2011年05月01日

BOSS 2ndシーズン CASE 01

『最強女刑事が帰ってきた』

「怖いぐらいに男前。
 あなたの、野立信次郎です。
 肩書きは、慧志保く刑事部参事官。
 2年前は参事官、補!でしたが、
 このたびめでたく、補が取れました。
 身長180p。
 背は高くて地位も高〜い、野立です。
 えー、趣味は・・・。うん?あ、それはいい?
 ああ、2年前のあの事件?
 ・・・あの話ねぇ・・・。
 あの、警視総監と一緒にテロリストに誘拐された事件。
 僕が大活躍した事件ね。
 おかげで僕は出世したわけだけど。
 あの事件には、後日談があった。
 それ聞きたい?
 どうしても?
 そう。なら話しましょう。
 話は、2年前にさかのぼります。」


2年前――。
警視庁捜査一課「特別犯罪対策室」の室長・大澤絵里子(天海祐希)は、
参事官補佐・野立信次郎(竹野内豊)から、反政府組織「黒い月」が、
国家公安委員長・黒原健蔵(西田敏行)を狙撃するとの犯行声明を出したと聞く。

「警視総監救出で力を発揮した対策室のメンバーが、
 式典に向かった。
 ボスである大澤絵里子には考えがあった。
 それで、対策室のメンバーをそれぞれ配置した。
 ところが。」


絵里子と対策室のメンバーは、イベント会場にいる黒原を保護する
ため急行し警戒するが、黒原は狙撃され重傷を負う。

この責任を取り、対策室は再び解散、絵里子は渡米し、
爆発物のトラップに引っ掛かった木元真実(戸田恵梨香)は
左遷されてしまう。

それから2年、出世し参事官となった野立は、ある重要事件を引き受けた。
そして、絵里子をアメリカから呼び戻し、対策室を復活させた。

朝、玄関のチャイムの音、そしてノックの音に目覚める絵里子。
部屋には脱ぎ散らかした衣類。思わず自分の体をチェックする。

「おい、開けろ!」ノックしていたのは野立。
「・・・」
「開け、・・・」鍵は開いていた。

野立の声に、布団にもぐりこむ絵里子。
手にはアザ、メイクが落ちて目はパンダ状態。

「おい、出てこい!てめえこの野郎。抵抗しても無駄だ。
 証拠は挙がってる!」
「・・・久しぶり。」
「2年ぶりだ。
 また何も着てないのか?」
「着てるわよ、一応。」
「隣は?飲んだのか?」
「・・・やっちゃった。」
「お前もう42だぞ。バカボンのパパより1個上だぞ。」
「分かってる!」
「逮捕だ。」
「見逃して。」
「好きなのか?」
「ああ・・・ええ。」
「どこが?」
「制服が。」
野立が布団をはぎ取ると・・・絵里子の隣にはガードマン人形!
「近所の人から通報があった。
 大柄の酔った女が、真夜中にでっけえ声出して、
 引きずって持って帰ったってな。」
「心神喪失状態だったの。」
「港区ガードマン人形持ち去り事件はやっぱり、お前だったか。」
「酔うと人恋しくなってつい・・・。
 すぐにちゃんと返すから。」
「お前これで3件目だぞ。帰国してまだ1週間目だろう。」
「・・・」
「しょうがない。俺が権力で、握りつぶしてやる。」
「あんたの出世は私たちのおかげ!」
「お前らの手柄は、俺の手柄!
 というわけで、また対策室を復活させる。
 もっと活躍して、俺を出世させろ。」
「変わらないねぇ、あんた。」
「集めるぞ、あのメンバーを。
 お前が解散させた、あのメンバーだよ。」
「・・・」

絵里子さん、1週間で3回もお人形お持ち帰り?
これって犯罪ですか?窃盗罪ですか?っと、SPEC当麻風に。(笑)


