2010年11月29日

SPEC〜警視庁公安部公安第五課
未詳事件特別対策係事件簿〜
庚の回

『覚吾知真』

病院
「あなたも、本当は向こう側の人間なんでしょう?
 私には、何でもわかる。触ればね。」
美鈴(福田沙紀)はそう言い、当麻(戸田恵梨香)の肩に触れる。
見えたビジョンは・・・

「何これ。」
「何をしたの?」
「あなたの中のビジョンを見たの。」
「ビジョン?・・・どんな?」
「何も。」

美鈴が見たのは、CBCの焼き餃子、湯で餃子大盛り4皿!

「ほんっとに空っぽな女。」
「空っぽ?」

立ち去り際、当麻の手からPHSを取り戻す美鈴。
その時、ネコにえさを上げる小学生の少年のビジョンが見えた。

「サイコメトリー・・・」当麻が呟く。

美鈴が見えたビジョンをスローで再生してみると、
最初に、空から見た夜の街のようなビジョンが見えかけて、
次にギョウザのどアップ。
当麻が無意識のうちに阻止した?
川原でネコにエサをあげる少年。これは当麻の記憶?


「当麻!海野の居場所がわかった!」と瀬文(加瀬亮)。

ステーキ・レストラン
「すみません、警察のものですが、
 1時間ぐらい前に、何か騒ぎはなかったですか?」と瀬文。
「さあ。」と店員。
「こいつなんですけど。」当麻が海野の写真を見せる。
「ああ、騒ぎはなかったですよ。
 ご友人が6名いらっしゃって、みなさんでステーキ食べられて、
 和やかにお帰りになりました。」
「和やかに?」
「ええ。すごく上機嫌で。
 あ、そうそう。帰りにね、ここに、財布の残り全額入れて
 帰られました。」
レジの横には、『子供の難病を救え』と書かれた募金箱。
そこには現金と共に、海野のメンバーズカード、そして扇子も
入れられていた。
当麻はその扇子を広げてみる。
『せんせい ありがとう』
子供が海野に贈ったものだった。
「・・・これ、貰っていいっすか?」

海野の扇子を三角巾に刺して歩く当麻。
「ゴミだよそれ。犯罪者に気持ち入れてんじゃねーぞ。
 そいつは人殺しだ。」
「ただの人殺しじゃないっす。何か彼らなりに目的があって 
 人を殺してた。しかも、かなり大掛かりな組織の殺人です。」
「何が言いたい?」
「いやね、仮に組織の構成員がもし1千万人を越えるような
 話なら、今起こってるのは犯罪ではなく、戦争、
 もしくは、カワメイってことかな、なんつって。」
「革命だろ!」
ギョッ!とする当麻。
「お前ホントに京大か?」
「噛んだだけでしょ!」
「妄想は一人でやってろ。俺は今、目の前の事件を確実に追う。」
「妄想じゃないかもですよ。
 大体歴史のターニングポイントは、いつも静かに私たちの
 真横を掠めていく。
 誰かがそのことに気付いた時には、既に手後れなんっす。」
「俺は学者じゃねー。刑事だ。」
「私だって刑事だよっ!」

志村の病室
「もうすぐ入試だよ。
 来年は、何とかいけるかも。芸大!
 ・・・何とか言いなよ。ムカつくなー。
 ・・・ずっとこうやって寝てると・・・殺されちゃうんだからね、
 病院に。」

そこへ、医師がやってきた。
「志村さん、ちょっと、いいですか?」
「・・・来たよ・・ほら。」

夜、瀬文の帰りを美鈴が待っていた。
「美鈴ちゃん・・・。何かあった?」
「一応言っておこうと思って。
 来週・・・兄が死ぬことになりました。」
「え?」

(回想)
医師の部屋
「そろそろ、ご本人の為にも、これから先のことを
 お考えになりませんか?」
医師が『尊厳死親族同意書』を差し出す。
「それは・・・治療をやめて、死なせるということですか?」と美鈴。
「今週いっぱいまでは、警察が、労災以外の医療費を負担して
 いますが、いつまでもというわけには・・・ということらしいです。
 本当に、お気の毒ですが。」
(回想終わり)

この医師の部屋、メロンだらけ。

「金の問題なら、俺が何とかする!」と瀬文。
「個室代、保険以外の薬代、おむつ代、諸々一日少なくとも3万
 として、月約90万ですよ!払えますか!?」
「・・・」
「じゃあ。
 ・・・警察って、人は殺すけど、誰も助けてくれないんですね!」
「・・・」

警察不信に陥る美鈴も、あっち側の人間に
なってしまいそうで・・・。


雅とデート中の野々村は、「新宿のシンデレラ」と呼ばれる
サトリ(真野恵里菜)に占ってもらう。
「あの、私たちっていつ結婚出来ますか?」と雅。
「では、あなたの心を、サトリます!
 ・・・野々村さんは、奥さんと別れることが出来ないでしょう。」
「な、何で私の名前を!?」
「フフフ。だって私はサトリだから。」
「けど・・・」
「ちょっと酷い!最低!もう、いい!私が別れてあげる!」
雅、野々村をビンタして立ち去る。
「あ・・ちょっと!雅ちゃん!
 あんたねー。そういうこといきなり・・いきなり言うってのは
 どうよ!」
「大丈夫。雅ちゃんには、もう若い男性の影が。」
「何で雅ちゃんって名前まで。
 若い男性!?」
「相手の名前もわかりますよ。
 その人の名は、猪俣宗次。」
「あいつかぁぁ。」
「鑑定料3万円ですが、あなたの運気を上げるため、
 このブレスレットをお勧めします。」
「え?」
「こちらは17万100円になります。」
「・・・」
「あ、12時だ。閉店ですよ。」

