2012年07月23日

リッチマン, プアウーマン 2

『動き始めた運命! 嘘つきは恋の始まり』

「偽名を使って潜り込んでくるような人間をチームに参加させとくのは危険だ。
 とこらが君はどこをどう調べても、名前以外はごく普通な大学4年生で、
 ただの一つも怪しいところはないんだよ。」と朝比奈恒介(井浦新)。
「つい・・・言っちゃったんです。澤木千尋ですって。
 でも、バレてほっとしました。
 偽名使って優秀な女性のふりするなんて、私には無理。
 本当にすみませんでした。」

朝比奈に嘘がばれ、再び就活に励む澤木千尋(石原さとみ)だったが、
日向徹(小栗旬)は、千尋を「NEXT INNOVATION」に呼び出す。
総務省の藤川事務次官(大地真央)から呼び出しがあったのだ。
澤木に気づいた日向は、取締役会を後回して彼女を会議室に連れていく。

「で、これがバカの見本だ。」
「・・・は!?」
「彼女は、藤川事務次官のご機嫌伺いで実際は何もしない。
 というか出来ない。
 この時季に内定を一つももらっていない非常〜に出来の悪い就活生だ。
 このことが周囲に漏れるのは困る。
 彼女の素性を知っているのはここにいる人間だけで、 
 幸い、君たちは我が社の先鋭だ。
 このまま新しいプロジェクトチームのメンバーになってもらう。
 いいか!?澤木千尋が無能だということを、他の社員には絶対に知られるな。
 しかし、またその暑苦しいスーツか。今は夏だぞ!
 君には皮膚感覚がないのか?」
「・・・就活生の勝負服ですけど何か!?」

その後、朝比奈と話す千尋。
「今すぐ君を切るのは会社の利益にならないんでね。様子を見ることにしたよ。
 君が何故澤木千尋と名乗ったのか。
 日向が何故その名前にこだわるのか。
 興味がなくもないし。」
「訴えられるのかと思いました。」
「有印私文書偽装罪?じゃあ訴えられたくなかったらこのまま続けろとでも言おうか?」
「いえ・・・。」
「で、どうする?自分を偽るのは辛いと言ってたけど。」
「・・・やります。続けさせてください。
 このままバカだ無能だと言われたままじゃ悔しいですから。」
「そうだ。学歴否定主義の日向徹に、最高学府の実力、見せつけてやれ。」
「・・・はい!!」
「俺も東大なんだよ。ハハハ。」

リサが用意した服に着替えた千尋のもとへ、日向が乗り物に乗って登場。
「昨日の今日で早速藤川事務次官からお呼びだしとは、
 よっぽど気に入られたんだな。
 類は友を呼ぶとはよく言ったもんだ。」
「そちらは都合のいいときだけ呼ぶんですね。」
「それなりの金は払う。契約書だ。サインしろ。
 君は一日中働いてるわけじゃないから、日当は5,000円。
 交通費は別。
 後は成功報酬で150万だ。」
「え、え、え!?」
「総務省と顔が繋がって、こちらの話を聞いてもらえるぐらいの信用を勝ち得たら
 君の役目は完了だ。
 出来れば2ヶ月ぐらいでそこまでいきたい。」
「じゃあ、2ヶ月後には100・・・」
「高い服あてがわれて、似たもの同士でキャッキャやって150万。
 とても妥当な金額だとは思わないが、朝比奈が言うから仕方がない。
 ま、金で釣るのが確実だしな。」
「・・・頑張ります。でも一つお願いがあるんですけど。」
「何だ。」
「社員の皆さんには本当のこと言ってもらえませんか?
 何か私すごい人みたいになってて、何かその、クラウドの神とかなんか
 言われちゃってもう。」
「フフ。ハハハハハハ。」
「ハハハハハハ!」
「アハハハハハ!
 それはすごい!でもダメだ!
 今は誰でも自分の生活をやたらネットにさらす。
 誰かが一言、NEXT INNOVATIONに就活生が特別任務で雇われているとでも
 呟いてみろ。藤川サイドにバレたら事はただじゃ済まない。」
「じゃあ、何か私にできることをさせてください。
 何もしないでこんなお金なんて頂けません。」
「また宿題要求か。ここは、学校じゃない。
 報酬に見合った仕事ができていないと感じるのなら、
 会社の利益になるような仕事を生み出せ。」
「・・・」
「しかし・・・君にできることって何だ?」
「・・・」

