2012年03月05日

ラッキーセブン 第7話

『恋におちて』

旭淳平(大泉洋)が友人から紹介された千崎陽子(中越典子)と
お見合いをすることになった。
お見合い相手の仕事は航空関係。CAか!?しかも写真を見るとかなりの美人!
相手にはまだお見合い写真を送ってないという淳平。
「普通に写真送ったら断れっかもな。」
駿太郎の言葉に、早速その場で撮影大会が始まる。

ヘアメイク、衣装を取っ替え引っ替え、楽しそう〜!

チーム・ラッキーセブンが仕上げた淳平の写真に
当の陽子は微妙な表情・・・。

昔のアイドル写真みたいなポーズ!最高!

そんな中、自分の元に現れる幽霊が死んだ恋人かどうか確認してほしい、と
トメ(水野久美)という老婦人から依頼が入った。
奇妙な依頼に時多駿太郎(松本潤)は驚くが、トメは真剣だった。
「お金ならちゃんとあります。ちゃんと年金を貯めていたんで。
 3日で、3000円で大丈夫ですか?」
トメの依頼に呆れ返る淳平。
筑紫昌義(角野卓造)は申し訳なさそうに、管轄外だと断ってしまう。

そんなトメに、茅野は地場を計る機械を手渡した。

「とんでもないばあさんでしたね。」と淳平。
「ばあさん一人、助けるくらい別にいいんじゃないかと思うけど。」と駿太郎。
「お前、一日1000円で幽霊探しできるか?潰れるぞ、ここ。」
「・・・」
駿太郎は苔玉を見つめ・・・。

苔玉=新田。早く戻ってこーーい。

お見合いで早退する淳平。
駿太郎と飛鳥(仲里依紗)は淳平のカバンに盗聴器を仕掛けていた。

レストラン
白ワインをがぶ飲みする淳平。
「写真と、印象が違いますね。」と陽子。
「そうですか?ああ。
 あ、君、ワインをもう一本。」
「かしこまりました。」と従業員。
「ワインが、はかどっちゃいますね。」と淳平。

そんな二人を二階の客席から駿太郎と飛鳥が見ていた。
会話は全て盗聴器から聞こえてくる。
「ったく。何やってんだか。」呆れる駿太郎。

「お仕事は、何をしてらっしゃるんですか?」と陽子。
「何も、聞いてませんか?」
「個人事務所にお勤めとは聞いてますけど。」
「ええ、そうです。」
「どんな職種ですか?」
「職種?・・・そうですね。困ってる人を、助ける仕事ですか。」
「弁護士とか?」
「あ、そうしましょう。」
「しましょう?」
「そうです!」
「あっ。」
「弁護士です。」
「あ、弁護士さんですか。」

「何でそんなウソつくんだか。」と駿太郎。
「まあ、そりゃそうだろうな。探偵やってます、って
 言えないでしょ。」と飛鳥。

「千崎さんは、航空関係にお勤めと聞きましたけど。」
「私は、探偵です。」
「・・・探偵!?」
「って言っても、航空関係ですよ。」
「いや・・でも、探偵っていうのは?」
「LLっていう忘れもの係です。
 うーん、同僚たちは、空港探偵団って呼んでますけど。」
「ああ。」
「はい。
 お客様が忘れ物をしたら、それをとことん捜すのが仕事です。」
「だから探偵ですか。」
「探偵っていろんなもの捜すでしょ?」
「ですよね。私なんかしょっちゅう、」
「しょっちゅう?」
「・・・私なんか、焼酎、飲みたいわ。
 おい君、芋焼酎下さい。」
「置いてません。」と従業員。
「じゃあ何か、限りなく焼酎に近い、シャンパン・・・。」
「ございません。」
「もういいよ。
 ハハ。品揃えの悪い店だ。」

「チッ。もう見てらんねーよ。」
「ちょっとやめときなさいよ。」
「アドバイスするだけだよ。」
駿太郎は淳平に電話をする。

淳平の携帯に『リンカーン』からの着信。
「リンカーン?」と陽子。
「ああ、アメリカのクライアントです。」

「フフッ。駿太郎をリンカーンって登録してるみたいね。」
「はあ!?」

「ハロー。」
「ハローじゃねーし。
 2時の方向。」
「ホワッツ!?」
「リンカーンです。」
「ホワッツ!!」
席を立ち移動しながら話す淳平。
「オーリアリー?アンビリーバボー!
 ・・・何やってんだお前!」
「心配だからついてきたんすよ。」
「ふざけんな!つけたのか!?散れ。今すぐ散れ!」
「あまりにもふがいないからアドバイスを。」
「そんなもんいらん!今すぐ帰れ!」
「帰りませんよ。最後まで見届けますから。」
「ふざけんな。」
駿太郎は電話を切ってしまう。

