2010年11月23日

SPEC〜警視庁公安部公安第五課
未詳事件特別対策係事件簿〜
己の回

『病の処方箋』

瀬文(加瀬亮)が慕っていた里中(大森南朋)が何者かに撃たれ命を絶った。

里中の葬儀の帰り道
「何て俺は無力なんだ・・。」と瀬文。
「暗っ。
 てか梨花ちゃんを救う大事な仕事が残っています。」と当麻(戸田恵梨香)。
「・・・わかってる。」

3人の背後には老夫婦が見え隠れ。

「しかし警察系のやつ、私たち以外ホントに誰も来てませんでしたね。」
「公安の刑事だから、仕方ない。」と野々村(竜雷太)。
「里中さんの奥さんには何て言ったんですか?」
「南アフリカの警察から警視庁に連絡があり、
 キンバリーのホテルで火災に遭い、焼死したことになっている。」
「はぁ・・。
 生きている間は本人が家族に嘘。
 死んだら国家ぐるみで嘘。
 一人の人間の一生、こんだけめちゃくちゃにして、
 守るべきものって何なんすかね。」と当麻。
「・・・それがわからんようなら、刑事は辞めた方がいいな。
 この街の明かり一つに、一つの家族があり、一つの幸せがある。
 それを、私ら刑事は命がけで守っていく。
 命を掛ける価値がある。
 酷いって言われるかもしれんがね、私はそう思っている。」と野々村。
「でも・・・死んだら全て終わりです。」
「そんなことはない。
 里中君の死は、我々に大きな意味を残している。
 わからんか?」
「・・・」
「魑魅魍魎どもが隠蔽してきた真実を、
 私たちが白日の下にさらすチャンスだよ。」
「・・・」
「当麻君、瀬文君、我々ミショウというのはちっぽけな存在だ。
 いつもみ消されるかわからん。
 だからこそ、心臓が息の根を止めるまで、
 真実に向かってひた走れ!」
「・・・」
「それが・・・刑事だ。」
「・・・」

「いちいちウッセーなー。
 クソにたかるハエどもがよ。」
携帯を閉じる津田。

津田はミショウを見張っている?
津田がイか焼きを食べてるシーンのすぐあとに、
ネコがササミを食べるシーン。


ネコがササミを食べるのを笑顔で見守るニノマエ。
「・・・ヤッベェ!母さんに叱られる!
 じゃあな!」
ニノマエはネコに声を掛けると慌ててその場から走り去り、
姿を消す。

ニノマエのこの二面性は何なんでしょう。
同一人物?それとも双子なのか?
普通の少年らしさを持ったこちらのニノマエも、SPECを持っていました。


里中の初七日の日。
当麻と瀬文は小百合(西原亜希)から「夫の死が、腑に落ちない」
と相談を持ち掛けられる。
「今回の出張の前、なんだかいつもと違って、
 忘れていた本が捨ててあって、色んな、主人の荷物が
 整理されていたんです。
 まるで・・・何かを覚悟していたみたいに。
 なのに事故で死んだなんて・・信じられません。
 一緒に暮らし始めて6年になりますけど、
 考えれば考えるほどおかしいんです。」
「・・・あの、」当麻が言いかけるのを止める瀬文。
「お気持ちは、わかりますが、
 里中先輩は、火災事故で、お亡くなりになりました。
 これは事実です。
 向こうの検死報告書も確認しました。」
「・・・そうですよね。
 つまらないことを申し上げました。
 夫が生前よく、困ったことがあったら瀬文さんを頼る
 ようにと申しておりましたので・・・
 甘えてしまったのかもしれません。」

そんな中、梨花の具合が悪くなったと連絡が入り、
小百合は病院に向かうことに。
「では我々もこの辺で。」瀬文は帰ろうとするが、
「あの、私、この部屋を調べさせていただいてもいいでしょうか。
 何か見つかるかもしれません。」と当麻。
「当麻。」
「これ。うちの合鍵です。
 よろしくお願いします。」
小百合は当麻に鍵を渡し、出かけていく。

「どういうつもりだ。」
「私は真実を知りたいだけですわ。
 てか瀬文さんこそどういうつもりですか?
 里中さんの死因をいけしゃあしゃあと隠蔽しちゃったりして。」
「奥さんがムキになって色々調べ始めたらどうする。
 困るヤツラが、奥さんと子供を狙うかもしれない。
 それをわかって言ってんだろうな?」
「・・・うっせー隠蔽野郎!」
「なんだとこの、魚顔!!」
ギョッとする当麻。
「魚顔ってあだ名だったな。プッ。超ウケル。
 魚ちゃん!」
「・・・ギョギョ!」
当麻、瀬文にキック!そしてドヤ顔!
「ウ”−−−−ッ!!」
本を手当たり次第放り投げる瀬文。
当麻には、その本がゆっくり自分の方に飛んでくるように見えていて、
その本の開いたページを読み取っていく。
1冊の本をキャッチする当麻。
「いただきました。」
「・・・」

