2011年05月30日

JIN -仁- 完結編 第7話

『永遠の愛と別れ』

現代の病室
「坂本龍馬と、同じですね。
 龍馬が死んだ日も、確か・・・。」

医師として働く未来(中谷美紀)の夢を見て飛び起きる仁。
「何でこんな夢・・・。」

橘家
仏壇の前で考え込む恭太郎(小出恵介)。
「恭太郎さん。」栄が声をかける。

「奥詰歩兵頭というのは、初めて耳にするお役ですね。
 何をするのですか?」
「世が、動いておりますから。
 治安の維持などを、主に。」
「大切なお役目でございますね。」
「はい。」

坂本龍馬(内野聖陽)と気持ちがすれ違ったまま、長崎から江戸・仁友堂に
戻った南方仁(大沢たかお)。

仁の足を洗う咲。
「いつまでたっても慣れないんですよね、これ。」と仁。
「未来では、足を洗わぬものですか?」
「こんなふうに、人に洗ってもらったりは。」
「無事にお帰りになられて、良かったです。」
咲の言葉に嬉しそうに微笑む仁。


「南方先生。」恭太郎が訪ねてきた。

「咲から聞いたのですが、坂本殿とは、いまだ会えては
 おられぬのですか?」
「長崎で会えたんですけどね。」
「お会いに、なられたのですか?」
「会えたは、会えたんですけど・・・
 龍馬さんとはちょっと色々あって、けんか別れに、」
「世は、不穏になってきております。
 せめて、この世情が落ち着くまで、付き合いを控えていただけないでしょうか。
 ここには咲もおりますし。」
「兄上。何かあったのでございますか?」
「いや。何かというほどのことではないが。
 残念ながら、坂本殿はいまや幕府からは、敵とみなされておるゆえ。」
「私も心配で。そうならないように、動いてもらえないあkって、
 お願いしたいんですよね。」
「そういうことなら・・・
 いらぬことを申し上げました。どうか、お忘れください。」
「・・・」


「恭太郎さん、何かあったんですかね。」と仁。
「何にせよ、これからは坂本様のことは、あまり告げぬ方が
 ようかもしれませぬ。
 兄も、旗本でございますゆえ。」と咲。

「この年の終わるころ、一橋慶喜が将軍となったことが、
 江戸の町にも聞こえてきた。
 さすがの俺でも知っている。
 徳川幕府、最後の将軍だ。
 いよいよ、徳川の時代が終わっていくのだ。」


長崎 清風亭
「幕府が長州に負けてしもうた今、こんままでは土佐は時の流れに
 乗り遅れるぜよ。」と、土佐藩参政・後藤象二郎。
「・・・」
「力を貸せと言うちょるがじゃ!坂本!」
「策がいるじゃのう・・・後藤殿。」と龍馬。

「そんな中、俺は改めて、龍馬暗殺について思い出そうとしていた。
 龍馬さんの暗殺は、確か、大政奉還のあと、
 明治になるまでの間だったような・・・。
 でもそれがいつだったか、正確には思い出せなかった。
 夢に出てきたあの想い出。
 未来は、あのとき、何を受けてそう言ったのか。」


メモを書き考える仁。
『薩長同盟
 大政奉還
 暗殺
 明治の始まり
 1868?』

とその時、またしても頭痛が仁を襲うのだった…。

「歴史を変えたいと思うと、必ず襲われるこの頭痛。
 どういうカラクリかは分からないが、
 やはり、あの男は俺で、
 この頭痛のもとは、あの腫瘍で、
 俺にはめられた孫悟空の輪でも
 あるんじゃないだろうか。
 漠然と、いつか現代に戻されると思っていたけど、
 俺は、この頭痛に殺されることを、
 覚悟しなければいけないのかもしれない。
 龍馬さんの暗殺を止めようとするならば・・・
 歴史を変えようとするならば・・・
 何かないのだろうか。
 歴史の修正力をあざむけるような方法は・・・。」


