2012年07月15日

ビューティフルレイン 2

『記憶を失うとき一番大切な人を傷つける』

木下圭介(豊川悦司)は、医師の古賀豊(安田顕)から、
若年性アルツハイマーだと診断される。
しかし圭介は、愛娘の美雨(芦田愛菜)はもちろん、
勤務先の中村産業の同僚たちにも病気のことを打ち明けることができずにいた。

圭介のようすがどこかおかしいことに気づいた美雨は、
友だちの新井小太郎(高木星来)に相談する。
すると小太郎は、それは“オンナ”ができたからだという。
小太郎の母親・春子(国生さゆり)も、新しい恋人ができると圭介と同じように
ボーっとしたりため息をついたりする、というのだ。

中村産業
職場でもため息ばかりの圭介は、後輩工員の勝田秋生(三浦翔平)に聞いてみる。
「なあ秋生、もし仮に、今までのことを全部忘れちまったらどうする?」
「忘れる?」
「いいことも悪いことも。
 楽しかったこと、辛かったこと。
 全部忘れるんだ。」
「・・・ハッピーじゃないっすか!」
「何で?」
「何でってだって、親に怒鳴られたり先輩に怒鳴られたり、
 あとお巡りに怒鳴られたこと全部忘れられるってことでしょ?」
「お前怒鳴られっ放しの人生だな。」と宗田。
「ちょ、大きなお世話ですよ。
 あと忘れたいことっていったら・・・」
「いや。俺は忘れたいんじゃなくて、・・・いいや。仕事仕事。」
「水臭いじゃないですか。もう何でも言ってくださいよ。」
「バカに相談した俺が間違ってた。」
「バカって・・ムネさんに失礼でしょ。ねえムネさん。」
「バカ。」と宗田。
「・・・え、俺!?」

「圭さん。明日の誕生ケーキ、いつもの店に注文しといたからね。」
と千恵子(丘みつ子)。
「すいません。」
「あ、明日美雨ちゃんの誕生日か。すっかり忘れてた。」と秋生。
「おいお前、美雨の誕生日忘れてんじゃねえよ。」
「すいません。」
「・・・」

中村産業の社長・中村富美夫(蟹江敬三)は、大事な取引先との打ち合わせで使う
見積もり書を圭介に手渡していた。
「黒塚工業との見積りの打ち合わせ、午後2時ですよね。」と圭介。
「うん。頼むよ。大事な取引先だからな。」
「はい。」
「それ、と・・・アカネのことなんだけどさ、圭さん、何も聞いてねえよな?」
「何を?」
「どうして、帰ってきたのか、とか。」
「いえ。アカネちゃん、言わないんですか?」
「ま、いいや。とにかく明日2時、よろしくな。」
「はい。」

圭介が何も聞いていないと知った富美夫は、妻の千恵子にせっつかれて
アカネ(中谷美紀)に声をかけたものの、結局は何も聞けずにいた。

学校の帰り道
「だからな、うちの母ちゃんも、美雨の父ちゃんと同じ、独身だろ?
 独身の大人は、彼氏や彼女をつくりたがるんだ。」と小太郎。
「そうなの?」と美雨。
「お前ガキだな〜!子供だな!」
「小太郎だって子供じゃん。」
「ふふ。じゃあな!」

「じゃあ今晩はどうあっても来られないの?明日は?
 やだ〜。寂しくて死んじゃう。」
母・春子が店で誰かに電話をしている。

「ほら、また男と電話してる。」
「ほんと?」
「うん。」

「もっと大きな声で。
 アハハ!私も好き。大好き。また電話して。」
電話を切り、ため息をつく春子。

「ほら、ため息だ。
 分かったか?お前の父ちゃんも絶対女がいる。
 ま、人生色々ある。
 元気だせよ、じゃあな。
 ただいま。」
「おかえり!」
「また男と長電話してたでしょ!」
「アハハハハ。カワイイ小太郎!焼きもち焼いてんの?アハハハ。」
「焼いてない!」

アカネが書店にいると、仕事を終えた圭介が入ってきた。
圭介はアカネの存在に気づかずに医療コーナーへと進むと、
アルツハイマーに関する本を手にしてレジへ向かう。
「圭さん。」
アカネに声をかけられ、慌てて本を隠す圭介。
「いや、あれだ。ちょっと人に頼まれて。」
アカネには店員が袋に入れる本のタイトルが見えた。
『アルツハイマー病がわかる本』
「じゃあ、急ぐから。」
圭介が帰っていく。

