2010年12月05日

フリーター、家を買う。 第7話

『怖さとつきあって、みな生きている』 

武誠治(二宮和也)は、大悦土木のアルバイト仲間・
豊川哲平(丸山隆平)が突風で倒れた資材の下敷きになり、
病院に運ばれたことを知る。

誠治は、哲平が収容された病院に向かい、千葉真奈美(香里奈)や
社長の大悦貞夫(大友康平)らと合流した。
哲平は、意識不明の状態が続いていた。
現場の安全責任者である真奈美は、酷くショックを受け、自分を責めた。
大悦は、偶発的で避けられない事故だった、と真奈美に告げた。
 
大阪から哲平の家族が駆けつける。
「工事の仕事なんかやらせるんじゃなかった」
そう嘆き悲しむ母親に、大悦が声を掛ける。
「大悦土木の、大悦です。」
「申し訳ありませんでした。」真奈美が頭を下げる。
「あんたは?」と父。
「喜嶋建設の千葉と申します。
 事故の責任は、私にあります。
 申し訳ありませんでした。」
「申し訳ありませんでした。」
大悦、仲間たちも頭を下げる。
「鉄平君は?」
「意識が、まだ・・・。」父が答える。

大悦土木で心配そうに連絡を待つあかり(岡本玲)。
事務所の電話が鳴る。
「職長!哲平さんは?
 ・・・そんな・・・。」

病院から帰ろうとした誠治たちは、真奈美の姿がないことに
気付く。

大悦が病院に戻ると、真奈美はイスに座り考え込んでいた。
「帰るぞ。」
「・・・」
「ここにいたって、俺らには何も出来ない。」
「・・・」
「今日、作業を中断した分、明日から調整が必要だ。
 行くぞ。」
「・・・はい。」

武家
誠一(竹中直人)は、退院した寿美子(浅野温子)のために、
薬を飲んだかどうかをチェックできるカレンダーを作成していた。
「作ってくれたんだ。」嬉しそうな誠治。
「これで、薬のチェックは完璧だ。」
「ありがとう。」
誠治は、誠一が積極的に寿美子をサポートするようになったことを
素直に喜んだ。

あくる日、誠治たち大悦土木の面々は、いつものように作業に取り組む。
だが、事故のショックを引きずっていた真奈美は、
作業中にぼんやりしていて大悦から叱責される。

大悦に言われ事務所に戻った真奈美に、山賀亮介(眞島秀和)が声を掛ける。
「真奈美・・大丈夫か?」
「はい。」
「本社の方に事故報告書を上げたのか?」
「いえ、今からやります。」
「・・・」

その夜、哲平の意識が戻った。

連絡を受けた真奈美は誠治たちとともに病院に向かった。
「すいません。こんなことになっちゃって。」と哲平。
「ごめん、哲平。私が頼んだりしたから。」と真奈美。
「何言ってんねん。ちょっと運悪かっただけで、
 千葉ちゃんは関係ないよ。」
「・・・」
「ま、とにかく、大事に至らないでよかった。」と大悦。
「このまま死ねるわけないですよ。
 やっとあかりちゃんとデートの約束したのに。」
「え!?」驚く誠治。
「あーいや、別に・・デートじゃないから。
 一緒にオムライス食べるだけだから。」と誤魔化すあかり。
「あー、早くデートしたいなぁ。イテ・・」
「ほら、調子に乗るからだ。」
みんなが笑うが、真奈美の表情は暗いままで・・・。

翌日、真奈美は仕事を休んでしまう。
「千葉さん、どうしちゃったんですかね。」とあかり。
「・・・来られなくなっちまうかもしれねーな。」と大悦。
「え?何でですか?」と誠治。
「千葉の現場で事故がおきたのは2回目だ。」
「え?」
「1回目の事故のこと、ずっと引きずってた。
 それで又事故がおきた。」
「1回目の、事故って?」
「作業員が千葉の忠告を無視して事故を起こした。
 その人は足を悪くして、土木の仕事を続けられなくなった。」
「・・・」
「その時も今回も、千葉のせいじゃないけど、
 真面目で、責任感のあるやつほど、自分を責める。
 自分を信じられなくなる。」
「・・・」

