2010年05月07日

同窓会〜ラブ・アゲイン症候群 第3話

『家族を騙すピクニック』

「30年ぶりに開かれた同窓会。
 そこで再会した私たち。
 突然、駆け落ちした二人の同級生。
 そして、私は今、二人に導かれるように、
 未知の世界へ踏み込もうとしていた。」


失踪した福島(尾美としのり)と真理子(宮地雅子)が
山中湖にいるという情報をつかんだ杉山(高橋克典)と
大久保(三上博史)は、二人を探しに行くことを計画。

そこに朋美(黒木瞳)、陽子(斉藤由貴)、
大久保が連れてきた女子アナの亜紀(真野裕子)も加わり、
一同は高速バスで山中湖へと向かう。
 
杉山の隣に座っていた陽子だが、フェアプレイで勝たなきゃ
意味がない、と言うと朋美を杉山の隣に座らせ、
自分は亜紀をどかせて大久保の隣に座る。
「さすが同級生。
 いい年してまるで中学生みたい。
 二人を探すより、遠足のやり直しがしたいだけなんじゃ 
 ないですか?」
亜紀が4人をからかう。

亜紀の存在はこういう役割か。
朋美たちより若い世代が4人を客観的に意見するための
存在なんですね。面白いです。
陽子の行動が読めなくて楽しい。


その道中、朋美の携帯に夫・誠一郎(吹越満)から電話が入る。
「山中湖の病院に行ってきます」というメモを残し、
何も言わずに出てきた朋美は、思わず電源を切ってしまう。

陽子に電話のことを突っ込まれた朋美は、
その都度、杉山の方をチラチラ見ながら言い訳。
なんだか朋美が好きになれない・・・。


娘の彩(大平うみ)から「ママ、不倫してると思う」と言われた
誠一郎は、朋美が電話に出なかったことでますます疑念を強め、
朋美を追ってレンタカーで山中湖へと急ぐ。
 
同じ頃、陽子の家では、夫・正隆(神保悟志)が陽子の留守を
いいことに、娘・真奈(熊田聖亜)、その本当の母親である
愛人・早苗(野波麻帆)と遊園地に出かけようとしていた。

そして杉山の家には、部下の竹原(八神蓮)が休暇中の杉山を
訪ねてくる。
だが、杉山は妻・佳奈子(須藤理彩)に出張だと嘘をついていた。
慌てて取り繕う竹原だったが、佳奈子の心に小さな疑念が
生まれる。
 
そんなことは露知らず、無事山中湖に到着した朋美たちは、
すぐに福島と真理子の捜索を始めることに。
「真理子たち、見つかるといいね。」
杉山にそう言う朋美。

「本心ではなかった。
 二人がずっと見つかりませんように。
 私は心のどこかでそう願っていた。
 見つかってしまったら、帰らなくてはいけないから。
 もう、杉山君と会う理由がなくなってしまうから。」


そんな朋美の気持ちとは裏腹に、刑事である杉山の的確な
捜索方法により、福島と真理子が杉山、相川という偽名で
山中湖のホテルに泊まっていたこと、そしてつい二時間前に
チェックアウトしていたことが判明する。
 
警察手帳でも見せるのか!?と思ったら、
中学時代の同級生で会う約束をしている、と同窓会の写真を
見せて従業員を安心して聞き出しました。


捜索の指揮を執る杉山に「惚れ直した」と、ますます杉山に
積極的になる陽子。
「私たちもう45よ。
 恋の賞味期限が近づいているってこと。
 私は本気。」
陽子がかつて杉山を好きだったこと、今回の再会を機に本気で
リベンジしようとしていることを再確認した朋美は、
どんどん不安になっていく。

杉山と腕を組んで次の旅館を調べる陽子。

「挑発されているのはわかっていた。
 でも、私はすっかり乗せられて、心穏やかではなかった。
 今すぐ陽子を突き飛ばして、
 杉山君の腕に腕を絡めたかった。
 そう、私は自分に家族がいることも、
 杉山君に家族がいることも、
 忘れていた。」

 
杉山家
もしかしたら夫は浮気をしているのか!?
そんな疑念に駆られた佳奈子は、卒業アルバムに同窓会の
写真を発見する。
7人の集合写真。杉山は朋美の肩に手を置いて微笑んでいた。

学校から帰った大地(竹内寿)は母の様子がいつもと違うことを
察し・・・。

佳奈子が買物に出かけたあと、大地は佳奈子が見ていた
アルバムに手を伸ばす。
その時、電話が掛かってきた。
電話に出ても、相手は無言のまま。

電話の相手は彩だった。
「いたずらなんかやめろ」と電話を切ろうとする大地に、
彩は「あなたのお父様の秘密を知っているわよ」と言うと、
大地の連絡先を聞き出す。

一方、ようやく山中湖に着いた誠一郎は、朋美の姿を発見する。

大久保と地図を見ながら歩いていた朋美の姿に
「何だよチャラチャラしやがって・・」と呟く誠一郎。
その後ろから杉山が合流すると、
「あれ?どっちだよ・・。」に笑った!