藤川と千尋が笑顔で話をするのを静かに聞く日向。
「おぇっ。」

その後、藤川との面会が無事終わった帰りのタクシーの中で、
日向は大量の資料を千尋に渡し来週までに覚えて来い、と命じる。
そして、車を停めると自分は用事があるからと言って、千尋を降ろした。
「お疲れ様でした。
 あ!あの!」
「何だ?」
「靴、返していただけませんか?」
「ああ。」
「あれがないと困るんです。今どこにありますか?取りに行きます。」
日向は朝、車の中に置き忘れた千尋の靴をゴミ箱に捨てていて、
千尋に1万円札数枚を差し出す。
「新しいのを買え。あれは捨てた。」
「え・・・」
「あんな安物より、これでもっといいものを買えばいい。
 面接官の印象も良くなるぞ。」
「・・・」
あの靴は、兄が送ってくれたお小遣いを使って買ったもの。
日向が差し出したお札の上に千尋の涙がこぼれる。
「何だ?」
「お金があると人は変わるんですね。」
「何?」
「あれは・・・私にとっては大事な靴だったんです。
 あなたには関係ないでしょうけど。
 お金はもういいですさようなら!」
「・・・チッ。」

バーで酒を飲む山上と朝比奈。
「取締役怒らせて楽しいのかよ・・・」
「分かります分かります。分かりますよ。」
「朝比奈さんさぁ、あなたのほうが代表の器だろ?
 何で日向の下に甘んじてるんだよ〜。
 お!代表取締役の解任決議を出そう。
 あなたが社長やっちゃいなさいよ。」
「山上さん。」
「え?」
「この会社のエンジンは日向ですよ。」
「何だろうね?その信頼感は。羨ましいよ。」

「男同士で顔つき合わせちゃって何?」と朝比奈燿子(相武紗季)。
「もう仕事終わったのか?」
「今日のところはね。
 どうも。」
「妹さんすごいですね。チーフに抜擢だそうで。」
「来週オープニングパーティーがなんで、来てくださいね。」
「行きます行きます。最近かみさんにろくなもん食べさせてもらってないんで。」
「日向さんは?」
「あいつは今日戻らないよ。」
「ふーん。」
「つうか、何なんだよ世の中の女は。みんなあいつのことが好きか?」
「そうじゃないって。
 うるさそうな人だから、文句言われる前に好み聞いとこうかなぁって。」
「私はですね、」と山上。
「あなたは良い人だからきっと何でも食べる。」
「ハハハハハ。いや〜。」
「良かったら来てって言っといて。」
「はいはい。」

禅寺
千尋に突き返されたお金を見つめる日向。
「珍しいですね、夜おいでとは。」と僧侶の笛木(中原丈雄)。
「すいません。フゥー。ここはいいな。落ちつく。」
「どうかしましたか?」
「母と同じ名前の人が表れました。
 同姓同名の他人ですけど。」
「偶然ですか?ほう、それはすごい。」
「他人だと分かっていながら、口実を付けて引き止めている。
 けど、彼女といると、何かペースを乱されるというか。
 落ち着かなくて。」
「名前というのは不思議と、その人をよく表すものですよ。
 もしかするとその方は・・・お母さんと少し似ているのかも。」
「・・・アハハ。だとしたら、うるさくてめんどくさい人だったんでしょうね。
 うちの母は。」
「ハハハハ。」

翌日、千尋は小野遙香(野村麻純)らと大学構内にいるところを、
講演にやってきた藤川に見られてしまう。

会社説明会
「それで、実は御社が32社目なんです。」と千尋。
「あなたは堂々と話しますね。気持ちいいぐらいだ。」と林原。
「そうですか?あの、あがり症で、失敗ばかりだったんです。」
「色々経験するうちに、度胸がついたんじゃないですか?」
「・・・最近、すごく無茶を行ってくる人の下で、働く機会があって。
 何なんだって思うんですけど・・・負けたくなくて。
 絶対見返してやる。よくやったって一言言わせてやると思ったら、
 すごく頑張れました。自分でも驚くくらい・・・。」
「あなたのような方に来てもらえると、一緒に仕事をするしがいがあります。
 もしその方のおかげで、あなたがとても成長したのだとしたら、
 我が社としてはその方に感謝しないといけませんね。」
「でも、そういうの、素直に受けるタイプの人じゃないんですよ。」
嬉しそうに微笑む千尋。