「俺は今まで、自分を信じたことがあるだろうか。
 誰かを信じたことがあるだろうか。」


そんな折、武家に、亜矢子(井川遥)が智也(橋本智哉)と共にやってくる。
亜矢子は誠一が作ったカレンダーに気付く。
「へー、こんなの作ったんだ。」
「お父さんが。」と寿美子。
「へー。」
「これのせいかな。」手首の包帯に触れる寿美子。
「ほら、親父も進歩したっつーことでさ。」と誠治。
「これ位やって当たり前のことなんだからね。」と亜矢子。
「相変わらず厳しいな、姉ちゃん。」
「ねえ、あんたにお願いがあるの。」
「何?」
「智也の宿題、見てくれない?」
「は?それをしにわざわざ来たのかよ。」
「智也を机に向かわせるだけでどれだけ時間が掛かると思う?
 埼玉から車でこっちに向かった方が、よっぽど早いんだから。
 はー、私もう、とにかく疲れちゃった。
 今日はゆっくりここで休んで、
 そしたら又明日から元気に頑張れるでしょう?」
「・・・」
「紅茶入れるわね。」と寿美子。
「ありがとう。」
「つーかさー、そんなんだったらわざわざ塾に行く
 必要なくない?」
「ない。」
「は?じゃあ何で行かせてんの?」
「やらせてんのはお母さんよ。
 ほら、小学校1年生の宿題だったらあんたにもわかるでしょう?」
「ざけんなよ・・。」

西本家
「とてもいい感じに出来上がりました。」
訪問販売員の相沢(ムロツヨシ)が、幸子(坂口良子)に
実印を見せる。
「これでご家族の問題は改善されていくと思いますよ。」
「はい。」
「ただし、2週間以内にこのことを誰かに言ってしまうと、
 効果はなくなり・・・更なる不幸が。」
「・・・2週間以内。わかりました。誰にも言いません。」
「では、30万円になります。」
「はい。これ。」
幸子がお金を差し出す。

悪徳セールスマン、クーリングオフ対策まで
しているんですね。


弁護士事務所
幸子の息子・和彦(横尾渉)は、相談者から話を聞く。
「2週間以内に誰かに言ったら不幸になるって言われたんです。」
「それは、クーリングオフを阻止するための手口ですね。」
「クーリング、オフ?」
「買ってしまっても、一定期間内なら、一方的に契約を
 解消できる制度です。」
「・・・」

あかりが哲平の見舞いに行く。
「こんにちは!」
「あ!あかりちゃん!今日一人?」
「うん。
 はい、プリン!」
「お!2個も?やった!」
「一緒に食べてあげようと思って買ってきたんだから。」

仲良く一緒にプリンを食べる二人。
「うん、美味しい!
 あ、そっちはどう?変わりない?」
「うん・・・」
「何かあったん?」
「千葉さん・・来てないんだ。」
「え・・」

真奈美は仕事を休み続けていた。

喫茶店で山賀と会う真奈美。
「すみません、ご迷惑をお掛けして。」
「落ち着いたら、出てくればいいから。
 ・・・真奈美。」
「・・・戻れば、またいつか同じことが起きます。」
「ああ。起きる。
 どれだけ注意したって、起きる時は起きる。
 土木で物を作るっていうことは、そういう危険もひっくりめて、
 成り立つ仕事なんだ。」
「わかってます。
 ・・・でも・・
 やっぱり怖いんです。
 職人さんや、作業員のみんなはもっと怖いはずなのに。
 安全管理は私の仕事なのに。
 こんな気持ちじゃ・・続けられない。
 ・・・現場に行く資格も・・・ありません。」
「・・・」

哲平の病室
哲平は、順調に回復していたものの、リハビリをしても
いままで通り大悦土木の仕事に戻れるかどうかはわからなかった。
医師からそのことを聞かされた哲平はショックを受け・・・。

その日の夕方、あかりが見舞いにやって来る。
「哲平さーん、元気?はい、プリン。」
「・・・」
「どうしたの?」
「もう来んでええよ。」
「え・・何?急に。人が折角来てるのに。」
「来んでええって言ってるやん。」
「・・・」

大悦土木
「意味がわからない。急に来るなとか言っちゃって。」
あかりは誠治にそう話す。
「いやほら、別に本心じゃないと思うよ。」
「じゃあ何でそんなこと言うの?」
「いや・・・」

その日、誠治は哲平の病室を訪ねた。
「どう?調子は。」
「・・・」
「どうした?」
「最悪。
 仕事なかったら、結婚も出来へん。」
「え?」
「女とも付き合えへん。」
「何言ってんだよ。
 あかりちゃんだっているし、仕事だって、」
「戻れへんかもしれへん。土木の仕事。
 リハビリやっても。」
「・・・」
「俺、土木の仕事しか出来ひんから。
 そんなんやったら、俺と一緒にいてもあかりちゃん
 幸せに出来ひんやろ?」
「・・・」
「何でこんなことになってもうたんやろ・・。」
「・・・でも、リハビリすれば、戻れる可能性だって、」