淳平は席に戻らずそのまま2階へ。
「アドバイスしましょうか?」と駿太郎。
料理を運ぶ従業員に、淳平、体当たり。
「キャーッ。」
料理は飛鳥のドレスへ。
「ハハ申し訳ない。ちょっと飲み過ぎたかな。」と淳平。
「そうくんの!?」と駿太郎。
「これ高かったのに・・・。」
「すぐ、拭くものを。申し訳ありません。」と従業員は平謝り。
「チッ。あったまきた!!」
飛鳥が動く!

席に戻った淳平。
「すいません。」
「大丈夫ですか?」
「ええ、もう大丈夫です。
 何せ向こうは訴訟大国ですから。アハハ。」

「ちょっとあなた。」と飛鳥。
「・・・」
「そのピンク色のネクタイ、私が誕生日に買ってあげたやつよね〜。
 子供が寂しがるから早く帰ってきてちょうだい。」
「・・・」
「知〜らね。」と駿太郎。
「・・・」

「プレゼント、なんですか?」と陽子。
「今の僕に言ってました?
 ・・・これ、ピンクですかね?ブルーには、」
「見えない。」
「・・・」

ラッキー探偵社
「何してくれんのよ!!」と淳平。
「クリーニング代出してくださいね。」と飛鳥。
「ふざけんな!
 何がお前、子供が寂しがるだ。早く帰ってきてねだお前。
 その後どうなったと思う!?やってくれたな!おい!」
「それはこっちのセリフですよー!」
「ね、それより何で俺リンカーンなんすか?」
「リンカーン?なんだい?それ。」と筑紫。
「いや何か、携帯の登録がなぜかリンカーンなんすよ。何で?」
「お前はここの社員を普通の名前で登録してんのか?」と淳平。
「え?当たり前でしょ。」
「ダメだお前は!
 もし捜査中に大きな事件に遭遇してお前、裏の組織に捕まって 
 携帯奪われてみろお前。
 他の連中の名前全部バレんだぞ!」
「そんな事件遭遇したことないけど。」
「甘いなぁ、お前。だからお前はいつまでたっても青臭い
 青二才二郎って呼ばれんだよ。」
「誰も呼んでねえよ。」
「じゃ、他のみんなはどんな名前にしてるんですか?」と茅野。
「・・・さあ、仕事しよう。」
「はい、捕まえた!」駿太郎が淳平を抑える。
「痛い痛い痛い・・」
「飛鳥!淳平さんから携帯奪って。」
「ラジャー!」
「茅野、ちょっと手伝え。」
「はい!」
「やめろやめろやめろ!」
「あ、発見しました!」と茅野。
「ちょっとちょっとおい。あんまりバタバタすんなよおい。」と筑紫。
「これで淳平さんにかけたら分かるって話ね。」と飛鳥。
「そういうこと!」と駿太郎。
「ちょっと私から。」
飛鳥は自分の携帯で淳平の携帯に電話。
「うお!」
「ヒラリー。」
「何かいい感じじゃん。」と駿太郎。
「いいだろ?ほら。」と淳平。
「飛鳥さん、私のも。」と茅野。
「いいからやめろっつうの。」
「サッチャー。」
「私そんなに硬く見えますかね?」
「クールだろ、ほらお前。」と淳平。
「ほほう。リンカーン、ヒラリー、サッチャーか。
 政治家の名前でくくってんのか。
 そうするとさしずめ私は、ケネディかチャーチルっていうとこだな。
 まさか、吉田茂じゃねえだろうな?」と筑紫。
「やめましょう、もう!」と淳平。
「かけてみてください。」と駿太郎。
「やめろ!やめろ!」
「・・・ザビエル。」
「・・・」

