2010年01月24日

ブラッディ・マンデイ-シーズン2- #01

『今夜日本に核投下!!
 最凶テロの日本再起動計画・・・
 衝撃の首相暗殺1500万人の命が一瞬で!!
 止まらない悲劇に伝説のハッカーの孤独な戦いが
 今、始まる!!』


「今から2年前、正体不明のテロリストが、
 史上最悪の、殺人ウイルスを手に入れた。 
 やつらの目的は、日本でウイルステロを引き起こす事。
 計画の名は・・・ブラッディマンデイ。

 完璧なる計画を立てたのは、神崎潤、通称、J。
 (KANZAKI UN)
 国家転覆を狙うテロ集団を率いたJは、
 殺人ウイルスと、それを治療する薬の両方を
 所持する事になり、
 人の命を自在に操る神になれる、と考えていた。

 教団がウイルステロの陰に隠れた、真の目的に動き出す中、
 俺とTHIRD-iは、Jの背後に控える仲間、
 Kの存在を知る。
 俺の目の前に、姿を現してたKは・・・
 俺たちの仲間、安斎真子だった。
 (ANZAI)

 Kは、腐った日本を終わらせると言い、
 中性子爆弾を爆発させる気でいた。
 刻一刻と、タイムリミットが迫る中、
 俺とTHIRD-iは、爆破阻止へ奔走し、
 ついにKは、いや、真子の命と引き換えに、
 テロリストの計画を阻止した。
 
 だが、折原マヤは行方をくらまし、
 Jは、中性子爆弾の中身を持ち去り、
 姿を消した。

 テロは終わっていない。
 ブラッディマンデイはまだ、決して・・・
 終わっていない。」


FRIDAY 13:00
SAKHALIN
バスルーム、男を何度も蹴りつける折原マヤ(吉瀬美智子)。
『無口な男は・・・退屈ね』
マヤは男の耳元にそうささやくと、銃で男の肩を撃つ。

日本
新幹線の中、ある人物の携帯が鳴る。
その人物が赤い携帯を開く。
着信相手は「通知不可能」と表示される。

「皇帝の牙、手に入れました。
 計画は順調に進んでいるようです。」
マヤの手にはmicroSD 1GB。

「決行はいつだ?」男の声。
「明日夜8時。標的は・・・東京。」
「明日の夜、8時。東京。」
「核爆弾による、日本攻撃。」
マヤの電話の相手は、現内閣総理大臣・九条彰彦(竜雷太)だった。

ロシア人から盗んだものは、皇帝の牙、というテロ計画。
マヤは今総理の下で動いているんですね。


サハリン
『皇帝を止める事は誰にもできない!
 できる訳がない!
 我々の組織は・・・』
マヤは男の口に銃を突っ込み、『さよなら』と微笑むと、
ためらうことなく引き金を引く。

AT THE SAME TIME TOKYO
コンビニでカップ麺などを買い込み、ある部屋に戻る青年。
部屋の中には何台ものパソコン。
『爆弾』『霞ヶ関』『政治家みんな死ね』
等と書かれた掲示板の書き込みをチェック。
『爆弾製造マニュアル』というHPの『核爆弾』の項目を開く。

THIRD-i、
テロリズム対策機関として警察庁に設置された
整備局直属の実働部隊。
独自の捜査権限を保有し、その超法規的な活動により
警察機構内でも非公式とされている。

マヤからの電話を受けた九条は急遽、THIRD-iのメンバーに
召集をかけるのだが、そこに霧島悟郎(吉沢悠)の姿はなく、
指揮を取るのは新しくメンバーに加わった萩原太朗(嶋政宏)だった…。
萩原は、2年前の事件をもう一度調べさせる。

パソコンが並んだ部屋
核爆弾のことを調べる青年。

大学
「原子爆弾が投下されると巨大なきのこ雲が伴うのは、
 爆弾中心部で発生する高エネルギーが原因です。
 爆弾内部でウランの核分裂が進行し、温度を上昇させ、
 内部から放射されたエネルギーが周囲の空気と衝突し、
 閃光として示されます。」
九条音弥(佐藤健)の発表を小型カメラで撮影している学生がいた。

AT THE SAME TIME
MOSCOW
プルトニウムを日本から持ち出した、という人物が拘束される。
霧島が警察に呼ばれ、その男に会いにいく。
それは・・・Jだった。

パソコン部屋
掲示板にウイルスを投下する青年。

モグラが爆発を引き起こします。

オセロの駒を持つ手、黒と白。

『進め、神々の待つ所へ。
 賽は投げられた
 ジュリアス・シーザー』

めがねを掛けた男は、携帯にそのメッセージを受信し・・・。

コンビニでバイトをする高木藤丸(三浦春馬)。
あのテロ事件以降、多くの仲間を失ったショックがいまだ
癒えない藤丸は、浪人生としてひっそりと暮らしていた。

本を立ち読みしながら音弥を待つ朝田あおい(藤井美菜)。
「どっか外で待ち合わせろよ。」と藤丸。
「何言ってんの?藤丸も行くんだからね!」
「は?」
「やっぱ忘れてる。音弥の誕生日!」
「・・・忘れてないよ。」
「もう!音弥まで忘れてたらどうしよう。」

「忘れてません。
 悪いな。研究発表のあとに、教授と話し込んじゃって。」
音弥がやって来た。
「また褒められたとか?」と藤丸。
「よくわかったな。」
「はいはい、さすが!」

「藤丸!控え室のパソコン動かなくなったんだけど、
 ちょっと見てきてくれる?」
バイト仲間の水沢響(黒川智花)が藤丸の手を引っ張る。
「ごめん。
 前にも言ったけど、俺、パソコンとかそういうの
 詳しくなくて・・・出来ないんだ。」
「だっさ。」
響はそう言い捨て店の奥へ。

藤丸を心配そうに見つめる音弥とあおい。
「・・・いや、本当にやめたんだよ。
 パソコン捨てるとき、泣きそうだったんだぞ。」と藤丸。
「・・・」
「時間いいの?」
「・・ああ、本当だ。」
「バイト終わったら飛んで来い。」
「ああ。」
あおいと音弥がコンビニを出ていく。

FRIDAY 16:30
街中、転んでしまった老人に手を貸す若い女性。
女性の手にはバイオリンケース。

その女性は不動産屋と共にマンションを訪れる。
ベランダから景色を眺める女性。
その女性の美しさに見とれる不動産会社の男。
ところが、マフラーを外した女性の胸元には
龍の刺青が刻まれていた。
見てはいけないものを見てしまったと、目を逸らす男性。
申込書には『折原マヤ』と書いてある。
「・・・明日も内見の予約が入っていましてね。
 バスルームはこちらです。」
女性は白いコートを脱ぎ、男のいるバスルームへ向かうと、
腿に隠した銃で2発。男を射殺してしまう。

夜。
折原マヤを名乗る女性は、ベランダでバイオリンケースを開き、
ライフル銃の準備をする。

「こちらビースト。聞こえてる?レディーバード。」男の声。
「こちらレディーバード。準備完了。」
標的の先には、あおいと音弥・・・。
「まもなく作戦実行ね。」

街中に佇む赤いコートの男性。
「代々木、原宿、渋谷、恵比寿・・」

この男がビースト?

