2010年02月25日

コード・ブルー-2nd season- STORY#07

『あやまち』

「結果より、努力する過程が大切だ。
 そんなこと、真っ赤な嘘だ。
 大人になって人は気付く。
 人は、結果でしかものを見ない。
 手を抜いて、結果が悪ければ納得はいく。
 問題は、死ぬほど努力して、結果が悪かったとき。
 そんな時、人は・・・
 私たちは・・・どうすればいいんだろう。」(緋山)


藍沢耕作(山下智久)、白石恵(新垣結衣)、
緋山美帆子(戸田恵梨香)、藤川一男(浅利陽介)は
久しぶりに集まって酒を飲む。
しかし、白石は父親のガンを知っての絡み酒。
「酒!」
「え?」と店主。
「酒!!」
「うん、わかったわよ。
 こんな面倒な子だと思わなかったわよ。
「ああ!?」
「なんでも・・」

「あっちは?何か聞いてる?」緋山が藤川に聞く。
「さあ・・・。」

別の席には、母親の手紙を読み動揺する藍沢が、
空になったグラスを無言でカラカラ回してお代わりを要求。
「はいはいはい、お代わりね。
 なによあっちは!ちょっといい男だと思ったら口も利かず。
カラカラカラカラ!!(グラスの中の氷の音)
「わかったって!」店主、投げキッス!

「幸せ?」白石が緋山と藤川の間に割り込んで聞く。
「え?」
「幸せ?」
「うーん、まあ、ぼちぼち・・。」と緋山。
「幸せなの!?」
「あ、いや、幸せじゃない。」
「不幸?」
「不幸。」と緋山。
「不幸!イエーーイ!!」「イエーーイ!アハハハハ・・・」

「あんたは?」白石が藤川に聞く。
「不幸!すっごい不幸!」
「だよね。顔が・・顔がもう、不幸だもん。」
藤川のホッペをプニュプニュする白石。
「なんだよ・・」

「藍沢!不幸なの?また。」白石、今度は藍沢の元へ。
「・・・」
「いいねー、私も不幸!
 不幸で、いいかな・・いいとも!!」

「あいつあんなキャラだっけ?」と緋山。
「ギャグかよ今の!」と藤川。
「勉強ばっかしてたから。」
「可哀想な子なのよ。」と店のママ。

藤川は、冴島はるか(比嘉愛未)も誘ったのだが現れなかった。

翌日、病院のロッカールーム
「おはよう・・」と白石。
「昨日すごかったね。」と緋山。
「らしいね。さっき藤川先生から聞いた。」
「覚えてないの?あんたすごい藍沢に切り込んでたよ。
 なんかしんないけど根掘り葉掘り聞いてた。
 覚えてないんだ、それも。」
「・・・」
「ま、さっき会ったら向こうも覚えてないらしいけど。」
「そうなの?」
「うん。じゃあお先。」

廊下を歩く藤川と藍沢。
「覚えてない!?何も?」
「ああ。」
「白石と話込んでたことも?なんか深刻そうだったぞ。」
「・・・」
「ま、最も、向こうも何も覚えてないって言ってたけどな。」
「・・・」
「お前ら、気が合ってたよ。
 これでロマンスに発展したりしてな。」
バシッ!(藍沢、ファイルで藤川の胸を叩く。)
「イテ・・。」

冒頭の酔っ払い白石と酔っ払い藍沢が
可愛かった〜!ここまで楽しかった〜!


ヘリに乗せる荷物の確認をする冴島。
ふと、携帯を取り出すと、留守番伝言サービスのメッセージを
聞き始める。
そこには、亡き恋人、田沢悟史(平山浩行)が生前中に残した
メッセージが残されていた。

「俺です。
 今日は、準夜勤か?
 電話は、」


そこへ藤川がやってきて、冴島は慌てて携帯をしまう。
「昨日、来るかなと思って待ってたんだけどさ。」
「すみません、忙しくて。」
救命セットを手に急いで部屋を出ていく冴島。
サテンスキーを入れ忘れていることに、冴島も藤川も
気付かず・・・。