二人はその時、そこに真奈美がいたことに気付く。
偶然話を聞いてしまった真奈美は病院を飛び出し・・・。

「ちょっとごめん。」
誠治が真奈美を追いかけるが、見失ってしまう。

誠治は、大悦に電話を入れ、教えてもらった真奈美のマンションを訪れた。

マンションの側を歩きながら話す二人。
「・・・あのさ、」
「やっぱり、もうダメかもしれない。
 私にはこの仕事。」と真奈美。
「・・・いや、ほら、別に・・
 誰が悪いってわけじゃないんだから。」
「・・・」
「哲平だって、」
「わかってる。」
「だったら、」
「怖くてたまらないの。」
「・・・」
「仕方が無いって、簡単には割り切れない。
 誰のせいでもなくても、仕事失くして人生変わっちゃう人もいる。
 そういうの全部・・・私には受け止めきれない。」
「・・・」
「戻れない。」
「・・・」

大悦土木
「昨日、そんなことが。」
「千葉ちゃんも哲平も、辛いな。」
「何が起こるかわかんねーのが、現場だ。」と大悦。
「職長は、怖くないんですか?」誠治が聞く。
「怖いよ。
 誰だって、怖いんじゃねーか?
 でも、これが俺らの仕事だから。
 事故も起きねーよう、出来るだけのことはやる。
 あとは、必要以上に怖がる必要はないだよ。」
「怖いなんて、この仕事だけじゃないし。」
「そうそう。医者だってよ、患者を死なせるような、
 危険な手術をするのは怖い、でもやる。」
「うちの嫁だって、何度も妊娠しているんだけど、
 産むのが怖いって言ってる。
 出産で命を落としている例もあるし。
 でも、産む。」
「怖さと付き合う方法は、みなそれぞれだよ。
 哲平だって、将来どうなるか怖いかもしれないけど、
 でもやっぱり、ここしかないんだって、気持ちがあるから。」と大悦。

永田家
智也の宿題を見る亜矢子。
「休憩していい?」
「ダメ!今始めたばかりでしょ!
 智也!座りなさい。」
「休憩だもん!」
「休憩じゃありません、座りなさい!」

「まあまあ。大きな声で。」と則子(鷲尾真知子)。
「すみません、お母さん。」
「亜矢子さん。あなた、言ったわよね?
 文也が医者だから、結婚したわけじゃないって。」
「はい。」
「でも、文也と結婚した以上、男の子を産んだら、
 医者に育てる覚悟、あったはずよね?」
「・・・」
「ない?」
「いえ。ただ、親の期待の為だけに、頑張らせるのは、」
「だから、智也自身が医者になりたいと思うように
 導くのが、あなたの仕事でしょう?」
「・・・」

西本家では、幸子が、訪問販売員の相沢)に息子の和彦と
上手くいっていないことを相談していた。
「息子の和彦は、私の期待通りに育って、
 立派な弁護士になってくれました。
 でも、いつの間にか、私を軽蔑するようになって、
 私には、全く理由がわからないんです。」
「大丈夫ですよ。印鑑を新しくしたんですから。」
「はい。」
「ただ、家の表札が・・ちょっと・・」
「表札が、何か?」


あかりは、差し入れのプリンを持って哲平の見舞いに行く。
「来んでええって言ったやん。」
「嘘つき。」
「・・・」
「何があっても私のこと好きだって言ったくせに!」
「でも・・俺こんなやから・・
 とりあえず、元に戻れるまでは・・」
プリンを二つ置くあかり。
「一緒に、食べるから。」
「・・・」
「一緒に・・リハビリ頑張るから。」
「・・・」
「頑張るから・・・。」
哲平のプリンの蓋を開け、その上にスプーンを乗せるあかり。
哲平は、あかりの言葉を受け止め、何も言わずにそのプリンを食べ始めた。

