「全然わかってないなお前。」と草薙。
「草薙さんはわかるんですか?」
「つまり数学者は、問題を様々な角度から見ることによって
 謎の正体を明らかにしていくわけだ。」
「あ。石神も同じようなことを言ってました。
 追試の話で、えー・・少し見方を変えれば、解けるはずだって。
 えー、何だっけ。」
「幾何の問題に見えて実は関数の問題。」
「彼らしいな。」
「そう、実は単純な引っ掛け問題。
 私の中学にもいたな、そういう意地の悪い、」
「さっきのコピーを見せてくれ。」
「は?」
「石神の勤務表。」
「どうしたんだ?」
「・・・」
「湯川先生?」
「・・・いや。何でもない。
 今日は本当にご馳走になっていいのか?」
「ああ。」
「ご馳走様。では失礼する。」
「おい!」「先生!」

石神の部屋
石神の家の電話が鳴る。
「はい。」
「湯川だ。君と話がしたい。」
「・・・悪いが、今夜はちょっと忙しいんだ。」
石神はホテルで撮った写真を印刷していた。
「いつなら会える?」
「・・・なあ湯川。
 週末、一緒に山に登らないか。」
「・・・」
石神のベッドの上には登山の道具が並べられていて・・。

週末
雪山を登っていく石神と湯川。
湯川は石神のペースについていけず、
そんな湯川を気遣うように振り替える石神。
湯川は手を挙げて答え、石神も手を挙げて答える。

二人の再会も、こんな挨拶でした。

喫茶店で話す工藤と靖子。
「これがうちのポストに入ってた。」
白い紙に
『花岡靖子に近づくな。
 彼女を幸せに出来るのは、お前の様な男では
 ない。』
との文字。
ホテルで会っている写真も同封されていた。
「誰が、何のつもりでこんなことを。」と工藤。
それを見た靖子は震えだし・・・。

アパートに帰宅すると、美里がカレーを作っていた。
「お帰り。」
「・・ただいま。」
「カレー作ったんだけど、食べる?」
「うん。」
「又あの人と会ってたの?」
「お世話になった人と、会ってちゃいけない?」
「そんなことしてたら、石神さんに嫌われちゃうよ。
 石神さんが味方してくれるの、きっとお母さんのこと、」
「やめて!!
 私は一生石神さんのことを気にしながら
 生きていかなきゃいけないの?
 これじゃ富樫が石神さんに変わっただけじゃない!!」
「・・・」

山小屋
「山に誘われるのは意外だったな。」
「今登らないと、もう一生機会がないかもしれない。」
「どういう意味だ?」
「警察が学校に来たよ。」
「警察は君を疑う根拠をほとんど持ってない。」
「疑っているのは、君だろう?」
「・・・面白い話を聞いた。
 君の問題の作り方について。
 幾何の問題と見せかけて関数の問題。
 つまり、思い込みの盲点を突く。
 それに気付いた時、僕は彼らのことを思い出した。
 君が毎朝見るホームレスたちだ。
 彼らは時計のように正確に生きている。
 あの時の君の言葉を、僕は取り違えていたようだ。
 君が言いたかったのは、ホームレスの彼らでさえ、
 時計の部品のように、何かの歯車となる役割を
 背負っている。
 違うか?」
「随分遠まわしな言い方をするんだな。
 君らしくない。」
「もうおしまいだ石神。」
「どうかな。
 本当は最後まで、証明出来ていないんじゃないのか?
 はっきりと、君の推理を言ったらどうだ。」
「・・・」
「・・・なぜ言わない。」
「君が友達だからだ。」
「・・・僕には・・友達はいないよ。」
「・・・」

翌朝、吹雪の中山を突き進む石神。
その後を必死に付いていく湯川。
「石神!」
振り返った石神の冷たい目。
次の瞬間、湯川は足を滑らせ・・・。

石神が湯川を助けに戻ってきた。
「もうすぐガスは晴れる。」

二人は山頂に到着。
「美しい。
 今の僕の人生は充実している。
 この景色を見て、美しいと感じることが出来る。
 ・・・なあ湯川。
 あの問題を解いても、誰も幸せになれないんだ。
 もう忘れてくれ。」
「・・・」