レストランで昼食を取る駿太郎と淳平。
「あんなに怒ってる筑紫さん初めて見ましたよ。」
「俺、お前のこと許さないぜ。」
「何で俺のせいなの?俺じゃないでしょ。俺じゃねえ。」
「お前のせいだろ。どう考えてもバカヤロー。」
「で、どうだったんですか?」
「何が?」
「あのお見合いした人。」
「・・・少しだけ、ピンときたかな。」
「俺さ、振り向かない女追い掛けてもしょうがないと思うわけ。」
「フォークで指すな、人を。」
「その人にピンときたなら、絶対に動いたほうがいい。」
「・・・」
「そろそろ行ったほうがいいんじゃないですか?
 新しい人に。」
「お前のアドバイスは受けねえよ。」
「あ、そう?ならいいけど。しょうがないね。」
「俺のカレー食うなお前。」
「うま!このカレー。」
「食うなっていうの。」
「もう一口ちょうだい。」

駿太郎のアドバイスのおかげなのか、淳平は陽子の職場に会いに行く。
「え?」と陽子。
「本当なんです。すみません。」
「弁護士じゃなくて?」
「はい。弁護士じゃなくて、探偵です。
 人捜したり、浮気調査したりする。」
「・・・そうなんですか。」
「あ、でもあのう、結婚はしてません。それは信じて下さい。
 この間の連中は、そのう、仕事仲間です。」
「・・・」
「とにかく、嘘ついたこと、謝ろうと思いまして。」
「そうか。探偵なんですか。」
「はい。」
「私と同じなんですね。」
「すいませんでした。」
「もういいんですよ。私気にしてませんから。」
「・・・」
「あ、ところで、私、ゴミ臭くありませ?」
「え?・・・臭っ!」
「あーーー。」
「あ、いやいや、でもそんなに臭くないです!
 どうしたんですか?それ。」
「300個、ゴミ開けました。」
「300個!?」
「はい。」
「どうして?」
「高校生が修学旅行の便で、弁当回収の時に、携帯一緒になくしちゃったみたいで。」
「そこまでするんですか・・・。」
「頼まれたものは、何があっても断らないし諦めない。
 Lost and Found。」
「なんですか?それ。」
「私達の部署を英語でそう言うんです。」
「なくしたものを見つける?」
「うーん。遺失物係って訳されるんですけどね。
 なくしたものを見つけるんじゃなくて、見つけ出す。
 そういう意味だと私は思っています。
 だから、私達の仕事は、えっ対に見つけないといけないんです。」
「・・・それで、その携帯見つかったんですか?」
「ああ、はい!連絡したら大喜びでした。
 その瞬間が、楽しいんですよね。
 人のために、役に立ってるって思えるんです。」
「・・・そうですか。」
「うん。
 あ、色々と、正直に言って下さってありがとうございました。」
「いや、ホントすいませんでした。」
「じゃ、休憩終わるんで私はこれで。」
「あ、お忙しいところすいませんでした。」
「ううん。」
「・・・あのう、千崎さん。」
「はい。」
「また、ご飯行きませんか?」
「いいですよ。」
「・・いいんですか!?」
「いいですよ。」
「やった!やった!やったぞ!!」

事務所に戻った淳平を、筑紫は無視して帰っていく。
「あなた、いい加減にしなさいよ、ザビエルなんて。」と瞳子(松嶋菜々子)。
「偉大な人なんですよ、ザビエルは。」
「で?私は、何て?」
「・・・クレオパトラです。」
「ふーん。ならいいわ。」
「ハハ。」

「じゃあ俺、トレーニングあるんで。」と駿太郎。
「お疲れ様です。」

「おばあちゃんの件、聞いたわよ。」
「もしかして瞳子さん引き受けるって言ったりして?」と駿太郎。
「残念ながら、無理ね。
 恋人の幽霊がいることを信じてるおばあちゃんに、
 幽霊なんていないって伝えるのも酷じゃない。」
「・・・」
「じゃ、お先に。」
「お疲れっす。」と淳平。
「お疲れ様。」

「はぁ・・。」ため息を吐く駿太郎。
「何だよ。」と淳平。
「・・・お疲れっした。」
「お疲れさん。
 ・・・フゥーッ。」
陽子の仕事に対する姿勢を知った淳平自身、トメのことが
気になっていた。淳平はトメの調査委任契約書を見つめ・・・。