白石と藍沢がすれ違う。
「・・・おはよう。」
「・・ああ。」

そんな中、登山中の夫婦が落石に遭ったとドクターヘリ要請が入る。

緋山が出動しようとすると、1人の男に呼び止められた。
男は野上明彦(松田賢二)。
脳死判定を受けた息子を亡くした直美(吉田羊)の兄だ。
「翼の担当医だな?」
「何か・・」
「何かじゃない!人殺しが!」
野上が緋山に掴みかかる。
それに気付いた橘啓輔(椎名桔平)は、藍沢と白石に
現場に飛ぶように命令。緋山は残して、明彦の話を聞くことにする。

「こいつが・・・翼を殺した!」
その言葉に、緋山は凍りつき・・・。

緋山から事情を聞く橘は、緋山が直美から同意書を
得ていないことを知って落胆する。

その間、野上の応対をする田所。
「妹が離婚して一人身だからって、甘く見てるとしか思えない。」
「いいえ、決してそのようなことは。」
「なあ直美。」
「・・ええ。」
「私は、甥の翼を、あんな若い医者に適当にやられて
 殺されたと思うと、とにかくやりきれない!
 あの緋山という医者が翼を死なせた事実を公にして、
 病院としてきちんと謝罪して下さい!
 あとはあの医者の処分だ!
 それによっては、出るとこに出ますからね!」
野上はそう言い、帰っていく。

翼の母・直美は兄の態度に少し戸惑っているようです。

会議室
「なぜDNRオーダーを取らなかったんです!」と顧問弁護士。
「・・取る、必要がないと思って。」と緋山。
「どうして。」
「翼君のお母さん・・野上直美さんと、その・・
 信頼関係というか、そういうものを、築けたかと思うので。」
「合意の上で、人工呼吸器を外したと。」
「はい。」
「向こうはそう思っていないようですが。
 まあいいです。
 橘先生、もし呼吸器を外していなかったら翼君の心臓は
 どれ位持ったんでしょう?」
「長くて一日。短ければ10分かもしれません。」
「どうしますか?うちとしては。」
「あの・・私が、謝ってすむなら、」と緋山。
「何言ってるの!わかってるの!?
 殺人罪で訴えられようとしているんだよ、君は!
 医師免許剥奪じゃ済まないんだよ!!
 簡単に非を認めてどうするの!」
「こちらとしては謝罪はしない。
 徹底抗戦でいきましょう。
 副院長、それでいいですね?」
「・・そうしましょう。
 とりあえずあなたは、無期限で、一切の診療に携わることを
 禁止します。
 この事件が一応の決着を見るまでは、患者さんと接する事は
 やめるように。
 当然、診療エリアへの立ち入りも禁止です。
 それでいいですね?田所部長。」
「・・はい。」
「・・・」

会議室を出た田所は、病院の弁護士に訴える。
「彼女は本当に、熱意のある医者なんです。」
「そうなのかもしれません。
 あなたは彼女の良さを知っているんでしょう。
 ただ、こういうことは結果が全てなんです。」
「・・はい。」
「家族の一言が、簡単に医者の息の根を止める。
 私も不本意なんです。
 こんなことで、若い医者がキャリアを終えるということは。」
「・・・どうぞ、よろしく、お願い致します。」
「失礼。」

その話を緋山は聞いていて・・・。

「私のせいね。
 あなたは、止めてくれたのに。」と三井。
「ああそうだ。君のせいだ。
 下手すると、緋山の医師生命は、絶たれる。
 あの時に君や緋山に、もっときつく言っておくべきだった。」と橘。
「緋山は、悪い医者じゃないわ。」
「だからだよ。
 いい医者だ。君に似て。
 患者に起こったことを、自分のことのように考えられる。」
「・・・」
「だからダメなんだ。
 患者患者患者!君もそうだった。
 一緒に居ると、息が詰りそうだったよ。
 病院で起こったことを、全て家に持ち帰って、
 俺は・・・気の休まるときはなかった。」
「・・・」
「妊婦の事件の時も、そう思ったよ。
 ああやっぱりな。いつかやると思ってた。
 緋山と同じだ。
 その熱意が、自分や周りを傷つける。」
「あなたも昔はそうだった。」
「だから・・・俺は・・・強くなった。」
「・・・」
「緋山が医者を続けられなくなったら、
 君は責任をどう取るつもりだ?」
「・・・」