靖子の携帯が鳴る。
公衆電話からの着信に、取るのを戸惑う靖子。
「どうして出ないの?」美里が電話に手を伸ばす。
「ダメ!ダメ!!」
奪い合っているうちに、電源を押してしまった。
「・・・もしもし。」
「お宅の郵便受けに、手紙を2通入れておきました。
 白い封筒は今後必要になりますから、大切に保管して下さい。
 茶封筒に入れた手紙は、読んだら必ず処分して下さい。
 それから、私達が連絡を取り合うのは、これが最後です。」
「え・・あ、あの・・」
電話が切れる。

翌日
石神は自分が富樫を殺したと交番に自首。

その連絡は湯川にも届き・・・。

取調室
「富樫に会ったのは、12月2日の午後7時ごろです。
 私が帰宅すると、あの男がアパートの近くをうろついていました。
 私はすぐに、花岡靖子の別れた亭主だとわかりました。」
「なぜわかったんですか?」と草薙。
「彼女があの男から逃げ回っていることを、
 私は以前から知っていましたから。
 私は富樫に話しかけました。
 花岡靖子は、もうこのアパートには住んでいない、
 大森に引っ越したと。
 私は嘘の住所を書いたメモを渡しました。
 人気のない場所に、やつを誘い出すためです。」
「あなたは初対面で富樫さんを殺す事を決めていたんですか?」
「もちろん。」
「・・・」
「こたつのコードでやつの首を絞めて殺しました。
 身元がすぐにわからないように、顔にビニールシートを
 かぶせて、石で殴り潰し、
 指紋はバーナーで焼きました。
 衣類はナイフで切り裂いて、近くに転がっていた缶で
 焼却しました。
 アパートに帰ったのは、12時過ぎです。
 こたつのコード、バーナー、ナイフは、
 全て部屋にあります。」

石神の供述どおり、部屋から証拠の品が見つかる。

取調室
「花岡さんはそのことは知っているんですか?」
「彼女は何も知りません。
 下手に喋られて、警察に気付かれたらまずいでしょう?
 だから、一切連絡は取っていません。」
「それまでどうやって彼女と連絡を?」
「壁のマイクで彼女が話していることを聞くんです。」
「マイク?」
「彼女は娘さんと会話しているように見せかけて、
 実は私にメッセージを発しているんです。」

石神の部屋の押入れの壁から盗聴器が発見される。
「典型的なストーカーだな。」と刑事。

取調室
「どうして出頭しようと思ったんですか?」と草薙。
「・・・あの女が裏切ったからです。」

草薙と薫は靖子を訪ねていく。
「・・・石神さんが?」
「富樫さんを殺したのは自分だと。」と草薙。
「・・・」
「石神から、ストーカー行為を受けておられましたか?」と薫。
「・・・」

靖子は缶の中から白い封筒を取り出すし、
草薙たちに見せる。
それは、工藤に送ったものと同じ脅迫状と写真。

『あなたが頻繁に会っている男の素性を突き止めた。
 あなたに聞きたい。
 この男とはどういう仲なのか。
 もし恋愛関係にあるというのなら、
 それはとんでもない裏切り行為である。』

「こういう手紙、今までにも?」と草薙。
「・・・」

美里の部屋
声を殺して涙する美里。

靖子は缶の中にある、茶封筒の手紙を見つめ・・
そして草薙たちに頷く。

二人が帰ったあと、靖子は茶色い封筒の手紙を手に取る。

『花岡靖子様
 この手紙は、読み終えたら必ず処分して下さい。
 今後のお二人の行動を、指示させていただきます。
 これから又刑事達がやってくると思います。
 あなたは、何者かからストーカー行為を受けていたと
 仰って下さい。
 そしてこれまでどおり、警察からどんな質問を受けても、
 事実だけを語って下さい。
 そうすれば、お二人は守られます。
 工藤邦明さんは、誠実で、信用できる人物だと
 思われます。
 彼と結ばれる事は、あなたと美里さんが、
 幸せになる確率を高めるでしょう。
 花岡靖子様、私はあなたに感謝しているのです。
 人生に絶望し、全てを投げ出そうとしていた私を
 救ってくれたのは、あなたなのですから。』