対策室には、片桐琢磨(玉山鉄二)、山村啓輔(温水洋一)、
花形一平(溝端淳平)、岩井善治(ケンドーコバヤシ)が集まった。

片桐は射撃訓練。
「何発撃つつもりですか!?」と聞かれた片桐、
「今年にちなんで、2011発。
 ・・・不器用ですから。」
第1シリーズでは引き金を引けない刑事。トラウマ克服していました。

「キスかムショ、どっちや?
 キスorムショ、answer me!」
捉えた犯人に迫る岩井、相変わらず。

花形は府中南交番で、万引きした女子高生に金八先生風に
お説教。
「人という字はね、」
「人と人が支え合ったら、人人(にんにん)じゃん。」

山村さん、落としの山さんは、相変わらず忘れ物癖が抜けてない。
今回はせっかく落とした犯人忘れちゃった。


集まったメンバーの中に木元はいなかった。
新島西署にいる木元は、2年前の委員長狙撃の責任を感じ、
精神的に追い詰められている、という噂もあった。

そこへ、野立が寿退社をするという奈良橋玲子(吉瀬美智子)を連れてくる。
「みなさ〜ん。お久しぶり。
 どうも。お世話になりました。」
「いいえ。大したお構いも出来ませんで。」と絵里子。
「ほ〜んと、こき使われたわ。これで清々。」
「お互いにね!アハッ。」
「うーんと年下なのに、先にいってごめんなさいね。」
指輪を見せつける玲子。指輪の輝きに顔をそむける絵里子。
「いいのよ〜。うーんとしたたかだから。あなたの方が!アハッ!」
「オホホホホッ!」「アハハハハハッ!」

「で、後任だが・・・。」と野立。
「沼田、良美さん。どうぞ。」と玲子。
「よろしくお願いします!」
「花形です!やる気元気、いつでも本気!」

「じゃ、私はこれで。ハガネの女になりますんで。
 じゃ、また!」と玲子。
「何て?何て?」と絵里子。
「お幸せにー。
 あ、離婚と不倫の相談にはいつでも乗るからね。」と野立。

「で、木元の代わりは?」と絵里子。
「ん?ああ、さっきからそこにいるよ。」
「誰かおる!!」と岩井。
「座敷わらし?」と絵里子。
「な・・何してるんですか!」と花形。

「あー。今度科警研から来ました、田所幸子と申します。」と幸子(長谷川京子)。
「さっきからいたの!?」
「はい。みなさん楽しそうにされていたんで、お邪魔しちゃ悪いかなと。」
名刺を配る幸子。
「僕らまだ作ってないのに。」と山村。
「なぜ、おにぎりを?」と片桐。
「私おなかがすくと、グーっと鳴るので。
 ご迷惑かなと思って。」
「あれ?なんか沢庵臭い・・・。」と絵里子。
「すみません、気づかなくて。これはおかかです。
 あ、焼きたらこだったかな。」
「何だろう・・・。いらいらする?
 すっごくいらいらする!」と絵里子。
「年のせいだ。」と野立。

「あれが刑事!?」
「科捜研の所長から頼まれたんだ。
 使い物にならないから引き取ってくれって。」
「はあ!?」
「相手は警視監だぞ。
 貸しを作れば、俺のポイントはぐいーんと上がる。
 泣いてくれ。」
「あんたね!」
「さあ始まるぞ!楽しい捜査会議。
 俺がお前らに持ってきた、特別な案件だ。」

絵里子らが担当することとなったのは、鬼塚という男の殺人事件だった。
鬼塚は、過去に殺人事件を起こしたが、心神喪失を理由に無罪となっていた。
犯人は殺された夫婦の関係者か、或いは、これだけの事件を
起こしていながら、無罪にした司法制度への怒り?
犯人は恐らく雨どいを伝ってベランダから侵入したと思われた。
近くの公園には、被害者の血の付いた手袋、タオル、凶器が捨ててあった。
そして、鬼塚のマンション入り口には、萎れた花束が置かれていた。
防犯カメラの映像から、花束は犯行時刻より前に置かれていたことがわかった。