武家
「寿美子をクリニックに連れてった。
 薬もちゃんと飲んでて、体に合っているようだから、
 量を少し増やすって。」
「あっそう。」
「1回ずつちゃんと飲みやすいように、分けておいた。」
「うん。」
「寿美子の状態も安定して何よりだ。
 お前の方はどうなんだ?就職活動。」
「あ・・ああ。ちゃんと、やるよ。」
「ちゃんとやってないのか?」
「いや今、ちょっと、バイト先で色々あってさ。」
「色々って何だ。」
「いや、別にいいじゃん。そこは。」
「バイトごときでな、就職活動が後回しになるなんてな、
 本末転倒だよ。」
「いや別に後回しにしてるわけじゃないからさ。」
「俺が、寿美子の付き添いをやって、薬のチェックまでやって、
 お前の負担を減らしてやってんだぞ。
 どういうことだ!」
「通院とか薬のチェックとか、偉そうにしないでよ。
 今まで何もやってないんだからさ。」
「話逸らすな!
 バイトなんてものは、就職の、つなぎでしかないってことを
 よく覚えとけ!」

二人は寿美子がその場にいたことに気付く。
ばつが悪そうに部屋を出ていく誠一。

「ごめんね。ちゃんと、就職活動、やるからさ。」と誠治。
「頑張ってるわね。今の仕事、長く続いてるもの。」
「ま・・時給も、いいし。融通も利くからね。」
「それだけ?」
「うん?」
寿美子は微笑み、キッチンで片づけを始める。

ハローワーク
「今となっては四葉電子を入社3ヶ月で辞めてしまったこと、
 ほんっと悔やまれますね。
 それにしても土木の仕事のほうが長く続くだなんて、
 不思議で仕方ありませんよ。
 いくら時給が高いとはいえねー。」と北山(児嶋一哉)。

「この仕事それが全てじゃないから。
 続ければわかるよ。」
真奈美の言葉。

「まあ後悔先に立たずですから。
 今更何を言っても始まりませんけどね。
 後悔ってのは、時と共に薄れていくものなんでしょうが、
 武さんの場合はどんどん大きくなっているんじゃないんですか?
 まさかこれだけ受けても再就職先が決まらないなんて、
 思ってもみなかったんじゃないんですか?」
北山の言葉に誠治が立ち上がる。
「え?武さん?」
「後悔なんてしてません。」
「え?」
「してません。」
誠治はハローワークを飛び出していき・・。

永田家
亜矢子は寿美子に電話をする。
「ちょっとお母さんの声聞きたくなって。」
「どうしたの?」
「いや・・智也はさー、医者になりやすい環境で
 生まれたわけじゃない?
 だったら、その方向で、レール敷いてあげるのが
 いいのかなーって。
 就職が大変な時代まだまだ続くだろうしね。
 でも、やっぱりそういうことは、私たちが決めちゃ
 いけないような気がするんだよねー。」
「親の期待通りには、育たないわ。」
「まあね。誠治はねー。」
「信じてる。誠治のこと。」
「うん?」
「間違ったことしたり、遠回りしたりするかもしれないけど、
 信じてる。
 きっと、自分で答えを見つけていく。」

誠治は、原付バイクで真奈美のマンションへと向かった。
しかし真奈美は不在のようだった。

真奈美が橋の見える埠頭にいるのではないかと思いつき、
バイクを走らせた誠治は、途中、ガス欠でバイクが動かなくなると、
そのまま道端に乗り捨てて走り出した。

誠治は真奈美を橋の見える埠頭に見つける。
「誠治・・」
「土木のバイトして、俺は色んなことを教わった。
 汚くて、つらいだけに見えるかもしれないけど、
 誇らしく思える瞬間があるってこと。
 必死になって、働いて、初めて貰った給料は、
 すげーうれしい事。
 どんなにダメな俺でも、それを受け入れてくれる仲間がいること。
 橋っていっても、色んな橋があること。
 その橋を、小学校3年まで、人が作ってるってことに、
 気付かなかったやつがいること。
 俺よりいい大学出て、ゼネコンに就職して、
 夢まであるのに!・・・悩みがあること。
 それから、たこ焼きには、マヨネーズをかけないこと。
 それから、焼き芋は、皮ごと食べること。
 それから・・・」
「・・・」
「それから・・・
 辞めんなよ。」
「・・・」
「辞めんなよ。」
「・・・ほんと何なの?
 みんなして一体何なの?」
真奈美が泣きながらそう言う。
「え?みんな?」
「メールや留守電が入ってた。
 あかりちゃんでしょ、」