靖子はこの手紙を処分できなかった。
靖子も美里も、石神の思いの深さに涙をし・・・。

留置所の中
石神の表情は穏やかだった。
天井のシミを見つめながら、4色の図形を思い描く。
「隣り通しが、同じ色になってはいけない。」

同じ頃、湯川も研究室の天井を見つめながら
大学で出会った時の石神との会話を思い浮かべていて・・・。

湯川の研究所に薫が訪れる。
「湯川先生・・・」
「・・・」
「コーヒー、入れます。」
「石神と再会した時、彼は僕にこう言ったんだ。
 君はいつまでも若々しいな、羨ましいよ。
 驚いたよ。
 石神という男は、自分の容姿を気にするような人間じゃ
 なかった。
 その時、僕は気付いたんだ。
 彼は恋をしていると。」
「・・・教えてください。
 石神は、一体何をしたんですか?」
「僕がこの事件の真相を暴いたところで、
 誰も幸せにはならない。」
「こんな終わり方でいいの!?
 石神が殺人犯すなんてあり得ないって言ったの、
 湯川先生でしょう?」
「・・・」
「私の知っている湯川先生は、
 感情に流されず、常に論理的で、
 誰よりも真実を追究する人でした。」
「・・・」
「もし先生が、痛みに耐えられないなら、
 私も、一緒に受け止めます。」
「・・・刑事ではなく、友人として聞いてくれるか?」
「友人として・・・。
 はい。」
「この事件の結論は、全て僕に任せてほしい。」

川を見つめながら話す湯川と靖子。
「あなたのアリバイは本物でしょう。
 12月2日の夜、あなたと娘さんは、実際に映画を
 見ていたんです。
 あなたは何も嘘をついていない。」と湯川。
「そうです。」と靖子。
「だから警察の追及にも耐えられた。
 でもあなたは不思議に思っていたはずです。
 なぜ嘘をつかなくていいのか。
 なぜ警察は、12月2日のことばかり聞くのか。」
「・・・」
「なぜなら、あなたが富樫慎二を殺したのは、
 その前日の、12月1日だったからです。」
「・・・」
「そして石神が・・・
 あなたと娘さんを守るために、
 あなた方の知らない、とてつもない犠牲を払った。」
「・・・」

留置所から拘置所へ移される石神。
そこへ草薙がやってきて、石神を取調室へ連れていく。
そこで待っていたのは湯川だった。

湯川は自分が突き止めた真実を石神に突きつける。
「富樫を殺したのは花岡靖子だ。
 君は、物音で犯罪に気付いた。
 そして犯罪の隠蔽に力を貸すことにした。
 しかし、死体が見つかれば、警察は必ず彼女達の所へいく。
 あの二人がいつまでもシラを通すのは難しい。
 そこで、君が立てた計画。
 もう一つ、別の他殺体を用意し、
 それを富樫と思わせることだった。
 大森で見つかった遺体は全くの別人だ。
 君は彼女達を守るために、もう一つ別の殺人をした。
 君が殺したのは、たとえ姿を消しても、
 誰にも気付かれない存在。
 恐らく、あのホームレスの誰かだ。」

『行列48時間』と重なり録画はここまで。

石神はホームレスの一人(ベンチに座っていた男)に
金を渡し、あることを頼んだ。
それは、富樫が所持していた宿の鍵を渡して
その宿で一日過ごしてもらうこと。
こうすることで、男の指紋や毛髪が部屋に残り、
遺体=富樫だと思わせるため。
男は夜になると富樫の服に着替え、石神と落合い、
石神が用意した自転車で大森へ。
そして石神はそこでこたつの紐を使い、男を殺害。
男を富樫と思わせるために顔を潰し、指紋を焼いた。
自転車の指紋を残すのは、宿の指紋と一致させるため。
そして、わざと出来すぎのアリバイを作り、
警察の疑惑を靖子に集中させた。
でも、靖子とホームレスは何の関係もない。
だから彼女は無実。