課特別犯罪対策室
「これが殺された鬼塚に恨みを持っている人のリスト。」と山村。
「こんなにおんのか。
 憎んでも憎みきれん人が山ほどおんねんな。」と岩井。
「・・・木元さんも、ボスのこと恨んでんのかな。」
「え?
 木元だけちゃう。結局対策室解散させたん、あの女や。
 あの女も、結局自分の保身しか考えてへんのやろ。」

二人の話を玲子の後任・沼田良美(釈由美子)が聞いていて・・・。

「怖ーい。
 仲悪いんですか?ここの方たちって。」と良美。
「いやいや、別にそういうわけやないんやけどな。」と岩井。
「あ、これ、科捜研に残ってた過去の事件の資料です。」
「へーい。」
「あれ?何してるんです?」と良美。
「いや・・いや、今はやりのツブヤイター。」と山村。
「アホ。捜査中に何つぶやいとんねん。」
「いや、これで花形君と連絡を。みんなでやってんだよ。
 クローズにしてるから外部からは見れない。」

『対策室なう!』(山村)
『片桐さんと捜査中なう!』(花形)
『よし次は歌舞伎町だ!』(片桐)

「片桐もやってるの?」
「うん。僕が勧めてね。」
「ちょっと、やり方教えてもらえますか?」

黒原を見舞う絵里子。
「そうか。あれからもう2年かい。」
「ええ。」
「ハハ。私の方は相変わらずだよ。
 これで何度目の手術だったかな。」

「4回目。」と理香(成海璃子)。
「おう、そうか。」
「自分の手術くらい覚えといてよね。」
「はーい。」
「すみません。」と絵里子。
「今度は脊髄の手術らしいんだけどね。」
「でもずいぶん良くなられて。」
「ああ。そりゃまあ、撃たれたときに比べたらな。」
「コンビニ行ってくる!」と理香。
「はーい。」

「大きくなられましたね。」
「ハハ。母親を早くに亡くして。
 まあ私にとっちゃ遅い子だったからね。
 ずいぶん甘やかして育てたからなぁ。ハハハ。生意気で困るよ。」
「そんな。
 留学中だとか。」
「ああ。私の手術に合わせて、日本に戻ってきたらしい。」
「・・2年前の事件、いまだ犯人を検挙出来ずで、
 本当に申し訳ありません。」
「いや。
 黒い月か。相手はテロ組織だ。
 そう簡単にはいかんさ。
 ・・・木元、真実か?君の部下は。」
「はい。」
「今、新島の方にいるらしいね。」
「ええ。」
「君が飛ばしたのか?」
「本人の希望です。」

署内、絵里子と玲子が廊下で会う。
「いろいろ引き止められちゃって。」と玲子。
「人気者だから。」
「ふふ。」
「お疲れ様。」
「私は、木元をあなたに託した。
 あなたならって思ったから。
 なのに、2年前、彼女に責任を負わせたのは、何故?」
「お疲れ様。」
「・・・」

対策室
「誰かがいかなあかんねん。」と岩井。
「片桐さんがいって下さい。」と花形。

「どうだった?」と絵里子。
「うわぁ!」
「元気ないねぇ。収穫なしってこと?」と絵里子。
「・・・大澤絵里子!」と花形。
「はい??」
「鬼塚五郎殺人事件の容疑で逮捕する!」
「はい!?」
花形に手錠をかけられる絵里子!
「午後、7時59分です。」と花形。
「よくやった!」と山村たち、拍手。
「何をどこからつっこんだらいいわけ?」と絵里子。
「とぼけんじゃねえよ!証拠はあがってんだよ!これだ!」
花形はそう言い、ツブヤイターを見せる。
『eriko_osawa
 憎むべき殺人犯を
 そいつの部屋で処刑した』
『eriko_osawa
 卑怯な殺人鬼は処刑されるべし』
『eriko_osawa』

