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☆月21:00【鍵のかかった部屋】フジ
△月26:04【スープカレー】TBS
★火21:00【リーガル・ハイ】フジ
◎火22:00【37歳で医者になった僕〜研修医純情物語〜】フジ
△水21:00【アンサー】テレ朝
◎水22:00【クレオパトラな女たち】日テレ
△木21:00【パパドル!】TBS
☆木21:00【Wの悲劇】テレ朝
☆木22:00【カエルの王女さま】フジ
☆木23:58【たぶらかし〜代行女優業・マキ〜】日テレ
★金22:00【もう一度君に、プロポーズ】
◎金23:15【都市伝説の女】テレ朝
△土21:00【三毛猫ホームズの推理】日テレ
△土23:10【未来日記】フジ
★日21:00【ATARU】TBS
△日21:00【家族のうた】フジ

★=録画&レビュー ☆=録画 ◎=視聴 △=見られる時


2012年5月04日時点でのランキング

1.火21:00【リーガル・ハイ】フジ
2.日21:00【ATARU】TBS
3.金22:00【もう一度君に、プロポーズ】
4.木22:00【カエルの王女さま】フジ
4.月21:00【鍵のかかった部屋】フジ
6.木21:00【Wの悲劇】テレ朝
7.火22:00【37歳で医者になった僕〜研修医純情物語〜】フジ
7.水22:00【クレオパトラな女たち】日テレ
7.木23:58【たぶらかし〜代行女優業・マキ〜】日テレ
10.金23:15【都市伝説の女】テレ朝
10.木21:00【パパドル!】TBS
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2012年03月05日

理想の息子 第8話

『育てて損した!? 取り違え息子究極の選択』

「女の勘とよく言いますが、
 もしかしたらそれは、子供を守るため与えられた
 原始時代から続く、危険察知能力なのかもしれません。
 何か、嫌な予感がする・・・。虫の知らせ・・・。」


校長室に呼び出された海と大地。

同じ日に同じ病院で生まれた大地と浩司。
光子の血液型はA型、浩司の血液型はO型。

大地(山田涼介)の実の母は光子(鈴木杏樹)で、
海(鈴木京香)の実の息子は浩司(中島裕翔)!?

どうやら二人は生まれてすぐに、病院で取り違えられていたという
衝撃の過去を告げられる大地と海。

「俺・・浩司なの?」
「僕・・大地?」

「16年も経って今さら息子間違いって・・・!」

食堂
友達とそのことについて話す大地たち。
海の元を離れる気などなかった大地だが、
「そっか。俺、母ちゃんのお腹痛めてないんだ・・・。」
急に落ち込む。
浩司の方は、月のお小遣いが500円と知りショック!

調理室
「取り違いって結構あったらしいわよ、ベビーブームの頃は特に。
 全国で60人以上もいるって何かのニュース番組で。」と本田。
「そんなに・・・。」と海。
「それだって表に出たニュースだけでしょ?
 普通、まさかって思うからさ、そのまま知らずに一笑を終えたってことも
 あると思うわ。」と太田。
「知らないほうが幸せよね。いきなり引き裂かれるなんて。」と吉田。
「やっぱり・・引き裂かれちゃうんですか?」と海。
「そりゃ、血は水よりも濃いってね。気の毒だけど。」と西田。

「気の毒・・・。
 冗談じゃない。
 私の16年間を気の毒のひと言で・・・。」


「でも、可哀想なのはやっぱり子供のほうよね。
 ある日突然、あなたのママは別の人ですよって。」と本田。
「そうだね〜!」
「可哀想なのは、親の方です!!」と海。
「・・・」
「・・・子供のほうが、順応性高いでしょうし。」
「きっと、お腹を痛めた実の子の方が、すぐ可愛くなるのよ。
 ここが似てるとか、やっぱり気持ちが通じ合う、とかね。」と本田。
「ね〜!!」

「そんなものだろうか。
 母性本能が薄い私でも、今からそんな感情持てるのあろうか。
 正直なところ、私的には、出来がいいか悪いかの問題が重要だ。
 つまり・・・小林君は家を買えるか?」