幾何の問題と思わせて関数の問題。
石神は富樫の死体とホームレスの死体をすり替え、
富樫の遺体はバラバラにしてどこかに捨てた。
愛する人を守るために、人の命を奪った。

湯川に事実を突きつけられても、それを認めず、
取調室を出ていく石神。

警察の廊下を歩く石神の表情はとても穏やかで・・・。

「花岡靖子様
 私はあなたに感謝しているのです。
 人生に絶望し、全てを投げ出そうとしていた私を
 救ってくれたのは、あなたなのですから。」


石神は、あのアパートで首を吊って自殺しようとしていた。
それを中断させたのは、玄関の呼び鈴の音。
訪ねてきたのは、隣りに越してきた花岡親子の笑顔だった。

それから石神は、靖子が教えてくれた弁当屋に通うように
なった。
美里も石神に「行ってきます!」と元気な声を掛けてくれた。

『私が何を言っているのか、
 あなたはおわかりにならないでしょう。
 それでいいんです。
 花岡靖子様、美里さま。
 本当に、本当にありがとう。
 どうか幸せになって下さい。
 私のことは全て忘れて下さい。
 決して罪悪感など持ってはいけません。
 あなたに幸せになってもらわなければ、
 私の行為は全て無だになるのですから。』


護送車に向かって歩く石神。
そこへ、靖子が駆けつける。

「石神さん!
 どうして私なんかのために。
 どうして!石神さん!
 ごめんなさい。」
「・・何を言っているんだ。わからない。」
「私達だけ幸せになるなんてそんなの無理です。
 私は償います。
 石神さんと一緒に、罰を受けます。」

「・・・どうして・・・どうして?どうして!」
泣き崩れ、号泣する石神。

「ごめんなさい」と繰り返し涙する靖子。

その後靖子は殺害を認めたが、
石神はそれを認めようとしなかった。

大学
湯川の下に歩み寄る薫。
「17年前、石神と初めて話をしたのがこのベンチなんだ。
 もし石神が、人を愛する事を知らないまま生きていたら、
 罪を犯すこともなかったのかもしれない。
 あいつは、それ程まで深く、人を愛する事が出来たんだ。」
「石神は、花岡靖子に生かされていたんですね。」
「・・・」

空から雪が落ちてきた。

海の底を捜索していた警察が、
スノーボールと遺体を発見する。


靖子とその娘が起こしてしまった殺人。
愛する人を救いたい。
その思いの為に、石神は完璧なアリバイと事件隠蔽の計画を
実行していく。

公衆電話から靖子に電話をする石神。
靖子に名前を呼ばれた時の一瞬の戸惑い、そして喜び。
電話を切ったあとの幸せそうな表情。

友達などいないと湯川に語っていた石神にとって、
きっと初めて感じることが出来た、人との繋がり。
冷え切っていた心が、温かい思いで満たされていき・・。

そして、次に芽生えた感情は、嫉妬。
でもそれさえも、石神の計算でした。

石神が守りたかったもの。
それは靖子と里美の笑顔。
ただそれだけの為に、
何の見返りも求めずに、
石神は人を殺し、
ストーカーを演じ、
全ての罪をかぶろうとした。

小説でもラストのくだりでびっくりしました。
愛する人の為に、まさかそこまでしていたとは!

人を愛する喜び。愛する人を守る幸せ。
それを達成できたという満足感。
そして靖子本人によりそれを壊されてしまい・・・。
連行されていく時に見せた笑みと、
子供のようにオイオイ泣く石神が悲しかった。