燿子の店のオープニングパーティー。
「ごめんね。慰労会が妹の店のオープニングパーティーになっちゃって。」と朝比奈。
「すごいですね!」

「何かすみませんね。結果俺の料理のほうが多くなっちゃって。」と乃木。
「華を添えてくれたんでしょ?引き立て役にしちゃって悪いわね。」と燿子。
「チーフは取材だ写真だって忙しそうだから。
 閭里はだいたいこっちがやったんで、間違い無いですよ。」
「はぁ・・・あのさ!」
その時燿子は日向の姿に気づく。
「がんばろうね、乃木さん!」
「いっ。」

燿子の作ったオムライスを一口食べて微笑む日向。
「いかがですか?」と燿子。
「あ!」
「朝比奈燿子です。朝比奈恒介の妹の。」
「悪かった。次は、たぶん分かる。」
「アハハ。次はって。じゃあやっぱり覚えてないか。」
「・・・」
「9年前に会ってるの。」
「え?」
「は?9年前って。俺よりか前じゃないかそれ。」と朝比奈。
「日向さんもまだその時はTシャツにジーパン姿のフリーターだったな。
 2時間ぐらい。結構話したのよ。」
「2時間。そりゃ覚えてないわこいつは。」と朝比奈。
「人の顔と名前が覚えられないってことは、話したことも忘れちゃうの?」
「あ・・え?いや。」

「澤木さん!飲も!」と安岡。
「え?はいはい、分かりました。」
安岡が千尋を連れていく。

「どう?それ。あなたのために作ったんだけど。」
「・・・」
「好き嫌いが多いんじゃない。こだわりが強いだけだって。
 好きなものなら毎日でも食べれるって。
 じゃあ何だったらいいの?って聞いたら・・・」
「・・・」
「覚えてないか。アハハ。気にしないで。私も最近思い出したの。」
「・・・」
「詳しく聞きたいけどそろそろ行くよ。
 今日は仕事がまだ。」と朝比奈。
「そうね。じゃ。」
「・・・うまいよ。
 これだったら、毎日でも食える。」
「ありがと。」

その後、千尋の元に先日の企業から最終面接への案内が届く。
そのことを朝比奈に報告した千尋は、内定が出たらその会社で働こうと思っていると明かす。

そして、最終面接の朝、千尋に朝比奈から連絡が入る。
今から来られないか、と言いながらも今日が最終面接だと知る朝比奈は、電話を切った。

日向と朝比奈は総務省に呼び出される。
「偶然、お見かけしてしまったんです。
 私時々母校で講演会を頼まれるものですから。
 澤木千尋さん。
 彼女は学生で、御社の社員ではありませんね?」と藤川。
「確かに、澤木千尋は社員ではありません。
 しかし、今回のプロジェクトのメンバーです。」と朝比奈。
「インドでの、システム開発のチーフだったというお話は?
 御社の創業メンバーの一人だと伺ってましたけど?」
「それは・・・」
「目的は、私ですよね?出身校が同じで、タイプが似ていて、
 私が気に入りそうな女性を前面に出して心証を良くしようとした。
 あんな女に取り入るのなんて簡単だって、あなたきっと言ったでしょう。」
「・・・」

そこへ、就活スーツ姿の千尋が入ってきた。
あまりの間の悪さに、日向も顔をしかめる。
「あの、どうかされたんですか?」と千尋。
「ウフフ。わざわざお呼び立てしてすみません。
 就職活動中でお忙しいのにね。
 その格好だと一目瞭然ね。
 私も反省しなきゃいけないわね。感情や愛着で、仕事相手を選んではいけない
 立場だったのに。
 でもこれだけは言っておきます。
 そう簡単ではないのよ、実際の仕事は。
 公務員だけじゃない。
 世の中のすべての仕事がそう簡単じゃないの。
 甘くみないで。」
「・・・すいません。」
「彼女は我々が巻き込んだんです。提訴などを考えておられるなら、
 澤木さんには、席を外してもらって、」と朝比奈。
「いいえ。澤木さんにも、いてもらいます。
 これでも私、結構傷ついているのよ。」
「・・・」
「あーあ。仲良しごっこは終わりか。
 フフ。ちょうど良かった。
 女同士でベタベタして、見るに堪えなかったんだ。
 これでやっと、ビジネスの話ができる。」と日向。
「藤川さん。これが昨日今日出来たばかりの、訳の分からない企業の実態ですよ。」と職員。
「NEXT INNOVATIONは、今後一切、政府と、通信事業業界の会合に出席することを禁じます。」
「・・・」