戸惑いながらも光子に押し切られるように、
大地は光子と、海は浩司と暮らし始めることに。

小林家
「不思議よね、運命って。そう思わない?」
「はあ・・。」
「あなたは明風学園にいたのに、なぜかあの子と一緒の海王工業に。」
「それはウチの母ちゃんがパートを。」
「理由は関係ないのよ。血は水より濃いのだから。
 磁石のように、実の母と息子を引き合わせたの。」
「まだ、はっきり決まったわけじゃないですよね?」
「私が母親じゃ、不服かしら?」
「いや、そういう意味じゃないけど、ねえ。
 そう簡単に割り切れるもんじゃないでしょ。」
「それは、私だって、育ての親としてあの子に情はあるわ。
 はぁ・・正直辛いわ。」涙を拭う光子。
「ごめんなさい。そうですよね。」
「だけど、いずれ、時間が解決することよ。
 何もかも笑い話になる。」
「笑い話?」
「それより、あなたに一つ、お願いがあるの。」
「何ですか?僕にできることって。」
「あなたにしか出来ないの。
 G7の、私の正当な跡継ぎである、息子のあなたにしか。」
「G7?」

その頃、浩司は、マルコバの息子という理由から、
天王寺グループの御曹司・天王寺鷹(風間俊介)に襲われる。
「タカ〜〜!!」

鈴木家
海に頼まれてやってきた倉林(沢村一樹)。そこには、
「おいしい!これがおふくろの味か。」負傷した浩司がいた。
「小林君!」
「あ、いえ。鈴木です。」
「え!?」
「・・・のようなの。どうやら。」と海。
「え?」

浩司の部屋
「すっげぇ。ふっかふかだ。」
大地はテーブルの上の果物を見つめ・・・
「母ちゃん。」

鈴木家
「え!?そんなことが!?」と倉林。
「まだDNA検査の結果があれですけど。」と海。
「そんな希望的観測はよしましょう、おかあさん。」と浩司。
「おかあさん?」
「君ポジティブだね〜。」
「取り違えたかもしれない。そう言われた時、どこかで
 やっぱりなってそう感じたんです。
 僕のような何の取り柄もないような人間がマルコバの後継者なわけがない。
 ひとに有無を言わせない、圧力のある、あのすごいママの
 息子なわけがないって。」
「確かにすごいママよね。あれよあれよっていう間に、
 大地が向こうに行くこと納得させられちゃって。」
「へ〜。」
「カリスマ性があるんです。
 そういう意味では鈴木君、いや、今や小林君にも。」
「ああ、不良仲間でさえ慕って来るもんね。」と倉林。
「でしょ?
 おかあさんは、そう思ったことないんですか?
 自分の息子にしては、出来が良すぎやしないかって。」
「それは・・・。」

「言われてみればそうだ。
 私がダメだった勉強や運動も、あの子はなぜか出来る。
 そういうことは、生まれ持っての資質がものをいうはずだろうし、
 ましてや、人を引き付ける魅力なんて・・・。
 ということは・・・」


「身の丈で暮らすのが、一番なんですよ。
 贅沢もなにも、諦めてしまえば穏やかに暮らせるんですから。」と浩司。
「君・・・悟りを開いた人のようだねぇ。」
「笑いの絶えない生活が何よりですよ。
 ね?おかあさん!」
「おかあさん・・・」
「みんな笑いましょうよ。ハハハハハ!」
「あれ!?あれ!!あ!!二人共同じ所にホクロが!!」と倉林。
「あ!ほんと!?」
「やっぱり!ハハハ!」と浩司。
「笑いましょう笑いましょう!!」と倉林。
戸惑いながらも一緒に笑う海。

その時玄関に、大地がいた。浩司の部屋のメロンを海に食べさせようと
持ってきたのだ、家から聞こえる笑い声に、大地はそっと立ち去るのだった。

翌朝、浩司を見送る海。

「何だか、本当にこの子が実の子のような気がしてきた。
 今まで違う夢を見ていたような・・・。」


ふとテレビに目を留める海。
テレビに映る篠田博之国土交通大臣の姿に、
「あなた!?」

なんと、金子ノブアキさんは3役!