数学者と物理学者の頭脳戦。
尊敬しあう二人の辛い戦いに、最後まで惹き付けられました。

タイトルの『献身』という言葉が全て。
石神の靖子への献身的な愛、一途さが悲しかった。

小説も映画版も素晴らしかったです。



ランキングに参加中!応援クリックよろしくお願いいたします。
人気blogランキング    TV Drama Ranking



4163238603容疑者Xの献身
文藝春秋 2005-08-25

by G-Tools



B001I91A0G容疑者Xの献身 スペシャル・エディション [DVD]
ポニーキャニオン 2009-03-18

by G-Tools



主題歌 - KOH+「最愛」
B001ER4FPY最愛(DVD付)
KOH+
UNIVERSAL J(P)(M) 2008-10-01

by G-Tools



劇中歌 - 福山雅治「99」
B002A3O3MQ残響(福山☆冬の大感謝祭其の九ライブ3曲収録DVD付)
福山雅治
ユニバーサルJ 2009-06-30

by G-Tools



キャスト
湯川学 - 福山雅治
内海薫 - 柴咲コウ
草薙俊平 - 北村一輝
栗林宏美 - 渡辺いっけい
弓削志郎 - 品川祐
城ノ内桜子 - 真矢みき
工藤邦明 - ダンカン
富樫慎二 - 長塚圭史
花岡美里 - 金澤美穂
村瀬健介 - 林剛史
小淵沢隆史 - 福井博章
森英太 - 伊藤隆大
渡辺美雪 - 高山都
谷口紗江子 - 葵
平原瑤子 - 小松彩夏
草野球の監督 - リリー・フランキー(友情出演)
キャスター - 八木亜希子
コメンテーター - 石坂浩二(特別出演)
葛城修二郎 - 益岡徹
柿本純一 - 林泰文
花岡靖子 - 松雪泰子
石神哲哉 - 堤真一


スタッフ
製作 - 亀山千広
企画 - 大多亮
脚本 - 福田靖
音楽 - 福山雅治、菅野祐悟
監督 - 西谷弘   


福山雅治さんの主な出演作品



堤真一さんの主な出演作品






03:11 | CM(2) | TB(1) | ガリレオ | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちーずさんこんにちは、連ドラと違う湯川のテイストを楽しめました!

昔の友人という事で頑なに捜査協力を拒む湯川、薫たちの捜査内容からヒントを得て仮説を立てるが「あの問題を解いても、誰も幸せになれないんだ」の言葉がよぎり一歩が踏み出せない湯川が連ドラのキャラと少し違っていて…取調室で答えを突きつけるも認めない石神の罪を軽く出来なかった湯川の無念さが伝わってきました!

そしてトリックも巧妙でした、靖子たちを追及する薫たち、映画に行きラーメンを食べカラオケに行った事は事実でした、犯行のあと石神に言われ死体を処理する間に行ったのかと思いましたが違う男性を殺して富樫に見せかけたとは〜薫たちの質問がつぎの日の犯行についてなので嘘をつかずに挙動不審にもならないなんて、やられました!

工藤と会う康子を写真で写し脅迫する石神、彼の呟きからは献身という題名が合わなくて不思議に思ったのですが自供した石神の行動に納得!孤独に死を迎えようとしたとき引っ越してきた花岡親子の笑顔に救われ人との繋がりに喜びを感じたのでしょうね、毎日同じ道を歩いているのに挨拶する者もなく学校では授業を聞かない生徒たち、「行ってきます!」と元気に挨拶してくれる美里が愛おしくてしょうがなかったのでしょうね、警察に駆けつけた靖子に号泣する石神を見事に演じた堤さんも凄かったです、辛く悲しい結末でした!
Posted by けた at 2009年12月31日 16:09
けたさん、こんばんは。
『容疑者Xの献身』、面白かったですね!

この作品では石神演じる堤さんの演技に釘付けでした。
人を寄せ付けない雰囲気、
幸せを感じているときの表情の変化、
そして最後の号泣。
これも、永久保存します。

ドラマの続編も見てみたくなってきました。
Posted by ちーず at 2009年12月31日 21:19
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

容疑者Xの献身 (福山雅治さん&堤真一さん)
Excerpt: ◆福山雅治さん(のつもり) ◆堤真一さん(のつもり) テレビドラマ『ガリレオ』の劇場版『容疑者Xの献身』に、福山雅治さんは湯川学 役で、堤真一さんは石神哲哉 役で出演しています。 先日、仕事..
Weblog: yanajunのイラスト・まんが道
Tracked: 2009-12-30 11:55
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。