自宅に戻った駿太郎は、孝次郎(小山慶一郎)と居間にいた母・
百合子(岡江久美子)に聞いてみる。
「親父のこと、思い出すことってある?」
「何よ急に。」
「いろいろあってさ。お前は?」
「俺?」と孝次郎。
「亡くなったのが翔ちゃんぐらいのときだったから、
 覚えてないでしょう。」と百合子。
「ちゃんと覚えてるよ。
 一緒に公園で野球やったこととか。
 幼稚園の運動会でさ、一緒に走ったこととか。
 父さん、足速かったよね。」
「うん。運動神経良かったからね。
 その辺りは二人とおお父さん似よ。」
「俺自慢してたもん、父さんのこと。」
「俺もそういや、自慢してたな〜。
 おふくろは?思い出すことある?」と駿太郎。
「うん。思い出すわよ。
 でも、思い出したところで、帰ってくるわけじゃないもんね。」
「帰ってきて欲しいと、思う?」
「うん。そりゃ、帰ってきてほしいわよ。
 亡くなる前までは、大したことじゃないことも、
 今となっては、大事な時間だったんだろうなって思うことがある。」
「・・・」
そんな百合子の言葉に、駿太郎もトメのことを思う。

その頃、淳平はトメの自宅で茅野メイ(入来茉里)が作った磁場計測器を
持ちながら、幽霊の気配があるかどうか調べていた。
「お断りされたのに、どうしたんですか?」とトメ。
「いろいろあってね。
 今日一日だけだからね、調べんの。
 それよりばあちゃん、家族構成の欄、何も書いてなかったけど
 家族いないの?」
「ずっと独り身だから。」
「何で結婚しなかったの?」
「戦争からあの人が帰ってくることを、信じていたからかな。
 あの時代は、周りでもよくいたのよ。
 お付き合いしていた方が戦争で亡くなったって報告が来て、
 他の人と一緒になったら、その人が帰ってきたってことが。」
「へー。」
「私は毎日祈ってた。あの人を帰してくださいって。
 でも結局帰ってこなかった。
 船が沈められたみたいで、遺体も出ない。
 あの人との思い出の品も、空襲で焼けてしまって。」
「何だったの?思い出の品って。」
「戦争時で買ったお守り。いつも肌身離さず持っていたのに、
 その日は枕元に置いて寝てるところに、空襲がきちゃってね・・・。
 あの人が、出征していく前の日、私あの人の前で泣いちゃって。
 そしたらあの人は、必ず帰ってくるからって。
 私の手を強く握ってくれた。
 今でのその手の感触が残ってる。
 お守りは、その時に貰ったの。
 忘れられないものね。ホントに大事に思った人のことは・・・。」
「・・・でも、死んじゃったんでしょ?その人。
 それは分かってんのに・・・今まで愛し続けるなんてね・・・。」
「思い続けることが、私の幸せだったの・・・。」
泣き出すトメ。
「・・・ばあちゃん、もう寝なよ。
 寝ないと、幽霊出てきてくれないだろ?」

夜中、磁場計測器の電子音に怯える淳平。
しかし、幽霊は現れなかった。

翌朝、トメは淳平に
「気持ちだけでも嬉しかったわ。ありがとうね。」
と感謝の気持ちを口にする。

淳平が去ったあと、今度は駿太郎がやってきた。
「え?淳平さんが来た?」
「ええ。夕べ泊まってくれてね。」
「珍しいことすんな。」
「あなたは?」
「ああ・・俺も同じようなもんかな。何か俺にできることないかなーと思って。」
「断ったのに二人共来てくれるなんて、おかしな探偵さんね。」
「俺もそう思う。」
「ウフフフ。あ、お菓子出すわね。」
「ああ、いいよ。気を使わないで。」
「せっかく来てくれたんだし。」
駿太郎は、部屋にあった多量の薬に気づく。

陽子と食事をする淳平。
「私はおばあちゃんの気持ちが分かるな。」
「分かります?それって女性だからですか?」
「いいえ。そうじゃなくて。
 本当に幽霊だったんですかね。」
「え?」
「うーん。おばあちゃんが旭さんに探して欲しいものって
 違うんじゃないんですか?」
「本当に探してほしいもの?」
「ええ。それはおじいちゃんの幽霊じゃなくて、失くしたお守りとかでもなくて。
 私達に依頼が来るものは形のあるものなんですけど、
 そのものには見えない思い出や、強い思いがあるんだと思います。
 だから乗客の方は私達のところに、捜してくれって言ってくる。
 ねえ?それは、旭さんの仕事も一緒じゃないですか。」
「ええ・・まあ。」
「私は捜してくれって頼まれたら、その人が、どんな思い出いるんだろうって
 いつも考えます。
 じゃないと、他人の物なんて捜せませんよね。」
「・・・ええ。ですよね・・・。」