リムジンの中でテレビを見る大地。
「父ちゃん?池田先生?」
「国土交通大臣の篠田先生よ。」と光子。
「ほえ〜。世界には似た人が3人いるっていうけど、3人目だ。」
「篠田先生は、次期総理の有力候補。
 脱原発を掲げて最新テクノロジーを駆使した、
 風力発電施設の開発を提言しているの。」
「風力発電?」
「その施設をG7、大手ゼネコン7社の中からただ一社が
 一手に引き受ける。その社を決めるに当たって篠田大臣は、
 企業の未来を担う息子たちの素質を見たいとおっしゃってるの。」
「つまり、7人の息子が戦うわけ?
 一番になったその子の会社が請け負う。」
「そうよ。マルコバの社運が懸かってるの。」
「いきなりそんな・・・」
「あなたなら大丈夫。きっと最後の一人に残ってくれるわ。」
「何をやらされるんですか?」
「それは、会場についてみないと分からない。」
「会場って?」
「篠田大臣の母校よ。」

明風学園
「懐かしいな。」と大地。

「おい、あいつ海王だぜ。」
「あの不良高校だよな。」
「何しに来たんだよ。」
「学校間違ってるんじゃね?」
生徒たちの陰口が聞こえてくる。

「さあ、行きましょう。」と光子。

会場
「先生!どうか延期してください!
 息子は今大怪我をして病院にいます。何とぞ!」
「うちの子もです。何かの陰謀に巻き込まれてる!」
5人の父親が大臣に必死に訴える。

「アハハハ。結局おじけづいたんじゃないですか。
 甘やかして育てた息子たちはプライドばかり高くなって、
 負けることに耐えられない。」と天王寺鷹。
「なんだと!?」
「ケガをして病院にとおっしゃいましたね。
 でも生きてるんでしょ!?
 大臣、僕だったら這ってでもこの会場に来ます。」
「その気概や良しだ。
 プロジェクトに反対派は多くいる。一切の妥協は許されない。
 事情など考慮されないんだ。」と大臣。
「選んで下さい!我らが天王寺グループを!
 我が息子に国家の未来を託してください!」と鷹の父。

「待って下さい。」と光子。
「小林会長。少々遅刻ですな。」と篠田大臣。
「デートに遅れる女はお嫌いですか?」
「いや、美しい人を待つ時間は楽しい物です。」

大地がステージに上がる。
「小林浩司です。」
「バカな。海王のバカ息子なら・・・。」と鷹。
「ここにいます!」
「フッ。人違いだと!?」

「時間もない。早速始めてもらおうか。」と大臣。

「チェスですか。すいません、ルールは?」
「将棋みたいなものよ。」と光子。
「みたいなものって・・・。」
「5ラウンドだ。先に3勝したら、第1ステージ知力の戦いの勝者とする。」
「ちょっと待って!」
「諦めろ。海王のバカとは偏差値が違うんだ。」と鷹。

「そうだそうだ!」と会場の生徒たち。

そこへ、豹塚たちがやってくる。
「クソ〜。完全アウェイやな。」
「こ、小林!負けんじゃねーぞ!」と鰐川。
「パオ〜ン!」
「あれ、あいつ。」と浩司。
「ん?」

海王
「こんにちは。」海が三船に声をかける。
「あれ?会場行かないんですか?」
「会場?」
「息子の応援。なんか面白いことやってるみたいですよ。」
「・・・どっちの息子?」
「え?
 まあ、いいから乗って下さい。」
バイクのヘルメットを渡す三船。
「私学食のパートが。」

「おい。何してんだよ憲吾。
 つうかこれ俺のバイクですから。」と内山。
「吾郎。代わりにパート頼むわ。」
「あ?」
三船は海を後ろに乗せ、バイクを走らせる。

会場
「チェックメイト。」
第一戦、鷹の勝利。
第二戦、駒の動きを観察する大地。
「取った駒は使えないのか・・。」
「捕らえ捕虜は殺す。冷たい王様のゲームなのさ。」と鷹。
「冷たい王様・・・。」
「チェックメイトだ。」
第二戦も鷹の勝利。

「アカンあいつ、何もできひん。」
「そうかな。僕にはわざとここまで捨てたように見える。」と浩司。
「捨てた?」
「顔が諦めたように見えないっていうか。」
「そういや・・。」

「冷たい王様。臆病で人を信じない。」と大地。

明風に到着した海と三船。
「懐かしいわ。
 あ〜。ずっとここにいたら、あのまま私達親子は・・・。」
「行きましょう。」

第三戦
「フゥ〜。チェックメイト。」と大地。
「・・・」
大地の勝利!