「ツブヤイターなんかやりやがって。」と花形。
「太え野郎だ。なう。」と岩井。
「観念しろ!なう。」と山村。

「ねえ、ホントにバカなの?何で私が犯人!
 しかもん案でそれをツブヤイターでつぶやく?」
「・・・」
「早く外す!」
「はい!」
「ガチャガチャ外す!」
「すいません!」
「言われてみりゃそうか。」と岩井。
「片桐。あんたがいながら何でそんなことに気が付かない?」
「うっかり。なう。」と片桐。
「なうなう、うるさい!!
 悪質な成りすましね。
 公務執行妨害で取り締まってもらうわ。
 それで?何か分かった?」
「鬼塚が通っていたイメクラを当たりましたが、特に重要な情報は
 得られませんでした。」と花形。
「例の殺された中年夫婦の家族にも、全員アリバイがありました。」
「意外と物取りの犯行ちゃうか?殺し方もずさんやし。」と岩井。
「その程度のことしか言えないの?
 あんたたち腕落ちたねぇ。」
「何よ!」と岩井。

「これ。」
絵里子は監視カメラに映らないように誰かが花束を置いた映像を見せる。
「誰かが花束おいたんやろう?人が殺されたと聞いて。」と岩井。
「これが、何か?」と花形。
「日付をよく見なさい。」
「4月14日夜8時32分。」
「鑑識から上がってきた死亡推定時刻は?」
「死後硬直の状態から見て、夜9時半から10時半の間。」と花形。
「つまり、この花束は、死亡時刻より前に置かれている。
 この花束を置いたのが犯人である可能性が高い。」

「あーーっ!」と山村。
「どうした?」と片桐。
「ツブヤイターです!」と山村。
「それはもういい。」と片桐。
「いや違うんです。
 大澤絵里子のツブヤイターに、また新たなつぶやきが。」

『eriko_osawa
 田中和夫 45歳』
『eriko_osawa
 品川区でまた一人、処刑した…』

「まさか・・・。」

"ツブヤイター"に「大澤絵里子」という人物から、殺人を報告する
つぶやきがあり、実際、その通りの殺人が起こっていた。

殺されたのは、鬼塚同様、殺人事件後に神喪失で無罪となった
田中という男だった。
凶器は鋭利な刃物。現場近くから発見。
刺傷痕から鬼塚氏と同じ型の凶器。
この被害者の家の前にもしおれた花束が置かれていた。
やはり同一犯か?

「猟奇犯ならナイフで一撃なんて殺し方はしない。
 ツブヤイターも儀式めいたやり方も、自分の正義を
 社会へアピールしてる。
 花束は正義のシンボルマーク。
 悪を憎み、悪人を罰しようとした、正義感に駆られた、
 いわゆる、ミッションタイプの犯人である可能性が高い。」と絵里子。
「ミッションタイプ?ということは男性ですか?」と片桐。
「おそらく。」と絵里子。
「あるいは絵里子に悪意のある者の犯行。」と野立。
「シャキーフ!」と幸子。
「誰!?」と絵里子。
「分かった!」と花形。
「え?」と岩井。
「この、ボスの写真を持ってて、かつ、個人情報を事細かに
 知っている者。
 野立さん、あなたですね?」と花形。
「いや違う。」
「イテ。」
「ガイ者が殺された日、俺は野立会だった。」
「なるほど!」と岩井。
「じゃあ無理だ!」と山村。
「あんなにも楽しい野立会で、人なんか殺してる場合じゃない。」と片桐。
「だろう?」と野立。
「アリバイ成立か。」と花形。