1867年 春
「勝先生。幕府は今、どういう状態なんですか?」と仁。
「知らねえよ。おいらまた、お暇を出されちまったんだからよ。」と勝。
「知らないって・・・。」
「あっちこっと頭下げてやったのによ。
 慶喜さんおいらのやることは何もかも気に入んねえんだから。
 知るかってんだよ。」
「江戸が戦に巻き込まれるのだけは嫌だって言ってたじゃないですか。」
「四候会議ってのをやるんだってよ。
 慶喜さんを交え、薩摩、土佐、越前、宇和島の四藩の有力諸候で、
 お国のことを話し合おうって、薩摩が言い出したらしいのさ。」
「国のこと、ですか?」
「薩摩の狙いは、天子様の前で長州の処分をとかせ、
 長州とともに、倒幕への備えをすすめるとか、
 そんなとこだろうよ。」
「あの・・・龍馬さんはその件に絡んでるんですか?」
「ここにきて、土佐の名前が急に出てくんのはどう考えてもおかしいだろう。
 絡んでると考えて、間違いはねえんじゃねえか?」
「あの、勝先生、今は何年ですか?」
「慶応三年だよ。」
「そうじゃなくて、その・・・西洋の、暦では。」
「何でそんなこと聞くんだい?先生。」
「いや・・別に、深い意味はないんですけど。」
「・・・確か、1867年だったっけかな。」
「・・・」

仁友堂
「いっぱむなしく、大政奉還・・・。」一人つぶやく仁。
「何が、そのようにむなしくございますので?」と咲。
「あ、ただいま戻りました。」
「はい。」
手紙を差し出す咲。
「これ・・・。」
差出人の名前は、『才谷梅太郎』。
「手を見る限り、坂本様のものかと。」

二人の話を立ち聞きする恭太郎。

手紙には、仁と一緒に撮った写真が包まれていた。
「写真なるものではないですか!」と咲。
「一緒に撮ったんです。」
写真の裏には
『長芋の中より
 出でたる虫たちの
 江戸の芋にも
 すくいたるかな』
と書いてあった。
「あの人何で芋の歌なんて。」と仁。
「ひょっとして、長芋とは、長州藩と薩摩藩のことではございませぬか?
 芋といえば、薩摩芋でございますから。」
「なるほど。
 長州と薩摩から出てきた人間が、これからは江戸に巣食う。
 江戸も食べちゃうぞってことですか?」
「そういう意味に、なってしまいますね・・・。」
「やっぱり、分かってもらえなかったのかなぁ。」
「あ、先生。もう一通は、野風さんからでございますよ。」
「野風さん!?」

『南方先生 咲様
 お元気でござりんしょうか
 実はこの度はお願いがあって 文をしたためんした』

「こちらも、よくないお知らせでございますか?」
「幕府から、許可が下りたそうで、
 ルロンさんと正式に結婚するそうです!」
「ま、まことでございますか!?」
「横浜で婚礼をするそうで、私と咲さんに来てほしいって書いてあります。」
「婚礼でございますか!まあ!まあそれはめでたい!
 ・・・」
咲は、野風に仁の恋人の話を聞かれてしまったことを思い出す。
「どうかしたんですか?」
「外国の方との、正式な婚礼が許されると思ってなかったもので。」
「そうなんですか?じゃあこれ、ほんとすごいことなんじゃないですか!
 すごいな、野風さん!」
「・・・」


「坂本様の歌、いささか腑に落ちませんね。」と咲。
「何がですか?」
「その歌は、先生の話に、納得していないという意味でございましょう。
 そのようなことを、わざわざ言ってよこすものでしょうか。」
「現実と闘っている龍馬さんにすれば、私の意見は、絵に描いた
 餅にしか聞こえないのかもしれません。
 それをちゃんと宣言したかったんじゃないでしょうか。」

「龍馬さんへの晴れない気持ちを抱えたまま、
 俺と咲さんは、横浜へと旅立った。」


横浜 外国人居留区
「まるで別世界へ来たようでございます。」
「そのうち、こんな建物でいっぱいになると思いますよ。」
「変わっていくのでございますね。世は・・。」
「不安ですよね、咲さんにしたら。
 幕府がこれからどうなっていくか分かんない状況なんて。」
「では、この先どうなるか、教えていただけますか?」
「あ・・・」
「不安ではないと言えば、嘘になりますが、大丈夫です。
 世がいかに変わろうと、わたしのなすべきことは、
 この手で、一人でも多くの方を、助けることだけです。」
咲の言葉に微笑む仁。

ルロンの屋敷
メイドが二人にコーヒーを出す。
「この黒き水は、薬でございますか?」と咲。
「西洋のお茶みたいなものです。」と仁。
「では、私も。・・・
 先生には、おいしゅうございますか?」
「だんだん癖になるんです。」
「左様でございますか。」

そこへ、野風とルロン氏がやってくる。
「先生。咲様。ようこそいらっしゃいんした。」
「野風さん。ルロンさん。この度は、おめでとうございます!」
「ありがとうございます。」とルロン。
「ありがとうござりんす。」
「お、おめでとうございます。」と咲。
「ほんに、このような遠くまで、おいでいただきんして。
 お二人には、どうしても婚礼に出ていただきとうありんして。」
「こちらこそ、嬉しいです!」
「このようなところ、咲様には、くつろげぬところもあるやもしれませんが、
 心より、もてなしさせていただきんすゆえ。」
「私、には?」と咲。
「お部屋にご案内いたしんす。
 お二人は、同じお部屋でよろしうございんすな。」
「え!?」
「え・・」
「すいません。出来れば、別々に。」と仁。
「ではまだ?」
「・・・」

