2012年08月06日

リッチマン, プアウーマン 4

『キスでよみがえる、忘れられた恋』

日向徹(小栗旬)が進めるパーソナルファイル管理システムの開発が遅れ、
日向はいらだっていた。
さらに、大手家電メーカーも同システムへの参入を表明、
「NEXT INNOVATION」は正念場に立たされる。

一方、日向にクビを宣告され落ち込む澤木千尋(石原さとみ)に、
小野遙香(野村麻純)は、日向に謝るなり償いをするなり、何か行動を起こすべきだと忠告する。

プロジェクトチームが試作したパーソナルファイルのインターフェイスに、
日向は大手との圧倒的な性なければ駄目だとやり直しを命じる。

みんなが帰ったあと、朝比奈恒介(井浦新)が日向に声をかける。
「珍しいな。」
「たまにはね。
 ・・・僕のやり方は間違ってるか?」
「いや。お前は好きなようにやれ。
 ほら見ろ。これだけの人間が日向徹に憧れたんだ。」
「悪いけど、ほとんどの人間を覚えてない。」
「気にするな。ほとんどの奴が、結局お前についていけなくてもういないし。
 残った人間も半分は消える。」
「ふっ。なんか、恨みの壁に見えてきたぞ。」
「ああ。でもこの壁は、俺たちの魂だ。」

(回想)
8年前、大手通信会社
「興味ないんで、いいです。」と日向。
「君のポータルサイト事業を我が社が買い取って、君をシステム開発の
 担当にする、」
「僕のサイトのゆーざー登録者数は、ほっといてもじきに100万人突破します。
 僕が理解できないのは、そんな簡単なことに数億つぎ込むと意気込んでいる
 あなた方の馬鹿さ加減です。」

その会議室にいた朝比奈は、帰っていく日向に声をかける。
「日向さん。100万人なんて桁が違う。
 1,000万人にしよう。一緒に。」

大手通信会社にいた朝比奈は日向と出会い、会社を辞めた。

「ソニーや松下電器は小さな町工場からスタートして、
 30年以上かかって日本を代表する企業になった。
 でも俺達はそれを5年でやる。
 社名、どうする?」と朝比奈。
「社名?」
「お前の会社だ。」
日向は壁に『NEXT INNOVATION』と書いた。
「次なる、革新か。」
「どうかな?」
「いいね。」

登録者数は1,000万人を突破。

5年前、ある証券会社の会議室
「株式上場するときの価格が、会社の将来性を物語るんですよ。」と朝比奈。
「しかし強気に設定して、初値が公開価格を下回ったら、
 それこそ信用を失いますよ。」と社員。
「いや。去年上場したゲーム会社のトイアーツは、
 3,300円というバカみたいに強気な価格で公開した。
 それが逆に投資家の期待を煽って初値を1.5倍の5,000円だ。
 化ける可能性はある。
 もう一度投資家にヒアリングしてみるか?」
証券会社の部長・山上がそう答える。

「公開価格を上回りましたよ!
 NEXT INNOVATIONの時価総額は1060億円です。やりましたね!」と山上。

日向、朝比奈は社名と初心を書いた壁をドリルで外し、
新しいオフィスに持ち込んだ。

そこへ、証券会社を辞めた山上も加わった。
(回想終わり)

朝比奈は、千尋をクビにしたのはまずかったのでは、と言うが、
日向は国民の個人情報を預かろうとしている会社に偽名を使う人間を
置いておくことはできない、と平然と返す。
「これで前の日向徹に戻るかな。
 何年か前に会ってたんだって?」
「ああ。僕は記憶にないが。」
「ホントに覚えてないのか?顔も名前も。」
「覚えてない。」
「そうか。かわいそうにな。」
「・・・かわいそう?
 チッ。どこで会ったんだ?」

ガソリンスタンドでバイトをする千尋。
そこへ偶然日向がガソリンを入れにやってくる。
日向に顔を隠しながらガソリンを入れ、窓拭き。
「すいません。灰皿は?」
「使ってないです。」