緋山の写真の上には『Restricted』の文字。

エレベーターで三井と西条が一緒になる。
「翼君の脳死は確定してた。」と西条。
「・・・私、同じ間違いを、またしたみたいです。」
「・・・」
「指導医失格です。」
「間違いか・・。間違いって何だろうな。
 正しくても、結果が悪ければ人は間違いだと言う。」
「・・・」
「一つ、確かなのは・・・
 自分を守るということを知らな過ぎる。
 緋山や・・・君は。」
「・・・」

藍沢と白石は、冴島とともに患者が収容された山小屋に到着。
患者の大量血胸を確認し、その場で開胸して止血をしようと
するのだが、冴島がサテンスキーを忘れていたことに気付く。
「入れたはずなんですが・・」
「サテンスキーがないと遮断出来ないぞ。」と藍沢。
「・・・ありません。」
「・・・」
「すみません。」

藍沢と白石は森本忠士(勝村政信)に連絡。
肺をひねって血流を止めるという難しい処置を指示される。
藍沢にとって初めての処置法だったが、
白石、冴島のサポートのもと、癒着した部分を一気に剥がし、
成功させる。

「持って30分です。帰れますか?」白石が梶に聞く。
「今日は風が強い。今安全なルート探ってもらってる。」
そのルートだと、17分掛かることがわかった。
「あとどれ位?」
「5、6分です。」
「わかった。搬入してくれ。」
「はい。」

開胸したまま運ぶため、藍沢たちは患者の胸に
パッキングを詰め始める。
「何ですか!?身体にガーゼを詰めるんですか!?」
ますます動揺するガイド。
「パッキングといって必要な処置なんです。」と冴島。
「・・・とにかく急いで下さい!
 助かってもらわないと僕・・・
 僕が悪いんです。
 僕が余計なルートに行かなければこんな事故に 
 遭わなかったんですよ・・」泣き出すガイド。
「落石なんて予想できなかったんだろ?」と藍沢。
「・・・ええ。」
「だったら結果論だ。
 後悔するのは勝手だが、ゴチャゴチャ言って、邪魔しないでくれ。」
「・・・」

「よし、いいね。運ぼう。」と白石。
「はい!」

風がまた強くなってきたが、梶の判断でヘリは離陸する。

そしてヘリは時間通り病院に到着。
すぐに手術が施され、男性の命を救う事が出来た。

病院に戻った白石は、緋山にコーヒーを持っていき、
彼女の隣りに座る。
「・・・青木さん。
 昨日診た、下腿骨骨折のおじさん。
 あのおじさんが、私が診た最後の患者かも。」
「・・・」
「あーあ。こんなことなら同意書取っておけば良かったよー。
 患者の家族なんてさ、信用するもんじゃないね。
 ホントバカみたい。」
「・・・一番、そう思ってないのがあなたでしょう?」
「・・・」
「翼君の時も、最後まで可能性を探してた。」
「・・・」
「脳死判定の時、一番辛かったのはあなただった。
 私は見てた。」
「・・・最初にね、ありがとうって言われたのは、
 ナースの代わりに点滴の針入れたとき。
 73歳の、末期がんのおばあちゃんだった。
 何度も点滴してるから、なかなか静脈取れなくてさ。
 でも、何とか探して針入れたの。
 先生上手ね、全然痛くないよって。
 ありがとうって。
 だから、あのありがとうだけは、絶対忘れたらダメだって、
 そう思ってやってきた。」
「・・・」
「なのに今日・・・人殺しって言われた。」
「・・・」
「人からあんな・・憎いっていう目で見られるの
 初めてだった。
 ちょっと・・・ちょっと堪えた。」緋山の目には涙。
緋山の背中にそっと手を置く白石。
その手を振り払う緋山。
白石は、そんな緋山の肩を抱きしめる。
すると緋山は心を許して泣き出し・・・。