レストラン
「藤丸まだ繋がんない。」と音弥。
「バイト伸びたのかな。」とあおい。

そこへ、九条総理がやって来る。
「何でじいさんが来るんだよ。」驚く音弥。
「私がお願いしたんだ。
 お前は私の電話には出てくれないからな。」
あおいは音弥にごめん、と手を合わせる。
「一人暮らしは順調か?」
「・・まあまあです。」
「うん。大学はどうだ?専攻は確か、工学部の、」
「原子力の研究です。楽しいですよ。政治を学ぶよりも。」
「そうか。
 実は私のほうからお願いしておいて大変申し訳ないんだが、
 急用が出来てな。
 乾杯だけで、失礼させてくれないか。」

客の歓声に身体をひねる九条総理。
次の瞬間、レディーバードが放った銃弾がレストランの窓ガラスを
突き破る。
身体をそらしたお陰で総理には当たらなかった。
レディーバードが狙いを定める。
音弥は慌てて九条を床に押し倒す。
2弾目は、総理の左肩に当たってしまい・・・。

SPらが総理を連れ出すとき、総理のポケットから携帯が落ちた。
音弥はそれに気付き・・・。

『朝までバイトが延びちゃいました
 なので今日は行けなくなった』
藤丸は音弥にそうメールする。

コンビニの外には、赤いコートの男がアイスクリームを
食べながら藤丸を見つめていた。

SATURDAY 09:00
警視庁
2年前、THIRD-iのチーフだった加納生馬(松重 豊)は
捜査資料室に飛ばされていた。
その加納と南海かおる(芦名 星)がTHIRD-iに呼び戻される。

国立総合医科大学附属
救命救急センター・特別室
「銃弾は、左肩を貫通していましたよ。
 術後の経過は順調だそうです。
 早ければ、今日の午後にも退院は可能だと。」
秘書が音弥に報告する。

九条の携帯が鳴り、音弥はその携帯に出てみる。
「どちら様ですか?」
「その声は・・・音弥君じゃない?
 久しぶり。
 やだ、先生の声忘れちゃったの?」
「・・・折原マヤ!」
「ありがと。覚えててくれて。」
「どうしてこの携帯を知ってる。」
「ねえ、総理は?」
「あんたなのか?じいさんを撃ったのは。」
「死んじゃったのぉ?」
「・・・いや。」
「良かった。報酬がまだだったの。」
「どういうことだ。」
「ねえ、音弥君。久しぶりに会えないかしら。
 お爺様に渡してほしいものがあるの。
 必ず来て。今度こそ、日本が終わる前に。
 今夜8時、東京で、核が爆発するから。」
「・・・」

SATURDAY 09:30
「音弥!行っちゃダメ」
「・・・じいさんはテロリストと連絡を取ってた。
 本当のことを確かめたいんだ。」
「だったらせめてTHIRD-iに、」
「ダメだ!
 総理とテロリストが繋がってるなんて言えるか?」
「・・・」
「それにあの人たちは、俺たちの友達を見殺しにした。」
「・・・それでも、THIRD-iの人たちは日本を救ったよ。」
「藤丸の心を犠牲にしてな。
 ・・・このことは藤丸には言うな。いいな?」
音弥はそう言い、一人マヤの元へ。

SATURDAY 09:59
バイト帰り、街を歩く藤丸。

携帯の女性、藤丸の両隣の男性、公衆電話の男性。
藤丸は見張られているようです。


THIRD-i
「J周辺並びに折原マヤ、今回のテロに関わりそうな情報は
 ないようです。」
琢磨洋子(秋田真琴)の報告に、
「それはあなたが判断することじゃない!!
 転送して!」
澤北美姫(阿南敦子)が声を荒げる。
澤北のデスクには子供との2ショット写真。

そこへ、加納と南海がやって来る。
二人の姿に澤北の表情が一瞬緩む。

加納の「髪切った?」はアドリブかな?

会議室
苑麻孝雄(中原丈雄)が加納たちに萩原を紹介する。
「古い体制、は、既に私が一新いたしました。
 加納さんはこの2年、窓際部署にいらしたそうですね。
 早く現場の勘取り戻していただくとして。」と萩原。
「何だコイツ。」
「南海さんとは久しぶりですね。期待していますよ。」
「THIRD-iに来る前の上司でした。」南海が加納に言う。

「君たち二人に戻ってきてもらったのは、
 2年前のあの悲劇を繰り返さないためだ。」と苑麻。
「2年前の悲劇・・・。」と南海。
「ブラッディ・・マンデイ。」と加納。
「ブラッディマンデイ。」
「負けられねーな。」

パソコン部屋
闇サイトにウイルスをばら撒く青年。

フードをかぶった青年。
次のシーン、藤丸の黒いジャケットには同じフード。


藤丸が帰宅する。
「ただいまー。」
「お兄ちゃんお帰り!」妹の遥(川島海荷)。
「あー、ごめん。昼飯ならいらないよ。」
「何それ!せっかく作ったのに!」
「今夜いないんだっけか?」
「言ったでしょ。八木君と会うから。」
「八木君?誰だよ!」
「サッカー部の。この間話した子。」
「男の家なんてダメだ!」
「ファミレスで勉強!」
「勉強なら一人でやればいいじゃんか。」
「自分は勉強嫌いで大学行かなかったくせに。」
「俺は・・・責任があんだよ。保護者として。」
「・・・」
「だから男なんてダメだ!」
「ちょっと、それとこれとは関係ないでしょ!」
「サッカー部なんて100%遊び人だよ!」
「それが一番関係ないじゃん!」
「出てって。風呂入るんだから。」
遥のおでこを人差し指で押して追い出す藤丸。