そうとも知らずに、朋美は杉山とペアになって自転車で
貸別荘の方を探索することに。

「こんな所で、ママチャリ生活が役に立つとは、
 思ってもみなかった。」


すっかりサイクリングデート気分の朋美を、
こっそりとつけて行く誠一郎。

自転車が乗れないとふてくされる陽子を放っておけず、
大久保は亜紀も連れ車でペンション周りをすることに。

大久保も優しいところがありますね。
大久保と腕を組んで歩く亜紀に不機嫌になりプリプリな陽子も
可愛いです。
そんな大久保は、亜紀が今回のことを「所詮主婦の暇つぶし」と
陽子に言うと、亜紀だけバスで先に帰します。
こんなところに陽子はちょっとグッと来たのでは?

 
そんな中、不審な動きを見せる誠一郎の車に気づいた大久保は、
車に近寄ると、誠一郎を問い詰める。
その迫力に、思わず朋美の名前を口にしてしまう誠一郎。

その頃、人気の無い貸し別荘に入っていく杉山と朋美。

「何かが起こる気がした。
 夫がすぐ近くにいるなんて、思ってもいなかった。」


「誰かいるのに返事をしないなら、確かめるべきだ。」
杉山にしがみつく朋美。
「ごめん。薄気味悪くて。今だけ、許して。」
「ああ。」

「怖かったのは、決して嘘じゃない。
 ただもっと怖いフリをしただけ。」


その頃、誠一郎は朋美たちが同級生を探しに来ていただけだと
知り、ホッと胸をなでおろす。
「ご主人の心配するようなことは何もありませんよ。」
そうきっぱり話す大久保。
すると誠一郎は、自分が朋美をつけてきたことは黙っていて
欲しいと頭を下げる。
 
そのとき、陽子の携帯に正隆から連絡が入る。
真奈がケガをして早苗を恋しがったため、早苗を自宅に
呼んだというのだ。
本当は早苗も一緒に遊びに行った遊園地でケガをしたのだが、
正隆は慣れた様子で嘘をつく。
「無断で呼ぶのは悪いと思ったから、電話した。」
「すぐに帰ってもらって!」
「しかしこういう時は、母親が強いっていうか。」
「ダメ!!
 そんなことしたら、今まで私が頑張ってきたことが、
 全部ぶち壊しじゃない!!
 私が、母親なのよ!!」
陽子はそう言い電話を切る。

「どうした?」と大久保。
「私帰る!」
「は?」
「娘が怪我したの。
 そうだ!ね、あなた私のこと送って!」
「え・・」戸惑う誠一郎。
「急ぐの!
 あなたがここに来た事、朋美にバラされたくなかったら、
 すぐに私を東京まで送って!」
「・・はい。」

その頃、誰もいない貸別荘で二人きりになった朋美と杉山は、
お互いの正直な気持ちを告白し合っていた。
「林間学校のこと覚えてる?」
「ああ、清里だっけ?」
「ええ。キャンプで肝試し。
 くじ引きでペアの相手決めて。」
「確か・・権藤陽子。」
「そう!私は大久保君。
 あの時ね、陽子に妬いたわ。」
「ほんとかよ。」
「良かった。山中湖に来て。
 30年経ってやっと杉山君とペアになれた。
 ・・・あ、やだ。変な意味で言ったんじゃないのよ。」
「・・・だよな。」
「気持ちは充分変だけど。」
「・・・」
「多分・・バレバレだと思うから言っちゃうけど・・
 実は困ってるの。自分でもコントロール出来なくて。
 どうしようもないわね。いい年して。
 中学の同級生にこんな。」
「・・・」
「あー・・みっともない。忘れて。」
「・・・ただの同級生じゃない。
 俺は・・・今まで知らなかった人と・・
 出会った気が・・・してる。」
朋美を抱き寄せる杉山。
だがその瞬間、朋美は首を振る。
「・・・戻ろう、杉山君。
 これ以上は・・・。
 私・・・今日の思い出だけで・・・
 3年は生きられる。」
「・・・」

「若い頃なら、迷わず杉山君の胸に飛び込んでいただろう。
 でも、私はそうしなかった。
 怖かったのでも、恥ずかしかったのでもない。
 恋をじっくり味わいたかったのだ。
 行きつ戻りつ、ときめきや焦りや苛立ちを感じていたい。
 私は45歳。
 これが最後の恋だから。」


別荘を出た朋美の携帯に大久保から連絡が入った。
「お前、すぐ東京に帰った方がいい。
 貞淑な妻を心配して旦那が来てたぞ。
 お前には秘密にしてくれって言われたけど言っとくわ。
 何しろ同級生だからね。」

誠一郎が近くまで追って来ていたことを告げられた朋美は、
急いで東京行きのバスへと乗り込む。

朋美を本気にさせるなと再び忠告する大久保。
杉山は何故亜紀を連れてきたのか大久保に聞く。
最初ははぐらかしていた大久保だが、
「お前と、向きあいたくなかったのかもな。」
「どういう意味だ?」
「お前見てるとさ、俺の人生は間違いだったって
 思いそうになるんだ。
 失ったものを、数えそうになるんだよ。」
「失ったもの?
 何言ってるんだ。俺らはまだこれからじゃないか。」
「・・・」
「おい!」
「今日は、ここで別れよう。捜索は打ち切りだ。」
大久保はそう言い立ち去る。