これは当麻のスペックなのか?
パズルの1ピースが足りないことを見分けられるのと同じ能力?
当麻のどや顔、好きだなぁ。


「これ片付けたの、里中さんじゃないですね。」
「なぜわかる?」
「この辺の本、古く見えるけど、つい最近印刷されたものばかりです。
 多分、誰かが里中さんの持ち物を片っ端から押収して、
 代わりに新しいものを置いたんでしょう。」
「誰が?」
「誰がやったかわかりませんが、何か証拠やメッセージを残されると
 とても困る集団。
 しかもかなり大掛かりです。
 逆に言うと、里中さんは何とかしてその証拠やメッセージを
 残そうとしたはずです。
 この攻防、ハンパないっすもんね。」
「どこに?どこに残した?」
「わかりませんよー。
 まあでも、この部屋の中でしょうね。」
「そんなこと偉そうに言うな。」

瀬文が部屋の中を探しているのをお茶を飲み、ゲップしながら
待つ当麻。
「お前な、ちょっとは探せよ。」
「プロの家捜しを見てたんですよ。
 こうして見ると、この部屋のありとあらゆるところを
 探していくんですね。」
「そりゃそうだ。」
「だったら、里中さんはこの部屋に何も置かないですね。」
「・・・」
当麻のホッペを掴む瀬文。
「お前がここにあると言ったんじゃん!」
「まあまあ。じゃあここでクイズです。
 この部屋にいつもあるけど、今はここにないもの、
 なーんだ?」
「知るか!」
「奥さんがいるときは家捜しできないからここにある。
 でも奥さんがいないときは家捜しされちゃうから
 その時はここにはないもの。
 ・・・!!」

病院の廊下
老夫婦が当麻、瀬文とすれ違います。

梨花の病室
「梨花ちゃんの、容態は?」と瀬文。
「今は少し落ち着きました。
 でも・・・いつ何があってもおかしくないから、
 急いで手術した方がいいと言われて。
 今、専門のお医者さんを探しています。」
「そうですか。」
「こんな時にあれなんですが、奥さんちょっといいですか?」と当麻。
「はい?」
「あのー・・・失礼なんですが、カバンの中見せてもらっても
 いいですか?」
「カバン?」
「ええ。」
「いいですけど、何のために?」
「里中さんの遺品が入っているはずなんです。」
「遺品?特には・・」
当麻は小百合からカバンを引ったくり、調べ始める。
キャッシュカード、メンバーズカード。
「あ!原宿のACQUAだ。
 私もここで髪切ってもらってんっすよ。
 おそろっすね、おそろ。」
「本題に入れ。」瀬文のゲンコツが飛ぶ。
「もう見つかりましたよ。
 ご主人は相当本好きだったみたいですね。」
「ええ。割とまとめ買いしては、ざーっと一気に読む
 タイプで。」
「本にお金を惜しまないタイプだ。
 じゃ、これは?」
「あ、主人の図書館カードです。
 延滞していた本を代わりに返しておいてくれと言われて。」
「わざわざ図書館から借りてきたと。」
「頼まれたのはいつですか!?」と瀬文。
「最後の出張に出る、前の夜です。
 それが何か?」
「その本のタイトル、なんだか覚えてますか?」

図書館
『歴史的意識の変遷を読み解く図像解釈学』
という本を探す当麻と瀬文。

そんな二人を見つめながら通り過ぎる老夫婦。

「これだ!この本のどこかに!」
本をパラパラめくる瀬文。
当麻は瀬文の頭を叩いて本を奪うと、
目を閉じて本に触れていく。
そして、カッターで表紙に切り込みを入れ、剥がしていく。
メモリーカードを発見。
「あった。」

早速PCに取り込むと、
「出た。」
「何だ?」
「・・・そんなまさか!」

そんな二人を老夫婦が見つめていて・・・。

ミショウ
「うん?これは何?」と野々村。
「里中さんが、公安の超機密データベースから盗んだ情報です。
 里中さんは、すごい深いところまで侵入して盗んだんですね。」
「何これ?」
「SPEC HOLDERのリストです。」
「え!?」

『少しだけ発光できる能力を持つ者/相崎好治』
『未来予知能力を持つ者/冷泉俊明』
『お金を司る能力を持つ者/赤羽智比呂』
『字空間移動能力(行方不明)/稲留 武』
『念動力を持つ者/古戸久子』
『テンプテーション能力を持つ者/今井夏木』
『/上原一晃』
『超聴覚能力を持つ者/桂 小次郎』
『超絶対音感を持つ者/臼井久雄』
『時間を止める能力を持つ者/一 十一』
『大食漢能力を持つ者/内田久美子』

『18 高速移動能力を持つ者/奥山武司』
『19 遠くの音を聞き分けられる能力を持つ者/乙部直樹』
『20 遠くの音を聞き分けられる能力を持つ者/小川貴裕』
『21 自然発火能力を持つ者/加藤 新』
『22 動物と話せる能力を持つ者/金沢康雄』
『23 タイムスリップ能力を持つ者/金子文紀』
『24 町嗅覚能力を持つ者/上木原智恵美』
『25 発光できる能力を持つ者/川里一幸』
『26 念動力を持つ者?/清田益章』
『27 瞬間異動能力を持つ者/串岡良太郎』
『28 髪の色を自在に変える力を持つ者/楠 千亜紀』
『29 発光できる能力を持つ者/坂本真章』
『30 怒ると発火する能力を持つ者/篠崎泰輔』
『31 天候を変える力を持つ者/白石達也』
『32 シンクロニシティ能力を持つ者/関根 淳』
『33 サイコメトリー能力を持つ者/高久奈美』
『34 空中浮遊力を持つ者/高橋』
『35 透視能力を持つ者/瀧 悠輔』
『36 予知夢の能力を持つ者(要検証)/谷村久美子』
『37 出血する能力を持つ者/堤 幸彦』
『38 空想が現実になる能力を持つ者/利光佐和子』
『39 錬金術の能力を持つ者(未確認)/中川真吾』
『40 念動力を持つ者?/中沢美波』
『41 遠隔視能力を持つ者/中田未央』
『42 念写能力を持つ者/中村香苗』
『43 自動書記能力を持つ者/西荻弓絵』
『44 幽体離脱能力を持つ者/似内千晶』