瀬文は“ 病を治す能力を持つ人物 ”なら志村を救えると思い、
居場所を見つけようと必死。
スペックホルダーのデータを調べ始める。

『病を治す能力を持つ者
 名前・・・不明
 住所・・・不明
 生年月日・・・不明
 性別・・・不明』

「どこをどう探せばいいんだ!!」ゴミ箱を蹴飛ばす瀬文。
「何をお探し?」
「うわ!」
「うわ!」
「・・・いたのか。」
「ずっといますよ。
 何を探してたんですか?
 病を治す人間のデータですか?」
「・・・」
「志村さん、近々強制尊厳死になるんですね。
 会議を盗聴していて知りました。
 なんとかしないとですよねー。」
「何か、手はあるのか?」
「この里中さんが残したデータなんですけどね、
 冷泉さんについてのメモが書き加えられているんですよ。」

『金が好き
 金に汚い
 1000万出せば教えてくれるか?』

「里中さんは、冷泉さんの霊能力を認めてたみたいです。
 もしかしたら、冷泉奪還の折に買収して、
 予言を頼もうとしていたんじゃないですかねー。」
「予言?予言で病を治す人間の居場所がわかるわけがない!」
「私ならこう頼みます。
 病を治す人間が出没する時と、場所を予言してくれって。」
「・・・なるほど。」
「ここは一か八か、冷泉さんを探してみましょう。
 美鈴ちゃんと、志村さんの為にも。」
「一か八かじゃねー。
 冷泉を拉致しているやつらが、この中のどっかにいるはずだ。
 必ず冷泉を見つけ出す!」
「はい。」

その頃、ある監禁場所
「どうした?具合でも悪いのか?」
津田(椎名桔平)が冷泉(田中哲司)に声を掛ける。
「何かが起きる。」
「あ?引越し?わかっちゃった?すごいねー。
 今度は安全。誰にも知らせてない保護施設だから。」
「またですか!?いい加減元の生活に戻してください。
 いつまで人の自由を奪えば気が済むんですか?」
「あらやだー。
 詐欺罪でちゃんと立件してブタ箱に押し込んでやっても
 いいんだぜ。本名、鈴木俊明さんよ。」
「・・・」
「あんた、1998年からキトサン入りの健康食品なんかを
 マルチで売ってボロ儲けしてたろ?
 おじさん知ってんだ。・・・買ってたし。」
「毎度ありー。」
「ま、インチキな詐欺師罪の方が、なまじ本物の霊能者よりも
 気楽で良かったんじゃないのか?」
タバコとライターを放り投げる津田。
「・・・」津田が焼いた餅を食べ始める冷泉。
「醤油、つけないの?」

ミショウ
SPECホルダーを調べる瀬文と当麻。
「この中のどっかに・・・」

ミショウに戻ってきた野々村は、そこにサトリがいることに気付く。
「初めまして。私、新宿のシンデレラこと、サトリです。」
「今チョー人気の占い師ですよ。」と当麻。
「何でここに?」と野々村。
「今日は、公安に理由もなく拉致されている、
 哀れな霊能者の冷泉さんを奪還することを、
 宣言しに来ました!」
笑顔でVサインするサトリ。
「何?」と瀬文。
「痛・・・(首を押さえるサトリ)
 あなたの心を、サトリます♪」
「・・・」
「頭のおかしなガキが、何でヨリによって冷泉だよ、
 って今思いました?」
「・・・」黙り込む瀬文。
「思ったんだ!」と当麻。
「瀬文ってホント単純バカだなって、当麻さんの頭の中も
 丸見えですよ。」
「・・・」
「ニノマエとの経緯も見えますよ。
 やだ、グローい。」
「・・・ンニャロ!」
サトリに飛び掛ろうとする当麻。だがサトリはそれを察知。
「だから、あなたが私を捕まえようと考えた瞬間、
 わかっちゃうんだから、無理無理!エヘヘ。」
「ムカツク!!」

「二人も冷泉さんを探してるんだ。
 で、どこにいると思います?
 当てて見て下さい。」
「・・・」

「瀬文さん何も考えちゃダメ!」と当麻。
「え?」

「・・・サトリました。」

「瀬文さん、今何考えました!?」と当麻。
「え・・」
「正直に言ってください。」
「さっき調べた、冷泉の保護されていそうな場所を。」
「・・・やられた。」
サトリは既に姿を消していた。
「サトリはそれを読みに来たんですよ。」
「まさか!」
「まさかじゃねーよ。
 これを見てください。」
ネットには、サトリの評判を称える書き込み、評判。
「くだらん!芸能人のゴシップなんて調べただけだろ?
 さっきも特にたいしたこと言ってない。」と瀬文。
「彼女は本物だよ。
 人の心を詠む能力を持っている。」と野々村。
「係長。何で突然断定するんですか?」
「・・・」
「サトリは、本気で冷泉さんを狙ってます。」

警察署の外
『ボス こちらサティです
 冷泉の居そうな場所が分かったわ』
サトリは英語でボスに報告する。

ミショウ
「ヤバイですよ。」当麻が瀬文に言う。

車で移動する津田班。
「あ、公安の内部にね、変な女が来たんだってさ。」
「・・・」
「そうピリピリすんなよ。
 ふん、食べるか?」
みかんを差し出す津田。
「・・・」
「美味いのに。」
「・・・何か、嫌な予感がする。
 化け物が、あちこちで、動き出すような。」
レモンを握り締める冷泉。
「ハハハ。ゾンビがゾロゾロか。」
「笑い事じゃない!
 真っ先に犠牲になるのは、あんただよ。」
「・・・そこをさー、あんたの力で何とかしてよー。」
「・・・」