咲の部屋
「先生はまだ、あの思い人のことを、とやかく言っておられるので?」
「あの、野風さん。なぜ、私にだけ、このようなところは、
 くつろげぬやもと仰ったのですか?」
「あ・・西洋のものを、使っていただきんすゆえ。」
「では、何故、先生が西洋のものに慣れていると思われたのですか?」
「そりゃ南方先生は、こちらで外国人医師に対しても、
 ご講義をなさったと聞きんして。
 されば慣れておいでかと。
 それだけでありんすよ。」
「はあ・・。」
「咲様は妙なことを気になさいんすなあ。」
「・・・」

「くわばらくわばら。」と呟く野風。

夕食の席
シャンパンを飲む仁。
「これも、癖になるのでございますか?」と咲。
「はい。たぶん。」
咲もシャンパンを口にする。
「はっ・・・こ、これは、口の中で、ザワザワと。」
野風が笑う。
「先生はシャンパーニュに慣れておいででありんすなあ。
 どこかでたしなまれたので?」
「あ・・はい・・横浜で。な、長崎でも。」

「野風さん、とっても頭がいいです。
 マナーも見事だし、フランス語も上手です。
 フランスに戻っても、どこに連れてっても、恥ずかしくないです。」とルロン。
「野風さん、フランスに行くんですか?」と仁。
「あい。
 婚礼が終わりんしたら、折を見て。」
「そうなんですか。」
「あちきのことより、お二人はいつ、夫婦になられるおつもりで?」
「・・・それは・・えっとですね。
 正直に申しますとですね。
 私の方は、その・・・」
仁の言葉を遮るようにシャンパンを飲み干す咲。
「癖に、なってまいりました!」
「咲さん・・」

赤ワインをがぶ飲みする咲。

咲を支えて歩く仁。
「大丈夫ですか?咲さん。」
「大丈夫。大丈夫でございます。」
「咲さん・・・」
「野風さんは、まことに幸せなのでございましょうか。」
「あんなに幸せそうじゃないですか。」
「お芝居なのではございませんかね。」
「あ、ちょ!咲さん、声が大きいですって!」
「野風さん、嘘がお上手ですし。」
「咲さん・・野風さんにも、ルロンさんにも失礼、」
「では・・よいのでございましょうか。
 私も・・・」
「・・・」
「良いのでございましょうか。幸せになりましても。」
「何、言ってるんですか?」
「・・・」
「咲さん?」
「私、おばばになってしまいますよ。」
「・・・」
「ふ、ふふふ。もともと、おばばの、おばばでございますけどね。」
その場に倒れて眠ってしまう咲。

仁が客間に戻ると、野風一人が待っていた。
「咲様は、大虎でありんしたか。」
「野風さんは今日は飲んでませんでしたよね。」
「実は、今から診てもらいたい病院がおりんして。」
「今から、ですか?」
「へえ。
 今か今かと、待ちかねておりんす。」

野風について歩く仁。
「患者さんは、御屋敷の方ですか?」
「へえ。この先でありんす。」

ある部屋に入ると、野風は着物を脱ぎ始める。
「ちょ・・・野風さん。」
「先生とお会いするのも、これが最後かと思いんしてなあ。
 最後にもう一度だけ、あちきの全てを、みていただこうと思いんした。」
「みてって・・・」
「患者は・・・あちきでありんす。」
「・・・」
「左側の脇の下に、いくつかしこりを感じいす。」
「え・・・」
動揺する仁に、野風は微笑みを浮かべ・・・。