『病を処方する能力を持つ者/不明』
『病を治す能力を持つ者/』
『指先から発火する能力を持つ者/納富貴久男』

「病を治す能力?」と野々村。
「里中さんは、病を処方されてジェニファーシ病にかかって
 しまった梨花ちゃんの為に、こいつを必死で探してたんでしょうね。」
「いてほしけどね、そんな神様みたいな人。
 いたら、大騒ぎになって、結構な噂になっちゃってるよ。」
「やっぱいないんすかねー。」
「いないよー、ね、瀬文君。」
「ええ。」
瀬文はそう答えながら、海野が神の手を持つ人物と会ったことが
あると言っていたことを思い浮かべる。
「うん?どこ行くの?」
「殺された5人の健康診断に関わったと思われる、
 医者の情報を集めてきます。」
「てかこのデータ、どこの誰が作ったんすかねー。」
「え?」
「てか、我々ミショウの他に、既にSPEC HOLDERに向き合っていた
 部署が随分と前からあったってことなんじゃないんすかね。
 どう思いますー?」
「うーーーん。かもねえ。」
「そんなことより、まずは目の前の命を救うことだ。」
「かもねえ。」

当麻は病を処方する能力を持つ者の欄に0に\が入った
マークがあることに気付く。

レストラン
ピクルス大盛りのオムライスを食べる海野。
そこへ瀬文がやって来る。
「すみません。」
「いやまさか、瀬文さんから連絡いただけるとは。
 どうぞどうぞ。
 何かいい情報でもあったのではと思ったんですが。」
「ありません。
 万一あったとしても、職務上で知り得たことは教えられません。」
「志村さんを救う情報を共有したいと、思っただけなんですがね。」
「・・・」
「ま、いいや。
 あなたから頼まれた健康診断のカルテ、調べてみました。
 やはり、健康診断時と死亡時の所見の間には、
 かなり超自然的というか、不自然の隔たりがあると、思いました。」
「・・・病を処方するスペックは、存在するということですか?」
「そこは・・科学者としては、はいとは言いにくいというか。
 ただ、病を治癒する超能力があると言われている以上、
 その逆もあって、おかしくないのではないかと。」
「・・・」
「ちょっと、医者仲間にメールで情報集めてみたんだけど、
 そしたら、医学部時代の同級生の織田というやつに、
 妙な噂のある医者を知っていると。」
「妙な噂?」

天津堂大学附属病院
「ああ、宮崎洋介という検査技師ですね。
 何かと問題が多くてね。
 この男なんですが。」
織田が見せた写真、そこには白い口ひげの男が映っていた。

「この宮崎という医者が起こした問題というのは?」と瀬文。
「金や女や大学や、色々あったんですが、
 一番は・・不審死が必ず起きるということなんです。」
「不審死?原因は?」
「わかりません。
 病を処方するんじゃないかって冗談で言われていましたが。」
「・・・」

ミショウ
『病を処方する能力を持つ人物』
0と\が重なったマークを見つめる当麻。
「1−1=0・・・うーん。」
「ゼロは何か他の呼び方があるのかもしれないよ。」と野々村。
「おぉ!さすが係長。」
「そこで珍名辞典。ジャーン。」
「ああ!」

そこへ、地位からミショウに電話が入る。
「あ、もしもし。」
「何で電話してくるわけ?」と当麻。
「君に聞きたいことがあるって人がいて。」
「今それどころじゃないんです。」
「あ、志村美鈴さんって知ってる?
 あの、お兄さんが、SITの銃撃戦で。」

海野の診察室
宮崎の経歴を調べる海野と瀬文。
看護士に対するセクハラ、薬品の横流し疑惑、患者情報流出疑惑、
売薬行為。
「織田先生の言う通りですね。
 早速、これらの病院に当たってみます。」と瀬文。
「何でも言ってください。」
「ちなみに・・・病を処方した人間なら、その病を治癒出来ますか?」
「あー・・・でも、そんな都合のいい話は期待しないほうが
 いいかもしれませんね。」
「あの。
 先生が、前に自分に話した、病を治す人間の話。
 あれ本当ですか?」
「・・・僕が、中2の時の話です。
 自転車でスピード出しすぎてね。
 ガードレールにぶつかって、右手の手のひらを、半分切断したんです。
 当時、僕は坂本龍一が大好きで、ピアニストになりたかった。
 幼心に夢破れてね。
 そんなある日、」

(回想)
ピアノ売り場の前に立つ海野に、
「治してやるよ、その手。」
男の声に振り返ると、その男は両手小指を海野の鼻の穴に
突っ込み、彼を持ち上げ・・そして立ち去った。
(回想終わり)