一方、冴島は自責の念にかられていた。

冴島がエレベーターに乗っていると緋山が来る。
「緋山先生・・」
「気にしないで。
 裁判になっても、証言とかしなくていいから。」
「・・・」

藍沢が乗ってくる。
「あの・・さっきはすみませんでした。」と冴島。
「何が?」
「・・・え?」
「根元さんは今バイタル安定している。
 それでチャラだ。」
「・・・」
「サテンスキーを忘れたことなんて関係ない。
 結果が全て。
 今日のハイラ―ツイストだってそうだ。
 結果が良ければ、勇気ある決断と言われるし、
 悪ければ・・・人殺しと罵られて、裁判に掛けられる。
 誰もその過程には目を向けない。
 それが俺たちの仕事だ。」
「・・・」
「それが良くて・・・俺はこの仕事を選んだ・・・
 はずだった。
 ・・・時々・・・どうにも空しくなる。」
藍沢はそう緋山に言うと、エレベーターを降りた。

留守電の悟史の声を聞く冴島。
「俺です。
 今日は、準夜勤か?
 電話は、当分、出られない、」

「大丈夫?」藤川が声を掛ける。
「・・大丈夫です。」
「・・・なわけねーよな、あんなことあって。」
「すみませんでした。」
「いや、悟史さんのことだよ。」
「・・・」
「あんなことあって、普通に仕事出来るわけないっちゅーの。
 ナースだって人間だよ?
 氷の女冴島だって、人間だっちゅーの。」
「・・・氷の女?」
「あ・・いや・・あの、誰だって、ミスするってこと。
 俺だって、何もなくてもミスばっかりだぜ。」
「・・・ありがとうございます。」
「俺、悟史さん、いると思うんだ。」
「え?」
「だってまだ、四十九日も済んでないだろ?
 彷徨ってるよ魂がこの辺を!
 時々背中ヒヤってするときあるもん!
 でもさ、いつまでも、過去に囚われてちゃいけないと思うんだ。
 やっぱさ、人間、前向いて歩いていかないとさ。
 ウォーク&ウォーク、みたいな。アハハ。」
「・・・彼は、あんな状態になっても、いつも目標を持っていました。」
「そうだろ?」
「すぐ先に目標を立てて、そこまで行き、
 その繰り返しで、少しでも長く生きようとしてた。
 本当に小さな目標だったけど。」
「・・・すごいな。」
藤川の言葉に微笑み頷くと、冴島は部屋を出ていく。

病院の屋上
白石は父親に電話をする。
「お父さん?私。」
「どうした?」
「・・・分子標的剤の併用は?」
「分子標的剤?」
「やったの?」
「・・ああ。試したけど、ダメだな。」
「じゃあ、?ワクチンは?
 HALAがある肺がんには有効らしいって。」
「恵、」
「選択的動注で、化学療法する方法もあるみたい。」
「落ち着きなさい、恵。」
「・・・」
「ハハハ。私を誰だと思ってる?
 まだまだ、外科始めて3、4年の若造には負けんよ。
 知識も、技術もな。」
「・・・」
「それより、風邪じゃないだろうな?
 ちょっと、声が枯れてるぞ。
 生姜湯、飲んでるか?あれが一番温まるぞ。
 買物行く暇ないだろ。母さんに送らせようか?」
「・・・」

自分のことよりも娘を心配する父の思い・・・。

帰り道、留守電のメッセージを効く冴島。
「俺です。
 今日は、準夜勤か?
 電話は、当分、出られないんだな。
 とにかく、何とか、クリスマスは、乗り切った。
 次は、春まで、だな。
 春に、なったら、桜、見に行こう。
 すごく、いい場所が、あるんだ。
 そこに、遥、連れて、行きたい。
 あの桜、見せて、やりたい。
 そしたら、また、次の目標」