仁を誘ったのは、想い出を作るためかと思ってしまった。
咲がいなければ、そうしたかったのかもしれない。
野風さん、無理に笑っているように見えました。


野風を診察する仁。
「先生。正直に、言っておくんなんし。」
「腫れて、大きくなっているリンパ節が、全て岩が転移したもの
 だとすると、腋窩リンパ節への転移は、10か所です。」
「それは、かなり進んでいるということ、」せき込む野風。
「大丈夫ですか?冷えてしまったかも。」
「風邪では、ござりんせん。
 このところ、空咳が出、息苦しくなることが。
 これも、新たな、岩のせいでござりんすか?」
「はっきりとは、分かりませんが・・・。」
「・・・」
「すいませんでした!」
「・・・」
「あのときもっと、徹底してリンパの郭清をしていれば、
 こんなことにならなかったかも・・」
「謝られるようなことではござりんせん。」
「・・・」
「あのとき、死んでしまうはずだったあちきが、
 助かったばかりか、
 このような、死泡汗な人生を贈れているのでありんす。
 先生には、感謝しかござりんせん。」
「・・・ですが・・・」
「もう一つだけ、よろしゅうありんすか?」
「・・・」
「子には・・・岩の毒は、回りんすか?」
「え!?」
「あちきのおなかには・・・子がおりんす。」
「・・・子供に、岩が転移することはありませんが・・・」
「では、では・・・
 あちきはいつまで、生きていられんしょう?」
「・・・転移性乳がんの生存率は・・・2年で5割と言われています。」
「・・・2年。」
「もちろん、もっと長く生きられる方もいますし、
 それは一概には。」
「そんなに?」
「え・・・」
「2年も・・・。」
「・・・」
「それなら、この子を・・・抱けんすなあ。
 笑い顔を見ることも、声を聞くことも、できんすなあ。
 手を繋ぎ、歩くことも、できるやもしれんせん。」
野風はそう言いながら、嬉しそうに涙を流し・・・。

仁友堂
恭太郎は龍馬からの手紙を盗み出し・・・。

ルロンの屋敷
「あの・・・ルロンさんにこのことは?」
「腹の子のことは知っておりんすが、
 岩のことは、お伝えしておりんせん。」
「妊娠、出産は、母体には大きな負担がかかります。」
野風がうなずく。
「野風さんの体を考えると、医師としては、到底おすすめできません。
 せめて、ルロンさんには、相談するべきだと・・・」
「けんど、治せぬのでありんしょう。」
「・・・」
「先生、この子は、あちきの夢なのでありんすよ。」
「夢?」
「あちきはこの先、そう長くは生きられんせんけんど、
 この子は、何十年も生きていけんしょう。
 この子が子を持てば、それこそ、100年、200年、
 のちの世までも、あちきの血は流れ続けるでありんしょう。
 その営みの中で、あちきは永久に生きつづけ、
 その子の血となり肉となり、目となり、
 見ることができんしょう。」
「未来を、ですか?」
「おやすみなさいんし。南方先生。」

「未来へと続く命の川。
 未来の生まれ変わりへと続いていくかもしれない子供。
 野風さんの夢は、俺の夢でもある。
 けれど、歴史の修正力は、この夢を許すのだろうか。
 未来が別の人間として生まれ変わることを、
 歴史を変えることとは、みなさないでくれるだろうか。」


翌朝
「今、何どき!?」咲が飛び起きる。

客間
「も、申し訳ございません。
 恥ずかしいほど眠ってしまいました。」

「咲様にお食事を。」と野風。
「はい。」とメイド。

「あの、先生。私、途中から、記憶がないのでございますが、
 何か、妙なことを口走ったり・・」
「それは別に。」仁が笑う。
「左様で。」ほっとする咲。

「先生にいつ結婚して下さるのかと、
 そこで叫んでおられんしたよ。」野風が咲の耳元でささやく。
「・・・え!?」
「戯れでありんす。」
「・・・」
「というのは戯れでありんす。」
「ど、どちらのでございますか!?」
「ではあちきは一足先に、天主堂の方へまいっておりんすので、
 お支度が整いましたら、その者に、お言いつけくださんし。」
野風が出かけていく。

「あの、先生。」
「・・・」
「何か、あったのでございますか?」
「あ・・はい。」

天主堂に向かいながら話す二人。
「既に、全身のリンパに転移してるでしょうし、肺への転移も
 伺えます。」
「しかし、そのようなお体で、出産できるのですか?」
「母体のことを考えれば、子供は諦めて、静養して欲しいところですが、
 野風さんが産みたいと言う以上、止めることは・・・。」
「野風さんは、産みたいと?」
「子供は自分の夢だからって。」
「夢?」
「この子が産まれ、命を繋いでいくことで、
 自分は永久に生きていけるんだと言っていました。」
「野風さんが、そうおっしゃったのでございますか?」
「はい。」
「やはり・・・野風さんは・・・。
 あの、何とか分娩をせずに、安全に子供を取り出す方法は
 ないのでございましょうか?」
「・・・未来なら、子宮を切って取り出す帝王切開という手もありますが、
 この時代の麻酔を使用してそれを行うと、
 胎児は生きていられなくなってしまうんです。」
「ではせめて、仁友堂で出産していただいてはどうでしょう?」
「私には産科の経験はほとんどありませんし、通常分娩しかない以上、
 いい産婆さんのもとで出産するのが、一番体に負担の少ない
 方法だと思うんです。」
「・・・恐れて、いらっしゃるのですか?」
「・・・」
「この出産を通して、野風さんとその子供に、歴史の修正力なるものが
 働くことを。」
「・・・もし、野風さんと子供を、目の前で死なせてしまったり
 したら・・・。」
「・・・」

