2012年08月26日

リッチマン, プアウーマン 7

『社長交代…?!さようなら愛しき人』

日向徹(小栗旬)は朝比奈恒介(井浦新)、山上芳行(佐野史郎)とともに
業務停止命令を受けた「NEXT INNOVATION」にいた。
倒産の可能性もある中、現金調達方法について議論するも覇気のない日向。
「どうした?」と朝比奈。
「・・・」
「日向徹も、意外と打たれ弱いな。」
「ちょっと。何やり合ったか知りませんけど内部分裂だけは
 やめてくださいよ。」と山上。
「まさか!ちょっと活を入れてやったんですよ。
 ああー!妹のことか。
 何もしないで後悔とはお前らしくないなぁ。うん?
 ああ、いや。ぎりぎりでお前の理性が勝ってくれたことに感謝してるんだよ。
 弱った男の勢いでつい、なんて、
 妹を思う兄としては面白くないからな。ハハハ。」
「お前はいつも高みの見物だな。」と日向。
「俺は振られたよ。夏井さんに。」
「・・・」
「結構本気で迫ったんだけどね。ハハッ。裏拳一発で反撃された。」
「あなた達この状況で何やってんだ?」と山上。
「俺は好きだよ。夏井さん。」
「フフッ。勝手にしろ。」
「お二人とも。金の話しますけどよろしい、」

そこへ、休暇を取らされていた社員たちがやってくる。
「はい、おみやげです!」
「営業しなければいいわけですよね?
 だったら今のうちに新しいゲームのプログラムでも書きます!」
「楽しかったです!すごく。
 夏休み、最高でした!」と安岡。
「え〜。リサまだ休みたい〜。」

「あの・・・私あの家でリポート書く予定だったんですけど、
 あの急に誘われまして。」と浮き輪やビーチボールを持つ真琴。
「別に責めてない。」日向と朝比奈、声を揃える。
「・・・すいません。」

日向のオフィスにおみやげの星の砂と貝殻を持っていく真琴。
「嘘つき女。」と床に寝転ぶ日向。
「はい?」
「・・・いやいい。」
「あ・・電話。あの、すいません。電話出れずにホントすいませんでした。
 あの、その後何度も掛け直したんですけどお出にならなくて。」
「その・・ときは・・・立てこんでたんだ。」床を転がる日向。

(回想)
「ごめん。」燿子とキスした日向は、燿子から離れる。
「・・・」
(回想終わり)

「そうですか。」
「・・・」
「次からは、何が何でも出ますので。
 あの、トイレにも電話持って入りますから。」
「・・・別にいい。」
「・・・大丈夫ですか?」
「何が?ハハハ。お前に心配されるようになったら僕も終わりだな。」
「でも・・・」
「大丈夫だ、心配するな、打つ手なんかいくらでもある!
 ・・・とでも言えば満足するか!?
 お前を安心させるためだけに無責任な嘘をつけと?」
起き上がり席に戻る日向。
「・・・無責任な嘘、ついてほしいです。」
「・・・」
「朝比奈さんが言うように、日向社長は不必要に敵をつくる。
 今日も実際ニュース見てた人たち、みんな笑ってました。
 金持ちの転落、気分いいって。
 日向社長って・・・ホンット嫌われてるんだなーって。
 まあ普通、嫌いだよなって思いました。」
「・・・」
「でも・・・海から帰る時、会社に行こうって、
 細木さんが言ったんです。
 みんな、すごい会社のこと気にしてて、私嬉しかったんです。
 日向社長の周りは敵ばかりじゃないです。
 あなたについていこうっていう人もいます。
 だから、嘘でもいいから・・・
 打つ手なんかいくらでもあるって言ってっ欲しいです。」
「・・・フフッ。ハハハハハハ。
 ふぅー。
 ・・・打つ手なんかいくらでもある。
 しかも嘘じゃない。
 僕を何だと思ってるんだ?」
真琴はその言葉に嬉しそうに微笑む。