薬が気になった駿太郎は、トメを尾行して病院まで付いて行った。

事務所に戻った淳平は、この人物について調べたいと言って、
古い顔写真が付いた資料を瞳子に示した。
依頼者のことを明確にしないのに、調査料はすでにもらっているという淳平。
瞳子は、トメの生き別れた恋人の調査だろうと察し承認した。
事実、それはトメに少しでも恋人の情報を与えたいと願う、
淳平の個人的な依頼で、調査料は淳平自身が口座から下ろしたお金だった。

筑紫は相変わらず淳平に怒っている。
そんな筑紫に淳平は自分の携帯に電話をかけてくれと頼む。
筑紫が嫌々ながらも掛けてみると・・・徳川家康、と表示される。
「・・・許す!!」
「ありがとうございます!!」
「単純だなぁ。」と笑う駿太郎。

そして調査の結果、トメの恋人・内藤一喜は、戦時中に沈んだ
船に乗っていたと判明。同じ船に乗っていた関係者を片っ端から調べ、
内藤の兄弟が和歌山にいることがわかった。
だが、予算はもうない。

「和歌山か・・・。」と淳平。
「・・・どうすんですか?
 あのおばあちゃん、ガンみたいですよ。」と駿太郎。
「ガン!?じゃあ何で入院してないんだよ。」
「治療を自分から拒んでるみたいで。
 長生きしようとか、思ってないんじゃないですかね。」
「・・・」
「だから、大事なものを早く見つけてあげなきゃ。」
「・・・それは、その本人にしか分からない、大切なものなんだろうなぁ。」
「淳平さん。」
「分かってるよ!
 ・・・はぁ。
 行くぞ駿太郎。和歌山へっ!!」

和歌山、内藤家
「突然すみません。あのですね、この方、ご存じじゃないでしょうか?」
「あの、あなた達は?」
「内藤一喜さんを捜しているんです。」
「内藤?ああ、これ私の伯父ですよ!」
「ああ!!」

後日、トメの前に淳平と駿太郎が現れた。
「ちょうど良かった。あなた達にお金を払おうと思ってたの。」
「3000円はいらないよ。」と駿太郎。
「好きに使ってちょうだい。」
通帳を差し出すトメ。
通帳を開いてみた駿太郎はびっくり。
「マジで!?こんな持ってんの?おばあちゃん!
 だったら先に言ってよ〜。」淳平もびっくり。
「ず〜っと決めてたの。
 最後に優しくしてくれた人にあげようって。
 大事に使ってちょうだい。」
「使えるわけないでしょ。」と駿太郎。
「ばあちゃん、ガンってホントか?」
「・・・」
「ごめん。俺が調べたんだ。」と駿太郎。
「何で治療拒んでんだよ?」
「・・・」
「もしかしたら、自分は死ぬって覚悟したから、最後に俺達を
 幽霊が出るなんて言って呼んだんじゃない?」と駿太郎。
「・・・あなた達が来てくれたことは、本当に嬉しかったわ。」
「あなた達?」と淳平。
「あの後、この子もうちに来てくれてね。
 あなたの言うとおり、本当は、寂しかった。
 本当は家族が欲しかったんだと思う。
 付きあわせて、ごめんなさい。」
「・・・ばあちゃんが本当に捜してたものは、内藤さんと歩むはずだった
 未来だったんだね。」
「・・・あの人が生きていたら、私にも、あなた達みたいな家族が
 いたのかしら。」
「・・・バカだよな。
 綺麗事なんだよ。ばあちゃんがやってきたことは。
 幸せになりゃ良かったんだよ。
 亡くなったその人のためにも、幸せにならなきゃいけなかったんだよ。」と淳平。
「・・・」
淳平がトメに箱を手渡す。
そこには、和歌山で出会った内藤の甥から譲り受けた内藤の勲章が入っていた。
「これは・・・」
「内藤さんの弟の息子さんが持ってた。
 事情を話したら、そんなに思ってくれてる人がいるなら、
 その人に渡してくれって、俺達に託してくれた。」
「・・・一喜さん、帰ってきてくれたのね。
 約束果たしてくれたのね・・・。」
それを見たトメは涙を流し喜んだ。
「少しは・・幸せ味わってもらえたかな。」と淳平。
泣きながら頷くトメ。
「ばあちゃん。だったら生きた方がいい。
 少しでも可能性があるなら、今を幸せだって思えるなら、 
 絶対生きた方がいい。」
「・・・」
「この金いらないから、これで治療受けてくれ。
 ばあちゃん!」
何度も頷くトメ。