教会の外でルロン氏と野風を待つ仁たち。
「南方先生、咲様。」鈴屋の主人・彦三郎が声をかける。
「いらしてたんですか!」
「親代わりとしちゃ、来ないわけにはいきませんよ。
 あいつにゃあ、実の親もないんですから。」
「そうですよね。」

拍手に迎えられ、二人が出てくる。

「野風さん、まるで天女のようでございますね。」
「思い出すねえ。野風の、最後の花魁道中。
 一人っきりで、白無垢で、大門を出てって。
 あれも綺麗だったが、今日にゃあからっきし・・・」と彦三郎。

「この美しい人に、俺はどれほどの愛情をもらってきたんだろう。」

初めて野風と会った時、未来とあまりにもそっくりで驚いたこと。
野風がお金を差し出してくれたこと。
「その方の名前はなんと? 
 今宵はあちきを、そう呼んでおくんなんし。」
「誰よりも、幸せになるでありんす!
 南方先生の手で、生まれ変わらせて、いただいたのでありんすから。」
「これより先の心配は、ご無用でありんす。
 先生も、わが身のお幸せだけを、お考えください。」
「先生、この子は、あちきの夢なのでありんすよ。」


「幸せとは言えない人生の中で、
 やっとつかんだ、たった一つの夢。
 俺はその夢すら、かなえてやることも出来ないのだろうか。」


「野風さんの夢は、かなうのではないでしょうか。」と咲。
「・・・」
「未来の人間である先生が、歴史を変えることに対して、
 歴史は、修正を加えようとするのかもしれません。
 けれど、もし、これは野風さんが、この時代の人間が、
 強い意志を持って、未来を変えたいと願ったことだとしたら、 
 それはもはや、修正されるべき歴史ではなく、
 ただの歴史なのではないでしょうか。」
「何を、言ってるんですか?」
「野風さんは・・・おそらく、ご存知なんです。
 先生が未来から来たということも、
 先生の思い人が、自分の子孫であるかもしれないということも。」
「・・・」
「だから、命をかけても、産みたいんです。」
「・・・」
「もちろん、お慕いするルロンさんのお子ということもありましょう。
 けれど、それだけではなく・・・ 
 後の世で、先生の出会うべきお方を、野風さんは、もう一度
 つくって差し上げようとしておられるのではないでしょうか。」
「・・・」
「かような夢を握りつぶすほど、天は無慈悲ではないと、
 私は信じとうございます。」
「・・・」
「写真がなくなってしまったのは、未来さんが新たに生まれ変わる
 という、天の声だと。」
「咲さん・・・。」

「咲様!」
野風がブーケを投げ、咲が受け止める。

「あの・・・これは?」
「花嫁の花束を受け取った人は、次に幸せになれるという
 言い伝えがあるんです。」
「・・・先生。私に、野風さんの子を、
 取り上げさせてもらえませんか?」
「・・・」
「先生にはかかわりのない、ただの、私たちの歴史とするために。」
「よろしくお願いします。」

青空を見上げる仁。

「いいよ仁先生。きっとまたいつか会えるから。」

「そういう意味だったのかよ。未来・・・。
 そういう・・・。」

ルロンの屋敷
「先生方が、あちきの子を取り上げてくださるのでありんすか?」
「はい。
 ルロンさん。野風さんが以前、仁友堂で岩の手術をされたことは、
 ご存知ですか?」
「はい。」
「そのこともあって、私たちは、野風さんの体に、少し不安を持ってます。
 ですから、私どもの手で出産を診させていただきたいんです。」
「野風さんの体は、出産に、耐えられないということですか?」
「そうならないよう、万全を尽くさせてほしいということです。」
野風の手を握り締めるルロン。
「無理をしないでいいです。
 私は、あなたさえ、いてくれればいいですから、子は・・・」
「ルロンさん、あちきは、お世話になるばかりで、
 何のお礼もできんせん。
 せめて、これくらいの贈り物は、させてくださんし。」
「・・・」
「先生方がいれば、きっとうまくいきんすから。」
「・・・先生!野風さ、野風と子を、よろしくお願いします。」
「はい!絶対にお二人を守ってみせます。」