「フフフフフ。」少女の笑い声。
驚いて振り返る津田と冷泉。
「ところがそうはいかないですよ。
 私がいる限り。」とサトリ。
「いつの間に・・・」と津田。
「簡単なことです。津田さんがどの車に乗ろうと思ったか
 悟ることくらい。」
津田がサトリに銃を向ける。
「ウフフフ。そうくると思って、とっくに弾なんか抜いて
 ありますもん。ほらね。」
「・・・」
「またいつの間に?って今思いました?」
「・・・」
「こりゃあ敵わん、って今思いました?」
「・・・」
「私には勝てねーんだよ。」

車が急停車する。
「何だ!?」
運転手が津田に銃を向け・・・2発発砲。
「うわぁ!」叫ぶ冷泉。
運転手は津田を車から引き摺り下ろすと、車を走らせる。

「冷泉・・・死ぬなよ・・・。」津田はそう呟き・・・。

ミショウ
「冷泉が強奪されたみたいですね!」
ヘッドフォンを外しながら当麻が言う。
「え!?」
「公安部の上の人たちが騒いでいます。」
「と、当麻君それどこを盗聴しているの?」と野々村。
「警視庁の超?回線です。」
「え・・バレたら逮捕されちゃうよ。」
「私たちに情報を流さないヤツラが悪いんですよ。」

地下室のような部屋
「ヤベーな。」津田の声。
「大丈夫です。手は打ちました。」
「中野のメンツ、潰されるんじゃねーぞ。」
「言われるまでもありません。」
将棋を指しながら会話する男達。
テーブルの上には、マイルドセブンと100円ライター・・・。

冷泉と保護施設に居た時と、同じタバコとライター。
ということは、津田は生きていた?
中野のメンツ、とは?


捜査一課が津田が放置された場所に駆けつける。
「何もねーじゃねーか。」と鹿浜。
「でも、確かにこの地点で銃撃事件があったと通報が。」と猪俣。
「・・・血だ。」

「すまん、通報は悪戯だったようだ。」
馬場管理官(岡田浩暉)が連絡を入れる。
「管理官、これは何かありますよ。」と鹿浜。
「何も見るな。喋るな。」
「は・・・。」

「そういや鹿浜さん、定年まであとどれ位じゃったっけ?」と猪俣。
「あと、5年だ。」
「それは大事やね。
 ・・・わしゃまだ32年もある。
 32年もすっとぼけた猿芝居なんて出来んわ。
 わしゃ刑事じゃけ。」
「俺だって刑事だよ・・。」

ミショウ
警視庁データベースにハッキングし、車両ナンバーを調べる当麻。
「品川 800 へ 86-26(ハロプロ)
 Nシステムと連動させて、写真をば。
 ・・・間違いない!サナバビッチ!
 ▼▼の穴に逮捕状■■こんでやる」
『手錠は俺にかけさせろ』と英語で答える瀬文。

「なんか撃たれた刑事がいて、その刑事がGPS携帯を
 社内に仕掛けているらしいんです。
 その携帯番号から、現在位置割り出します。」
「お前・・すごいな。」
「ま、場所はこれで、おおむね絞り込める。」
「よし、行くぞ!」
「待ってください。」
「何だ!」
「サトリの能力を封じる何かを見つけないと、
 あっさりと逃げられちゃいます。」
「・・・そもそもサトリは何が目的なんだ?
 やつら、何者なんだ?」
「何者かはわかりません。
 ただまあ目的は、資源を巡る、覇権争いですな。」
「資源?」
「分かりやすく言うとですね、金融や資源で世界を支配
 してきた大メジャーの一部は、ヒューマンリソース、
 つまり、才能溢れる人材を資材と見なして、
 取り込み始めています。
 科学者、技術者、スポーツ選手とか。」
「更にわからん。」
「スペックホルダーなんぞは、人的資源の超レア物件ですからね。
 下手すると、その覇権争いが、次の世界地図を書き換えるかも
 しれません。」
「・・・」
「やっと出た。
 よくもまあご丁寧に過去を消しまくりやがって。」
「何のデータが出たんだ?」
「瀬文さん冴えてますね。
 くだらないデータですよ。
 交通違反の記録がやっとです。」
それは、サトリ(星慧)のデータだった。
「この住所を当たれば、何か手がかりになる証言が出てくるかも!」
「ちょーっと待ってください。その住所デタラメっすよ。
 山梨とか静岡とか。
 占いしている新宿から12時に出て、お家に帰れまへん。」
「・・・」
「こっちは被害届けですね。11月2日の、大阪発、新宿行きの
 深夜バスで、追突事故に遭いムチ打ち。」
「いちいち参考にならん!」
「チクショー。サトリに勝つ方法・・・。」