藤丸は、風呂から上がるとベッドに倒れこみ・・・。

SATURDAY 14:00
THIRD-i
リストアップされた個人、組織にも怪しい動きはなく、
核使用設備も発見されず。
打ち込まれるとしたら国外からか?
タイムリミットまであと6時間。

「加納、さん。
 以前の核爆弾は、リモート制御の起爆装置をハッキングし、
 その設置場所を突き止めたと聞いております。
 今から、その時と同じ手段を用いること、出来ませんか?」と萩原。
「・・・」
「ファルコンをここに連れてこれないか、ということです。」
「あいつを巻き込むのはやめてくれ。
 もう普通の生活を送っているはずなんだ。」
「貴重な意見ありがとうございます。
 ですが、あなたの意見は聞いていません。
 ファルコンをここへ。」

藤丸の部屋
人影で目覚める藤丸。
「・・・あおい!」
「おはよ。」
藤丸の手には『起きろバーカ!』と落書きされていた。
「おい!・・・これ油性かよっ!」
「だって何しても起きなかったから。」
「あー。ご飯のことなら謝るよ。
 バイトが朝まで掛かっちゃってさ。
 やっべー。こんな時間だ。」
着替え始める藤丸。
「・・・昨日、音弥のおじいさんが撃たれたの。」
「そんなニュースあったか?」
「そしたら今日、おじいさんの携帯に折原マヤから電話があって。」
「・・・折原マヤ。」
「音弥が電話に出て言われたの。
 今夜8時に東京で核が爆発するって・・。」
「・・・悪い冗談はやめろよ。」
「それを確かめに音弥一人で折原マヤに会いに行ったきり、
 連絡取れないの。
 音弥が危ないよ。THIRD-iに連絡して、探してもらおうよ。」
「・・・俺、もう関わりたくないから。」
「・・・音弥は藤丸に迷惑掛けたくないって
 一人で行ったんだよ!
 心配じゃないの?」
「・・・」
「藤丸お願い。」
「・・・ごめん。それに、これからバイトだから。
 これ鍵。閉めてポストに入れておいて。」
「・・・」
藤丸はあおいを見つめ、そして部屋を出ていく。

バイト先に向かいながら、音弥に電話をしてみるが、
電話は繋がらなかった。

THIRD-i
「あの萩原って男・・・いやな男だね。」加納が南海に呟く。

オセロ、白い駒が黒に変わる。
次のシーンでは萩原。
でもそのめがねにはキーボードを叩く指が映っています。
そしてまた、オセロのシーン。白から黒へ。


『すべての創造の前に、
 まず破壊がある
 パブロ・ピカソ』

藤丸がバイトするコンビニに、偽折原マヤがやって来る。
「高木藤丸は?」
「えーっと奥にいるかなー。どちら様?」
「折原マヤ。」
女は拳銃を取り出し、店員、客に向けて撃ち始める。

丁度ウインドウの向こう側から飲み物を補充していた響は
隅っこに身を潜める。
ウインドーを開け、缶コーヒーを取り、飲み干すと、
殺し屋は店の奥へとやって来た。
響は急いで裏口から逃げ出し・・・。

藤丸が店に到着すると、既に警察が集まっていた。
藤丸の携帯が鳴る。
「今どこ?」と藤丸。
「逃げてーっ!!」響が叫ぶ。
「・・・」
「女の人が探してる!
 みんなを撃った人!
 藤丸、狙われてる!」
辺りを見渡す藤丸は、折原マヤに似た女性に気付く。
「響も逃げた方がいい。
 犯人の顔を見たなら響も狙われるかもしれない。
 今どこにいる?」

SATURDAY 15:00
澤北は萩原に、藤丸が勤めるコンビニで発砲事件が発生したと報告。
「現場の監視システムにリモートアクセスして下さい。」と萩原。

ネットカフェ
個室33番で落ち合う響と藤丸。
「・・・犯人見たんだよな?」
「・・・うん。」
藤丸に抱きつく響。
「・・・大丈夫。」
藤丸は響を落ち着かせると、モグラのイラスト付きの
メモリをパソコンに差し込む。

「・・・ごめん、嘘ついてて。
 俺ハッカーなんだ。」
藤丸はコンビニの監視システムに侵入。
「よし。
 ・・・辛いかもしれないから、見ないほうがいい。」
「・・・大丈夫。私も一緒に見る。」

その頃、THIRD-iでも同じ映像を調べていた。
折原マヤと名乗る人物の映像をアップにしてみると、
胸には竜の刺青。

「別人。」藤丸が呟く。
その映像が乱れ始める。
「誰かに攻撃されてる!」
藤丸は慌ててなにやら入力を試みるが・・・。

画面に蜂の絵とHORNETの文字がが現れる。
「ホーネット・・・。」

ネットカフェ店内を歩く女殺し屋。
「33番ブース、わかった。」
仲間に返事をし、藤丸のいる個室へ、
店員を撃ちながら進んでいく。

その物音に気付いた藤丸たちは・・・。

女が33番ブースの扉を開けると、誰もいなかった。

逃げながら音弥に電話をする藤丸。

音弥は藤丸の電話には出なかった。
その直後、背後からマヤが抱きつく。
「お待たせ。」
「・・・」

SATURDAY 15:44
藤丸は響を連れ、あるビルの一室へ逃げ込む。

パソコンにはモグラのスクリーンセーバー。
「何これ?」
「一応モグラだけど。
 ・・・パトロールしてるんだ。」
「え?パトロール?」
「犯罪やテロに繋がるようなサイトを、こいつを使って、
 退治してきた。」
「へーー。そんなことが出来るんだ!」
「ハッキングで中学の頃に捕まったことだってある。
 犯罪者だ。
 でも・・・やっぱり俺には、これしかないんだ。」
「なんか・・・カッコイイじゃん。」
「もう・・・2年前の事件は、繰り返したくないから。」

藤丸の部屋でセンサーが反応する。
『侵入者あり』
「隠れろ!」

スタンガンを手に、侵入者を待ち伏せる藤丸。
入ってきたのは、加納と南海だった。

南海が運転する車の中。
藤丸はあおいに電話を入れる。
「もしもし?」
「今どこにいる!?俺の家か?」と藤丸。
「・・・とっくに帰りました。いるわけないでしょ。」
嘘をつくあおい。
「そしたら、俺の家に帰ってくれないか?」
「え?」
「遥と一緒に逃げて欲しい。」
「音弥の話本当なんだ・・・。」
「とにかく遥を頼む。
 ・・・もし、東京が無事だったら・・・
 明日の夜にでも、一緒にご飯食べよう。
 昨日の埋め合わせ。」
「うん。わかった。」
手のひらの落書きを見つめる藤丸。
「・・・ありがとな、あおい。起こしてくれて。」
藤丸はそう言い、電話を切る。