「スベりまくりのミニコントはいいから、ちゃんと考えて!
 第一の被害者、鬼塚さんが起こした殺人事件を、
 5年前に担当したのは捜査1課3係。」と絵里子。
「3係?」と野立。
「第二の被害者、田中さんが起こした事件を担当したのも、
 捜査1課3係。
 刑事の名前は・・・」と片桐。

当時、鬼塚と田中の事件を担当したのは、絵里子、野立の同期で、
現在は国会議員秘書を務める森岡だった。

ガチャガチャをする少女の背後から怪しげに近づく森岡博(大森南朋)。
狙いは、ガチャガチャの激レア商品、「ゴールデンちくわくん」。
後援会長の孫のためにガチャガチャ2時間!
それをあの少女は一発でゲット!

「まぁまぁまぁ、ついてないのは昔からだろ?
 忘れたのか?俺たち、
 ピーポー!」と野点。
「ピーパー!」と絵里子。
「ピーピー!・・・ってやめろ!
 それが嫌だから警察辞めたんだから。」
「捜査1課で無茶な捜査するたびに広報に飛ばされて。」と絵里子。
「そこでお前らと一緒になって。
 ああ、この屈辱。一生忘れん!」

野立、絵里子、森岡、被り物をかぶらされて敬礼する記念写真!

「また戻ってきたのか?組織に。」と森岡。
「え?」
「2年前、組織が嫌でアメリカに行ったんだろう?俺と一緒だ。
 またやり直すつもりか?あそこで。」
「・・・」
「まあ別に人ごとだからいいんだけど。
 あんまり飲んだくれんなよ。赤坂界隈じゃ有名だぞ。」
「赤坂?行ってないよ。
 そんなことよりも何か気づいたことはない?ピーピー。」
「ピーピー。この写真が使われてるんだよ。
 何かあんだろ?ピーピー。」と野立。
「ピーピー。」と絵里子。
「ピーピー。」と野立。
「ずいぶん詳しいな。絵里子のことが。
 お前ホントにブログとかやってないの?」
「刑事がブログやってどうすん・・・。」
「どうした!?」

対策室
「私が、アメリカの警察事情について書いた論文。
 日本の雑誌に掲載された。」
「それが?」と野立。
「その中で、刑法39条の安易な適用反対について書いてる。
 日本も、犯罪者に対してもっと厳しくあるべきだと。」
「犯人はこれを読んで犯行を?」

「ツブヤイターに使用されていた写真の解析結果です。
 5万部出回っている広報誌からスキャンしたもので
 間違いなさそうです。」と良美。

「言われた通り、ネット、マスメディア、その他、対策室がらみで
 出ている記事を集められるだけ集めてみました。」と片桐。
「2年前の事件でクローズアップされた分、ぎょうさん集まった。
 中には嘘八百のデマから、対策室の人間関係まで。
 どこで調べとんねん。」
「これらを時間をかけて集めれば、例のツブヤイターぐらいの
 情報は書けますね。」と山村。
「やっぱり、あんたに恨みのあるやつの犯行ちゃうか?」
「だったらここにいる全員だろ。」と野立。
「そのとおり!」と岩井。
「うるさいよ。
 出来の悪い部下と上司に囲まれて、殺意を感じてるのは
 私の方。
 そんなこと言ってる暇があったら捜査する!
 岩井はこれまでに刑法39条で無罪になった人を洗って。
 彼らが次の犠牲者になるかもしれない。
 田所は、今ある情報で犯人の動きを分析してみて。
 はい、解散!」
「はい。」

「ほんと皆さん、口悪いですね。」と良美。
「しょうがないよね?ったく。」と絵里子。
「あれ?素敵なコート。どこで買ったんですか?」
「それニューヨークで買ったの。
 それよりも、例の花の分析をお願い。
 おしゃれよりそっちを気にしてね。」
「はい。すぐに分析結果をお持ちします。」
「はーい。」