書道道具を取り出す当麻。

『サトリ』
『新宿のシンデレラ』
『星慧』
『クビのギプス』
『心を読む』
『心を読む』
『心を読む7』

「・・・ダメだ。要素が少なすぎる。」
「ならやるな。」
当麻は半紙と事故のデータを一緒にビリビリに破り・・・
「行っけ!」

「ヤケクソかよ。」

「・・・いただきました。」
「ホントか?」

『サトリ劇には
 』

次の文字を書こうとした当麻は、瀬文の視線に気付き、
半紙をぐしゃぐしゃに丸めてしまう。
「何すんだよ!」と瀬文。
「そっちこそ何見てんだよ!」

その頃、冷泉はある部屋に監禁されていた。
部屋には監視カメラが仕掛けられていた。
「誰かいるのか?
 ・・・何のつもりだ!
 お前ら誰だ!!」

「そろそろ私が恋しくなりました?
 ・・・なわけねー、か。」サトリ登場。
「・・・」
「大の男が動揺しちゃって。
 では、あなたを誘拐した目的をお話します。」
「どうせ株とか投資だろ。」
「フフフ。そんなチョロい話じゃないですよ。
 世界各国の要人の、寿命を予言してほしいんです。
 サブアトラスを書き換えるには、この人たちの寿命を
 書き換えるのが一番なんですって。」
サトリの手には、『Important Person In The World』
と書かれたファイル。
「書き換える?
 殺すということだろう。断る!」
「断れませんよ。
 ボスはあなたを購入するために、既に5千万支払って
 いるんですから。」
「購入?誰が俺を買い、誰が売ったんだ?」
部屋にはレモンの山が隠されていた。
「・・・」
「お仕事しないと、あなた、殺されちゃいますよ。」
「・・・」
冷泉はサトリが差し出すレモンを手に取りと、それにかぶりつく。
「最大呪文・・・
 テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、
 無敵になあれ!」
「何それ。」
「!!
 夢想転生、すなわち、貴様の技は全て見切った。」
「は?」
座禅を組み手を合わせる冷泉。
「カーレンダーよーりーはーやーくー
 シャツのーそーでーまくーってー」
「お経で無心の境地に潜ったわけ。」
「ポニーテールーゆらしーながらー」
「根競べってことか。
 ・・・え?」
「すなのーうーえー、ポニーテールゆらしーなーがーらー」
「AKBかよ。
 てかハロプロにしろよ!」

サトリ役の真野恵里菜さん、ハロプロのメンバーなんですね!

ミショウ
「当麻!」
「なんすか?」
「まだかよ!」
「ちょっと待ってください。」
「何やってんだよ!」
「経理の精算ですよ。」
「精算?」と野々村。
「ふっざっけんな!」
「ふざけてませんよー。
 病院代だとかリハビリ代だとか、
 バカになりませんからね。」
「それよりこの後どうすんだって聞いてんだよ。」
「もーう、集中してんのにムカツクなぁ。
 こっちはタイミング計ってんだよ。」
「タイミングだと?
 お前がはした金精算している間に冷泉が殺されたら
 どうすんだ!」
「今突っ込んでも絶対勝てねーんだよ。」
「じゃあどうすんだ!説明しろ!」
「言わねーよ。」
「人の命が掛かってんだ!言え!」
「・・・あんたに私のプランを喋って 
 そのスカスカな脳みそから奪還プランが悟られたらどうすんだよ!
 志村さんを助けたいんだろハゲ!!」
「・・・・・ハゲじゃねーよ。
 ちょっと頭冷やしてくる。」
瀬文がミショウを出ていく。

志村の病室を訪れる瀬文。
志村が食べたいと言っていた、銀だこのさっぱりおろし天つゆ
ネギだこを手土産に。
「・・・俺が必ずお前を救う。
 お前も・・・自分を諦めるな。」

その様子を美鈴が見ていて・・・。

ミショウ
「おせーよ。」と当麻。
「すまん。」

冷泉の監禁場所
必死にAKBの歌を唱える冷泉。
「いい加減諦めて下さいよ。
 ほら、悪いようにはしませんから。」
メモとレモンを差し出すサトリの手を振り払い、
冷泉は歌を唱え続ける。
「人間の集中力なんて、そう長くは続きませんよ!
 ・・・あーあ、眠くなっちゃった。」
サトリはイスに座ると目を閉じ・・・。

ミショウ
「SITが間もなく現場に到着するようです。」と当麻。
「何だと?」と瀬文。
「可愛い女の子の家に、変態の男が立て篭もってるって
 内容で通報しておいたんですよ。」
「バカヤロウ!だったら俺に行かせろ!」
「ダメです。」
「SITだったらいいのか?」
「はい。
 警察の幹部が、この事件をよってたかって
 秘密にしておいてくれて助かりましたよ。
 SITの連中は普通に、変態の男から、可愛い女の子を
 救出しようと、本気で突入してくれればいいんです。
 サトリがいくら悟ったところで、こっちの手の内を、
 SITは知りませんからね。」
「・・・SITを道具に使ったのか?」
「・・・」

監禁部屋
眠りに落ちたサトリを覗き込む冷泉。
だが、サトリは眠ってはいなかった。
「悟りました。」
「・・・しまった。」
「当麻が何か仕掛けた?」
「・・・」
「黙ってたって無駄ですよ。
 あなたの心は全部悟りました。」
「畜生!!今までの努力が無駄だったか!」
「ウフフ。私に勝てると思ったのが大間違いよ。バーカ。」

ミショウ
SITの無線を盗聴する当麻たち。

SITの車と、サトリが運転する車がすれ違う。
後部座席には縛られた冷泉。
「あっちの手の内なんか私には見え見えなんだよ。
 私最強!!」

ミショウ
SITの無線
『突入失敗!繰り返す、突入失敗!』

「当麻!・・・当麻!!」
「全ては私の想定内。」
「何だと?」
「行きますよ。」
「どこへ?」
「逃げ込む場所は1箇所しかありません。
 精算お願いします。」
「何故わかった!?」
「私にも未来が見える。
 未来は絶対なのです。
 なんつって。」