「ありがとうございました!」

車を走らせた日向はサイドミラーで千尋の姿を見るが・・・。

レストランの厨房
乃木が朝比奈燿子(相武紗季)にぶつかり、燿子はオーブンから取り出したばかりの
角皿を落としてしまう。
「ごめん。やり直すから。」
「女じゃしょうがねえ。
 俺らだったら油ん中、手突いたって食材ぶちまけるような真似しねえけどな!」
「次は落とさないわよ!こんな手の一本や二本、駄目にしたっていいわ!」
「・・・」

燿子の手首にはヤケドの痕・・・。

レストランの前を通りがかった日向は、狙っていたテーブルを見つめる。
その隣りには、気に入っていたテーブルがもう一台!!

「何故ここに僕が2年掛けて絞り込んだテーブルが2つともあるんだ!?」
「だって気に入ったから。即決!」
「・・・」
「ああ、ちょっとヤケド。」

「すいませんね。まだ準備中でして。
 あれ?チーフ。病院行かないんですか?
 痕が残ったら大変ですよ。」と乃木。
「ぶつかってきといて白々しい。」
「今までどおり店のインテリアでも選んでてくださいよ。
 次はイスかな。」
「・・・」

そんなやり取りを日向は見つめ・・・。

ガソリンスタンド、店主が千尋に愚痴る。
「これってさ、いや、税理士雇えばいいってのはわかってるけど金掛かるしさ。
 もう、役所はなんだってこうパパっと分かるようにしてくれないのかな。
 こっちはそのために税金払ってるっていうのにさぁ。」
「あの、他に何か不便に思うことってないですか?
 税金とか年金とか保険とか、そういうことで。」

家に帰った千尋は、資料を読みつくす。
「なるほど。300人にアンケートを取ればおよそ信頼出来る結果になると。
 うちの区の人口がだいたい54万人だから、抽出標本数は300で誤差は6%か。
 よし、300!やりましょう!!」

千尋は区役所に出向くと、そこにいた人々に役所や公的機関で
不便に感じていることはないか、数年後に導入される「共通番号制度」に
求める機能はないか、と聞き込み調査を行う。

日向は、自分が望むようなインターフェイスができないことに腹を立て、
自ら作成すると言いオフィスに閉じこもる。

そして、32時間が過ぎた頃、見かねた安岡倫哉(浅利陽介)が日向を外に連れ出す。

すると、そこで燿子と出くわす。
仕事で切羽詰まっていたふたりは、ともに休憩を取ることにする。
「これ美味しい。何だろ。香りがいい。」
「30分だけ、料理のことは考えないんじゃなかったのか?」
「あなたが買ってくるからでしょ。
 ・・・なーんか、前と同じで笑える。」
「え?」
「前に会った時もこんな風に並んで話したよね。
 あの時は2時間だった。
 でもすっごく楽しい2時間だったな〜。」
「・・・うーん。」燿子の顔をじっと見つめる日向。
「ああ、ごめん。思い出せない。」
「・・・ほら。30分経ったよ。行こ!」

その頃、調査を続けていた千尋は、振り込め詐欺を疑われ、警察に連行されてしまう。

オフィスに戻った日向は、プロジェクトチームに自分が作ったインターフェイスを披露する。
「うわ!カッコイイ!」と安岡。
「確かに高機能で、圧倒的に早い!」と小川。
「うちと大手との絶対的な差は、このインターフェースだ。
 今の技術力の最高水準のものを出せば、うちが他社より勝るとアピールできる。」
「だったら最初から自分で作ってくださいよ。」と細木。
「・・・」
「!!・・こっちだって、プライベート犠牲して必死でやってきたんだ。
 ですよね?」慌てる細木。
「スクアンクとも、バグが一個もない。完璧に動くものを作ったつもりです。
 公的機関で使うなら、不具合のないようにと。」と小川。
「小川さんの正確さは、我々も一目置いてますよ。
 さ!プロジェクトはこれからだ。」と朝比奈。
「アハハ。頑張ったから認めてくれ?子供か!
 もういい。君たちはこのプロジェクトから外す。
 どうぞ。」と日向。
「・・・」
「どうぞ!!」
3人が部屋から出ていく。