「知ってたのか?核爆弾のこと。」と加納。
「8時でしょう?そのせいで俺は、THIRD-iに連れていかれ、
 捜査協力を求められる。」
「断ってもいいんだぞ。二年前の二の舞はごめんだ。」
「そのつもりはありません。
 ・・・ブラッディマンデイ、まだ終わってない。」

ビルの屋上
「今度は何が目的だ!
 どうしてじいさんと連絡を取ってる!
 今夜8時核が爆発するっていうのは本当なのか?」と音弥。
「真面目な質問ね。音弥君変わんない。」
「はぐらかせるな!答えろ!」
マヤが音弥に銃を向ける。
「手を挙げて。後ろを向いて。」
言われた通りにする音弥。
マヤは音弥の身体から九条の携帯を探し出し、
そこにSDカードを入れる。
「何してる。」
「これを総理に渡す事。
 頼みたいことはそれだけ。
 いい?」
次の瞬間、マヤが倒れこむ。
床に血が広がっていく。
今度は音弥目掛けて発砲され、音弥は急いでその場から逃げていく。

動物の切り絵の柄のシャツを着た人物がオセロをするシーン。

THIRD-iの廊下を歩く藤丸。
街中を急ぐ遥。
藤丸の部屋でアルバムを見るあおい。
あたりに気をつけながら走る音弥。

白に囲まれた4つの黒い駒。
これが、藤丸、遥、あおいと音弥?


ファミレス
遥の携帯が鳴る。
「もしもし遥ちゃん?留守電聞いたら掛けなおしてくれる?
 おうちに帰ってきてほしいの。」

遥は電話に出なかった。
「いいの?掛けなおさなくて。」と八木。
「・・・うん。
 私、今日は帰るつもりないから。
 八木君に聞いて欲しい、大事な話もあるし。」
「・・・」

高木家のインターホンが鳴る。
遥だと思ったあおいは、確認せずにドアを開けてしまう。
そこには、赤いコートを来た男が不気味な表情を浮かべて
立っていた。
あおいは慌ててドアを閉めようとするが、男に腕を掴まれ
動揺し、ドアを抑えていた手を離してしまう。

THIRD-i
「初めまして。高木藤丸さん。
 私が、」
「現在のTHIRD-i指揮官・萩原太朗。
 二年前に警察署より転任。
 サイバーホースのエキスパートで、THIRD-iの情報分析強化に
 務める。
 そのため、現場捜査官の規模は縮小。
 ここの内部のことなら大体把握しています。」と藤丸。
「ハハ。」加納が笑う。
「あ!例えば加納さん。
 出世の話があったのに断り、
 現場捜査にこだわった。
 しかし、その断り方がまずかったのか、
 上層部から怒りを買い、窓際部署に追いやられた。」
「おい!」
「アハハ。
 かつて、萩原さんの部下だった南海さんは、
 THIRD-iと警視庁とのパイプ役を頼まれていた。
 でも、二人とも、苑麻局長の指示により、
 呼び戻されたと。」
「THIRD-iの内部情報を調べていたんですか?」と萩原。
「あ、すみません。」
「問題ですね。大問題です!」
「でも、THIRD-iだけでなく、この2年、あの教団の動きについても、
 追っていました。
 俺の知る限り、既にヤツラの組織は崩壊したはずです。」
「だが、お前は狙われ、バイト先は襲われた。」
「もう一人の折原マヤに。」
「ファルコン、折原マヤ。
 やはり2年前のブラッディマンデイと関係があるのでしょうか。」
「だから音弥が狙われた。」
「総理の孫はどうした?」と加納。
「折原マヤから電話があって、急いで会いに行ったまま
 連絡が取れないんです。」
「わかりました。
 彼に関してはこちらで捜索を開始します。」と萩原。
「・・・それともう一つ、気になることがあるんです。
 ここに来る前に、テロリストと思われるハッカーから
 攻撃を受けて・・・やられました。」
「お前がか!?」と加納。
「ハッカーの名はホーネット。
 もちろん、ただ負けたわけじゃない。
 攻撃を受けている間、そいつのアクセスをモニタリング
 していたんです。
 ホーネットは俺を踏み台にして、
 航空会社のジャパンスカイラインにハッキングしていた。」
「航空会社?何の為に?」
「ここを見てください。
 モスクワ発、東京行きジャパンスカイライン421便の、
 到着時刻に遅れがないか調べている。」
「421便?
 霧島さんと神崎潤が乗っている便です。」と萩原。
「神崎潤?J!」と藤丸。
「国際指名手配され、モスクワに潜伏していたところを
 インターポールによる対応、現在霧島さんが輸送中。」と萩原。
「俺その情報聞いてねーぞ!」と加納。
「既に霧島さんが担当しています。
 あえて加納さんにお伝えする必要は、無かったかと思いますが。」
「・・・」

JSL NO.421 FROM MOSCOW TO TOKYO
SATURDAY 18:00
ロシア・ハバロフスク上空

機内、トイレに駆け込もうとするTHIRD-iの槇村。
その個室には、銃を持つ男が入っていた。

THIRD-i
「この飛行機の到着予定時刻は?」と南海。
「8時ジャストです。」と藤丸。
「核はその機内・・・。」と萩原。
「もし到着と同時に爆発すれば・・・。」と南海。
「東京が壊滅する。」と藤丸。
「次から次へとアホ共が!!」と加納。
「すぐにジャパンスカイライン421便と交信の手続きを取るように。
 核爆弾は、421便の中です!」

新潟上空
SATURDAY 18:30
『スカイライン421便、緊急メッセージがあります』
『了解』と機長。

「霧島ちゃんさー、この2年ずーっと僕のこと
 探してたの?」とJ。
「・・・」
「部下の敵討ちってわけだ。
 あ、ごめん。
 部下じゃなくて、婚約者だった。
 何だっけ?彼女の名前。
 なんとか、さおり?」
「・・・」
「ウイルスにかかっても結構しぶとく生きちゃってさ。
 さっすが、霧島ちゃんのフィアンセだけはある。」
「調子に乗るな。」
「でも忘れないでよ。
 霧島ちゃんなんだろ、僕の妹を撃ち殺したの。
 まだ子供だったのに。」
「・・・」
「ま、復讐は復讐を呼ぶってことだね。」
「・・・」