「やった!今までわざと負けてたんだな。」

会場の声が聞こえた鷹、
「なんだと・・・。」
「いや、今のはあんたが油断してたってだけでぇ。」と大地。
「そうだな。1つくらい勝たせてやらないと勝負が盛り上がらないからな。」
「おぉ〜いいのかな、冷たい王様がそんな温情を。」
「・・・」

「ここに入学が決まった時は、天にも昇る気持ちだった。」と海。

第4戦。
「チェックメ〜イト。」と大地。
「バカな!!」

「よっしゃ〜!」「小林〜!!」

「息子は追い詰められると逆に力を発揮するタイプなんです。」と光子。
「それは頼もしい。」と大臣。

第5戦中に、三船と海が会場入り。

「チェック!」と鷹。
「チェック。」と大地。
「・・・チェック!」
「やっぱり臆病だな。いったん引くのも勇気なのに。」
「何?」
「チェックメイト。」
「そんな・・」
勝者、小林浩司(大地)!!

「まさか・・この僕が、知力で海王のバカに劣るとは・・・。」と鷹。

「浩司君。おめでとう!よくやったわ!」
「うん。」
抱きあう光子と大地の姿に、海はショックを受ける。

「もうあんなに仲良く・・・。
 そりゃ所詮、他人の子なんだから。」


小林家を訪れた海は、光子に裁判について相談する。
だが光子は病院を訴えるつもりはないという。
「私は、実の息子が帰ってくればそれでいい。
 あなたは違うの?」
「いえ・・私も、それは。」
「でしょ?血は水より濃いものね。」
「ですけど・・なんか納得が行かないっていうか・・。」
「それは、私も同じだけど。」
「正直・・・損した気が。」
「出来のいい息子を取られて不満?」
「実の息子でないなら、仕方ないとは思います。
 でも、育ててきた私としては、」
「いつかお家を買ってあげる。そういう約束をしたらしいわね。」
「ああ・・。そんな話まであの子。」
「私が提供します。」
「え?」
「確かに、不公平なトレードなら、金銭をプラスするものだわ。
 マルコバには寝かせてある不動産が沢山あります。
 庭付きの一戸建て?いいでしょう。至急資料をお渡しします。」
「いえ!私は別にあなたに。」
「私も、育ての親として情はあるの。
 実の息子じゃないあの子にも、これからは安アパートで
 つましく暮らしなさい、さすがにそんな風には言えないわ。」
「バカにしないで。
 別に貧しでとも・・・」
「だって嫌なんでしょ、あなたは!だから息子に家を。」
「・・貧乏が好きな人などいますか!?」
「・・・」

鈴木家
「ふぅ〜。結局貰ってんじゃん。
 何してんの私・・・。」

海の携帯が鳴る。大地からだ。
「もしもし、母ちゃん?」

「おやすみなさい。浩司君。」光子の声。
「おやすみなさい。」

「・・・どちら様ですか?」と海。
「何それ。やめてよ。」
「やめない。」
「もう、子供じゃないんだから。」
「私の子供はここにいるわ。
 すやすやと、天使のように眠ってる。」
「母ちゃん・・・。」
「その言い方やめましょう、もう。
 呼ぶなら、海さんと。
 私も小林君って呼ぶから。」
「あのさ、俺、DNA検査の結果がどうであれ、
 またそっちで暮らしたいんだけど。」
「・・・どういう意味?」
「居心地っていうか、なんか、ふかふかのベッド慣れなくてさ。」
「嫌味言ってるの?うちのせんべい布団の。」
「いや、そうじゃないよ。
 ていうか俺、母ちゃん・・・海さんと一緒に暮らしたいんだ。」
「そんなことは許されないの。
 血が繋がってない以上、そんなことは無理なの。」
「だけど母ちゃん・・いや・・海さんはそれでいいの?」
「何が?」
「何がって・・・。」
「・・・私のことは忘れて。
 新しい家族、環境に馴染むためにも。」
「それは・・・」
「私も、あなたのことは忘れる。」
「そんな・・・。」
「ていうか、声聞くまで忘れてた。」
「マジで?」
「・・・うん。マジで。」
「・・・」
「ごめんなさい。息子が起きるから切るわね。」
「ちょ、ちょっと待って。お休みくらい、」
電話が切れる。