駐車場を探すサトリ。
「満車。
 ・・・ここも満車。
 あ・・よし!」
サトリの車は地下駐車場へ。

車を降りると、サトリはボスに連絡する。
『こちらサティです
 救援をお願いします』

サトリに銃を突きつけ、携帯を奪う瀬文。
「何!?」
「驚いたか。
 気付かなかったのか?」
「何故!?」
「おばんでーす。」
「当麻!?何故ここにいるの!?何故私たちを見つけたの?」
「説明するの面倒だから、サトってちょ。」
「・・・サトリます。」ふらつくサトリ。
「眠くて無理でしょう。
 そう。それがあなたの唯一の弱点。
 私変だなーって思ってたんですよー。
 あなた首怪我してるでしょう?
 これだけ同時に色んな人間の心が読めて、
 色んなリスクをひょいひょい避けきれるあなたが、
 そんな大きな怪我をした。
 たしかー、11月2日の、大阪発新宿行きの深夜バスの中で、
 トラックに追突されたんですよね?
 その時あなたは何をしてたか。
 って勿体つけるのも恥ずかしいですが、
 多分寝てたんですよね?ぐっすりと。
 で、ムチ打ちの重症になった。」
「・・・」
「あなたそれ以外にでもですね、色々事故を起こしてます。
 9月9日の駐禁は、運転中、眠くなって、
 高速道路の路上で仮眠を取り、捕まった時のもの。
 12時には必ず占いをやめ、姿を消す。
 新宿のシンデレラと言われるのも、このためですよね?」
「くっさい・・・眠い・・」
「くさい?眠い?まだ聞きたい?
 説明しましょうか?
 あなたが絶対睡魔に勝てないのは、脳を、異常に
 使っているからです。
 まーまーなこと言っちゃった!
 まあそりゃ疲れますよね。
 私だって、他人の10倍物を食べないと頭が働かない!
 あなたの能力なら尚更でしょう。
 だから私たちは、12時になるのをじっと待っていたんです。
 12時直前にSITを突入させ、あなたはそれを冷泉さんから
 悟って逃げる。
 しかし、睡魔が襲ってくるはずだから、せいぜい車で逃げられて
 10分程度。
 寝こみを教われないように、多分地下駐車場に隠れるだろうと、
 この辺の地下駐車場、全部封鎖しました。
 この1箇所を覗いて。
 ・・・寝ちゃった。寝るな!聞け!
 せっかくの私の推理聞いて!お願い!
 お願い起きて!
 ここまで来るの大変だったんだから。
 起きろ!」

瀬文は後部座席から冷泉を救出する。
「ありがとうございます!ありがとうございます!」
「いえ。」

後部座席にサトリを寝かせる瀬文。
「この後、この子はどうするんですか?」
「ま、ミショウに持って帰って考えます。」と当麻。
「そうすか。じゃあ私はこれで。」
「大変申し訳ないのですが、このまま、警察の保護施設に
 収容させていただきます。」
「・・・瀬文さん。私は未来を司る男ですよ。
 私にはあなたの未来が見える。」
「どういう意味ですか?」
「逃がしてくれたら、どんな怪我でも病気でも治せる
 人間の情報を、予言します。」
「・・・本当か?」
「当麻さんには、ニノマエの出没する場所を予言します。」
「・・・わかるんですか?」
「わかります。私には未来が見える。
 未来は絶対なのです。」
「使いようによっては、無敵の才能ですね。」
「ええ。でも自分はこの才能を持っている限り、
 自由に生きてはいけない。
 今回の件で痛感しました。
 詐欺師やってた頃はね、本物の予知能力が欲しくて
 たまらなかった。
 でもこの才能が芽生えてから、僕の人生は狂ってしまったんですよ。
 結末が見えるから恋愛は出来ない。博打もつまらない。
 未来を知ることは恐怖ですよ。」
「しかし、未来は変える事が出来る。
 そうですよね?」と当麻。
「当麻さん。この日本が半年後には必ず消滅すると
 知ったら、どうします?」
「そうなんですか?」
「救いようのある未来ならまだいいが、
 救いようの無い未来も見える。
 私は世界一哀れ名人間です。
 逃げても生きながらえられるとは思ってはいません。
 ただ、これ以上他人に迷惑は絶対にかけたくない!
 他人の人生にも関与したくない!
 だから!!お願いします!見逃してください!
 俺は残りの人生を思い切り、自由に生きたいんだ!」
「しかし・・・」と当麻。

瀬文の携帯が鳴る。野々村からだった。
「おぅ。瀬文君。冷泉とサトリ見つかった?」
「・・・」
「もしもし?」
「・・・すみません。サトリは確保したんですが、
 冷泉には逃げられました。」
「・・・そう。仕方ないね。じゃ、気をつけて帰ってきて。」
瀬文の嘘に気付きながらも微笑む野々村。

レモンを絞る冷泉。
「ラミパスラミパスルルルルル・・・
 !!」
メモに何かを書き、瀬文に差し出す冷泉。
「本物だろうな?」
「私の予言は絶対です。
 ただし、見るか否かはよく考えて、」
メモをひったくる瀬文。
「命を救いたいヤツがいる。考える時間が無駄だ。」
「あっそう。
 当麻さんにもお礼をしなければ。」
「いや・・私は・・あ!」
レモンを吸い、絞りながら呪文を唱える冷泉。
「!!
 ・・・ニノマエの居場所です。」
「居場所?」
「ニノマエの、家です。」
「家・・・」
当麻はそのメモを受け取り・・・。

「では、私はこれで失礼します。
 お二人ともお元気で。
 あなた達には、輝く未来が見える。」
「ありがとうございます。」

桜田門の駅入り口前
「じゃあ。」と瀬文。
「はい。」と当麻。
二人は別々の方向に歩き出す。

志村の病室
兄の絵を描く美鈴。
「ついつい笑顔で書いちゃうね・・・。」
眠り続ける兄にそう呟く。

「美鈴ちゃん。」地位が訪ねてくる。
「あ、どうも。」
「これ、小さいけど、お見舞い。」
「あ、すみません。」
「絵描いてるんだ。
 上手いね!さすがだね。」
「何も描けてないです。」
地位はその中の1枚を手に取る。
「これは?」
「頭に浮かんできた、インチキなイメージ。」
それは、左手で子猫を撫でる小学生の男の子の絵だった。
「・・・じゃあ、頑張って。」
地位は美鈴の頭を右手で触れ、その絵を手に帰っていく。

少年とネコのイメージを消し去った?