帰宅した朝比奈は玄関で転んでしまう。燿子が寝ていたのだ。
「痛いな!」
「またかよお前。こんなとこで寝るなよ。」
「遅いね、そっちも。
 日向さんも煮詰まってたけど、何かすごい仕事?」
「ああ。日向徹の真の実力をね、世間に見せつける。
 俺はそのステージを用意しているところだ!」
「お兄ちゃんはホントよくできたナンバー2ね。」
「・・・」
「あの人、ホントに記憶なくなっちゃうの?」
「心因性認識不全症候群っつう病気だ。
 顔と名前が覚えられない。
 ・・・お前、あいつとは何があったんだ?」
「何って・・・なーんにも。
 私が勝手に盛り上がってただけ。」

「はぁ・・・よくできた、ナンバー2か。」

深夜、警察から連絡を受けた日向はしぶしぶ千尋を迎えに行く。
日向の姿に飛び退く千尋。
「どうですか?お知り合いですか?」と刑事。
「懐かしい顔です。」
「・・・」

「すいませんね。あの女性が口から出任せで、あなたの会社の名前を言ってると
 思ったもんですから。ハハハ。」と刑事。
「確かにあの女は嘘つき女ですよ。
 しかし、我社の人間です。・・・この間までは。」

「すいません。朝比奈さんの名前を出したんですけど・・・。」と千尋。
「朝比奈は今いない。っていうか普通誰もいない。夜中の1時だからな!」
「すいません。・・・日向さんはいたんですね!」
「試作の最中なんだ。使い勝手を試してて、大事なとこだったんだ。
 それを邪魔されて!」
「すいません・・・。」
「・・・あ!お前!!」
「うわ、すいません。」
「乗れ!」

日向は試作中のインターフェイスを千尋に試させるが、
パソコンに不慣れな千尋は上手く操作できない。
日向はイラつくが、同時に思った。機械は老若男女が使えなければダメなのだと。
そこから日向は猛烈な勢いで新たなインターフェイス作りを始める。
「あの・・私はずっとここに?下に、」
「お前は何で役所でサンプル調査なんかやってたんだ?」
「ああ。あの、パーソナルファイルのシステムを作るときに、 
 使う人の生の声があった方が・・
 日向さんの参考になるかなって思ったんですけど。
 あの、若い人とお年寄りって不便に思うことが違うらしくて。」
「フフフ。それで、職質かけられてたら、世話ないな。」
「ああ・・いや、分かってますよ、無駄な努力だっていうことは。
 でも・・何かできることはないかなと思って。」
「お前のほうが分かってたんだ。」
「え?」
「ふー。このプロジェクトは、何を作るかじゃなくて、
 誰が使うかなんだ。」
嬉しそうに微笑む千尋。

日向にコーヒーを持っていった時、千尋はタブレットに『澤木千尋』のページが
開かれていることに気づく。
「そのページは、お前が作ったのか?」
「いえ、違います。」
「何だ。違うのか。」
「・・・すいません。」
「何で謝るんだ?」
「あなたの、その思いというか、そういうのを・・・」
「もういい。気が散る。あっちに行け。」
「・・・え?」
「何だ!」
「パーソナルファイルって戸籍ですよね?」
「まあ戸籍も含まれるな。」
「じゃあ日向さん、澤木千尋さん見つけたくて、」
「・・・」
「ごめんなさい。私向こうに行ってます。」

その後千尋は日向に呼ばれ、試作品のテストをする。

少しでも役に立ちたい千尋はもっと日向を手伝いたいが、
これ以上することはないと言われ帰宅する。

やがて、インターフェイスを完成させ社長室を出てきた日向の目に、
wallに貼られた付箋が入る。
矢印の形をした付箋の先をたどると、
『私はここにいます。澤木千尋
 高知県土佐清水市以布利2460』
小さな字で日向の母親である澤木千尋の住所が書かれていた。
千尋が書き残したのだ。
「くそ真面目な字だな〜。」