小林家
「G7って言いましたよね?
 そんな国家的プロジェクトなら、7社みんなで協力してやるってことは
 ないんですか?」と大地。
「機密の漏れる危険性が増えるでしょう?
 それにそもそも資本主義って限られた椅子を取り合うゲームみたいなものなの。
 誰かを蹴落としてでもね。」
「限られた椅子。」
「座らなければ、敗者。さようなら。」
「頑張ったのにもったいないな。やる気もあるのに。」
「仕方ないわね。」
「そうかな?」
「え?」
「座った人が膝の上に乗せてあげればいい。椅子が足りないなら。」
「優しいのね。」
「ガキだから考え甘いんですよ、きっと。」
「・・・」
「あの、今日の体力勝負ってやつのことなんですけど。」
「それは、行ってみないと。」
「いや、そんなことはどうでもいいんです。
 ただ・・勝てたら1つだけお願いがあるんですけど。」
「もちろん、勝者にはご褒美を出すわ。」
「・・・結婚させてください。」
「え?」

鈴木家
部屋の掃除をしていた海は、大地の絵を見つめ・・・。

ゴミを出す海。
「あ、おはようございます。」と倉橋。
「・・・。」

自動販売機の小銭を拾う浩司。そこへ鷹たちがやってくる。
「考えたもんだな。」
「・・・」
「鈴木大地。会場で彼のことを知っている人間が何人もいてねぇ。
 そりゃそうだ。最近までうちの生徒だったみたいだからね。
 この僕が、海王のアホに知力で劣るはずがないんだ!
 ゲームは無効だと大臣に訴える。」

「テメエこそ闇討ちみたいに他の奴ら排除したらしいじゃねえか。」
三船、内山、豹塚たちがやってきた。
「そうだ!そのことこそ大臣に!」と浩司。
「このゲームにルールはない、勝てばいいんだ。」
「だったら替え玉でも何でもありってことじゃねえか。」と内山。
「調子にのるなよ。ここは完全アウェーだ。」
「ルール無用は俺達も得意でな。」
「・・・やめておこう。」と鷹。
「危険察知能力はありか。」と三船。
「君子危うきに近寄らず、でね。
 まあいいだろう。お互い不問にするということで。
 彼を倒せばいいだけのことだからね。」

公園で焼き芋を食べる海と倉橋。
「生みの息子に育ての息子ですか。」
「ええ。まだ、慣れてないだけで。
 連絡を絶って会わなくなれば、だんだんと。」
「忘れられますか?」
「忘れなくちゃいけないでしょ?それぞれの家庭のために。」
「そうでしょうかねぇ。」
「血が繋がってないんです。
 法律上だって、一緒に暮らすことは無理って。」
「血のつながりですか・・・。」
「そうよ。」
「肉はどうです?
 あなたが母乳をあげて、ご飯や味噌汁を食べさせて、
 彼の体は出来た。その体の肉です。
 肉親って、そういう意味なんじゃないのかなぁ?」
「こじつけないでください。そんな・・。」
「魂はどうですか?」
「魂って・・・」
「三つ子の魂百までって言うじゃないですか。
 3歳までそばにいたのは、誰なんです?」
「・・・だって・・だけど・・・。
 そりゃ・・あの子がいなくなって寂しいけれど、
 きっとそれは・・・惜しいんです。
 母性本能なんて私薄いほうだし。
 あっちの方がちょっと勉強ができるからって。
 それでそんなふうに思ってるだけで。
 違う立場だったら、多分ラッキー!って。」
「母性本能って、母親だけのものなんでしょうかね?」
「え?」
「母と子セットで作られるものなんじゃないんですか?
 一対のアルバムみたいなもんですよ。」
「アルバム?」
「うん。
 産んでいない女性にはない・・・
 いや、産んだだけじゃまだかなぁ。
 苦労して育てて、時々、うんざりして。
 それでも、嬉しいことがた〜くさんあって。
 アルバムの写真がどんどん増えていく。」
「・・ええ。」
「その思い出の数が、たくさん貼ってあるアルバムの名前が、
 母性本能っていうんじゃないのかなぁ。」
「でも・・・法律上はあの子は、他人だし・・・。
 私の実の息子にも悪いし。」
「彼は、何て?」
「バカなの。あんなお金持ちの子になれるのに、
 私と一緒に住みたいって。」
「・・・血より、表に出るのは、肉なんです。」
「・・・」