茶屋
「お待たせしました!
 新しく、子あんドーナツっての作ったんだよ。
 あんドーナツの中に、餅を入れてみたんだ。」と喜一。
「へ〜!」と仁。
「子・・・」と咲。
「どうか、したんですか?」
「いえ。ちゃんとお二人を、お救いしなければならないと・・・。
 すくう?
 あの、先生。坂本様の歌。」
「はい。」
「"虫がすくう"の"すくう"は、食べる方の巣食うではなく、
 助ける方の救うなのではないでしょうか。」
「・・・」
「ですから、あの歌は、長芋から出た虫が、江戸を食べてしまう
 のではなく、江戸を救うと言う意味なのではないでしょうか。」
「・・・すくうは、助ける!?」
「はい!」
「分かんないですよ龍馬さーん!」
嬉しそうに空を見上げる仁。

仁友堂
龍馬からまた手紙が届いていた。

『先生 ホトガラは届いたかえ?
 あん歌のような心持ちで、わしゃ再び
 走り回っちょるぜよ
 まあ なかなか難しいけんど
 戦をせずに こん国を立て直せんかと
 ない知恵を絞うちょる
 そうそう こん間 ふと 野風を思い出したがじゃ
 野風は まことの心根を押し隠し
 嘘ばっかりついちょった
 けんど 大切なもんを守るためには
 野風は 嘘のよろいで固めんといかんかったがやないかと
 そんなことを思うたぜよ
 先生 わしゃこれから 大嘘つきになるぜよ
 先生が教えてくれた 明るい道を潰されんように
 全てをあざむいて
 こん道を未来へつないでみせるぜよ』

嬉しそうに手紙を読んだ仁は、その手紙を箱にしまおうとする。
「あれ?」

「文箱の中からなくなってるものがあるんですけど
 知りませんか!?」と仁。
「・・・あ!」と佐分利。
「な、何ですか!?」
「実は、物取りが入ったんちゃうかという日があったんですけど、
 金も医療道具も全くなくなってへんかったんで、
 気のせいかって。」

「何か、あったのでございますか?」と咲。
「龍馬さんからの手紙と写真を盗まれたみたいなんです。
 仁友堂は、誰かに目をつけられてるのかもしれません。」

「今の話はまことか?」
「まことでございます。」と恭太郎。

勝邸
「龍馬さんは今、何をしようとしてるんでしょうか。
 仁友堂まで目をつけられるほど、危ない橋を渡ってるんでしょうか。」と仁。
「あいつはひょっとして、アレを仕掛けようとしてるのかもしんねーな」
「何を、ですか?」

「容堂公は、倒幕派の仲間入りをするどころか、
 土佐に引き上げてしもうたがじゃ!」と後藤象二郎。
「薩長はいずれ、倒幕の勅許を得るじゃろうのう。
 さすれば、薩長は官軍。幕府は賊軍。
 土佐は朝敵の汚名を着て、戦うしかのうなるかもしれん。」と龍馬。
「何とかせんかや!坂本ー!!」
「一つだけ、土佐が起死回生できる策が・・・」

勝邸
「大政・・・奉還ってことですか!?」と仁。
勝がうなずく。

「ひたひたと聞こえてくる、死神の足音。」

「坂本龍馬と同じですね。
 龍馬が死んだ日も、確か・・・」夢で見た未来の言葉。

「・・・いつだ!?」


仁の手術で救われた野風の命。
そして、再発。

野風さんを触診する仁の表情はとても悔しそうで
仁に触れられる野風さんの表情は、とても艶っぽく見えました。
やっぱり今でも仁のことを想って・・・
そんな風に思わせるシーンでした。

生存率を聞いた野風は、2年しか、ではなく、2年も生きられると
涙を流しました。
この子を抱くことも、笑顔を見ることも、声を聞くことも出来ると。
最初は、母として、女として、そのことを喜んでいるのかと思いました。
もちろんそれもあるけれど、野風は仁の為に子を産もうと覚悟している。
自分の血を受け継いだ者が、いつか仁と出会えるように。

それが、野風の夢。
そして、仁の夢。
二人は同じ夢を共有しているんですね。
ちょっと咲には可哀想な気もするけれど、
江戸では仁は咲と一緒になり、
平成の世では、仁は野風の命を受け継いだ未来と一緒になる。

やはり仁は、人の寿命を延ばすことは出来ても、
人の運命を変えることは出来ないのか・・・。

そんな中、咲が言っていた、

「未来の人間である先生が、歴史を変えることに対して、
 歴史は、修正を加えようとするのかもしれません。
 けれど、もし、これは野風さんが、この時代の人間が、
 強い意志を持って、未来を変えたいと願ったことだとしたら、 
 それはもはや、修正されるべき歴史ではなく、
 ただの歴史なのではないでしょうか。」

という言葉。
仁が変えようとするのでなく、その人本人が変えようとすれば、
それは修正されるべき歴史ではなく、ただの歴史。

この言葉にものすごく納得させられました。
だとすると、龍馬の運命も!?