その後、日向は朝比奈に連れられ、業務提携を予定する大手メーカー幹部との
昼食会にやってきた。
ところが、幹部たちはすでに食事を始めていて、到着した日向たちに
「うちの看板掲げるんだ。泥塗らないでくださいよ。」
と見下したような発言をする。
「お力、お借りします。
 JIテックさんのおかげで、NEXT INNOVATIONもまっとうな企業に。」と朝比奈。
ところが、相手の態度に怒った日向は、契約書を汚れた皿の上で握りつぶすと、
「この話は・・・なしだ!
 技術もノウハウも、この分野ではお宅よりうちの方が上だ。
 古臭いシステムで、やたら不具合を起こしてるくせに、
 でかい顔してる時点であんた方は終わってる。
 共倒れする気はない。」
そう言いその場を立ち去った。

会社に戻った朝比奈は、日向の態度を批判。
「名前が必要なんだ!
 NEXT INNOVATIONといったって、世の中的には携帯ゲーム会社の一つとしか思わない!
 大したものを作らずに、何百億も稼ぐうさんくさい連中という認識なんだ!
 ここはまず大手の看板を前面に出して、国も国民も安心させる!
 それで中身をうちでやればいい!
 その業績から、信頼だって生まれるんだ!」
「大手の傘の下に入るのか?僕らが?冷静になれよ。」
「俺は冷静だよ。
 これでNEXT INNOVATIONとうブランドの社会的価値も上がる。
 それにシステムを一手に二期受ければ、利益だって莫大だ!
 何よりも・・・」
「何だ?」
「お前が、どうしてもやりたがっていたことじゃないか!」
「うん。確かにそうだ。
 でも、これは僕のやり方じゃない。」
「・・・徹!俺はこの会社を、二本を代表する一流企業にしたいんだ。」
「一流?意味がわからない。」
「・・・これは?」
「ふっ。ジャーン。最高の形の、インターフェースだ。」
「昨日までと全然違う。前のほうが良かったじゃないか。はぁ・・・。
 これじゃあシンプル過ぎて、、高機能だと印象を持たれない。
 国と大手に、うちの技術を見せつけるものでなくちゃ!」
「誰が使うんだ?」
「え?」
「パーソナルファイルは、誰が使うんだ?
 僕達みたいなパソコンオタクか?」
「・・・」
「誰でも普通に使える。
 そういうものを、最高というんだ。」
「・・・」
「一流か。そういうものを求めているのか。
 ・・・朝比奈。初めて君に失望したよ。」
「・・・」

一方、千尋は日向に呼ばれて「NEXT INNOVATION」にやってくる。
「許して、くださるんですか?」
「許してはいない。」
「反省してます。」
「反省しているのなら、なぜまた澤木千尋の名を語る?」
「・・・あ。」
「母の居場所をあんな所に書かれては困る。」
「すいません。でも、何とか伝えなきゃって。
 兄に連絡を取りました。
 ちゃんと今も、いらっしゃるそうです。」
「勘違いするな。」
「え?」
「プロジェクトに必要な人間だと思ったから呼んだんだ。」
「え?」
「最も無個性で、才能がなく、バカで不器用で有象無象の中の一人。
 そういう人間の感覚が今の僕には必要だ。」
「え?」
「お前が作ったインターフェイスだ。」
「・・・はい!すごい!!」
「ほんの一部だが。」
「え?あ、ちょっともう一度だけ。」
「閉店です。」
「え?」

「澤木さん!ウェルカムバックです!」と安岡。
「いや、あの、私澤木・・では・・。」
「はい?」

「こちらは今度、インターンシップでしばらく働いてもらうことになった・・・
 あ、名前聞いてなかったな。」と日向。
「・・・夏井真琴です。」
「え!?」と社員たち。
「というわけだ。」
「いや、だって・・・澤木さん、でしょ?」と安岡。
「夏井・・・まこ、と、さんだ。」と日向。
「夏井真琴です。皆さん、よろしくお願いいたします。」
日向が、みんなが拍手する。