廊下を歩く野立、山村、岩井。
「野立さん。何でまた、対策室を復活させたんですか?」
「何だ?来たくなかったのか?」
「いや。そういうわけじゃないけど。
 なんかちょっと、あの人を信じられんちゅうか。
 あの人何で木元だけに責任取らして左遷したんすか?」
「彼女のミスで長官は撃たれた。左遷はやむを得んだろう。」
「せやけど・・・」
「誰かが責任を取らなきゃならない。
 それが組織ってもんだ。」
「あの、対策室を復活させたのはなぜです?
 わだかまりがあることを承知で、何でまたわざわざ。」
「それはな・・・。」
「はい!」
「俺の悪友が結婚した。」
「はい?」
「一緒にコンパをするやつらがとうとういなくなった。
 これはもう、野立会、解散の危機だ。
 だからだ。」
「え!?」
「お前らは合コン要員だ。
 それ以上でもそれ以下でも、ない。」
「はぁ!?」
「早速来週火曜、入れてあるぞ。
 俺を盛り上げて行こう。な!」

「・・・深い。深すぎるあの人。」と岩井。
「あの軽さ、そこが知れない。」と山村。

「どう?」絵里子が幸子に声を掛ける。
「無理です。ツブヤイターの発信場所を探っても、バラバラで
 とても特定できません。
 だいたい私、コンピューター方面は得意じゃなくて。」
「簡単に音を上げない!」

「被害者の家に置かれていた花束ですが、特に手がかりになる
 ようなものは出てきませんでした。」と良美。
「あら?元素分析はしたの?」と幸子。
「え?」と良美。
「元素分析すれば、産地から売ってる店ぐらい特定出来るわよ。
 だから科捜研はダメなのよ。」
「科警研の落ちこぼれに言われたくないわ。」
「科警研は、警視庁にしかない
 科捜研は、各都道府県にある。
 言うならキャリアとノンキャリアぐらいの違いがあるの。」
「キャリアとノンキャリア!?」

「まーまーまーまー。
 だったらあなたがやりなさい。」と絵里子。
「女の子は、優しい方がいいなぁ・・なーんて。」と花形。
「何言ってんの!?」と絵里子。

犯人について考える絵里子。
「私への恨み?
 だとしたら、犯人は女の可能性もある。」

そんな中、幸子のパソコンがハッキングされる。
『対策室のバカどもへ
 まだこんなことをやっているのか?
 これ以上被害者を増やしていいのか?
 また犠牲者が出たぞ』

再び心神喪失で無罪となった男が殺されていた。

絵里子たちはツブヤイターの発信場所を突き止める。
「こんなにバラバラ・・・。
 犯人は確実に、足がつかないように、ランダムな場所から
 発信してますね。」と花形。
「人間にランダムはつくれない。」と絵里子。
「どういうこと?」と岩井。
「人はかく乱してランダムに行動しているつもりでも、
 ある規則性を持ってしまうものなの。
 その規則性を分析すれば、次の殺人現場が分かる。」

絵里子の携帯が鳴る。
「はい。
 ・・・分かった。」
「誰ですか?」と花形。
「次の犠牲者候補のリスト見せて!」
「はい。40名もいますよ。」
「片桐に連絡して。今すぐ品川駅に向かう。」
「え?」
「そこに必ず、犯人が現れる。」

品川駅
リストの4人のうち、必ず誰かがここに現れる、と絵里子。
「人命第一。見つけたら直ちに保護して!」

絵里子たちは、リストと合致するひとりの男を見つけ
保護しようとすると、その前に木元がいた。
絵里子以外が驚くなか、木元は、男に近づこうとするパーカーを
被った人影を指した。
それに気づいたパーカーは逃げるが、やがて絵里子らが追いついた。
パーカーは、黒原健蔵の娘・理香だった。

対策室に戻った絵里子は、"ツブヤイター"の発信場所のデータを、
木元に解析させていたと明かした。
絵里子を品川に向かわせたのは、木元だったのだ!