美味しくいただきました!

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公式HP


B004P0A1H8いとしき日々よ
平井堅
DefSTAR RECORDS 2011-05-04

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4847019873日曜劇場 JIN -仁- オフィシャルガイドブック
TBSテレビ
ワニブックス 2011-04-22

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B004UNGJLW日曜劇場 JIN-仁- オリジナル・サウンドトラック~ファイナルセレクション~
TVサントラ
Anchor Records 2011-05-25

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B002QMMIBEJIN-仁- DVD-BOX
角川映画 2010-03-17

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主題歌
B002MS1SN6逢いたくていまMISIA BMG JAPAN Inc. 2009-11-18by G-Tools



サウンドトラック
TBS系 日曜劇場「JIN-仁-」オリジナル・サウンドトラック
TBS系 日曜劇場「JIN-仁-」オリジナル・サウンドトラック高見優 長岡成貢 高見優 HARBOR RECORDS 2009-12-02売り上げランキング : 115Amazonで詳しく見る by G-Tools




小説版
4087032108小説JIN―仁 (JUMP j BOOKS)集英社 2009-10by G-Tools



原作
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第1話
・未来モノローグ
「私達は、当たり前だと思っている。
 思い立てば、地球の裏側にでも行けることを。
 いつでも、思いを伝える事が出来ることを。
 平凡だが、満ち足りた日々が続くであろうことを。
 闇を忘れてしまったような夜を。
 でも、もし、ある日突然、その全てを失ってしまったら。
 鳥の様な自由を。
 満たされた生活を。
 明るい夜空を、失ってしまったら。
 闇ばかりの夜に、たった一人、放り込まれてしまったら・・・。
 あなたはそこで、光を見つけることが出来るだろうか。
 その光を、掴もうとするだろうか。
 それとも、光なき世界に、光を、与えようとするだろうか。
 あなたの、その手で。」
・運び込まれた男
 年齢は、30代から40代、身長は180センチ程度。中肉。
 血液型はA型のRH+。
 患者の傷は、何か鋭利な刃物で頭部を切りつけられたもの。
 頭蓋骨骨折と、急性硬膜外血腫を起こし、緊急手術。
 顔面に無数の打撲傷。
 胎児の形をした腫瘍。
・未来の好きな言葉。
「神は、乗り越えられる試練しか与えない。」
・野口の言葉
「医者は患者の為にその恐怖と、戦うべきなんじゃないんですか?
 一緒にその恐怖と戦うから、尊敬されるんじゃないんですか?
 先生って呼ばれるんじゃないんですか?
 失敗して傷つかない人間なんていないですよ。
 先生は卑怯です。
 先生のやり方は、自分の代わりに他人に傷ついてもらっているような
 ものじゃないですか。」
・謎の声
「戻るぜよ、あん世界へ。」
・仁、文久2年(1862年)へタイムスリップ
・仁モノローグ
「あいつがいれば戻れるはずだ。
 あいつに連れてこられたようなもんなんだから。」
・斬られた恭太郎
「・・・それが私の、寿命なのです。」
・恭太郎の開頭手術、タエの額の縫合手術

第2話
・コロリ(コレラ)との戦い
・バタフライエフェクト、蝶の羽ばたきがさ、地球の裏側で台風を引き起こす。
・江戸の人々と触れ合うたびに、仁は本気でこの命を救いたいという思いを
 取り戻していく。

第3話
・文久2年(1862年)秋
・喜市や山田純庵をコレラから救う。
・仁がコレラに感染。咲の懸命な看病。
・タエは辻斬りに遭い亡くなってしまう。
・仁は拒んでいた髷を結い、江戸で生きていく覚悟。

第4話
・未来と仁の2ショット写真『2007.10.13』
・彦三郎の慢性硬膜外血腫の手術
・恭太郎、初音と出会う。
・野風の彦三郎への恩。
・揚げ出し豆腐

第5話
・野風、仁に夕霧の診察を頼む。
・痩毒(そうどく=梅毒)
・ペニシリンの製造過程を思い出したきっかけは咲の油落とし。
 製造方法を教えたのは大学時代の未来。