霧島が操縦室に呼ばれる。
「政府の要請で、あなたとお仲間と話せるように。
 どうぞ。」と機長。
「霧島です。」
「萩原です。
 東京への核爆弾によるテロの情報は、そちらに行っていますね?」「はい。ロシア連邦保安庁から大筋は聞いています。」
「今すぐ機内を調べていただきたい。」
「何があったんですか?」
「核爆弾は、その機内に仕掛けられた可能性が高い。」
「・・・」

席に戻る霧島。
「その顔はまずいことがあったんだね。」とJ。
「また東京を狙ったな。」
「何のこと?」
「この飛行機に、核爆弾が仕掛けられた可能性がある。
 もしそうならば、この飛行機自体が東京へ向けた
 核ミサイルになる。」
「冗談でしょ?」
「核爆弾をどこに調べた!」
「知らない。」
「答えろ!」
「知らない。」
「あ!!」槇村がある荷物に気付く。

それはトイレの側の空席に置いてある、緑色のスーツケースだった。
槇村はそれ赤外線カメラで調べて始める。
その様子を先ほどトイレですれ違った男が見つめていて・・。

緑のスーツケースをビジネスクラスに運ぶ槇村。
ビジネスクラスは警察が貸しきっていた。
スーツケースを慎重に開けてみると、思ったとおり爆弾が入っていた。

「そっかー。彼らもやるねー。
 僕の裏をかくなんて。」とJ。
「彼らというのは誰だ!?
 お前のほかに誰がいる!」Jに銃を向ける霧島。
「・・・」
「答えろ!教団の残党か!?」
「そんなわけないじゃーん。
 よく考えてよ、霧島ちゃん。
 これが爆発したら僕も死んじゃうんだよ?」
「・・・」
「そんなこと僕が指示するはずがない。
 彼らというのは僕の敵のことさ。
 僕が生きてるのが不都合なやつら。
 僕は狙われているんだよー。」
「・・・」

「間違いありません!
 TNT火薬を使用した、ウラン型核爆弾です!」と槇村。
「・・・」

「槇村君、聞こえますか?」と萩原。
「こちら槇村です。爆弾を、発見しました。
 爆弾はロシア製のガンバル。
 広島型の3分の1の威力を持つものと思われます。
 起爆装置、時限装置のほか、ローラスが搭載されています。」
「ロシア版のGPSのことでしょうか?」
「タイプは、MYS21。
 搭載されたGPSで、通信衛星を通して、緯度経度を計測し、
 爆弾の所在地を座標で測定しています。」
「つまり、東京に到達すると爆発するシステムだと?」
「これは、あくまでセキュリティーです。
 爆弾はロシア国内に存在する場合は、
 GPS機能により、爆発しない防衛策が取られているんです。
 この爆弾は、時限装置により爆発します。
 タイムリミットはあと38後の、8時丁度。」
「・・・時間的にロシア領内に戻ることは不可能です。
 爆弾にPCを接続し、起爆装置を解除することは
 出来ますか?」
「解除するには、専用のパスワードが必要です。」
「ロシア連邦保安庁にパスワードの確認を取ります!」と澤北。
「いえ。自らが製造した核爆弾が、テロリストに流出したことを
 簡単には認めやしない。」と萩原。
「時間がない!そんなこと言ってる場合か!」と加納。
「いずれにしろ、35分でロシア政府との交渉は無理です。」
「いいからやるんだよ!」

「俺がやります!
 これ、借りていいですか?」
藤丸がパソコンの前に座る。
「ロシア連邦保安庁をハッキングして、
 爆発解除の、パスワードを探します。」
「でもあそこは、アメリカ国防省ペンタゴンと並んで
 世界で最もセキュリティーの固い組織で、」と澤北。
「そんなことわかってる!
 でも、組織は固くても、職員一個人のセキュリティーは
 甘い場合がある。」

ファルコンが飛び立つ。
が、壁に激突。
ホーネットの画像がパソコンに現れる。

「何が起きたんですか?」と萩原。
「ホーネットだ・・。」と藤丸。

次の瞬間、画面にあおいが映し出される。
「あおい・・・。」

あおいは両手を縛られ、天井に吊るされるような形で
捕まっていた。
藤丸がハッキングすると、KCL、安楽剤があおいの身体に
注入される仕組みになっていた。
萩原はモニターを拡大し、現場の特定を急ぐと、
南海班にはそのエリアの捜索に、
加納班には遥を探すよう命ずる。

「お願いです!
 家族も友達も、もう失いたくないんだ!!」
2年前の悪夢を思い出し激しく動揺する藤丸。
「落ち着け高木!
 九条音弥も、お前の妹も、朝田あおいも必ず保護する。
 俺たちを信じろ!」
「・・・」

あおいのシーン、オセロのシーン、
機内のシーンなどが織り込まれ・・・。


机に突っ伏す藤丸に、萩原が声を掛ける。
「もう、時間がありません。
 ハッキングでパスワードを入手して下さい。」
「出来るわけないだろう。」
「あと30分で、東京で核が爆発します。
 彼女のことなら心配いりません。
 THIRD-iを信じてください。必ず救出します。
 ですから、ロシアへのハッキングを続けて下さい。」
「・・・」
藤丸に掴みかかる萩原。
「この場にいる以上私情を捨てろ!」
「あんたらのルールを俺に押し付けるな!
 俺が続ければ・・・あおいも殺される。」
「核が爆発すればどのみち彼女は死ぬ!
 我々も!むろん君もだ!
 お前の手に!1千万人の命がかかってるんだ!
 だからやるんだ!」
「・・・」

「ほら、私を殺さないと東京が消えるよ。 
 友達も家族もみんな。
 東京にいる1千万人が死ぬ。
 私一人の命と、1千万人の命、どっちを選ぶ?」


真子の言葉を思い出した藤丸は・・・
再びキーボードを叩き始める。
するとあおいが苦しみ始め・・・
『ハッキングは犯罪です』『KCL投薬中』『やめないと死んじゃうよ』
藤丸の指が止まる。