「ま、ピアニストをやる才能は残念ながらなかったが、
 そこそこの外科医にはなれた。
 その男の人のお陰です。」
「自分も、治してもらいました。」
「会ったんですか!?」
「・・・自分の場合は女でしたが。
 本当に怪我が治ったんです。
 誰に言っても、信じてもらえないと思うんですが。」

診察室の電話が鳴る。

「緊急のオペが入ってしまって。
 明日のオペなので今から、カンファレンスに行かなければ
 なりません。」
「大丈夫です。この手で、病を処方する医師を捕まえてみせます。」
「健闘を祈ります。」
瀬文が出ていくと、海野はパソコンのメール、
『明日のオペ/クランケのデータです。』
を見つめながら笑みを浮かべ・・・。

ミショウ
「入ります!
 志村美鈴さんとその彼氏が野暮用とのことでお見えです。
 それでは張り切ってどうぞ!」

「彼女が予備校のバイトで一緒の。」と地位。
「あなたが志村美鈴さんですね。」と当麻。
「ええ。」
「お兄さんの事件の件、伺いました。」
「・・・」
「私が言うのも何ですが、あなたのお兄さん、瀬文さんに
 撃たれたんじゃない。
 それだけは信じてあげてほしい。」
「何を根拠に?」
「いつかその真犯人を捕まえて、あなたに説明してみせます。」
「・・・あの。」
「何でしょう。」と野々村。
「病を手で触れただけで治すことが出来る人は、
 本当にいるんでしょうか?」
「え・・」
「例えば、兄のような植物状態の人間を、元通りに出来る、
 神の手を持つ人が。」
「まあ、そんな人いるわけないって言ったんだけどね。」と地位。
「その話は誰が?」と当麻。
「兄の担当の先生が。」
「名前は?」
「警察病院に勤めている、海野先生です。」
「知ってる?」と地位。
「直接は知らない。」
「公安なら、何か情報を持ってるんじゃないかって、
 その先生が。」
「・・・」
「どうなの?」と地位。
「私たちも捜査しています。
 お伝え出来ることがあれば、お伝えします。」
「何も、教えていただけないということですか。」
席を立った美鈴は、机の上に『病を処方する医者』『公安の刑事』
『連続不審死』『里中貢』というメモを見つける。
そして、野々村の目を盗みながら、里中のメモリカードに触れ・・・
そそくさと帰っていく。

その頃、瀬文は大昭病院の坂本院長を訪ねていた。
「宮崎先生について、伺いたいんですが。」
「宮崎先生は、3ヶ月前に辞めてます。」
「何か、あったんですか?」
「それが・・」

ミショウ
『零』『王』『無』『礼』『丸』
「他にゼロと解釈できる名前は・・・」と野々村。

そこへ、瀬文からの電話。
「宮崎洋介というフリーの医者が最後に勤めた四谷の大昭病院で、
 先月の末に、オリエンタル電力の前田会長が、
 急性心不全で亡くなっているらしい。
 裏を取ってくれ。」

「確かに、四谷の大昭病院で亡くなってます。」
「今から宮崎のマンションを急襲する。」
「私も行きましょうか?」
「もう宮崎のマンション表だよ。」

瀬文は宮崎の部屋に侵入する。
が、部屋はもぬけの殻。

「どなた、ですか?」背後から声を掛けられる。
「失礼。警察のものです。」
「わしは隣りのものだけど、宮崎さんなら2週間前に亡くなったよ。」
「え?」
「そこの窓から、飛び降り自殺だよ。」

ミショウ
手がかりを失い落ち込む瀬文。
その前にドンと鍋を置く当麻。
「死んでたよ、宮崎。」
「みたいですね。電話のあとで調べました。」
「真相全て闇の中。」
「闇に沈む真実もあれば、光差す真実もありますって。
 ま、うどん食いなっせ。」
「なんだその自信・・・」
「向こうも必死なんっすよ。真実を闇に沈め続けるっつーのは、
 相当体力いると思うんすよね。
 向こうも、全部の真実を沈めきれないはず。
 一瞬でも浮かび上がった真実を、絶対に逃さずに、
 白日の下に引きずり出すのが私たちの仕事です。
 だから、その為に体力つけてください。」
「・・・まずい。」
「は?」
「しょっぱい、すっぱい、そのくせ甘ったるい!」
「なんだとコラ!表出ろ、このヤロウ!」
当麻、瀬文の横に立つと、彼の頭をうどんに押し付ける!
思わず飛びのく瀬文。
「あっちぃだろこのヤロウ! 
 せっかく作ってやったんだから食え、お前!」
「こんなの食えるかこの味オンチが!!」
当麻に肘鉄を食らわす瀬文。

野蛮なんだけどじゃれあいに見えるから不思議。

翌朝
「おはヨークシャテリアなんちゃって。
 二人とも頑張ってるねー。」と野々村。
「おはようサンテレビ。もうそんな時間か。」
当麻、はちみつをがぶ飲み。
「糖尿病なら即死だな・・」と野々村。