当麻は蒲田にある一軒家を尋ねていく。
表札には『一』と書かれていた。

そして瀬文は、渋谷区にあるマンションへ。
『Healing room IRIS(イーリス)』
瀬文がインターホンを鳴らす。

蒲田
銃を隠し持ちながら、一の家のインターホンを鳴らす当麻。

渋谷のマンションの扉が開く。

一の玄関の扉が開く。
「・・・お母さん?」
「どちらさま?」
「学校のものです。十一君は・・・」
「まだグズグズ寝てるんですよ。十一!十一!」

「なーにー?」
「学校の先生が見えてるわよ。
 あんた何やってんの!」
「え!?な、何もやってないよ!」
声の主が二階から階段をドタドタ駆け下りてくる。

「ニノマエ・・・」


脳を酷使するから、睡眠が必要となる。
当麻は人の10倍食べるのも、SPECのせい。
海野のピクルス山盛りや、冷泉のレモンも同じ理由なのかな。

銃に撃たれた津田でしたが、次のシーンでは顔は映らなかった
けれど、声と持ち物から、津田は生きていると思われます。

誰かが冷泉を売り、誰かが冷泉を買った。
津田が5千万と引き換えに、冷泉をサトリのボスに売り、
自分が関与していることがバレないように撃たれた芝居をした?

サトリが英語で話していたボスは誰なのか?
冷泉誘拐の目的は、世界各国の要人の、寿命を予言すること。
「サブアトラスを書き換えるには、この人たちの寿命を
 書き換えるのが一番なんです。」
サブコード、サブアトラス。
まだよくわかりませんが、サトリのボスは要人たちを殺そうとしている。
そして、冷泉が見た未来・・・それは日本消滅。

海野医師、そして冷泉は、SPECを持ってしまったことへの
苦しみや悲しみの感情を抱いていました。

能力者を利用しようとする組織(サトリのボス)と、
それを阻止しようとする組織。津田はここに属している?
志村の能力はタイムトラベラーで、半年後の日本消滅を阻止する
為、瀬文を殺そうとした?

あの絵のイメージは当麻からPHSを奪い取った時に浮かんだもの。
あれは当麻の記憶?それとも美鈴の記憶?
あの少年は、地位なのでしょうか?

美鈴が自分のSPECに気付いたのが最近、というのが
気になっていました。
冷泉も、最初はただの詐欺師だった。

誰かが能力者たちの能力を目覚めさせているのでしょうか。
それが瀬文のSPECなのか?



ランキングに参加中!応援クリックよろしくお願いいたします。
人気blogランキング    TV Drama Ranking



主題歌
The Ricecookers「NAMInoYUKUSAKI」

外国のアーティストかと思っていましたが、国籍は日本。
歌番組で見てみたいです。
ドラマでは毎回アレンジが違うそう。

B0047R1YLGNAMInoYUKUSAKI
THE RICECOOKERS
Sony Music Distribution inc. (JDS) =music = 2010-12-01

by G-Tools



4048741527SPEC ビジュアルファイル
TBS
角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-11-30

by G-Tools



4043534043SPEC II
角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-11-25

by G-Tools




SPEC×大阪王将コラボ味噌餃子(オリジナルステッカー付き)
オリジナルグッズ、当麻愛用キャリーバッグなど発売中!
TBS ishop








B0043GT12KTBS系金曜ドラマ SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~オリジナル・サウンドトラック
TVサントラ
Anchor Records 2010-12-01

by G-Tools



B0045UADZ8SPEC ~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~ (戸田恵梨香、加瀬亮 出演) [DVD]


by G-Tools



甲の回魔弾の射手
犯人:脇 智宏
動機:世界を正しい方向へ導く
SPEC:異常な身体能力
射殺
漢字=麻「痺」

乙の回天の双眸
犯人:桂 小次郎
SPEC:千里眼(異常に鋭敏な聴覚の持ち主)
死刑
漢字=血「痕」

丙の回漂泊の憑依者
犯人:林 実
動機:警察批判、被害者の怒り、悲しみ
ニノマエに殺される
SPEC:憑依

丁の回希死念慮の饗宴
犯人:古戸久子
動機:娘を失った悲しみ、幹事、警察への怒り
組織に確保?
SPEC:念動力
漢字=「遺」品

戊の回堕天刑事
犯人:白いひげの老人
SPEC:病を処方するスペック
里中 小百合
里中 梨花

己の回里中 貢病の処方箋
犯人:海野亮太
動機:
組織に確保?

庚の回
犯人:サトリ(星野 慧)
SPEC:人の心を読む能力
ミショウに連れ帰ったあとは?


気になるポイント
・津田率いる組織(公安)の特殊能力者の犯罪研究
 冷泉はこの組織に監禁
・海野のボスは、冷泉を奪還しようと動く。
・古戸、海野はどこへ?
・脇、林を殺し、死刑になる林を見殺しにしたニノマエ。
 彼はどこの組織に属する?