木下家
宿題をしながら小太郎が言っていたことを考える美雨。
「ただいま〜。」圭介が帰ってきた。
「・・・」
「どうした?」
「・・・」父を観察する美雨。
「え?」
「本屋さん行ってきたの?」
「あ、ああ、うん。あの〜。八百屋に行くついでに。」
「何の本買ったの?」
「これは・・あれだ。あの・・・大人の本。」
「大人の本?」
「うん。だから、あのー、あ、子供は見ちゃダメ。
 すぐ飯作っからな。」
本を棚の上に置く圭介。
「・・・うん。」

夕食時、父の顔をじっと見つめる美雨。
「どうした?父ちゃんの顔に何かついてるか?」
「・・・父ちゃん。」
「ん?」
「女が出来た?」
咳き込むj圭介。
「今なんて言った!?」
「女が出来たんでしょ?」
「何で!?」
「ぼーっとしてため息をつく、そういうときは女が出来たんでしょ?」
「どこで覚えたんだよそんな言葉。」
「小太郎が教えてくれた。」
「しょうがねえガキだなぁ。」
「独身の大人はみんな彼氏や彼女をつくりたがるんじゃないの?」
「そりゃあ、中にはそういう人もいるかもしんない。
 だけど父ちゃんは違う。
 彼女なんかいらないし、欲しいと思ったこともない。」
「何で?」
「父ちゃんには美雨がいるじゃないか。
 美雨は父ちゃんの宝物だ。
 世界で一番、大事な宝物。」
「・・・」
「父ちゃんの言うことが信じられないのか?」
「う〜ん。じゃあ何でこの頃よくぼーっとしてるの?」
「それはその・・・ちょっと疲れてんのかな。」
「ホント?」
「本当だよ。」
「・・・」
「何だ〜その目は〜。」
「やだ〜。」
「ハハ!くすぐり攻撃!」
「きゃ〜!!」
「はい、はい終わり。ほら、早く食べちゃえ。」
「は〜い!イヒヒヒヒ。」

美雨の寝顔を見つめる圭介。

圭介がテラスでタバコを吸っていると、アカネが声をかける。
「圭さん?」
「おう。何だこんな時間に。」
「いや、別に。ちょっと外の風に当たりたかっただけ。
 圭さんこそ、何してんの?」
「いや、俺は・・・見りゃ分かんだろ。タバコ吸いに。」
「ふ〜〜ん。」
「・・・そういや、何で急に帰ってきたんだ?ダンナとケンカでもしたか?」
「・・・」
「仕事はどうしたんだよ。」
「圭さんこそ・・・昼間、本屋で買ってた本。」
「あれは・・言ったろ。ちょっと人に頼まれたって。」
「誰に?」
「いいじゃねえか、そんなこと。おやすみ。」
「おやすみ・・。」

その夜、圭介は、買ってきた本やパソコンで若年性アルツハイマーの症状や
介護施設について調べ…。

あくる日、病気のことが気になって仕事に身が入らない圭介を、
「ぼけちゃったんですか?」
と後輩工員の秋生がからかった。
圭介は秋生が冗談で言った言葉に過剰に反応し、つい胸ぐらをつかんでしまう。

するとそこに、富美夫が血相をかえて圭介を呼びに来た。
圭介が打ち合わせに来ない、と取引先から連絡が入ったのだ。
「2時から・・・打ち合わせ・・・。」
圭介は、しばらく呆然としていたが、ようやく見積書のことを思い出し、
慌てて先方の会社へと向かった。

黒塚工業
「申し訳ありません!!
 二度と、こういうことがないように気をつけます。
 本当に、申し訳ありません!!」

帰り道、圭介は、パソコンで調べた介護施設に立ち寄る。
そこで圭介は、入居者の姿に自分を重ね、ショックを受けてしまう。
「入所を検討していらっしゃるのは、お父様かお母様ですか?」
職員に言われて言葉を濁す圭介・・・。

その日は、美雨の8歳の誕生日だった。
千恵子たちも、誕生祝いのパーティーの準備を始めていた。
工場に戻っても車から降りずに考え事をしていた圭介に、秋生が声をかけた。
あと30分ほどで美雨の誕生パーティーが始まるというのだ。
圭介は、それすらも忘れていたことに動揺しながらも、
美雨と約束していたプレゼントを買うために、自転車で近所の
ショッピングセンターへと向かう。