「そろそろ梨花ちゃんのオペの時間だ。大丈夫かな。」と瀬文。
「大丈夫だよ。
 執刀医は警察病院の海野先生らしいから。」
「海野先生・・・」と瀬文。

『UNNO』を重ねて書いてみる当麻。
すると、あの記号(0に\)が出来上がる。
「・・・なんつって。」

「何で、海野先生なんですか?」と瀬文。
「あの人は、日本で何本かの指に入る、心臓外科医なんだよ。
 特に小児科の分野では、世界トップクラスの有名な医者なんだよ。」
「え?すごい。瀬文さん、大丈夫っすよ。
 ジェニファーシ病への子供への症例が、日本で7例、
 全部海野先生なんだ。
 子供での症例は日本にしかなく、海野先生の論文と術式は、
 世界のスタンダードになってるぐらいなんですって。」
「そうか。」
「良かったっすね。」
「ああ。」嬉しそうに頷く瀬文。

「信じて待てばダイジョウVだ。」と野々村。
「他にも、子供にしか掛からないとされている、
 ソンガンホ病の成人症例、
 キーマ症候群の、子供での症例は日本だけなんですが、
 ・・・全て、海野先生の論文と・・」
「どうした?」
「海野先生の症例、全部珍しいんですよね。」
「それだけ優秀ってことだよ。」と野々村。
「だったらいいんですけどね。
 ジェニファーシ病とキーマ症候群は、大人にしか掛からないと
 言われていて、
 その逆に、ソンガンホ病は、子供の病気なんです。
 その例外が全て、日本のみに発症していて、
 全て、海野先生の患者なんです。
 ・・・」
U、O、Nを重ねて書いたマークを見つめる当麻。
「・・・瀬文さん!この宮崎の資料誰に貰いました?」
「海野先生だ。」
「四谷の大昭病院は、坂本正俊という名の事務長は実在しません。」
「え?」
「海野先生の同級生にも、織田豪という医者はいません。」
「・・・」
「全部が全部、海野先生が仕掛けたトラップです。」
「何の為に?」
「病を処方する医者が、宮崎洋介だと、瀬文さんに思わせるため。」
「・・・どういうことだ。
 全部が、海野が仕組んだダミーってことか?」
「はい。
 海野先生が、病を処方する医者だったんです!」
「・・・」
「梨花ちゃんが危ない!
 海野はオペマニアですよ。
 難病を次々と処方しては、実験的オペを繰り返す、
 究極のマッドサイエンティストです!」
瀬文は自分の紙袋と当麻のキャリーバッグを手に、走り出す。
当麻もその後を追い・・・。

病院へと急ぐ二人。
「小百合さんに電話して、直ちに海野の手術を止めさせろ。」
「わかってますよ。
 もしもし小百合さんですか?」
「当麻さん?」と小百合。
「海野には近づかないで下さい。
 もしもし?」
「すみません、今病院なんで、あとで折り返します。」

タクシーに乗り込む二人。
「クッソ!あとでじゃ遅いんだよボケ!」
「どけ!」

病院、ロッカールーム
「先生、オペの準備が出来ました。」
「今行く。」

オペ室に向かおうとする海野の前に、美鈴が立ちふさがる。
「何故君がここに?
 ここは、関係者以外立ち入り禁止だよ。」
「もうこれ以上、人殺しはやめて下さい。」
「は?」
「私、本当は先生が病を治してくれる超能力者なんじゃないかと
 思っていました。
 神の手を持つ医者は、先生のことかと。」
「何言ってるんだい?僕はただの医者だよ。」
「違います。
 本当は・・・病を処方する医者ですよね。」
「・・・誰がそんなことを。」
「里中さんです。
 里中さんの遺品に、その時のビジョンが残ってた。
 先生は、私の兄の事件にも関わっているんじゃないんですか? 
 だから先生は私に、兄のビジョンのことについて
 何度も聞いたんじゃないんですか?」
「・・・」
美鈴を羽交い絞めにする海野。
「騒ぐと死ぬよ。
 病を処方するのはね、簡単なんだよ。」
「・・・」
「まず全身をスキャンして、弱っている部分を見つけ出す。
 それから額を当てて・・・適切な、病を・・・」

海野がおでこを当てようとしたその時、
瀬文と当麻が駆けつける。
「手を離せ!じゃないと撃つ。」銃を構える瀬文。
「おやおや。穏やかならないな。」
美鈴を放す海野。
「5人の刑事を殺し、梨花ちゃんにジェニファーシ病を
 処方したのはあなたですね?」と当麻。
「何か証拠でもあるんですか?
 あったら教えてー。」
「やらしいな。」
「この国は法治国家だからね。
 まあ、凡人を取り締まるだけの、時代遅れの法。
 法廷で、裁判官が納得するだけの立派な証拠がなければ、
 あんた達何も出来ない。そうでしょ?」
「現行犯でっち上げ、この場で射殺してやる。」
「堺正人の『ジョーカー』か。」
「みんな忘れてるよ!」と当麻。
「俺はテレビは見ねー!」と瀬文。

そこへ、看護師がやって来る。
銃を隠す瀬文。

「先生、何やってるんですか?
 急いでください。容態が急変しています。」

「どうします?
 僕なら助けられるけど?」
「・・・・・行け。」
「命令するんだ。
 土下座してお願いされてもいいくらいなんだけどな。」
「あの子にもしものことがあったら、
 テメーの命はないからな。」
「あの子には何の罪もない。
 必ず助けますよ。
 医者としての、プライドと両親を賭けて。」
海野が部屋を出ていく。