NEXT INNOVATION
「出禁を食らうとはダメージがおっきいな。」と山上。
「うちらのような企業は、そもそも胡散臭いと思われてるからな。
 このプロジェクトは中断だな。」と朝比奈。
「中断?続行だ。やり方は他にもある。」
「何かプランがあるのか?」と山上。
「あの女に気に入られようとか、そういう考えに走ったのが間違いだった。
 僕のやり方じゃなかった。」
「澤木さんを投入したのが、ミスだった?」
「そうだ。あの女の契約は打ち切りだな。」
「言われなくても俺たちの顔なんか見たくないだろうな。」
「何かあったのか?」と山上。
「まあ、今さらだけどね。
 澤木さん、昨日10時から他の会社で最終面接があったんだ。」
「面接?最終?」
「内定もほぼ間違いなかった。
 それが、この一件で。
 俺が電話しなければよかったんだ。可哀想なことしたよ。」
「そりゃ気の毒に。」と山上。
「こっちにのこのこ来るぐらいだ。大した会社じゃなかったんだろう。」
「・・・フッ。」
「何だ?」
「そうだな。お前分かんないか。最終面接の重みが。
 就職活動したことないもんな。」
「わからないね。」
「こっちに来た彼女の気持ちもね。」
「感情に流されて悪い結果を生んだいい例だ。」

翌日、責任を感じた千尋は、総務省に出向き登省する藤川に声をかける。
しかし、藤川は千尋を無視して立ち去ってしまう。

それでも千尋は、来る日も来る日も藤川に声をかけ続けた。

そして、ある日、藤川を追いかけ転んでしまった千尋に藤川が声をかける。
「大丈夫?」
「すみません、藤川さん。騙したりして。
 あなたのご厚意を裏切ってしまって、本当に申し訳ありませんでした。
 あの、私に関する情報は全部嘘です。
 でも彼らの、日向徹がやろうとしてることは本物です。
 あの人は本当に、人々の生活を良くするものを作ろうとしています!」
「・・・」
「私じゃ、うまく説明できないけど。」
「騙されたのは確かに不愉快です。
 でも私は、それだけで怒っているわけじゃありません。
 あなた方が、あの日向徹という人が、私と同じように、
 人々の生活を少しでも良くしたいと思って働いていることに
 気づいていないから腹が立っているんです。」
「・・・あなたのようになりたいって思いました。
 素敵な女性だな、カッコイイなって。
 8ヶ月間の就職活動は無駄じゃなかったって思えるんです。
 藤川さんに会えたから!」
「・・・」

その様子を朝比奈が見ていた。
「いたよ。同期に藤川さんの部下が。」と朝比奈の知人。
「悪いが連絡取ってみてくれ。頼む。」
「分かったよ。」

エレベーターの中
「澤木さんが総務省に通い詰めてたよ。」と朝比奈。
「何で?」と日向。
「藤川さんにもう一度チャンスをくれって。」
「ハハハ。あいつらしいな。
 努力と根性で全てがうまくいくと思ってる。」
「・・・努力と根性しか能がない人間は、そうするしかないのさ。」
「・・・」