第2ステージは雲梯勝負。
「ずいぶんシンプルな体力勝負だこと。」と光子。
「先に手を話したほうが負ける。全てはそういうことでしょう?」と大臣。

大地の雲梯には油が塗られていた。
「ここは君におとってはアウェーだよ。
 事前にチェックするべきだったねぇ。」と鷹。
「きったねえぞ!」
「それは君もそうだろ?鈴木大地君。
 貧乏でうちの学費が払えず転校した、哀れな替え玉君。
 早く手を離して楽になりたまえ。
 そしたらイーブンだ。」
「ぜってぇ離さねえよ!」

ゴミ収集車がゴミを回収する中、海は慌てて自分のゴミ袋を開け、
その中から大地の絵を取り戻す。

会場
大地が雲梯から滑り落ちる。
「第2ステージ、体力勝負は天王寺君だ。」と大臣。

「つまらん粘り見せやがって。」
「諦めが悪いほうでね。」

「このままファイナルステージの用意を。
 精神力を競おう。」と大臣。
「このまま?」と大地。

海が会場に駆けつける。

「これ、お返しします。」
海は不動産物件の案内を光子に返す。
「遠慮しなくていいのに。」
「遠慮じゃありません。
 その代わり・・・私を雇って下さい。」
「雇う?」
「あなたの家の家政婦として、私を雇って下さい!
 お願いします。何でもします!
 あの子のそばにいさせてください!」

「母ちゃん!」と浩司。
「あ・・ごめんなさい、あなたという実の息子がいるのに。
 ごめんなさい。でも・・・」と海。
「あの子は、あなたがいないと生きていけないとでも言いたいの?」
「・・・私がそうなんです。
 あの子がいないと、生きていけない。
 行きていけないんです。」
「・・・」
「今から、最後のゲームが始まります。
 行ってあげて下さい。きっとかあちゃんが行けば・・・。」
「ごめんね。
 ごめんなさい」
海が会場へ急ぐ。

「あ、すいません。余計なこと。」
「いいのよ。あの二人は、血の繋がった実の親子なんだから。」
「え・・じゃあ、そう検査の結果が?」
「検査など最初からしてないわ。」
「・・・」

ファイナルステージは腕相撲。
「まだ腕がしびれて感覚が乏しいだろう。
 それでこそ精神力の戦いになる。」と大臣。
「あの大臣ドSかよ!」と大地。
「とっとと済ませよう。」と鷹。

Ready GO!
相手の手をぎゅっと握った瞬間、激痛が走る。
鷹は手に画鋲を仕込んでいたのだ!
「何度言ってもわからんヤツだな。ここは完全アウェーだ!」
「テメェ・・画鋲か?」
「ジ・エンドだ。
 明風学園生徒会長、この天王寺鷹の前には、
 何人も立たせん!
 ハッハッハッハ!ハッハッハッハ!」
「あぁ〜!!」
「諦めろ。貧乏人は麦を食えと、かつて池田首相も言っておられた!」
「やだね!貧乏人も米が食いてぇ。」