・左利きの地居、当麻の怪我した左腕→切断

・キャラクターの名前と数字(☆印=能力者)
 ?当麻 紗綾(10)
 ?瀬文 焚流(7)(23)
 ☆一 十一 (1)漢数字の1:時間を止める?
 ☆志村 美鈴(0)ミレイのレイ:サイコメトリ
 ?地居 聖 (1)チイ→イチ:
 ☆海野 亮太(1)ウンノ→ウノ(スペイン語):病を処方
 ☆冷泉 俊明(0)レイセン:予言
 ?津田 助広(2)

SPEC HOLDER
『少しだけ発光できる能力を持つ者/相崎好治』
『未来予知能力を持つ者/冷泉俊明』
『お金を司る能力を持つ者/赤羽智比呂』
『字空間移動能力(行方不明)/稲留 武』
『念動力を持つ者/古戸久子』
『テンプテーション能力を持つ者/今井夏木』
『/上原一晃』
『超聴覚能力を持つ者/桂 小次郎』
『超絶対音感を持つ者/臼井久雄』
『時間を止める能力を持つ者/一 十一』
『大食漢能力を持つ者/内田久美子』
『18 高速移動能力を持つ者/奥山武司』
『19 遠くの音を聞き分けられる能力を持つ者/乙部直樹』
『20 遠くの音を聞き分けられる能力を持つ者/小川貴裕』
『21 自然発火能力を持つ者/加藤 新』
『22 動物と話せる能力を持つ者/金沢康雄』
『23 タイムスリップ能力を持つ者/金子文紀』
『24 町嗅覚能力を持つ者/上木原智恵美』
『25 発光できる能力を持つ者/川里一幸』
『26 念動力を持つ者?/清田益章』
『27 瞬間異動能力を持つ者/串岡良太郎』
『28 髪の色を自在に変える力を持つ者/楠 千亜紀』
『29 発光できる能力を持つ者/坂本真章』
『30 怒ると発火する能力を持つ者/篠崎泰輔』
『31 天候を変える力を持つ者/白石達也』
『32 シンクロニシティ能力を持つ者/関根 淳』
『33 サイコメトリー能力を持つ者/高久奈美』
『34 空中浮遊力を持つ者/高橋』
『35 透視能力を持つ者/瀧 悠輔』
『36 予知夢の能力を持つ者(要検証)/谷村久美子』
『37 出血する能力を持つ者/堤 幸彦』
『38 空想が現実になる能力を持つ者/利光佐和子』
『39 錬金術の能力を持つ者(未確認)/中川真吾』
『40 念動力を持つ者?/中沢美波』
『41 遠隔視能力を持つ者/中田未央』
『42 念写能力を持つ者/中村香苗』
『43 自動書記能力を持つ者/西荻弓絵』
『44 幽体離脱能力を持つ者/似内千晶』
『病を処方する能力を持つ者/不明』
『病を治す能力を持つ者/』
『指先から発火する能力を持つ者/納富貴久男』


気になるセリフ
1話
(脇)
「我々の存在に気付いてしまった以上仕方ない。
 当麻さんの仰る通り、人は進化を遂げ続けている。
 進化した我々は、この世界を修正していかなければならない。
 政治、経済、教育、モラル。
 今手をつけなければ間に合わなくなる。
 今どきタレントや、親の七光りで当選した二世議員たちに、
 この世界を任せている場合じゃないんですよ。」

(ニノマエ)
「せっかく俺たちに近づいてきたやつらが現れたのに、
 何勝手な事するんだよ。
 お前が死ね。」
 
2話
(桂)
「警察が無能なあまり、罪を償うことなく、
 青空の下のうのうと生きている犯罪者が、どれほど沢山
 いることでしょうか。
 未だに癒えぬ被害者の怒りや悲しみが天に届き、
 が・・・私に命じたのです。
 神にかわって、この千里眼を用い、天罰を下せと。」

3話
(林とニノマエ)
「僕は僕だ。たまたまSPECがあるからと言って
 お前らの仲間にはならない。」
「仲間?」
お前らの組織の事は多少研究した。」
「組織?
 アハハ。なーんだ。安心したよ。
 サブコードを良くわかっていなかったようだね。」

(海野)
「医者っていうのは、死になれていると思われていますが、
 本当はそうじゃない。
 人の死は、おりの様に、心の中にずっと溜まっていくんです。
 痛みとか、悲しみや、色んな重みを背負ってます。
 それは、刑事のあなたと一緒だと思う。
 悪いようにはしません。神の手を持つ男のデータを教えて
 くれるだけでいい。
 その代わり、僕は志村さんを救ってみせる。」

4話
(地居)
「受験用の物理は、暗記と、慣れだよ。
 実際、最新の理論と異なる部分も少なくない。
 大学に入って、本格的に勉強を始めれば、物理も本当は
 面白い世界が広がってる。
 例えば、相対性理論で最も有名なパラドックスで、
 双子のパラドックスというのがある。
 双子の兄が、高速に近いスピードで、すっ飛んでいく宇宙船に乗り
 旅をした場合、宇宙船の中では時間の進むスピードが遅くなる。
 つまり、ずっと若いままのはずなので、宇宙船にいる兄の方が
 地球にいる弟よりも、若くなるはずだっていう話。」

(古戸と瀬文)
「あなた達警察が、最初からちゃんと捜査してくれれば
 良かったのよ。
 自殺サークルなんてものを野放しにして、
 全部あなた達が悪いのよ!
 罪を償うのはあなた達よ!
 娘の無念、親の無念、自殺していった人たちの苦しみ、
 残された家族の苦しみ、怒り、悲しみ、絶望!」
「人のせいにするな。
 警察が悪い、自殺サークルが悪い、世の中が悪い、
 そうやって他人のせいばっかりにしてるから
 娘の気持ちもわからねーんだよ!」