会議室
日向&真琴の新しいインターフェイスを試す細木、小川。
「直感で動かせる感じですね。」細木。
「余計な機能がないから障害も少ないかも。」と小川。
「・・・小川さんは、バグを徹底的に洗い出してくれ。」と日向。
「・・・」
「細木君!!君は色の再現が得意だったな。」
「はい。」
「・・・君たちに手伝って欲しい。」
「・・・」
「ここからは、僕ひとりでは作れない。」
「・・・はい!!」

「お疲れ様です!」と真琴。
「まだいたのか?雑用係も大変だな。」
「ええ、まあ色々と。」
「あ、おい。」
「あ!おっ!のっ!なっ!ちょっと。ああ!うわから!」
真琴は日向から新しい名刺をもらう。
『ユニバーサルデザイン部 主任
 夏井 真琴』
「一人なのに主任。いいだろ?」
「はい!」
裏には『バカこそ最強!』
「ウフフ。いいですね。ありがとうございます!」
「母はやっぱり、田舎に帰ってたんだな。」
「・・・あの。
 あの時、お母さんの居場所を聞かれて、知ってるのに知らないって答えてしまって、
 ホントにすいませんでした。」
「確かに・・・女の子に、聞いたような。」
「私、ずっと気になってて。知らないって答えてしまったこと。」
「ずっと?」
「ずっと。」
「君が?」
「はい。」
「・・・僕は・・・君のことが記憶にないんだ。」
「・・・そうですか。あっ。
 いや、そうですよね。フフ。大丈夫です。
 お疲れ様でした。」
「いや、あ、僕は病気で、」
「え?」
「いや・・・。
 せいぜい頑張ってください。罪滅ぼしに。」
「はい・・・社長。」

同じ頃、朝比奈は提携が白紙になった件を山上芳行(佐野史郎)に報告していた。
「俺は、あなたのやり方の方が建設的だと思いますけどね。
 大丈夫かな?日向に任せて。
 会社自体がヤバくなるとか勘弁してくださいよ〜。」
「大丈夫ですよ。」
「頼みますよ〜。娘二人これから金が掛かるんだ。」
「金も会社も、もっとでかくしますよ。どんな形であれ。」

日向は、閉店後の燿子のレストランでひとり食事を終えた。
「うまかった。」
「そう。良かった。」
「ずっと店にいるだろ。あんまり無理しない方が。」
「ううん。時間で負けるのは嫌なの。
 キャリアで負けてるなら、その分私が早く力をつければいいだけの話。
 何か私の話ばっかり。そっちはどう?」
「うーーん。
 僕は、君のことも傷つけてるのか?」
「え?」
「覚えてないって、やっぱりひどいよな?」
「何?どうしたの?」
「あ・・。」
「じゃあさ、思い出してみよっか。
 まず、私たちは9年前に会った。
 電車の中で。」
「電車?」
「夜行列車。それである駅で二人で降りたの。」
「降りた。何で?」
「何でって・・・お互いに、そういう気分になったから。」
「フフフ。何だそれ。何かいかがわしいな。」
「ウフフ。まあそんなこんなで。」
「そんなこんなでが重要だろ?」
「まあいいじゃない。何ていうか、すごく気が合ったの。
 いいなって思ったのよ。多分・・・お互いに?」
「お互いに。」
「それで、別れるときに約束したの。
 1年後にまた会おうって。」
「・・・」
「これが一夜の勘違いじゃない。本当の気持だったら、また会おうって。」
「待て。・・・それは覚えてる。」
「・・・え?」
「僕は行ったんだ。1年後に。
 会いに行ったんだ!」
「ホント?」
「ああ。」
「そう・・行ったんだ。」
「うーーん。その後はどうなったんだ?うーーーん。
 君は?君は行ったのか?」
「ごめん。私は行かなかったのよ。」
「ああ、何だ。来なかったのか。
 僕だけがバカみたいじゃないか。」
「嘘。」
「え?」
「フフ。ずっと待ってた!」
燿子は笑顔を見せ、日向にキスをした。

そんなふたりの様子を、店の外で真琴が見ていた。真琴は呆然と立ち尽くし・・・。

NEXT INNOVATION
ウォールを見つめ、そして拳で殴る朝比奈。
「きったねえ壁だ。」



夏井真琴、これが本当の名前でした。
日向はちゃんと名前を覚えられるかな〜?