手術室前
「さっき、何を話してたんですか?」
当麻が美鈴に聞く。
「別に。」
「何か知っていることがあれば教えてください。」
「・・・」
美鈴の携帯が鳴る。
「携帯。」当麻が注意する。
「病院内でOKのピッチです。
 もしもし?」

看護師が出てきた。
「手術の結果は?」と瀬文。
「私のほうからは。
 ドクターから聞いてください。」
「海野先生は?」
「最後の縫合を任せて先に出られましたけど。」
「・・・やられた。」と瀬文。

「瀬文さん!
 海野先生からです。」
美鈴がPHSを差し出す。

「きさま!逃げやがったな。」
「逃げてませんよ。悪いことしてませんもん。」
レストランでステーキを食べながら話す海野。

自分の携帯を取り出す瀬文。
「あ、携帯は。」と当麻。
「・・・海野の発信元を照会する。」
「病院は携帯NG!ダーメダーメダメ。」
瀬文は紙袋に番号を控えると、PHSを美鈴に返し、走り去る。

「海野さん。お伺いしたいことがあります。」と当麻。
「何ですか?」
「海野さんは命を救うのがお仕事ですよね。
 なのに何故、病を処方するんですか? 
 病を処方し、手当てもせず見殺しにして楽しんでる。
 医者として最低だよ!」
「病を処方するのは、我々の生命を守るためだ。
 いわば、正当防衛ですよ。」
「え?」
「治安って言葉ご存知ですか?
 より多数の国民の安全を守るために、利益に相反する存在を
 取り締まり、時には刑に処す。
 一見聞こえはいいが、要は体制による暴力支配だ。
 我々は、マイノリティだ。
 体制による暴力には、能力で対抗する。
 さもないと、我々の妻や、子供たちさえも狙われる。
 殺される。」
「そんな馬鹿なこと・・あるわけない。」
「真実にたどり着けなくて、何が刑事だ。
 君こそ、刑事として最低だ。」
「・・・」
「僕だって・・・医者を続けたかった。
 医者はいい。人の生命を救える。
 当麻さん、僕だって・・・生命を救うSPECが欲しかったですよ。
 ただ才能ってのは・・・自分が望むものと一致しない。
 ・・・神は残酷だ。」

海野のいるレストランに男達が入ってきて、
海野の背後に立つ。
店には、あの老夫婦もいた。

センスを広げる海野。
「僕はタダじゃ殺されないぞ。
 君たちを、最も苦しい病の中に取り込んでやる。」
海野はそう言うと、電話を切る。

「もしもし?」
当麻はすぐにかけなおしてみるが、
電源は切られてしまっていた。

梨花がオペ室から出てきた。
「もう大丈夫ですよ。」と看護師。
「ありがとうございます。ありがとうございます。
 当麻さん!梨花助かりました!
 おかげさまで・・ありがとうございました!」
「良かったです。」微笑む当麻。

「ありがとう。」
美鈴にPHSを返す当麻。
「あなたも、本当は向こう側の人間なんでしょう?」
「・・・」
「嘘をついても無駄よ。
 私には、何でもわかるの。触ればね。」
美鈴を交わす当麻。
だが美鈴は当麻の肩を掴み・・・



今回の主題歌は日本語バージョン!

美鈴が言う向こう側の人間、それはSPEC HOLDERのこと?
それともSPEC HOLDERを取り締まろうとする公安?
当麻の肩に触れた美鈴は何を見たのか!?

海野の葬儀に赤いキャリーバッグを持ったまま参列する当麻。
呆然と立ち尽くす瀬文の肩にそっと触れる当麻に、
瀬文を気遣う優しさが伺えました。
遺影に手を合わせるときのシーンを見ると、当麻の左腕は
失ったままなのかな。

SPEC HOLDERのリストには50人以上もの能力者たちの
名前や住所が載っていました。同じ能力を持つ者もいるんですね。
あの老夫婦スパイも能力者なのでしょうか?それとも公安の人間?

SPEC HOLDER、そして津田率いる公安。
公安は能力者たちを利用しようとしているのか、
それとも彼らの暴走を止めようとしているのか。

冷泉は津田に監禁され、里中は、何者かに冷泉を奪還するよう
依頼されていた。
古戸、海野はどこへ?公安が拉致された?

脇、林を殺し、死刑になる林を見殺しにしたニノマエ。
彼の名前もリストにありました。
彼の狙いは?そして今回見せた二面性は?