『千葉さんにハンコ推してもらう書類、
 たまっちゃってます。なんとかしてください。
 待ってまーす。あかり。』

『千葉ちゃん、ちゃんと食べてるか?
 腹が膨れると、頭が空っぽになる。
 嫁に、弁当も足せた。ツカ』

『千葉ちゃん、仕事に行けなきゃ、
 うちに小守においで。
 赤ちゃんから貰うパワー、ハンパじゃないよ。
 マサ』

『千葉さん、みんな、バーベキュー大会楽しみにしてる。
 去年みたいな盛りだくさんな企画、よろしくお願いします。
 手島』

『千葉ちゃん、俺、リハビリ頑張って、
 絶対大悦土木に戻ってみせるから。
 俺は必ず戻る!アイルビーバック!
 哲平』

『千葉
 この仕事やってく自信なんか、なくていいんだよ。
 自信なんてもんは、神出鬼没で、突然表れたり、
 消えたりするもんだからよ。』

「みんな何なの・・。」号泣する真奈美。
「知らねーよ。」
「見ないでよ・・。」
「ああ・・。」
後ろを向きながらティッシュを渡す誠治。
「何これ・・」
「ティッシュだろう、どう見ても。」
真奈美が涙するのを誠治は背中を向けながらも見守り・・・。

あくる日、真奈美は、大悦土木に戻る。
「おはようございます!」
「・・・」
「お休みして、申し訳ありませんでした。
 今日から、またよろしくお願いします!」
「おはようございます!」「おはよう!」
「それと・・バーベキュー大会、今年もやりますんで
 チラシ作っときました。」
「お!そうかそうか!」
「よろしくお願いします。」
「よし!始めるか!」
「はい!」

「よく戻ったな。」と山賀。
「今でも、まだ怖いんです。
 これからも続けていく自信があるわけでもありません。
 でも・・・そんな私でも、一緒にやろうって言ってくれる、
 仲間がいるので。」
「うん。」

バーベキュー大会には、哲平も顔を出した。
バーベキューに、指相撲大会。
誠治は、仲間たちと楽しいひと時を過ごした。

「俺は今まで、自分を信じたことがあるだろうか。
 誰かを信じたことがあるだろうか。」
 

帰宅した誠治は、いつものように、寿美子の手にハンドクリームを塗ってやる。
「就職なんだけどさ。
 いい人たちがいる会社、見つけられるといいなーと思って。」
「・・・」
「そんなの、会社に入ってみないと、
 わからないことだけどさ。」
「見つけられるといいわね。」
「うん。」
寿美子は誠治を見つめて微笑み・・・。

部屋に戻った誠治は、ふと、壁に貼った『目標 家を買う』の
文字を見つめて微笑む。

「信じてくれる人がいたなら、
 自分を信じて、前に進めそうな気がする。」



自分を信じる。人を信じる。

事故を起こしてしまった真奈美。
仕事に復帰できないかもしれないと知り焦る哲平と
哲平を支えようと決めたあかり。

自分を信じてくれる仲間たちのお陰で
立ち直ることが出来ました。

「信じてる。」
寿美子の言葉がとても優しく、温かでした。

誰かが自分を信じていてくれる。
その思いはきっと大きな力になるはず。

次週、あのセールスマンが寿美子の元に!?



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キャスト
武 誠治(二宮和也)
千葉真奈美(香里奈)
永田亜矢子(井川 遥)
豊川哲平(丸山隆平)
手島信二(井上正大)
星野あかり(岡本 玲)
西本和彦(横尾 渉)
島田彰子(玄里)
大悦貞夫(大友康平)
永田則子(鷲尾真知子)
永田文也(七海智哉)
永田智也(橋本智哉)
北山 雅彦(児嶋一哉)ハローワーク職員
山賀亮介(眞島秀和)
北山雅彦(児嶋一哉)
岡野忠志(田中壮太郎)
塚本 学(山本龍二)
真田勝也(嶋 大輔)
西本幸子(坂口良子)
西本和彦(横尾渉)
武 誠一(竹中直人)
武 寿美子(浅野温子)

スタッフ
原 作
 有川 浩
 「フリーター、家を買う。」(幻冬舎刊)
脚 本
 橋部敦子
音 楽
 高見優
主題歌
 嵐「果てない空」
挿入歌
 西野カナ「君って」
編成企画
 瀧山麻土香
 水野綾子
プロデュース
 橋本芙美
演 出
 河野圭太
 城宝秀則  
制 作
 フジテレビ
 制作著作
 共同テレビ


二宮和也さんの主な出演作品




浅野温子さんの主な出演作品





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