飛行機の中
雑誌をパラパラめくりながら笑うJ。
爆破時間まであと24分。

国家緊急テロ対策会議が開かれ、怪我をした総理も車椅子で駆けつける。
「我々がすべきことは、国家を守る事。
 421便に、航路の変更を伝えよう。」

421便の機長に航路の変更が告げられる。

「たった今、管制官より航路の変更が出ました。
 指示があるまで東京から離れ、太平洋上を進めとのことです。
 海の上で爆発しろ、そういうことですか?」
機長が霧島に言う。
「・・・」
「国にとって、人の命って何なんでしょうね・・・。
 大多数の人間の為なら、我々乗員乗客は殺しても
 構わないってことですか?」
「我々には国を守る義務があります。」
「私だって乗員乗客の命を守らなければならない!」
「私はまだ望みを捨てていません。
 機長も、最後まで望みを捨てないで下さい!」
「・・・」

航路変更されたことに気付いた乗客らが騒ぎ始める。

ビジネスクラスでは、槇村が必死に爆発解除を試みる。
Jは牧原の上着から鍵を抜き取り・・・。

国家緊急テロ対策会議室
「F戦闘機2機をスクランブル発進させました。
 いつでも準備は、整っております。」
「撃ち落とすのか!?」
「説明を続けてください。」
「F戦闘機2機に、421便の両翼をミサイルで破壊。
 コントロールを失った421便は、北緯36度、東経142度の
 この地点へ落下、水中で爆発します。」
「水中での爆破こそ、被害を最小限に抑えるには不可欠です。
 421便は、撃墜させるしかありません。」
「これはまた、大変なご決断ですな。」

機内
エコノミーの客席に行くJ。
「みなさーん!
 この飛行機は、成田には到着しません!
 なぜなら、この飛行機は、テロリストにハイジャックされて
 いるからです!
 テロリストは、飛行機を爆破しようとしている!
 あいつらがテロリストだ!!」
霧島たちを指差して叫ぶJ。
パニックになる乗客たち。

霧島がJを取り押さえようとすると、Jはわざと大げさな声で
「やめろ!」と叫びだす。
それを見ていた乗客(トイレで銃を持っていた)が
霧島に飛び掛る。

「みんなおめでたいねー。
 今から全員、海の藻屑と化すっていうのにね。」と呟くJ。

霧島が銃を取り出す。
「席について!」
「・・・」
「自分は、警察省特殊三課の霧島です。」
警察手帳を見せる霧島。
「立て。」
Jを立たせる。
「こうなったらやむを得ない。
 正直に話します。
 この機内から、爆弾と思われる不審物を発見しました。」
動揺する乗客たち。
「この方が言った事は事実です!
 ですが、彼らなら絶対に爆破を食い止める。
 我々を守ってくれる!
 ・・・そうでしょう?」と機長。
「現在、地上にいる我々の仲間と交信し、
 不審物の処理をしています。
 みなさんの安全を第一に考えます。
 みなさんの無事を、約束します。」
霧島はそう言い、Jを連れて戻っていく。

THIRD-i
「政府が、421便撃墜の方針を決定しました。」と萩原。
「・・・」

萩原は携帯である連絡を入れる。

加納班が遥を見つけ出す。

「明日の朝、またここで会える?」と遥。
「うん。」と八木。

「九条音弥、並びに高木遥、無事に保護した。
 高木!朝田あおいは南海たちが必死に探してる。
 絶対助けるからな。」と加納。
「お願いします!」と藤丸。

モニターに移るあおいの顔を見つめる藤丸。
あおいの瞳から涙がこぼれ・・・
あおいは「藤丸・・・」と呟き・・・。

突然モニターが真っ暗になる。
「こちら南海。
 朝田あおいを救出。
 回線を全て遮断しました。」
「無事なんですか?南海さん!あおいは無事なんですか!?」と藤丸。
「無事よ。もう何も心配はいらない。」
車の中でそう答える南海。
「ありがとうございます。」

「爆発リミット、あと5分です。」
「絶対に止めてやる!」
藤丸はパソコンに向かい・・・。

「霧島さん!
 爆発解除のパスワード、入手しました! 
 今から口頭で伝えます!
 パスワードは、シフト4、K、E、L、E、Y。」と藤丸。

槙村はその通りに入力。
解除に向けてLOAD始めたとき、CAが槇村の背後から忍び寄り
羽交い絞めにする。
CAに銃を向ける霧島。
「私たちは、その男を消さなきゃならない!」
CAはそう叫ぶと、パソコンを床に叩きつけようと掲げる。
「やめろ!」と霧島。
誰かがCAを銃で撃つ。
撃った男は、洗面所で顔を洗っていた男。
「銃を置け!!」霧島が発砲した男に言う。
男は素直に従うと、霧島に言う。
「千葉県警の中林と言います。
 この機のスカイマーシャルです。」

CAが落としたパソコンは壊れてしまっていた。

「こちら霧島。
 機内に潜入していたテロリストにより、
 PCが破壊。
 爆弾は、起爆装置、時限装置、そしてGPS、
 いずれも動いたままです。」
「他のPCを・・」
「爆弾解除のプログラムを搭載したPCは、
 この機内において槇村のPCのみです。
 核爆弾を停める手段は、もうありません・・・。」
「・・・」

タイムリミットまであと3分。

「信じてくれた?霧島ちゃん。
 僕が狙われてるって。」
「・・・お前の演技にはもう飽きた。
 槇村、機長にドアの開閉可能な1万フィートまで
 高度を下げるよう要請しろ。
 早くしろっ!
 ・・・こうなったら、貴様を爆弾もろとも
 海に放り投げてやる。」

THIRD-i
悔しそうに拳を握り締める藤丸。
その時藤丸はあることに気付く。
「まだ爆弾を止める方法はある!
 GPSが残ってる!」
再びキーボードを叩き始める藤丸。

ファルコンが夜空を飛んでいく。

会議室
「総理!撃墜命令を!」
「・・・」

機内
「霧島さん!1万5千フィートまで下がりました!」と槇村。

タイムリミットまであと1分。

ファルコンは上空目指し・・・。

会議室
「総理!!時間がありません!!」
「421便を・・・撃墜せよ。」
「は!
 421便を、」

「待ってください!!
 ファルコンは今必死に戦っています!
 ぎりぎりまで待ってください!」と苑麻。
「総理!」
「総理!」

機内
「霧島さん!1万フィートきりました!」
その連絡に、霧島はJと爆弾を繋ぐ。
「さよならだね。」とJ。

タイムリミットまであと3秒。
ファルコンは人工衛星を目指し・・・。

2秒!