公安は、政治不信、警察不信、医療不信など、不平不満を抱く
能力者たちに、あなた達の能力で平和な世の中を作ろうと呼びかけた。
でもそれこそがサブコードで、実は隠された本当の理由がある。
今のところそんな風に予想しています。


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主題歌
The Ricecookers「NAMInoYUKUSAKI」

外国のアーティストかと思っていましたが、国籍は日本。
歌番組で見てみたいです。
ドラマでは毎回アレンジが違うそう。

B0047R1YLGNAMInoYUKUSAKI
THE RICECOOKERS
Sony Music Distribution inc. (JDS) =music = 2010-12-01

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4048741527SPEC ビジュアルファイル
TBS
角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-11-30

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4043534043SPEC II
角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-11-25

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SPEC×大阪王将コラボ味噌餃子(オリジナルステッカー付き)
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TBS ishop








B0043GT12KTBS系金曜ドラマ SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~オリジナル・サウンドトラック
TVサントラ
Anchor Records 2010-12-01

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B0045UADZ8SPEC ~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~ (戸田恵梨香、加瀬亮 出演) [DVD]


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甲の回魔弾の射手
犯人:脇 智宏
動機:世界を正しい方向へ導く
SPEC:異常な身体能力
射殺
漢字=麻「痺」

乙の回天の双眸
犯人:桂 小次郎
SPEC:千里眼(異常に鋭敏な聴覚の持ち主)
死刑
漢字=血「痕」

丙の回漂泊の憑依者
犯人:林 実
動機:警察批判、被害者の怒り、悲しみ
ニノマエに殺される
SPEC:憑依

丁の回希死念慮の饗宴
犯人:古戸久子
動機:娘を失った悲しみ、幹事、警察への怒り
組織に確保?
SPEC:念動力
漢字=「遺」品

戊の回堕天刑事
犯人:白いひげの老人
SPEC:病を処方するスペック
里中 小百合
里中 梨花

己の回里中 貢病の処方箋
犯人:海野亮太
動機:
組織に確保?


気になるポイント
・津田率いる組織(公安)の特殊能力者の犯罪研究
 冷泉はこの組織に監禁
・海野のボスは、冷泉を奪還しようと動く。
・古戸、海野はどこへ?
・脇、林を殺し、死刑になる林を見殺しにしたニノマエ。
 彼はどこの組織に属する?

・左利きの地居、当麻の怪我した左腕→切断

・キャラクターの名前と数字(☆印=能力者)
 ?当麻 紗綾(10)
 ?瀬文 焚流(7)(23)
 ☆一 十一 (1)漢数字の1:時間を止める?
 ☆志村 美鈴(0)ミレイのレイ:サイコメトリ
 ?地居 聖 (1)チイ→イチ:
 ☆海野 亮太(1)ウンノ→ウノ(スペイン語):病を処方
 ☆冷泉 俊明(0)レイセン:予言
 ?津田 助広(2)

SPEC HOLDER
『少しだけ発光できる能力を持つ者/相崎好治』
『未来予知能力を持つ者/冷泉俊明』
『お金を司る能力を持つ者/赤羽智比呂』
『字空間移動能力(行方不明)/稲留 武』
『念動力を持つ者/古戸久子』
『テンプテーション能力を持つ者/今井夏木』
『/上原一晃』
『超聴覚能力を持つ者/桂 小次郎』
『超絶対音感を持つ者/臼井久雄』
『時間を止める能力を持つ者/一 十一』
『大食漢能力を持つ者/内田久美子』
『18 高速移動能力を持つ者/奥山武司』
『19 遠くの音を聞き分けられる能力を持つ者/乙部直樹』
『20 遠くの音を聞き分けられる能力を持つ者/小川貴裕』
『21 自然発火能力を持つ者/加藤 新』
『22 動物と話せる能力を持つ者/金沢康雄』
『23 タイムスリップ能力を持つ者/金子文紀』
『24 町嗅覚能力を持つ者/上木原智恵美』
『25 発光できる能力を持つ者/川里一幸』
『26 念動力を持つ者?/清田益章』
『27 瞬間異動能力を持つ者/串岡良太郎』
『28 髪の色を自在に変える力を持つ者/楠 千亜紀』
『29 発光できる能力を持つ者/坂本真章』
『30 怒ると発火する能力を持つ者/篠崎泰輔』
『31 天候を変える力を持つ者/白石達也』
『32 シンクロニシティ能力を持つ者/関根 淳』
『33 サイコメトリー能力を持つ者/高久奈美』
『34 空中浮遊力を持つ者/高橋』
『35 透視能力を持つ者/瀧 悠輔』
『36 予知夢の能力を持つ者(要検証)/谷村久美子』
『37 出血する能力を持つ者/堤 幸彦』
『38 空想が現実になる能力を持つ者/利光佐和子』
『39 錬金術の能力を持つ者(未確認)/中川真吾』
『40 念動力を持つ者?/中沢美波』
『41 遠隔視能力を持つ者/中田未央』
『42 念写能力を持つ者/中村香苗』
『43 自動書記能力を持つ者/西荻弓絵』
『44 幽体離脱能力を持つ者/似内千晶』
『病を処方する能力を持つ者/不明』
『病を治す能力を持つ者/』
『指先から発火する能力を持つ者/納富貴久男』


気になるセリフ
1話
(脇)
「我々の存在に気付いてしまった以上仕方ない。
 当麻さんの仰る通り、人は進化を遂げ続けている。
 進化した我々は、この世界を修正していかなければならない。
 政治、経済、教育、モラル。
 今手をつけなければ間に合わなくなる。
 今どきタレントや、親の七光りで当選した二世議員たちに、
 この世界を任せている場合じゃないんですよ。」

(ニノマエ)
「せっかく俺たちに近づいてきたやつらが現れたのに、
 何勝手な事するんだよ。
 お前が死ね。」
 
2話
(桂)
「警察が無能なあまり、罪を償うことなく、
 青空の下のうのうと生きている犯罪者が、どれほど沢山
 いることでしょうか。
 未だに癒えぬ被害者の怒りや悲しみが天に届き、
 が・・・私に命じたのです。
 神にかわって、この千里眼を用い、天罰を下せと。」