誠一郎の車の中
「朋美が羨ましいわ。こんな優しいご主人がいて。」
「いいですよ、そんなお世辞は。」
「奥さんなら大丈夫よ。
 他の男と不倫なんて出来る人じゃない。真面目だもの。」
「・・・」
「でも大事にしたほうがいいわよ。
 心では、杉山君に惹かれてるかも。」
「・・・」
「ごめんなさい。余計な事言ったかな。」
「いえ。全然。」

そしてバスの中。
「夫がここまで来ていたなんて。
 まだそんな行動力があったとは。
 夫婦って、何だろう。」


その後、ひとり残った大久保は、ついに福島の車を発見する。
まだエンジンが温かいことを確認し、近くを捜索するが…!?
 
夕方。
急いで朋美が帰宅すると、珍しく誠一郎が夕食を作っていた。
しらじらしくも、何も知らないような言動をとる誠一郎。

「私はこの瞬間、悟った。
 夫婦生活はお芝居なのだ。
 蘇った恋の炎を、鍋の火のように消せるだろうか。
 私は、答えの決まっている問いを、
 自分に投げかけていた。」


そんな二人のやり取りを、複雑な表情で伺う彩で…。


同級生を引っ掻き回す役の大久保と陽子。

病気を抱えた大久保は、一人で湖を見つめていた時
何を思っていたのでしょう。
その横顔に何だか切なくなりました。
仕事や恋をすることで、不安から逃れようとしているのか?

愛人の子供を引き取った陽子。
子供の世話、食事の支度。
彼女は必死に幸せな家族を作り上げてきたんですね。
陽子は娘の怪我を本気で心配していました。
ちょっとひねくれてはいますが、可愛い人です。
陽子にしてみれば、平凡な主婦の朋美の生活が
羨ましいのかな。

引っ掻き回されているのが朋美と杉山。
同窓会で再会したのがこの二人だけなら、
例え友人が失踪したとしても、恋に発展しなかったでしょう。
ジェラシーが加速させたってところでしょうか。

そして何故だか、恋に落ちた朋美には共感出来ない。
陽子の存在のせいで、恋心以上に、焦りが表れてしまって
いるからなのか。
でも恋ってそういうものなのかも。
杉山に抱きしめられそうになり、踏みとどまった時も、
踏みとどまったのかと思ったら、
恋をじっくり味わいたかっただからとは。
杉山に恋している、というよりは、
恋している自分を楽しんでいる?

山中湖まで車を飛ばす誠一郎が何だか可愛い。
ヘビメタなBGMも彼の焦りを表していました。
2話まではプライドばかり高くて就活もしない
ぐーたら亭主でしたが、スーツ着るとさすがにカッコイイ。
山中湖の一件で、ちゃんと就活するようになるか!?
しっかり朋美の心を取り戻してほしいです。

まだ杉山も朋美も踏みとどまってはいますが、
既に、両家の子供たちを、佳奈子を、誠一郎を
不安の渦に巻き込んでしまっている。

朋美と陽子。杉山と大久保。
このドラマは本音でぶつかろうとする同性の友人達が
描かれているのかな、と今回思いました。
人生の折り返し地点を過ぎて、見えてくるものがある。
金持ち、貧乏、既婚、バツイチ。
それぞれの境遇の中、それぞれ無いものねだりしてしまう。
本当の幸せはどこになるのか?



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キャスト
宮沢朋美 - 黒木瞳 (幼少期:篠原愛実)
杉山浩介 - 高橋克典
西川陽子 - 斉藤由貴
大久保真一 - 三上博史
宮沢誠一郎 - 吹越満
亀村太一 - 六角精児
福島和彦 - 尾美としのり
板倉真理子 - 宮地雅子
杉山佳奈子 - 須藤理彩
江川麻美 - 芳本美代子
西川正隆 - 神保悟志
菊川早苗 - 野波麻帆
竹原俊太 - 八神蓮
高村亜紀 - 眞野裕子
宮沢彩 - 大平うみ
杉山大地 - 竹内寿
宮沢達也 - 嘉数一星
西川真奈 - 熊田聖亜
大野真弓 - 大島蓉子
島田珠恵 - 佐藤詩子
浩太 - 鈴木勝吾


スタッフ

脚 本
 井上由美子
音 楽
 神坂享輔
演 出
 藤田明二、高橋伸之、秋山純
プロデューサー
 黒田徹也(テレビ朝日)、清水真由美(MMJ)
制 作
 テレビ朝日、MMJ
主題歌 
 阪井あゆみ 「ex-lover」(EMIミュージック・ジャパン)



黒木瞳さんの主な出演作品



高橋克典さんの主な出演作品



斉藤由貴さんの主な出演作品



三上博史さんの主な出演作品





この記事へのコメント

いつも読ませて
いただいてます。

誠一郎の
どっちだよ…には
私も笑いました!
Posted by れん at 2010年05月08日 21:36
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