第6話
・医学館(漢方医学)VS医学所(西洋医学)
医学所(蘭方医)には松本派と弟子、緒方派と弟子。
医学館(漢方医)には多紀派と福田ら弟子たち。
・伊東派の首に痣がある医師。
・この時点で仁、江戸で半年以上過ごしている。
・「南方大明神」の札
・腑分け=解剖
・仁モノローグ
「俺の招いた歴史の混乱」
・仁モノローグ
「俺には、この世界に対する執着がない。
 だから、指針などないような、仏のようなことが出来るけど、
 だからこそ、きっと、何一つリアルに感じられないんだ。
 俺はもう本当に・・・死んでいるのかもしれないな。」
・命を狙われる仁。野風が咲に知らせ、咲が救う。
・平成二十二年の10円玉

第7話
文久3年(1863年)5月〜文久3年(1863年)6月
・天命
「ご判断を急ぐ必要はないのではないでしょうか。
 いつか、天命も参りましょうし。」
「天命?」
「人には、いかに生きるべきか、天命を授かる時が来るといいますから。」
「もし、いつか、本当に天命なんてものが空から降ってきたとして・・・」
 天命=あの胎児?
・ヤマサ
・1863年7月25日洪庵死去

第8話
文久3年(1863年)8月
・小さな盃、人の器、形見の器
・初音の敗血症、新しいペニシリン


第9話
・火事
・火消しの心意気、医者の心意気 
・新しい医術道具
・消えてしまう未来の写真。野風と未来の関係



【キャスト】

南方仁 …… 大沢たかお
橘咲 …… 綾瀬はるか
野風・友永未来 …… 中谷美紀 (特別出演)
坂本龍馬 …… 内野聖陽

橘恭太郎 …… 小出恵介

佐分利祐輔 …… 桐谷健太
山田 純庵 … 田口 浩正

松本良順(奥田達士)
福田玄孝(佐藤二朗)
多紀元琰(相島一之)

西郷隆盛 …… 藤本隆宏

佐久間象山 …… 市村正親
新門辰五郎 …… 中村敦夫

東修介 …… 佐藤隆太
中岡慎太郎 …… 市川亀治郎

橘栄 …… 麻生祐未
勝海舟 …… 小日向文世


【キャスト(第1シーズン)】

南方 仁 … 大沢 たかお
野風・友永 未来 (2役) … 中谷 美紀
橘 咲 … 綾瀬 はるか

橘 恭太郎 … 小出 恵介
佐分利 祐輔 … 桐谷 健太
山田 純庵 … 田口 浩正
タエ … 戸田 菜穂
喜市 … 伊澤柾樹

千葉重太郎 … 平山浩行
鈴屋彦三郎 … 六平直政

初音 … 水沢エレナ

緒方 洪庵 … 武田 鉄矢(特別出演)
濱口(石丸謙二郎)

新門 辰五郎 … 藤田 まこと(特別出演)

野口元 … 山本耕史
杉田 … 戸次重幸

伊東玄朴

松本良順(奥田達士)
福田玄孝(佐藤二朗)
多紀元えい(相島一之)

夕霧 … 高岡 早紀
鈴屋 彦三郎 … 六平 直政
橘 栄 … 麻生 祐未
勝 海舟 … 小日向 文世
坂本 龍馬 … 内野 聖陽


【スタッフ】

原 作
村上もとか『JIN−仁−』(集英社「スーパージャンプ」)
脚 本
森下佳子
演 出
平川雄一朗/山室大輔/那須田淳
プロデュース
石丸彰彦/中井芳彦
音 楽
高見優/長岡成貢
主題歌
「いとしき日々よ」平井堅
音楽プロデュース
志田博英
医療指導・監修
酒井シヅ(順天堂大学 医学部医史学 名誉教授)
冨田泰彦(杏林大学 医学部医学教育学 講師)
ペニシリン監修
花木秀明(北里大学 抗感染症薬研究センター センター長)
歴史監修
大庭邦彦(聖徳大学 人文学部日本文化学科 教授)
土佐弁監修
橋尾直和(高知県立大学 文化学部 教授)
時代考証
山田順子
製作著作
TBS


大沢 たかおさんの主な出演作品



中谷 美紀さんの主な出演作品



内野 聖陽さんの主な出演作品



タグ:JIN -仁-
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この記事へのコメント
こんにちは。

龍馬からの文に書かれていた名前は
「木谷梅太郎」ではなく
「才谷梅太郎」だと思います。

わたしのテレビは画像が悪くて見えなかったのですが、龍馬は土佐の坂本家の本家である「才谷屋」の屋号をとって「才谷梅太郎」という変名で通していましたので・・・。
Posted by rino at 2011年06月02日 12:49
rinoさん、こんばんは。
昨日の放送でも才谷、と確認できました。
訂正ありがとうございます。^^
Posted by ちーず at 2011年06月13日 20:08
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Tracked: 2011-05-31 00:14