佐野史郎さんが登場人物の名前について書かれた記事を見つけました。
「このドラマは現代の神話なんだ!」興味深いです。 
http://www.kisseido.co.jp/column/rich.html


日向と朝比奈の意見の食い違い。ずっとナンバー2のポジション。
朝比奈がどんどんブラック化していきそう。
思い出の壁を「汚え壁」って・・・。
「金も会社も、もっとでかくしますよ。どんな形であれ。」
どんな形ってところが怖いです。


日向と燿子は形の好みが似ている。
自分の仕事に誇りを、夢を、強い意志を持っている。
同志、という関係がぴったり。
でも、9年前、二人は関係を持ったっていうことなんでしょうか?
日向は思い出の場所に行くことは覚えていたけど、
会う約束をした燿子のことは忘れていて、燿子を傷つけてしまったのかな。


日向と真琴はお互い影響を与え合っている。
一度外した部下をプロジェクトに戻した日向。
慣れないことで、言葉が出にくそうでした。(笑)
これも真琴の影響でしょう。


最終的には日向は真琴とカップルになるのだろうけれど、
燿子の生き方が素敵です。


『澤木千尋』性別・女性。血液型・A型。
このページを作ったのは真尋ではなかった。
もしかしたら日向の母親が作ったのかな。
本当は息子に会いたいから・・・とか。


さて、第5話には綾野剛さんが登場ですよ!楽しみ〜!!


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気になる点
日向は6歳の時養子として今の両親に引き取られた。
真琴が高3の時、母を探しに高知にやってきた日向と出会う。
9年前、旅行中の燿子、汽車の中で日向と出会う。
8年前、大手通信会社に勤める朝比奈、日向と出会う。
5年前、証券会社に勤める山上が日向と出会う。


・千尋は日向のことを知っていたのか。それとも会社を調べて興味を持ったのか。
・千尋が澤木千尋の存在を知ったのはいつ?
・フェイスブックもどきに登録したのは千尋なのか?それとも本物の澤木千尋なのか?
・千尋の資格
 普通免許、漢字能力検定2級、TOEIC840ten ,色彩検定、秘書技能検定2級、
 食品衛生管理者、キネシオテーピング資格、クリーニング師、世界遺産検定、
 きものコンサルタント、管理栄養士、ギフトラッピングコーディネーター、
 グリーンセ・・・、レタリング技能検定3級、サービス接遇検定、
・千尋の趣味
 魚釣り
・特技
 暗記


安岡君の名前覚えて作戦
第2話:名前Tシャツ
第3話:『(や)さしくて!(す)素直で!!(お)おもろい!!!(か)角刈り(笑)』


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キャスト
日向 徹 : 小栗旬
澤木千尋 : 石原さとみ
(夏井真琴)

朝比奈 耀子 : 相武紗季
朝比奈 恒介 : 井浦新

安岡 倫哉 : 浅利陽介
小川 聡史 : 中村靖日
宮前 朋華 : 八木のぞみ
立石 リサ : 舞川あいく
山下 芳行 : 佐野史郎

小野 遥香 : 野村麻純
久我 友樹 : 古川雄輝

夏井真二郎
夏井真一
夏井歌子

乃木 勇太 : 丸山智己
笛木 匡正 : 中原丈雄

スタッフ
脚本 : 安達奈緒子
プロデュース : 増本淳、関口大輔
演出 : 西浦正記、田中亮
音楽 : 林ゆうき
制作 : フジテレビドラマ制作センター


小栗旬さんの主な出演作品



石原さとみさんの主な出演作品





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