一方、理香は、アメリカの名門大学で応用数学を学ぶ
コンピュータの天才で、父親の事件以来、絵里子を恨んでいた。
今回、対策室のコンピュータに侵入し事件のことを知り、
絵里子が犯人が逮捕できるかどうか、現場に確かめに来たのだという。
「そこまでわかってて何で私に任意同行を掛けたの?
 真実が分かれば対策室、いや、あんたが恥をかくのに!」と理香。
「公務執行妨害は事実!
 私は、どんな小さな犯罪も許さない。」と絵里子。
「・・・」

結局、犯人は現場に現れなかったため、捜査は進展しない。

そんな折、木元が良美のいる科捜研別室にやってくる。
「木元。どうしたの?」
「遺留品どこですか?」
「そこよ。」

対策室
「何もつかめず、か。」と野立。
「これだけ物証があるのに、運がいい犯人ですね。」と花形。
「いや、違う。」と絵里子。
「え?」
「犯罪の素人は、証拠を全部消そうとする。
 でもプロは、必要なものだけを消す。
 たくさん物証があったんじゃない。
 足のつかない物証しか残さなかった。
 犯人は間違いなく、犯罪に精通した人間よ。」

科捜研
「期限付きで手伝うってわけか。大変だね。」と良美。
「ボスに頼まれたんで。
 これじゃ話にならないんで現場に行ってきます。」
「待って。行くなら私も行くわ。」

対策室
「あのさー、犯人ってお前のこと好きなんじゃないの?」と野立。
「何言ってんの?」
「だって有名人のツイッターの成りすましとかってさ、結局そいつに、」
「私は有名人じゃな、・・・。」

絵里子は森岡に電話をする。
「よう、ピーパー、どうした?」
「ピーピー、ごめん。ちょっと聞きたいことがあるんだけどさ。」
「何?」
「あんた言ってたわよね。私が赤坂界隈じゃ有名だって。」
「ああ。」

赤坂の店を調べると、絵里子と名乗る女性が店員に名刺を渡していた。
髪は肩ぐらい、紺色のシャツにグレーのジャケット。
手分けをして訪ねた数軒の店で、絵里子にそっくりな格好をした
女性が目撃されていたとの証言を得る。

「私の論文。私のツブヤイターの成りすまし。
 犯人は、正義に駆られたミッションタイプじゃない。
 私のやること、やりそうなこと、やりたいことを
 模倣しようとしている”」
「大澤さんのストーカー、いえ、ファンってことですか?」と幸子。
「そう。赤坂や六本木で私そっくりな女が現れてる。
 単なるツブヤイターの成りすましじゃない。
 本気で私に成りすまそうとしてる!
 ちょっと待って。元祖分析がどうしたって?」
「ああ、花の元素じゃない微細物質。
 ごく小さな物質が着いていたんですけど。」
「それは、犯人の服や手についていた繊維とかが、
 花束に付くということはあるよね。」
「そうなんです。ですけどその物質が・・・ちょっと、特殊なんです。」
「特殊?」
「分析した結果、バリスティックゲルなんです。」
「・・・バリスティックゲル。」
「火災実験などで使われるゲルです。」
「・・・」
「そんなの使うの、科捜研ぐらいしか。
 だから誰かが不注意で・・・。」
「違う。不注意じゃない!
 あの場所に現れなかったのは・・・情報が洩れてた。」
「え・・・」

野立のマンション
ドアの前には、枯れた花束。

『eriko_osawa
 今から、出来の悪い部下と上司を処刑する』

片桐、山村、花形、岩井、
彼らのドアの前にも枯れた花束が置かれていた。

「あの女だ。」
絵里子はそう呟き・・・。

同じ頃、殺害現場にいた木元が気配を感じ見ると、
絵里子と同じ格好をした良美がやってくる。
良美は手にした拳銃を、木元に向け…。


おかえり!BOSS!
おかえり!野立さん!