5話
(海野)
"公安に奪われた民間人を一人奪還するだけのミッションだ"

(津田)
「ヤバかったなー。え?
 オトリの為のミショウが、パンドラの箱を開けやがって。
 いっそ消しちゃうか。」

(地位)
『時空(時間と空間)にそれ以上の分割不可能な最小単位が存在する
ことを記述する理論である』

6話
(当麻と海野)
「病を処方するのは、我々の生命を守るためだ。
 いわば、正当防衛ですよ。」
「え?」
「治安って言葉ご存知ですか?
 より多数の国民の安全を守るために、利益に相反する存在を
 取り締まり、時には刑に処す。
 一見聞こえはいいが、要は体制による暴力支配だ。
 我々は、マイノリティだ。
 体制による暴力には、能力で対抗する。
 さもないと、我々の妻や、子供たちさえも狙われる。
 殺される。」
「そんな馬鹿なこと・・あるわけない。」
「真実にたどり着けなくて、何が刑事だ。
 君こそ、刑事として最低だ。」
「・・・」
「僕だって・・・医者を続けたかった。
 医者はいい。人の生命を救える。
 当麻さん、僕だって・・・生命を救うSPECが欲しかったですよ。
 ただ才能ってのは・・・自分が望むものと一致しない。
 ・・・神は残酷だ。」

(美鈴と当麻)
「あなたも、本当は向こう側の人間なんでしょう?」
「・・・」
「嘘をついても無駄よ。
 私には、何でもわかるの。触ればね。」

7話
(当麻)
「いやね、仮に組織の構成員がもし1千万人を越えるような
 話なら、今起こってるのは犯罪ではなく、戦争、
 もしくは、カワメイ(革命)ってことかな、なんつって。」
「妄想じゃないかもですよ。
 大体歴史のターニングポイントは、いつも静かに私たちの
 真横を掠めていく。
 誰かがそのことに気付いた時には、既に手後れなんっす。」

(津田)
「中野のメンツ、潰されるんじゃねーぞ。」

(当麻)
「分かりやすく言うとですね、金融や資源で世界を支配
 してきた大メジャーの一部は、ヒューマンリソース、
 つまり、才能溢れる人材を資材と見なして、
 取り込み始めています。
 科学者、技術者、スポーツ選手とか。
 スペックホルダーなんぞは、人的資源の超レア物件ですからね。
 下手すると、その覇権争いが、次の世界地図を書き換えるかも
 しれません。」

(サトリ)
「世界各国の要人の、寿命を予言してほしいんです。
 サブアトラスを書き換えるには、この人たちの寿命を
 書き換えるのが一番なんです。」

(冷泉と当麻)
「自分はこの才能を持っている限り、自由に生きてはいけない。
 今回の件で痛感しました。
 詐欺師やってた頃はね、本物の予知能力が欲しくて
 たまらなかった。
 でもこの才能が芽生えてから、僕の人生は狂ってしまったんですよ。
 結末が見えるから恋愛は出来ない。博打もつまらない。
 未来を知ることは恐怖ですよ。」
「しかし、未来は変える事が出来る。
 そうですよね?」と当麻。
「当麻さん。この日本が半年後には必ず消滅すると
 知ったら、どうします?」
「そうなんですか?」
「救いようのある未来ならまだいいが、
 救いようの無い未来も見える。
 私は世界一哀れ名人間です。
 逃げても生きながらえられるとは思ってはいません。
 ただ、これ以上他人に迷惑は絶対にかけたくない!
 他人の人生にも関与したくない!
 だから!!お願いします!見逃してください!
 俺は残りの人生を思い切り、自由に生きたいんだ!」


予想
公安は、政治不信、警察不信、医療不信など、不平不満を抱く
能力者たちに、あなた達の能力で平和な世の中を作ろうと呼びかけた。
でもそれこそがサブコードで、実は隠された本当の理由がある。


【キャスト】
 当麻 紗綾(24) - 戸田恵梨香
 瀬文 焚流(36) - 加瀬 亮

 野々村 光太郎(70) - 竜 雷太

警視庁関係者
 津田 助広(42) - 椎名桔平(特殊能力者の犯罪を研究するグループ)
 近藤 昭男(50) - 徳井優
 馬場 香(40) - 岡田浩暉
 鹿浜 歩(55) - 松澤一之
 猪俣 宗次(28) - 載寧龍二
 正汽 雅(20) - 有村架純
 志村 優作(24) - 伊藤毅

その他
 一 十一(ニノマエ - )(年齢不詳) - 神木隆之介
 志村 美鈴(19) - 福田沙紀
 地居 聖(24) - 城田優   
 海野 亮太(35) - 安田顕
 冷泉 俊明(鈴木俊明)(年齢不詳) - 田中哲司

中部日本餃子「CBC」


【スタッフ】
脚 本 
 西荻弓絵
演 出 
 堤 幸彦
 加藤 新
 今井夏木
 金子文紀
プロデュース 
 植田博樹
 今井夏木
 赤羽智比呂
音 楽
 渋谷慶一郎
 ガブリエル・ロベルト
製作協力
 オフィスクレッシェンド
製 作
 TBS

Wikipediaより


戸田恵梨香さんの主な出演作品



加瀬 亮さんの主な出演作品





タグ:Spec
19:37 | CM(0) | TB(1) | SPEC | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

SPEC #07
Excerpt: 『覚吾知真』
Weblog: ぐ〜たらにっき
Tracked: 2010-11-29 22:22
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。