「小林君!!」と海。

「母ちゃん!・・じゃねー、海さん!」
「頑張って〜!!」
「頑張るから!結婚してください!!」
「え!?」
「血が繋がってないんだ。
 未成年でも親の承諾があれば結婚できんだろ?」
「・・・」
「俺、こいつに勝ったら許してもらえるんだ。」
「結婚!?」
「そうすれば一緒い暮らせる。ずっと一緒に!」
「小林君・・・」
「海さん!セイ、イエスと!」
「・・・」
「セイ、イエス〜!!」
「分かったわ!イエスよ!!結婚しましょう!!」

「え〜〜〜〜!!」と大地の友達。

「よっしゃ。これで母ちゃんもママもおふくろもねえ!」
「お前マザコンか?」と鷹。
「俺はマザコンじゃねえ!
 ただ母ちゃん、いやいや、海さんが大好きなだけだ。
 よ〜し。新婚旅行はオーストラリアだ〜!」
「まだこんな力が・・・。
 待て!!引き分けにしないか?
 マルコバとうちで提携するんだ!」
「念には念だ、この野郎。
 名付けて、マザコ〜ン、コアラ アンド、カンガルーパワー!!」
大地の勝利!!
「お前は膝に乗せてやんねえ。」

「よっしゃ〜!!」

「ママ、鈴木君の大勝利だって。」と浩司。
「そう。」
「でも、血液型のことは?」
「私はシスAB型といってね。AとBが分かれていない。
 だから、O型の息子は生まれる。」
「ママはつまり、このゲームに勝つために?」
「マルコバの社運がかかってた。」
「そりゃあ、そうだね。
 僕じゃ、勝てるはずないもの。フフ。
 でも、それなら、何で海さんにあんな冷たい態度。
 ちゃんと、事情を話せば・・・。」
「さあ。嫉妬かしらね。」
「嫉妬?」
「私も、あんな息子が欲しかった。残念でならないわ。」
「・・・ママ。」
「とっても。」
「・・・」

「どうやら決まったようだね。
 お前のフィアンセが。」と大臣。
「ええ、パパ。」篠田ソラが微笑む。

勝利した大地を手を広げて出迎える海。
手を広げて海に駆け寄る大地。

「・・・ちょっと待て!こいつと結婚ということになれば、
 普通にチューしたり、チューしたり、チューしたり!!」


慌てて大地を交わす海。
「イッテ!・・何で?」
「だって・・・」

「最初は、お友達から!」

握手を求める海。
よくわからず握手に応じる大地。
「フフッ!」
「うんうん!」

道場
「鈴木!!わしらのことを忘れたかと思ったぞ。」と丹波巌。
「そうよ。心配で夜も眠れなかったわ。」とさやか。
「すいません。いろいろありまして。」
「早速だが、頼む。」
「了解で〜す!」

婦警姿の大地登場。
「か、かわいい!
 わしは今、猛烈にポリスなお前を押さえ込みたい!」
「そんなことしたら、逮捕しちゃうぞ!」
「私も頑張って立ち上がらないと。
 ・・・でもやっぱり、今週もダメ!」
「いいさ。立てなくても。」
「鈴木、なんてことを!」
「私の膝に、乗せてあげる!」
「キャイ〜ン!」
「ワンワン!」
「ク〜ン!」


血は水よりも濃い。その言葉に打ちのめされる海。

「肉はどうです?
 あなたが母乳をあげて、ご飯や味噌汁を食べさせて、
 彼の体は出来た。その体の肉です。
 肉親って、そういう意味なんじゃないのかなぁ?」

「魂はどうですか?
 三つ子の魂百までって言うじゃないですか。
 3歳までそばにいたのは、誰なんです?」

「母性本能って、母親だけのものなんでしょうかね?」
 母と子セットで作られるものなんじゃないんですか?
 一対のアルバムみたいなもんですよ。
 産んでいない女性にはない・・・
 いや、産んだだけじゃまだかなぁ。
 苦労して育てて、時々、うんざりして。
 それでも、嬉しいことがた〜くさんあって。
 アルバムの写真がどんどん増えていく。
 その思い出の数が、たくさん貼ってあるアルバムの名前が、
 母性本能っていうんじゃないのかなぁ。」

「血より、表に出るのは、肉なんです。」

倉橋の言葉が素敵でした。

風間俊介さんは28歳。でも高校生に見えなくはなかった!
こんな役ばかり続いているけどファンなので演技が見られて嬉しいです。
山田涼介君とはジャニーズの先輩後輩! 