後日、千尋が大学にいると日向がやってくる。
「え・・・うわ、な、何だ?何であんな怒ってんの?この人・・。
 え!?怖い。怖い。え!?
 ご無沙汰しております!」
「お前はバカだ!!
 最終面接とやらの重みが分かってるならなぜそっちに行かない!!
 自分の将来を左右する面接と、他人の会社のよく理解もできない事業と
 どちらが重要だ!?
 そんなことも正しく選べないのか!?」
「いや・・だってそれは・・あなたの役に立ちたいと・・」
「だいたいこの件は僕がもくろんだことで、お前はそのプランを遂行する
 ピースにすぎない。自分に責任があるなんて思い上がるな!
 こんなことは想定内で、僕には打つ手などいくらでもある!」
「あの、藤川事務次官に会いに行ったことを怒ってるんですか?」
「これが怒ってるように見えるのか!?」
「はい!」
「お前に嘘をつかせたのは僕だと言ってるんだ。」
「は?」
「最終面接も棒に振らせてしまったし、嫌な思いもさせた。」
「・・え!?もしかして・・あの・・あ、謝りに来たとか?」
「・・・まあ・・・あの時、最終的に総務省に来る方を選んだのはお前だから、
 やっぱりお前が悪い。」
クルッと向きを変えて帰っていく日向。
「え?あの、わざ、わざわざそんなこと言いに来たんですか?」
「・・・忘れ物だ。」
紙袋を渡す日向。
「いや、私何も忘れて、」
「いいから見ろ。」
「はい。」
袋の中には千尋の靴が丁寧にビニール袋に入れてあった。
「取っておいてくれたんですか?」
「大事ならなぜ取りに来ない!」
「いやだってこの間捨てたって言うから。」
「人の言うことを鵜呑みにするな!
 総務省には諦めずに行ったんだろ?
 具体的な償いをするわけでもなく、ただ行って謝るという実に安易な方法で
 押し切る図太さは呆れるが、結果、お前はあの女を動かした。」
「・・・」
「やれば出来るのに、お前は惜しいところで一歩足りてない。
 あと少し。あと少し考えろ。
 そうすれば・・・お前は、悪くない。」
「・・・はい!
 あ、何かすいません。こんな丁寧に包んでもらって。」
「異臭がすると困る。」
「は!?」
「とにかく返した!」
「ありがとうございます!就活頑張ります!」
「・・・ああ。続ければいい。
 こっちも最大限の配慮はする。」
「配慮?」
「総務省が、とりあえず引き続き、説明会の出席を認めると言ってきた。」
「ホントですか!?」
「条件付きでな。
 澤木千尋をインターンシップで使ってやれと。」
「え?」
「藤川事務次官のお達しだ。お前らどこまでベタベタなんだ。」
「・・・」
「うるうるするな!とにかく、明日来い!」
社員証を投げる日向。
「はい!」

後日、千尋が藤川を訪ねると、今回のことは日向にしてやられたのだ、と話した。
出張先で藤川の前に現れた日向は、大量のデータを1時間で個人ファイルに移行させる
パフォーマンスを披露。そして、
「国の仕事が遅々として進まないのに一番いらついているのは
 あなたじゃないんですか?
 僕らは他の国と取引をしている大手企業が1年かけてやることを
 1日でやってみせる。
 新しく生まれてくるものを否定して旧態依然としているよりも、
 新しいものの、実力を見極めて取り入れる。
 それが、本当に賢い人のやり方なんじゃないですか?」
と言ったのだ。

翌日、夏らしい服に身を包んだ千尋は、会社の前で日向の車を見つけた。
車を停めた日向は、そこにいた燿子に挨拶をした。
声をかけられ嬉しそうな燿子。
千尋は、そんな燿子を見た。

その後、日向と千尋はエレベーターに乗り合わせる。
「来たな。」
「来ました。来いと言われたので。」
「皮膚感覚が戻ったようだ。」
「夏ですから。」
「今日の方がいい。」
千尋はその言葉に微笑み・・・。


冒頭の、前回までの物語のシーン、千尋のセリフの前に字幕で(M)とありました。
本当の名前のイニシャルなのかな?

千尋はつい偽名を使ってしまったと朝比奈に説明。
確かに、会社説明会で日向にバカにされた千尋は怒りに震え、
そして自分の名前は澤木千尋だと答えた。
あれだけ会社のことを調べあげた千尋が、日向が澤木千尋という名に
こだわっている、という記事も何かに載っていたのかもしれない。
では、何故エントリーシートに澤木千尋と書いたのか?

「お金があると人は変わるんですね。」
千尋のこのセリフ、もしかしたら日向がお金持ちになる前に会っていて、
その時澤木千尋のことを直接聞いたのか?