無事ローラーシューズを購入し、家へと急ぐ圭介。

その頃、美雨は小太郎と一緒に棚の上の"大人の本"を取ろうとする。
あとちょっとで取れそう!
と、そこへ千恵子がやってきて、二人は断念。

圭介が帰ってくるのを待つ美雨たち。

その頃、自転車を必死に漕いでいた圭介が、ふと自転車を停める。
「あれ・・・。」

6時20分。
「圭さん遅いね。」と千恵子。
「町谷までなら自転車で10分だろ?」と中村。
「あ、誕生日プレゼントで迷ってんじゃないっすか?」と秋生。
「何買ってもらうんだ?」と小太郎。
「ローラーシューズ。」
「決まってるんなら迷うこともないしねえ。」と千恵子。
「何やってるんだろう・・・。」

必死に自転車を漕ぐ圭介。
だが、さっきいた場所に戻ってきてしまう。

圭介の携帯が鳴る。
「あ、圭さん!?今どこ?こっちもう準備できてるわよ。」と千恵子。
「もう・・帰りますんで、先に始めちゃってて、ください。
 はい、お願いします。」

「先に始めててくれって。」と千恵子。
「あ?何で?」と中村。
「さあ。」
「・・・」

「ごめん。遅くなって。」アカネが帰宅。
「アカネ、ここへ座れ。」
「あれ?圭さんは?」
「プレゼント買いに行ったまままだ帰って来ないの。
 今電話したら先に始めててくれって。」
「ふ〜ん。」
「やっぱ何かおかしくないっすか?
 いや、圭さんこの頃よくぼーっとしてるし。
 今日だって黒塚工業との約束忘れてたし。
 あ、それに、」と秋生。
「何言ってんの、もう。」千恵子が止める。
「やっぱり女だな。」と小太郎。
「え・・・。」

暗くなった道、必死に自転車を走らせる圭介。

誕生日のろうそくを吹き消し、みんなからプレゼントを貰っても、
美雨は寂しそうな表情。

交番に駆け込む圭介。
「堀船5丁目!中村産業!どう行けばいいんです!?」
「はい、ちょっと待ってね。堀船5丁目ね。
 え〜、今日も暑かったね〜。」
「ちょっと急いでもらえませんか?娘の誕生会始まっちゃってるんですよ!
 早く行ってあげないといけないんです!」
「あんた、自分の家に帰る道がわからんのかね?」
「いいから早く!」

7時35分、ケーキを食べずに父を待つ美雨。

「美雨!美雨!!」
「圭さんどこへ行ってたの?美雨ちゃんずっと待ってたんだよ。
 ケーキも食べないで。」と千恵子。
「すいません・・ちょっと・・・。」
「ちょっとって?」
「知り合いにばったり会って、話し込んじゃって。」
「知り合いって?」と千恵子。
「それは・・・その・・・。
 美雨、遅くなってごめん。
 ほら、これ、買ってきたぞ。ローラーシューズ。」
「・・・」
「誕生日、おめでとう。」
「・・・」
美雨は怒って出ていってしまう。
「美雨!!」

2階
「美雨・・・美雨。本当に、ごめんな。
 だけど、みんな美雨のために集まってくれてるんだ、」
「そうだよ!それなのに父ちゃんだけ帰ってこなかった。」
「・・・帰ってきたじゃないか。」
「遅い!」
「これでも精一杯急いだんだ。
 しょうがないだろ。知り合いに会っちゃったんだから。」
「知り合いって?」
「・・・それはあの・・美雨の、知らない人だ。」
「誰?」
「誰って・・・。」
「女の人?」
「・・・美雨。前にも言った通り、父ちゃんには女も出来てないし、
 女好きでもない。」
「だったら何で遅くなったの?
 美雨のことどうでもいいって思ってるからでしょ!?」
「・・・そうじゃないよ〜。」
「じゃあ何で!?」
「・・・」

圭介が1階に降りていく。
「すいません。」
「美雨ちゃんは?」とアカネ。
「すっかり、へそ曲げられちまって。」
「そりゃそうよ。」と千恵子。
「ほんと、すいませんでした。せっかく集まってもらったのに。」
「圭さん、ホントにどこ行ってたんだよ。」と中村。
「出先で何かあったの?」と千恵子。
「・・・」
「そんなことより、今は美雨ちゃんと一緒にいてあげたら?」とアカネ。
「あ、そうよ。ちゃんと仲直りした方がいいよ。」と千恵子。
「・・・」
「圭さん早く。」
アカネが圭にプレゼントを渡す。
「うん。じゃ、ホントすいません。」
「おう。」