駿太郎が淳平に小さな袋を渡す。
潤平は駿太郎にお前が渡せ、と合図。

「はい、ばあちゃん。」
「え?あ・・。」
それは、浅草寺のお守りだった。
「人生半分もいってない俺が言うのも何だけどさ、
 頑張って生きようよ。
 これからはきっと、これがおばあちゃんのこと守ってくれるからさ。」
「あ・・・ありがとう・・ありがとう。ありがとう・・・。」

後日、淳平が陽子に会うため空港にいると、仕事で来ていた
桐原由貴(吹石一恵)と出くわす。
相変わらず冷たい由貴に、これからデートだと胸を張る淳平。
そして、見つけた陽子に手を振った。

クラーク・清野法律事務所
「・・・そうですか。」と瞳子。
「もうすぐ、お父さんの命日だね。」と弁護士。
「はい。もう16年になります。」
「あの時のことは今でも忘れないよ。
 志半ばで、さぞ無念だったろうね。
 このまま何も会係が見つからなかったら、どうするんだい?」
「・・・諦めません。真実を掴むまでは。」


千崎陽子。航空会社の遺失物係。Lost and found。
「頼まれたものは、何があっても断らないし諦めない。」
自分の仕事に一生懸命な陽子に好感を持ちました。
淳平と陽子、このままうまくいくのかな?
でも淳平と由貴さんのやりとりも楽しいしなぁ。(笑)

亡くなった人への思い。物に込められた思い。
思い出の中だけで生きてきたおばあちゃん、
好きだった人の形見と、新しいお守りで、
生きる希望をやっと見出せた。
今回は優しいお話でした。

瞳子の父親は16年前に亡くなっている。
16年前の、峰永の異例の出世、前任者の行方不明、
という件とどうつながっているのか?

駿太郎が苔玉を見つめたり、トレーニングを続けていたり。
それで新田の存在は伝わってくるんだけれど、
やっぱり早く戻ってきてほしい。


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林原に金を渡していた金髪の男。
金髪の男に金を渡していた、峰永の運転手(高橋?)。
峰永に裏金を渡していたとされる男。
警察内部の人間。
16年前の、峰永の異例の出世。前任者の行方不明。
瞳子の父親の事件。
13年前、ラッキー探偵社設立。筑紫さんも一緒。
クラーク・清野法律事務所
瞳子の父親は16年前に亡くなっている。


駿太郎=リンカーン
飛鳥=ヒラリー
茅野=サッチャー
筑紫=ザビエル→徳川家康
瞳子=クレオパトラ


主題歌
嵐「ワイルド アット ハート」(ジェイ・ストーム)
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【キャスト】

時多 駿太郎 - 松本潤
新田 輝 - 瑛太
旭 淳平 - 大泉洋
水野 飛鳥 - 仲里依紗
茅野 メイ - 入来茉里
筑紫 昌義 - 角野卓造
藤崎 瞳子 - 松嶋菜々子

桐原 由貴 - 吹石一恵
後藤 将司 - 金田明夫

時多 百合子 - 岡江久美子
時多 孝次郎 - 小山慶一郎
時多 翔太 - 後藤奏佑人

田無副署長

真壁 リュウ - 谷原章介


【スタッフ】

シリーズ構成
 佐藤信介
脚本
 早船歌江子
 野木亜紀子
 金沢達也
音楽
 ティム・ウィン
演出
 佐藤信介
 成田 岳
 平野 眞
プロデューサー
 重岡由美子
 関口大輔
アソシエイト・プロデューサー
 金井卓也
製作著作
 フジテレビ


松本潤さんの主な出演作品



瑛太さんの主な出演作品





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