モニターから421便の姿が消える。
「爆発!?」

「捕獲・・・完了。」藤丸が呟く。

「こちら421便。
 爆発は、回避された模様。」霧島の声。

タイマーは、あと1秒のところで止まっていた。

「どうやってやったんです?」と萩原。
「俺がハッキングしたのは、人工衛星です。
 あの爆弾には、GPSが内臓され、
 ロシア領を出ると、爆破のセキュリティーが解除される設定が
 なされていたんです。
 だから、ロシア宇宙軍の管制局をハッキングして、
 通信衛星から伝わる421便の位置、座標を、
 ロシア領内だと誤解させたんです。」

機内
Jが笑みを浮かべて拍手する。

会議室
総理にも笑みが。

オセロのシーン。
白い駒は全て黒にひっくり返される。
この少女は?ハミングは?


遺体安置所
藤丸はそっとカバーをめくる。
そこにはあおいが寝かされていた。

そこへ、萩原と南海がやって来る。
「あんたら・・・あおいは無事だって・・・
 救ったって・・・。
 命に別状はないって言ったろ!!
 嘘ついたのかよ!?
 俺にハッキングさせるために嘘ついたのかよ!!
 南海さんまで、俺のこと騙したのかよ!!」
「・・・」
「南海さん、何でだよ、おい!」
「彼女を責めないで下さい。
 監禁場所にたどり着いたときには既に、
 朝田あおいは死んでいました。」
「じゃあ何でそう言わないんだよ!!」
「言ったら!
 言ったら君が使い物にならなくなるでしょ?」
「・・・」
南海に掴みかかる藤丸。
「殴るなら殴りなさい。」
「・・・ふざけんな!」

萩原たちが帰っていく。

「萩原、南海に指示を出したのはお前か?」と加納。
「・・・」笑みを浮かべて歩く萩原。
「てめー自分のしたことがわかってんのか!?
 あいつは俺たちを信じて戦ったんだぞ。」
「他に方法がありましたか?
 ・・・核は防ぎました。
 東京は救われたんです!」
南海の目には涙が光っていて・・・。

遺体安置所に音弥と遥が駆けつける。
「藤丸・・・どういうことだ?」
遥の瞳から涙がこぼれる。
「誰がこんなことを・・・。
 誰がこんなことをしたんだ・・・。
 誰だよっ!!!」
「・・・俺だ。」
藤丸はそう言うと、一人歩き出し・・・。

手に残されたあおいのいたずら書きを見つめながら、
藤丸は、叫びながら号泣し・・・。

オセロの駒を振り払う女性。
それは・・・真子だった!

特殊医療拘置所
Jの検査をする医師たち。
「1時間後に尋問を再開します。いいですね?」と霧島。
「検査結果が出るまで控えて下さい。
 あの患者が死んだら一番困るのはあなた方じゃないんですか?」
と倉野理沙(満島ひかり)。
「・・・」
「あの患者は中性子による放射能被害の疑いがあるんですよ。
 我々が24時間ケアしますから。」と赤石(堀部圭亮)。

「ねー、霧島ちゃーん。
 パンドラの箱ってあるでしょ?
 絶対に開けちゃいけない箱。
 好奇心に負けて開けたら最後、
 どんどん災いがあふれ出して、
 最後に残るのは・・・希望だっけ?
 僕と君らにとっては・・・絶望だね。」
「・・・」
「彼らのテロはまさにパンドラの箱だ。
 これで終わりじゃない。」

『国家あるところに
 戦争は絶えない
 エドマンド・バーク』

会議室
「先生。
 ・・・航空機に爆弾を仕掛けたという人物からです。」
「・・・九条だ。」
「傷は癒えましたか?総理。
 我々は魔弾の射手。
 総理並びに日本を守る皆さんに警告しておきます。
 今夜の事はほんの始まりに過ぎない。
 そして皆様には我々の新の計画を阻止することは
 出来ないでしょう。」

THIRD-i
「真の、計画。」と萩原。

会議室
「君たちの目的は何だ?」と九条。
「我々はこの国を変える。
 日本再起動計画だ。」
「・・・日本再起動計画。」

藤丸のアジト
藤丸のパソコンにホーネットからメッセージが届く。

『ファルコンへ
 彼女可哀そうなことしたね。
 まさか君がハッキングを続けるとは思わなかったなぁ。
 多くの命を救った君に拍手!
 魔弾の射手一同』

「魔弾の射手・・・。」

『次は誰かな?』

病院から出た音弥と遥は、タクシーに乗り込む。
助手席には『魔弾の射手』というCDと、銃・・・。

藤丸のアジト
『君が守りたい人は誰だろ?』
音弥、遥、あおいの画像が映し出され・・・。
藤丸はパソコンの電源を抜き、悔しそうに机を叩く。

そこへ、マヤがやって来た。
「お久しぶり。ファルコン。」
「・・・折原マヤ。」


死んだと思ったマヤや真子が生きていた。
どういうこと?死んだ真似をしていただけ?
それともクローン?

「ほら、私を殺さないと東京が消えるよ。 
 友達も家族もみんな。
 東京にいる1千万人が死ぬ。
 私一人の命と、1千万人の命、どっちを選ぶ?」

一人の命と1千万人の命。
前回は真子が、そして今回はあおいが犠牲になってしまいました。

画面が遮断された時、南海は車の中。
まだあおいを見つけ出していなかった。
その後、藤丸は「絶対に止めてやる」とパソコン操作。
それが原因で、あおいは亡くなってしまったんですよね。
これは重い・・・。
藤丸は立ち直れるのでしょうか。


誰が敵で誰が味方なのかわからない。
前作も、一話からテロリストたちが登場人物の周りを
うろついていたので、
今回怪しいな、と思った人物たちもテロリストの一員なのかな。

遥と勉強する八木君も怪しいし、
藤丸に接近する葵も。
九条総理の秘書。
特殊医療拘置所の医師たち。
澤北の部下の女性・琢磨も怪しんでしまう。
千葉県警の中林は、Jと繋がっていそうです。

Jの教団と、魔弾の射手。
今回は二つのテログループが登場するようです。
魔弾の射手には、ホーネット、レディーバード、
モスキート、ビースト。
なぜJのことを殺そうとしているのか。

今回は藤丸の泣き叫びにやられました。

続きが楽しみです。


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・魔弾の射手
・ホーネット
・レディーバード=折原マヤを名乗る謎の女殺し屋
・ビースト=赤いコートの男?コンビニで働く藤丸を監視。


【キャスト】

藤丸の周囲
高木藤丸 … 三浦春馬
朝田あおい … 藤井美菜
九条音弥 … 佐藤 健
九条彰彦 … 竜 雷太
高木 遥 … 川島海荷
八木
水沢 響 … 黒川智花