「圭さん。何か困ったことあったら、言ってね。」とアカネ。
「ありがとう。」

二階、美雨の部屋
タオルケットを頭からすっぽりかぶって寝たふりの美雨。
「美雨・・・寝ちゃったのか?」
「・・・」
「・・・ごめん。父ちゃんが悪かったよ。」
「・・・」
「ほらこれ。ちゃんと買ってきたぞ。
 ずっと欲しがってたじゃないか。
 ローラーシューズだぞ。」
美雨が顔を出す。
「履いてみるか?」
「・・・」
「履いてみろ、早く。」
美雨が嬉しそうに起き上がる。
「早く。早く。早く。早く。」
「・・・」
「どうした?」
「何で?」
「何が?」
「何で19センチなの?」
「え?」
「美雨の足20だよ。」
「え!?」
「19センチなんて小さくて履けるわけないじゃん。」
「え・・・20!いつから!?」
「1年の3楽器から20だよ。」
「・・・」
「この間新しい上履き買うときもそうだったじゃん。」
「この間・・・新しい上履き?」
「忘れちゃったの?」
「・・・」
「何で?この間も水筒買うの忘れたし、
 どうしてそんなに何でも忘れちゃうの?」
「・・・」
「やっぱりどうでもいいんだ、美雨のことなんか。」
「いや・・そんなことは、」
「じゃあ何で!?」
「・・・」
「こんなのいらない!父ちゃんのバカ!」
ローラーシューズを投げ捨てる美雨。
「・・・謝れ美雨。ごめんなさいしろ。」
「・・・」
「美雨、謝れ。」
「やだ!」
「謝れ!」
「いや!!
 ・・・美雨が一番大事って、世界で一番大事な宝物だって
 言ったくせに、どうして誕生パーティー遅刻したの!?」
「・・・」
「何で・・・ねえ何で?
 父ちゃん何で忘れ物ばっかりするの?
 おかしいよ!
 父ちゃんはこの頃おかしいよ・・・。」泣き出す美雨。
「おかしくない。」
「おかしい!絶対おかしい!!」
「・・・父ちゃんだって、色々大変なんだ。
 何も知らないくせに。
 何も分かってないくせに。
 父ちゃんばっかり責めるな!!」圭介も泣きながら訴える。
泣き出す美雨、そして圭介。
「・・・ごめん。ごめん。父ちゃんが悪かった。
 美雨、ごめん。父ちゃん許してくれ。」
美雨を抱きしめる圭介。
「美雨、ごめんな。悪いのは父ちゃんだ。
 全部父ちゃんが悪いんだ。
 美雨、ごめんな。ごめんな・・・ごめんな・・・ごめんな。」

美雨が寝たあと、アルバムを開く圭介。
2004年7月11日誕生 命名「美雨」
妻の笑顔、自分の笑顔、美雨の笑顔。

そして圭介は、美雨の寝顔を見つめ・・・。

城都大学医学部附属病院
「諦めたくない?」と古賀。
「はい。このまま、病気に負けたくない。
 できることがあるんなら、何でもしたいんです。娘のために。」
「2年生ですか。可愛いでしょう?」
「はい。」
「うちは息子ですが、木下さんの気持ちは、痛いほどよく分かります。
 前にもお話しましたが、現在、アルツハイマー病を治す薬は、
 まだ開発されてません。
 ですが、病気の進行を遅らせる薬はあります。
 新薬も、どんどん開発されています。
 大事なのは、アルツハイマー病と、上手に付き合っていくことなんです。
 諦めないで、一緒に頑張りましょう。」
「はい。」
圭介の表情は明るかった。

病院からもらった冊子を読む圭介。
『アルツハイマー病に効果的な食品

 ビタミンEの豊富な食品
 かぼちゃ たけのこ アスパラガス 
 ほうれん草 さつまいも さんま ブルーベリー

 ビタミンCを多く含む食品
 ブロッコリー トマト ジャガイモ キャベツ

 禁煙』

病院の帰り、圭介は町谷に行き、ローラーシューズのサイズを交換してもらう。

商店街の八百屋で圭介はアスパラガス、ほうれん草、トマト、カボチャを買う。
「あれ?圭さんカボチャ大嫌いだったはずじゃ。」と菜子。
「好きだよ、カボチャ。今日から大好きになるんだ。」
「はあ。」と昇。