その言葉に慰められた日向は、自分の株を現金化して個人情報を流失してしまった
500万人へ謝罪金を出すことを思いつく。
「一人に1,000円で、50億だ。」
「この現金が無い時に50億なんて!」と山上。
「流出してしまいました、すいません、だけじゃユーザーは納得しないだろ。
 企業のミスで被害を受けたんだ。
 そっちも何かしらの傷を負えというのは当然だ。
 一人一人に受け渡る額は少ないけど、こっちからしたら50億。
 相当な痛手だ。
 けれど、痛手を負わなければ、信用は回復できない。」
「どうやって金を調達するんだ。」と山上。
「株価が底値の今、株を売却しても、おそらく思ったほどの現金は得られない。
 だったら、僕の持ち株全部と、パーソナルファイルのインターフェイスを担保に
 金を借りよう。事業の見通しが認められて、株価が上がると銀行が判断すれば、
 売るよりも多くの現金が得られるはずだ。」
「しかし、持ち株すべてっていうのは・・・。」と朝比奈。
「なくなるわけじゃない。信用が回復すれば、必ず業績は元に戻る。
 株価も上がる。
 金を返せば、株は担保から外せる。」
「・・・」

NEXT INNOVATIONの壁の前
「僕のやり方は・・・間違ってるか?」と日向。
「・・・間違っていたのは俺だ。お前のやり方を疑った。」と朝比奈。
「・・・」
「ここはお前の会社だ。」
「・・・立て直すぞ。」
「いいね!その顔だ!」
二人は拳を付けあわし・・・。

そんな折、真琴のもとに大手製薬会社エステル製薬から、
研究員としてのオファーが舞い込む。
突然の内定に喜びつつも、日向のもとを離れるのが辛い真琴。

一方、日向はテレビの生放送に出演。
「個人情報を流出してしまった、500万人のユーザーの皆様一人一人に、
 1,000円の謝罪金をお支払いすべく、現在準備をしております。
 わずかな金額ではありますが、我々の謝罪の気持ちをお伝えすると共に、
 今後、信頼の回復に努めていきたいと思っております。」

放送後
「今までの日向徹とだいぶ印象が違ったぞ。」と朝比奈。
「むやみに嫌われるのは納得行かないからな。
 本来、悪い人間じゃないんだ。そうだろ?」と日向。
「どうした?しおらしいな。」
「・・・あいつが言ったんだ。」
「・・・夏井さんか。」
「僕の周りは敵ばかりじゃない。
 だったら、そいつらを守らなきゃいけない。
 多少、意に沿わないことをしてでも。」
「そうだ。お前の周りは敵ばかりじゃない!」
「そうだろ?」
「そうなんだよ。」
朝比奈は日向の肩に手をかけ・・・。

レストラン
燿子の料理教室のあと、乃木の料理がテーブルに運ばれる。
「こちらが、本日の食材を使った、ホワイトアスパラガスをまとった
 牛肉のロティです。」
「うわぁ〜!」「すごいきれい!」
「さっき私達が習ったのと同じ食材使ってるんですか?」と女性たち。
「ええ。」と乃木。
「えー!信じられない。」
「ありがとうございます。」乃木が微笑む。
「いや〜!カッコイイ!」

「いいぞ乃木!もう1回笑え。」と離れた席から呟く燿子。

「さあ。どうぞお召し上がりください。」
「うわぁぁぁ!」
「今度はディナーを食べにきます!」
乃木の微笑みに舞い上がる女性たち。

「もう1回!」と燿子。

「お待ちしてます。」
「食べにきます!」

厨房
「女性はギャップに弱いから、そのワイルドな暑苦しい顔で出す料理が
 めちゃくちゃファンシー。好きなのよ、そういうの。
 プロレスラーがレース編んじゃう感じ?
 いや、ヤンキー少年が子犬拾っちゃう感じ?」と燿子。
「それ違うんじゃねーか?
 店のコンセプトが変わんだろ。あんたは自然派志向なわけだし。」と乃木。
「少しずつ変えればいいんじゃない?私だけの店じゃないんだから。」
「・・・」
「ありがとう、協力してくれて。」
「・・・のんきだな。来る客が俺のファンばっかりになったら、
 お前の料理なんかメニューから消えるぞ?」
「そうはさせないわよ。」
そう言い微笑む燿子。