冒頭のシーンはちょっと古畑任三郎風。
でもこれって、視聴者に語りかけているのではなく、
女の子たちに聞かせていたのでした。
守秘義務なんのその。「俺は権力者だから多少何やってもいい」らしい。(笑)
「まいう〜」「チャンネルもそのままでね〜♪」
竹野内さんが楽しんで演じているのが伝わってきます。

帰国した絵里子の第一声、「あ〜。うどん食べたい。」
絵里子、おかえりー!!

花形、山村、岩井、片桐、みんな懐かしい。
木元にも早く元気に復活してほしい!

玲子さんがハガネの女になってしまったのは寂しいけど、
またいつか帰ってきてくれるかな。

「私は、どんな小さな犯罪も許さない。」
絵里子のこのセリフ、カッコ良かったけど、
ガードマン人形持ち帰っちゃった罪はいいの?と思ったり。(笑)

このドラマはツブヤイター、じゃなくてツイッターで
楽しみながら、ブログでもUP予定です。



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公式HP


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主演・天海祐希さん着用ペンダントジュエリー



戸田恵梨香さん着用! [Jean Paul GAULTIER]




B0023B15V2BOSS (天海祐希、竹野内豊 出演) [DVD] by G-Tools



【キャスト】

大澤 絵里子(天海 祐希)特別犯罪対策室

野立 信次郎(竹野内 豊)
木元 真実(戸田 恵梨香)
花形 一平(溝端 淳平)
奈良橋 玲子(吉瀬 美智子)
岩井 善治(ケンドーコバヤシ)
山村 啓輔(温水 洋一)
片桐 琢磨(玉山 鉄二)

田所幸子(長谷川京子)
黒原理香 (成海璃子)

丹波 博久(光石 研)
屋田 健三(相島 一之)

池上 浩 (丸山 智己)
川野 昭夫(長谷川 博己)
森 政夫(HILUMA)

小野田 忠(塩見 三省)

黒原健蔵(西田敏行)

森岡博(大森南朋)



【スタッフ】

脚 本 … 林宏司
演 出 … 光野道夫 / 石井祐介
音 楽 … 澤野弘之 / 和田貴史 / 林ゆうき
主題歌 … 「My Best Of My Life」 Superfly
プロデュース … 村瀬健 / 三竿玲子
制 作 … フジテレビドラマ制作センター


天海 祐希さんの主な出演作品



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タグ:BOSS
18:27 | CM(2) | TB(1) | BOSS | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。以前も一度書き込みさせていただいた者です。
私もBOSS、前シリーズから楽しみにしています。
こちらのブログはもうずっと前から拝見させていただいていました。
実は私は視覚に障害のある全盲です。
テレビを音だけで見ているので、台詞だけではどうしても分からない部分があって。
そんなとき、いつもこのブログで自分が見ているドラマがレビューーされていないか探しています。
今回もこちらのブログがあるので安心してBOSSを楽しめます。
これからも更新楽しみにしています。
Posted by chacha at 2011年05月04日 15:45
chachaさん、こんばんは。コメントありがとうございます!
お役にたてて光栄です。
BOSS第2シーズンも楽しいですね。
絵里子のようなBOSSの下で仕事が出来たら、仕事は厳しくても楽しいだろうな〜!
また遊びにいらして下さい。
Posted by ちーず at 2011年05月29日 18:46
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ピーポーです。ピーパーです。ピーピーです。3人合わせて元警視庁捜査一課3係です!(BOSS 2ndシーズン#1)
Excerpt: 2011春ドラマ、何見よう?『BOSS 2ndシーズン』黒い月の事件から2年の時を経て、「補」の字が取れた野立参事官@竹野内豊は語り出した。あの事件の続きを。。。巨乳?爆乳?貧乳?男 ...
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Tracked: 2011-05-02 12:35
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