木下家
部屋で落ち込む美雨。

「美雨ちゃん。どうしたの?」
アカネがベランダから声をかける。
「困ってるの。」
「困ってる?」
「昨日ね、父ちゃんにひどいこと言っちゃって。
 だから謝って仲直りしたいんだけど、どう言っていいか分かんないの。」
「そっか〜。いやそれは困ったね。」
「どうしたらいい?」
「う〜ん。じゃあ、アカネちゃんが、仲直りできるおまじない、教えてあげる。」
「仲直りできるおまじない?」

「ただいま。」
圭介が帰ると、美雨は正座をして待っていた。
「どうした?美雨。」
「ごめんなさい。」
「何が?」
「昨日はごめんなさい!」
「美雨。」
「せっかくローラーシューズ買ってきてくれたのに、いらないって。
 父ちゃんに酷いこといっぱい言ってごめんなさい!
 ごめんなさい!!」
「・・・悪かったのは、父ちゃんだ。
 美雨は、何も謝ることはない。
 ほら、ローラーシューズ。20に取り替えてきてもらったぞ。」
「よかった〜。アカネちゃんの言うとおりだった。」
「うん?」
「心を込めてごめんなさいって言えば、父ちゃんは絶対許してくれるって。
 それが仲直りのおまじないだって。」
「アカネちゃんが、そう言ってくれたのか?」
「うん!
 父ちゃん。美雨は父ちゃんが大好きだから。
 世界で一番大好きだから。
 ずっと一緒にいてね。」
圭介に抱きつく美雨。
「ねえ父ちゃん。ずっと、ず〜っと、一緒にいてね。」
「分かったよ。・・・分かったよ。」
圭介は美雨を抱きしめながら涙を堪える。

夜、アルツハイマーの本を読む圭介。

テラス
圭介はタバコを見つめ・・・。

美雨がトイレで起きてきた。
「父ちゃん?」
圭介はいない。
美雨は圭介の机の上に『アルツハイマー病がわかる本』を見つけ・・・。

その頃、アカネはインターネットでアルツハイマー病を調べていた。

圭介はタバコを握りつぶし、部屋に戻る。

美雨はベッドで不安な表情を浮かべ・・・。


最近ちょっと忘れ物が多い、笑い話のはずが、それは病気の症状だった。
美雨は父ちゃんに、父ちゃんは美雨に隠し事はしない。
そう約束したはずなのに、圭介は病気のことを美雨には言えるはずもなく・・・。

「美雨の誕生日忘れてんじゃねーよ。」
後輩にそう言っていた圭介が、美雨の誕生日を忘れてしまうのかと思ったら、
帰り道がわからなくなってしまった。
焦って、焦って、パニックになって・・・。
圭介、どんなに恐ろしかっただろう。

娘を傷つけてしまった圭介は、病気と向き合う決心をした。
病院に行き、少しでも症状を遅らせるよう、
大嫌いだったカボチャも今日からは大好き。
タバコだって止める。

美雨は父が何かの病気なのだと気づいたようです。
美雨が父の病気を受け止められたら、明るく元気に父を支えていくのかな。
アカネ、中村夫妻、工場の仲間たち、圭介の周りに優しい人達が多くいるのが救いです。


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キャスト
木下 圭介 (45) - 豊川悦司
木下 美雨 (7 → 8) - 芦田愛菜
木下 妙子 (故人) - 石橋けい

西脇 アカネ (35) - 中谷美紀
中村 富美夫 (65) - 蟹江敬三
中村 千恵子 (61) - 丘みつ子
勝田 秋生 (22) - 三浦翔平
宗田 清 (56) - でんでん

新井 春子 (40) - 国生さゆり
新井 小太郎 (7) - 高木星来 

古賀 豊 (37) - 安田顕
立花 健太 (26) - 君嶋麻耶
松山 昇 - 金時むすこ
松山 菜子 (13) - 吉田里琴

スタッフ
脚本 - 羽原大介
企画統括 - 成河広明
編成企画 - 鹿内植、佐藤未郷
プロデュース - 貸川聡子、山崎淳子
演出 - 水田成英、小林義則、八十島美也子
制作 - フジテレビ
制作著作 - 共同テレビ


芦田愛菜ちゃんの主な出演作品



豊川悦司さんの主な出演作品




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