THIRD-i
苑麻孝雄 … 中原丈雄
萩原太朗 … 嶋政宏
霧島悟郎 … 吉沢 悠
加納生馬 … 松重 豊
南海かおる … 芦名 星
澤北美姫 … 阿南敦子
槙村慎二 … 水上剣星  情報分析官
琢磨洋子 … 秋田真琴  情報分析官

テロリスト関係
折原マヤ … 吉瀬美智子
K・安斎真子 … 徳永えり
J・神崎 潤 … 成宮寛貴

中林 …  千葉県警の刑事。423便に乗っていたスカイマーシャル

レディバード … 八代みなせ
ビースト … 肥野竜也
モスキート … 「ジョンミン

特殊医療拘置所
赤石一彦 … 堀部圭亮
倉野理沙 … 満島ひかり


【スタッフ】

製作 :
 東宝株式会社・TBS
原作 :
 『ブラッディ・マンデイ Season2 絶望ノ匣』
  龍門諒×恵広史(講談社「週刊少年マガジン」連載中)
脚本 :
 渡辺雄介
監督 :
 平野俊一
 麻生 学
 渡瀬暁彦
音楽 :
 井筒昭雄
音楽プロデュース :
 志田博英
プロデューサー :  
 神戸 明
協力プロデューサー :
 石丸彰彦
主題歌 :
 「残像」flumpool(A-Sketch)



シーズン1 キャスト

高木藤丸 … 三浦春馬 (弥代学院高等部2年)
高木 遥 … 川島海荷 (弥代学院中等部2年。週三回透析治療を受ける)

●私立弥代学院高等部新聞部
立川英 … 久野雅弘(カメラ小僧)
安斎真子 … 徳永えり(両親を亡くし、親戚の家に住む)
朝田あおい … 藤井美菜(新聞部副部長。マヤにやきもち)
九条音弥 … 佐藤 健 (藤丸の幼馴染。祖父は法務大臣)

●THIRD-i
工藤明 … 久保田将至(情報分析官)
南海かおる … 芦名 星(元警視庁公安部外事第三課、国際テロ担当)
加納生馬 … 松重 豊(現場捜査官チーフ。元警視庁刑事部)
霧島悟郎 … 吉沢 悠(エリートキャリア)
高木竜之介 … 田中哲司(藤丸、遥の父。沖田殺人の罪を着せられ逃亡)
澤北美姫 … 阿南敦子(情報分析官、シングルマザーらしい)
宝生小百合 … 片瀬那奈(現場捜査官。元は自衛隊特殊部隊にいた)
沖田耕一 … 工藤俊作 (国際派の情報捜査官。何者かに射殺)
苑麻孝雄 … 中原丈雄(局長)
沙織(原田佳奈)霧島の婚約者。ウイルスに感染、発症。
山村陽子(小山田サユリ)看護師。感染したが発症せず。
鎌田(斎藤歩)新たな指揮官

● 警視庁捜査一課
船木勘介 … 蛍雪次朗(警視庁捜査一課の課員)
伊庭刑事 … 尾崎右宗(警視庁捜査一課の課員)

●テロリスト集団
折原マヤ … 吉瀬美智子
神崎潤(J) … 成宮寛貴(特別出演)(テロリスト集団の参謀)
出門丈一 … TET(殺し屋。左手の甲に蝶の刺青)

小林(谷口翔太)ピエロの男。モールで一番最初に吐血。
女性A(恒吉梨絵)制服を来た若い女。富永発見。モールで二番目に吐血
女性B(安部魔凛碧)長い髪の女性。モールで三番目に吐血
男性B(永倉大輔?)携帯で話していた男。
男性C(山口龍人)金色短髪の男ハッカー(ブルーバード)
男性D()ファミレス店員。モールのドアの先頭
男性E(斗澤康秋)遥を探す藤丸に携帯貸す。ファミレスのドアに鍵
女性C()ファミレスで吐血
男性F()ファミレスで吐血

・日景潔 … 並樹史朗 (弥代学園の生物教師)
・城田学 … 滝藤賢一 (富永の夫に成りすました男)

ブロンコ急便
"BRONCO FOODS"


敷村壮介 … 神保悟志(竜之介の大学時代の同級生、ウイルス学者)
宗方瞳 … 村岡希美(敷村の元助手)

神島紫門 … 嶋田久作(教祖。独房に拘束中)

石川看守 … 野間口徹
浅倉看守 … 佐伯新

石川松子 … 三原伊織奈(石川の妻。不倫相手が殺される)

安田由紀子(江口のりこ)最初の感染者

吉岡 … 和田サトシ

九条彰彦(竜雷太)法務大臣

金子貴伸

浅里昌吾
澤山薫

村上杏里(渡辺志穂)



三浦春馬さんの主な出演作品



この記事へのコメント
ちーずさんこんばんは、パート1から続きながらの初回でしたが書き直し感もなく今までのストーリーを復習できる脚本が良かったです!

前回のラストに不満が残ったのですがパート2の繋がりに納得、オセロの白と黒で表されている登場人物が敵か味方かの疑心暗鬼に陥らせスピードや緊迫感を面白くみています!

年末に壊れた36形のテレビを何とか廃棄し他の部屋に残っていたTVを持って来ましたが映像を調整しても黒のスーツの襟が見極められないとかバックの黒に髪の毛が埋められるのがイライラしてしてしまうのでお金が無いのにSONYのブラビアとブルーレイを買ったのですが、今まで使っていたパイオニア製品と違い地デジやブラビアリンクという新しい機能に戸惑いカスタマーセンターに聞き、パソコンでいうデフラグ、レコーダーでいうHDDの最適化のやり方を聞いたらHDDの初期化のボタンを教えられ法事で出掛ける時間に終わらそうと、ついボタンを押してしまいあっという間に録画がパー!ブルーレイが届いた直後にドラマを録画してきたDVDもやきもちをやいたのかDVDドライブが壊れてしまいダビングもできずトホホな状態です、自分も機械には詳しいので疑うべきなのですが、なんとかカスタマーセンターの方に録画したものを集めてもらう約束はしたのですがどこまで集まるものか?

「君たちに明日はない」は再放送予定があるので見てからコメントさせて頂きます!「ブラディ・マンデイ」はDVDで撮ったのでセーフ「咲くや」は諦めました、「左目探偵」は極力見たくない、はるな愛が出演しているようなので必要ないと割り切りましたが保存したいと思っていたドラマが歯抜けになるのは痛いです!
Posted by けた at 2010年01月26日 12:40
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