メッセージはそこで切れてしまっていた。
冴島は涙を止めることが出来ず・・・。


藍沢は白石にガン治療のレポートを渡す。
「これ、最新治療のレポート。
 お前のことだから読んでいるかもしれないけど。」
「・・・覚えてくれてたの?」
「ああ。」
「・・・嘘であってほしかった。
 私の父の話も。」
「・・・覚えてたのか?俺の話。」
「・・・でも、病理も画像も、悪性の進行がんだってこと示してる。
 もうすぐ死ぬって示してる・・・。
 なのに私、ひどいことばっか言ってた・・・。
 私は・・・死んだっていうのが嘘だった藍沢先生が羨ましい。」
「・・・」
「・・ごめん。」
「たまにはいい。
 優等生すぎるからな、お前は。」
「・・・」
「生きてただけマシなのかな。
 例え嘘つかれてても。」
「・・・」

翼のカルテを見つめながら、あの時のことを思う緋山。

「結果とは、なんて残酷なものだろう。
 大学の医学部に6年間。
 100冊を越える医学書。
 全て、将来患者を救うためと信じて費やした
 途方もない時間。
 それも、悪い結果が出ると、全てを吹き飛ばしてしまう。
 たった一度のミスで、全てを失ってしまう。
 そして、医者は傷つく。
 その悪い結果は連鎖し、予想も出来ない結果を、
 連れて来る。」


証拠保全決定の通知に頭を抱える田所部長。

翌日、藍沢は父の誠次(リリー・フランキー)に会いに
父の居る塾を訪ねていく。
「悪かったね。授業、詰ってて。」
「いえ。」
「・・・なんて聞いてた?おばあちゃんから、俺のこと。」
「・・・死んだって聞いてました。
 離婚してすぐ死んだって。」
「・・・俺が頼んだんだよ。そう言ってくれって。」
「・・・母は、病気だったんですか?」
「うん。精神的に、ちょっとね。」
「俺が生まれたからですか?」
「甘いな、これ。」缶コーヒーを見せる誠次。
「・・・」
「俺と母さんのいた、研究っていう世界は、
 厳しいところでね。
 10年研究してきたことでも、1日、いや、1時間先に発表されたら、
 全てが無駄になる。
 結果が全てなんだ。
 だから、子供を育てるなんて、まあ・・難しい世界でね。
 でも、君が出来たとき、俺や、ばあちゃんは、手放しで喜んだ。
 お母さんも、産むことを決めた。
 だけど、出産のとき、弛緩出血が原因で、
 子宮を摘出した。
 二度と子供が産めなくなった。
 自分が産むことを悩んだバチだって、
 母さん自分のことを責めた。」
「それで、病気に?」
「俺の顔を見ると余計辛いんじゃないかって、家を出た。
 ま、勝手な理屈だけどね。
 でも、少しずつ元気になってきたって聞いてた。
 その矢先、・・・。
 すまない。」
「・・・」
「俺・・あの時・・子供が欲しくてね。
 でも、今となっては、お母さんのことを、妬んでたのかも
 しれない。
 俺、落ちこぼれでね。
 ずーっと前を歩いてる、お母さんを、
 何ていうか・・・
 自分のところに、引き摺り下ろしたかったっていうか、
 子供を産むことで、俺の側に、戻ってきてくれるような
 気がしてたのかもしれない。」
藍沢は母親の手紙を誠次の前に置く。
「本当のことを話してくれて、ありがとうございました。」
「・・・」
「俺、あなたが生きてるって聞いたとき、
 驚いたけど、特別な感情はなかった。
 別に今更って感じだった。
 でも・・・今日あなたのこと最低だと思いました。
 憎いとすら思った。」
「・・・」
「こんなことなら・・・
 再会なんかしなければ良かった。
 失礼します。」
「・・・」
藍沢が立ち去ると、誠次は藍沢のように指をこすり合わせ・・・。