海はただ家が欲しいんじゃなくて、大地に家を買ってもらいたい、
大地と一緒に暮らす家が欲しいっていうことなんですよね。

「私も、あんな息子が欲しかった。残念でならないわ。」
母の言葉に傷ついた浩司が心配。
彼はダークサイドに落ちてしまうのか?

次週はライオン(獅子)のはず!
次週予告の大地のそっくりさんは誰!?



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第1話
・母ちゃんの写真を踏む!
・「ハッピーバースデイ♪」
・「朱に交われば赤くなる」
・「長いものには巻かれろ」
・昔から男運のない海。
・大地の父親はマルコバで設計の仕事をしていたが、
 バブルがはじけてリストラされた。
・大地がお腹の中にいる3ヶ月の時に、事故死したと
 大地は海に聞かされている。
・でも回想シーンのあのお腹の大きさは?
・冒頭の役所の担当者の「慰謝料や養育費は?」というセリフ。
 海は大地の父親と引き離されてしまったのかな。
・回想シーン、男の手には結婚指輪。海のは映されず。
・墓地の名前も確認出来ず。
・小林からもらった学ランには『総長小林朔太郎』の文字。
 光子の兄=朔太郎=海の夫、という流れ?
・神部先生の101回目のプロポーズは!?

第2話
・大地の心は女の子?
・赤い手袋
・鰐川(ワニ)
「痛いの痛いの飛んでけ〜♪」
・「私は、16年前に夫と別れ、
 女手ひとつで息子を育ててきました。
 苦しい生活の中、私は息子を立派に育て上げ、
 家を買わせるために、必死に彼を騙し続けてきました。」
・「私、男性不信いたいなところがあって、妊娠してる時、
 女の子がいい、娘が欲しいってず〜っと・・・。」

第3話
・大地に「ウゼエ、ババア!」と言わせる作戦
・赤い風船
・羽生(ハブ)
・「むいすんでひらいて♪」

第4話
・ツイてる、ツイてない
・幸せの青い鳥
・水晶のネックレス
・象林(ゾウ)

第5話
・豹塚(ヒョウ)
・朱に交われば赤くなる

第6話
・金狼(林遣都)
・ナメられる
・潜在能力
・小林、覚醒!(ハムスター)
・浦島太郎

第7話
・カンガルーケア
・班田(パンダ)
・黒か白か

第8話
・虫の知らせ 泣きっ面に蜂
・天王寺鷹(タカ)(風間俊介)




オープニングに登場する動物
コアラ、ワニ、ヘビ(ハブ)、ゾウ、ヒョウ、オオカミ、
カンガルー、タカ、ライオン



【キャスト】

鈴木 大地(山田涼介)
鈴木 海(鈴木京香)

小林 光子(鈴木杏樹)マルコバ創立者の娘
小林 浩司(中島裕翔)マルコバの御曹司

三船 憲吾(藤ヶ谷太輔)海王のカリスマ。子供の頃母親に捨てられた。
内山 五郎(武田航平)

丹波 巌(脇 知弘)

鰐川悠馬(入江甚儀)2話メイン
羽生義和(柄本時生)3話メイン
(諸見里大介)
(梅沢昌代)
(宮地雅子)
(萩原利映)

本田(須藤理彩)

神部 敏郎(ケンドーコバヤシ)

池田 冬彦(金子ノブアキ)
鈴木雄吾(金子ノブアキ)
篠田博之国土交通大臣(金子ノブアキ)

倉橋 実(沢村一樹)



【スタッフ】

脚本 : 野島伸司
音楽 : 横山克
演出 : 佐久間紀佳
演出 : 中島 悟
演出 : 森 雅弘
シニアチーフクリエイター : 櫨山裕子
プロデューサー : 三上絵里子
プロデューサー : 福井雄太
プロデューサー : 松原 浩(AX-ON)
プロデューサー : 柳内久仁子(AX-ON)
制作協力 : AX-ON
製作著作 : 日本テレビ


山田涼介さんの主な出演作品



鈴木京香さんの主な出演作品


タグ:理想の息子
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