3話
(林とニノマエ)
「僕は僕だ。たまたまSPECがあるからと言って
 お前らの仲間にはならない。」
「仲間?」
お前らの組織の事は多少研究した。」
「組織?
 アハハ。なーんだ。安心したよ。
 サブコードを良くわかっていなかったようだね。」

(海野)
「医者っていうのは、死になれていると思われていますが、
 本当はそうじゃない。
 人の死は、おりの様に、心の中にずっと溜まっていくんです。
 痛みとか、悲しみや、色んな重みを背負ってます。
 それは、刑事のあなたと一緒だと思う。
 悪いようにはしません。神の手を持つ男のデータを教えて
 くれるだけでいい。
 その代わり、僕は志村さんを救ってみせる。」

4話
(地居)
「受験用の物理は、暗記と、慣れだよ。
 実際、最新の理論と異なる部分も少なくない。
 大学に入って、本格的に勉強を始めれば、物理も本当は
 面白い世界が広がってる。
 例えば、相対性理論で最も有名なパラドックスで、
 双子のパラドックスというのがある。
 双子の兄が、高速に近いスピードで、すっ飛んでいく宇宙船に乗り
 旅をした場合、宇宙船の中では時間の進むスピードが遅くなる。
 つまり、ずっと若いままのはずなので、宇宙船にいる兄の方が
 地球にいる弟よりも、若くなるはずだっていう話。」

(古戸と瀬文)
「あなた達警察が、最初からちゃんと捜査してくれれば
 良かったのよ。
 自殺サークルなんてものを野放しにして、
 全部あなた達が悪いのよ!
 罪を償うのはあなた達よ!
 娘の無念、親の無念、自殺していった人たちの苦しみ、
 残された家族の苦しみ、怒り、悲しみ、絶望!」
「人のせいにするな。
 警察が悪い、自殺サークルが悪い、世の中が悪い、
 そうやって他人のせいばっかりにしてるから
 娘の気持ちもわからねーんだよ!」

5話
(海野)
"公安に奪われた民間人を一人奪還するだけのミッションだ"

(津田)
「ヤバかったなー。え?
 オトリの為のミショウが、パンドラの箱を開けやがって。
 いっそ消しちゃうか。」

(地位)
『時空(時間と空間)にそれ以上の分割不可能な最小単位が存在する
ことを記述する理論である』

6話
(当麻と海野)
「病を処方するのは、我々の生命を守るためだ。
 いわば、正当防衛ですよ。」
「え?」
「治安って言葉ご存知ですか?
 より多数の国民の安全を守るために、利益に相反する存在を
 取り締まり、時には刑に処す。
 一見聞こえはいいが、要は体制による暴力支配だ。
 我々は、マイノリティだ。
 体制による暴力には、能力で対抗する。
 さもないと、我々の妻や、子供たちさえも狙われる。
 殺される。」
「そんな馬鹿なこと・・あるわけない。」
「真実にたどり着けなくて、何が刑事だ。
 君こそ、刑事として最低だ。」
「・・・」
「僕だって・・・医者を続けたかった。
 医者はいい。人の生命を救える。
 当麻さん、僕だって・・・生命を救うSPECが欲しかったですよ。
 ただ才能ってのは・・・自分が望むものと一致しない。
 ・・・神は残酷だ。」

(美鈴と当麻)
「あなたも、本当は向こう側の人間なんでしょう?」
「・・・」
「嘘をついても無駄よ。
 私には、何でもわかるの。触ればね。」


予想
公安は、政治不信、警察不信、医療不信など、不平不満を抱く
能力者たちに、あなた達の能力で平和な世の中を作ろうと呼びかけた。
でもそれこそがサブコードで、実は隠された本当の理由がある。


【キャスト】
 当麻 紗綾(24) - 戸田恵梨香
 瀬文 焚流(36) - 加瀬 亮

 野々村 光太郎(70) - 竜 雷太

警視庁関係者
 津田 助広(42) - 椎名桔平(特殊能力者の犯罪を研究するグループ)
 近藤 昭男(50) - 徳井優
 馬場 香(40) - 岡田浩暉
 鹿浜 歩(55) - 松澤一之
 猪俣 宗次(28) - 載寧龍二
 正汽 雅(20) - 有村架純
 志村 優作(24) - 伊藤毅

その他
 一 十一(ニノマエ - )(年齢不詳) - 神木隆之介
 志村 美鈴(19) - 福田沙紀
 地居 聖(24) - 城田優   
 海野 亮太(35) - 安田顕
 冷泉 俊明(年齢不詳) - 田中哲司

中部日本餃子「CBC」


【スタッフ】
脚 本 
 西荻弓絵
演 出 
 堤 幸彦
 加藤 新
 今井夏木
 金子文紀
プロデュース 
 植田博樹
 今井夏木
 赤羽智比呂
音 楽
 渋谷慶一郎
 ガブリエル・ロベルト
製作協力
 オフィスクレッシェンド
製 作
 TBS

Wikipediaより


戸田恵梨香さんの主な出演作品



加瀬 亮さんの主な出演作品





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