「また宿題要求か。ここは、学校じゃない。
 報酬に見合った仕事ができていないと感じるのなら、
 会社の利益になるような仕事を生み出せ。」
日向のこのセリフはちょっと心に響きました。


「他人だと分かっていながら、口実を付けて引き止めている。
 けど、彼女といると、何かペースを乱されるというか。
 落ち着かなくて。」と日向。
「最近、すごく無茶を行ってくる人の下で、働く機会があって。
 何なんだって思うんですけど・・・負けたくなくて。
 絶対見返してやる。よくやったって一言言わせてやると思ったら、
 すごく頑張れました。自分でも驚くくらい・・・。」と千尋。
二人はもうお互いの存在に影響を与え合っているようです。

「やれば出来るのに、お前は惜しいところで一歩足りてない。
 あと少し。あと少し考えろ。
 そうすれば・・・お前は、悪くない。」
日向のこの言葉も千尋へのアドバイス。


大学にやってきた日向、どこからどう見ても怒ってる!怖い!
でも怒ってるんじゃなくて謝っていたのね。(笑)
あのツンデレぶりは、まるで『花より男子』の道明寺!
日向の「類は友を呼ぶ」というセリフには花沢類〜、と思ってしまいました。
このドラマでは類役が朝比奈ってとこかな?


日向は発想力は豊かでも、実のところ会社のナンバー1は朝比奈。
カリスマ性の高い日向を操っている感じがします。
そして日向のフォローを担当するのが山上。
その山上の愚痴を聞いて発散させる朝比奈。
日向一人ではこんなに成功しなかったんだろうな。
「代表取締役の解任決議」と山上が酔っ払って言っていたけど、
朝比奈はその時期を待っているのでは・・・。

日向と朝比奈。乃木と燿子。
どちらが本当の実力者なのか?
チームでありライバルでもある。
乃木が燿子に嫉妬しているように朝比奈も日向に嫉妬しているのかな。

千尋、日向、燿子が今後三角関係となっていくのかも気になります。



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気になる点
・千尋は日向のことを知っていたのか。それとも会社を調べて興味を持ったのか。
・千尋が澤木千尋の存在を知ったのはいつ?
・フェイスブックもどきに登録したのは千尋なのか?それとも本物の澤木千尋なのか?
・千尋の資格
 普通免許、漢字能力検定2級、TOEIC840ten ,色彩検定、秘書技能検定2級、
 食品衛生管理者、キネシオテーピング資格、クリーニング師、世界遺産検定、
 きものコンサルタント、管理栄養士、ギフトラッピングコーディネーター、
 グリーンセ・・・、レタリング技能検定3級、サービス接遇検定、
・千尋の趣味
 魚釣り
・特技
 暗記

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キャスト
日向 徹 : 小栗旬
澤木千尋 : 石原さとみ

朝比奈 耀子 : 相武紗季
朝比奈 恒介 : 井浦新

安岡 倫哉 : 浅利陽介
小川 聡史 : 中村靖日
宮前 朋華 : 八木のぞみ
立石 リサ : 舞川あいく
山下 芳行 : 佐野史郎

小野 遥香 : 野村麻純
久我 友樹 : 古川雄輝

乃木 勇太 : 丸山智己
笛木 匡正 : 中原丈雄

スタッフ
脚本 : 安達奈緒子
プロデュース : 増本淳、関口大輔
演出 : 西浦正記、田中亮
音楽 : 林ゆうき
制作 : フジテレビドラマ制作センター


小栗旬さんの主な出演作品



石原さとみさんの主な出演作品





この記事へのコメント
こんにちわ〜ん^^
こちらはかなり久々デス。

>本当の名前のイニシャルなのかな?

うふふっ^^
そうかもしれませんね〜(って
3話でもまだなんですが
確認?出来た所があって)

>確かに、会社説明会で日向にバカにされた千尋は怒りに震え、

でしたよねー。
次の回では理由が違ってたので
あれ?と思ったので。。

また宜しくお願いします(^^)
Posted by ルル at 2012年07月25日 16:55
冒頭の字幕の(M)は、モノローグの略だと思います。
本名は気になりますね。
Posted by ミケ at 2012年07月26日 06:46
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Tracked: 2012-07-25 16:49
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