病院
橘は脳死判定による医療過誤を巡って、裁判所が証拠保全に
来ると緋山に告げて…。


緋山の、同意書を取らなかったというあやまち。
冴島の、サテンスキーを忘れてしまったというあやまち。
三井の、緋山に休みを取らせなかったという間違い。


誠次と藍沢の間に嘘はなくなったけれど、
代わりに、大きな溝が出来てしまいました。

研究という同じ世界に生きていた誠次と藍沢の母。
自分よりも優秀な妻を、誠次はどこかねたんでいた。

仲間たちと力をあわせて頑張っている藍沢にとって、
父のそんなところが許せなかったのかな。
それとも、「結果が全て」という考え方を軽蔑したのかな。
藍沢は、結果よりもその過程を大切にしている。

結果は大切だけれど、努力する過程はもっと大切。
それは嘘じゃないと思う。
人は結果でしか物を見ないかもしれないけれど、
その努力は自分の糧になっているはずだから。
我が家の受験生を見ていて、そう思います。

でも、人の命を預かる仕事をしていると、
そうも言ってられないのかな。

悟史の次の目標は、春まで生きること。
どんなに小さな目標でも、そこを目指して頑張っていく。

どんな目標でも、そこに向かって一歩一歩歩いている人は
素敵です。

次週、緋山は?藍沢は!?



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公式HP


【キャスト】
藍沢 耕作(フライトドクター候補生) … 山下智久
白石 恵(フライトドクター候補生) … 新垣結衣
緋山 美帆子(フライトドクター候補生) … 戸田恵梨香
冴島 はるか(フライトナース) … 比嘉愛未
藤川 一男(フライトドクター候補生) … 浅利陽介

田所 良昭(救命センター部長) … 児玉 清(特別出演)

森本 忠士(フライトドクター) … 勝村 政信
轟木 聖子(救命救急センター内のCS) - 遊井亮子
梶 寿志(パイロット) … 寺島 進
西条 章(脳外科医) … 杉本 哲太

田沢悟史(平山浩行)

三井 環奈(フライトドクター) … りょう

橘 啓輔(フライトドクター) … 椎名 桔平


【スタッフ】

脚   本 … 林宏司
音   楽 … 佐藤直紀
主 題 歌 … Mr.Children「HANABI」(TOY’S FACTORY)
プロデュース … 増本淳
演   出 … 西浦正記
演   出 … 葉山浩樹


山下智久さんの主な出演作品




この記事へのコメント
ちーずさんこんばんは、今回は色々な過ちや監督指導の怠りがテーマでしたね!

緋山は母親とのの信頼関係から同意書をとらずに延命処置をやめてまだ生きている息子を母親に抱きしめてあげました、でも伯父からみると医療過誤になってしまうのですね…母親は緋山にたいして願いをかなえてくれた人、兄の手前言葉にはだしませんが、きっと兄を説得してくれると思っています!

白石も父親の病気の事を知り尊敬できる父親そして医師と勘違いが分かり、救命より父親の勧める道を歩こうと揺らいでいますね!

藍沢と父親の関係も微妙ですね!若い時期にうまれ生活をおびやかす誕生、それなりに克服できる問題点な気がして…死んだ事にしてくれと聞かされたおばあさんの辛さが伝わってきますね!

フェローとは何か、指導医は何を伝授すれば良い判断になるのかをを上手く表現した回でした!
Posted by けた at 2010年02月27日 23:49
ちーずさんこんばんは、今回は色々な過ちや監督指導の怠りがテーマでしたね!

緋山は母親とのの信頼関係から同意書をとらずに延命処置をやめてまだ生きている息子を母親に抱きしめてあげました、でも伯父からみると医療過誤になってしまうのですね…母親は緋山にたいして願いをかなえてくれた人、兄の手前言葉にはだしませんが、きっと兄を説得してくれると思っています!

白石も父親の病気の事を知り尊敬できる父親そして医師と勘違いが分かり、救命より父親の勧める道を歩こうと揺らいでいますね!

藍沢と父親の関係も微妙ですね!若い時期にうまれ生活をおびやかす誕生、それなりに克服できる問題点な気がして…死んだ事にしてくれと聞かされたおばあさんの辛さが伝わってきますね!

フェローとは何か、指導医は何を伝授すれば良い判断になるのかをを上手く表現した回でした!

Posted by けた at 2010年02月28日 02:17
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