仕事を終えた真琴は、燿子につかまり飲みに行くことに。
その店に、偶然日向と朝比奈がいた。
「え・・・」
「・・・座れば?」と朝比奈。

「だから、何もなかったんだって〜!
 あ、何もなくはないか。キスはした。私から。
 いっつも私から。」と燿子。
「言ってやれ、燿子。言ってやれ。
 こいつは言わないと分からない男なんだ。」
「お前はどっちなんだ?
 勢いに任せたほうが良かったのか?
 妹を思う兄はどこいった?」と日向。
「電話を気にするわけよ、この人は。
 私は相当な覚悟で行ってんのにね。」
「電話?」と真琴。
「あれ?かけた?」と朝比奈。
「・・・いえ。」
「・・・ああ、そっか。」燿子が納得する。
「夏井さんは、誰が好きなのかな?」と朝比奈。
「・・・もうやめてください!
 私は!私は仕事をしに来てるんです。
 朝比奈さん。」
「はい。」
「からかうのやめてください。本気じゃないの分かってますから。」
「おっ。何かされた?」と燿子。
「あんなふうに言われたら、嘘でも気にしちゃうというか。
 いやもし、違うとは思いますけど、
 もし朝比奈さんのこと傷つけてたらって思うと・・・
 何かつらいし・・・だから・・・。」
「ごめん。」
「とにかく、あと5日間、私は全力でここで働きますから。」
「そっか。もう終わりか。」と朝比奈。
「なんか就職いいところに決まったんだって。
 大きな製薬会社の研究所から、名指しで。ね!」と燿子。
「・・・はい。」

その帰り、日向とふたりきりになった真琴。
「努力と根性が認められたみたいだな。」と日向。
「就職・・・あ、はい。」
「よかったな。」
「・・・はい。はぁ・・・。
 最後がこんな風に決まるなんて。
 だったらもっと早くこうなったら、こんなに迷わなくて済んだのにって思うんですけど。」
「迷う?」
「3ヶ月前だったら、その場でいきますって、返事してたと思うんですけど。」
「地道な努力をした人間が認められる。
 みんなそういう話は好きだ。
 堂々と行け。」
「・・・ありがたいと思ってます。
 でも今は・・・今まで会ったことないような人に会っちゃったから、
 すごく迷います。」
「・・・」
「大した努力もせずに、才能や運だけでものすごいことをやってのけてしまう
 人もいる。
 でもそれは、私達にはそう見えているだけで、
 本人は、努力してるし戦ってる。
 目立つ分、多分傷ついてる。
 周りに何言われたとしても、やろうとしたことはやる。
 多少人を傷つけたとしても、信じた道を突き進む勇気がある。
 そんな人がいるってこと知っちゃったから・・・。」
「・・・」
「あの!
 ・・・どんな形でもいいので、このまま雇っていただけませんか?」
「・・・」
「私は、あなたの下で働きたいんです。」
「・・・成長がないなあ。
 お前は、一時の感情で人生を左右する。重要な選択を誤る。
 もう一歩先を考えろと言ったろ?
 今は・・・」
「・・・」
「・・・自分のことだけ考えろ。」
日向は真琴を思いそう答える。
「・・・そうですね。アハハ。また間違えるところでした。
 アハハ。ほらあの、これからデータ管理のことばっかで、
 地獄の日々かと思うと何か・・・
 あの逃げに走っちゃいました。すいません。
 私研究所に行きます。」
「ああ。まあ頑張れ。」
「・・・ありがとうございました。
 日向社長と仕事ができて、幸せでした。」
「・・・」
真琴の涙に気づく日向・・。
タクシーを拾うと真琴を乗せる。
「おやすみ。」
「・・・」

同じ頃、燿子は朝比奈と一緒に帰宅。
「何であの二人を一緒に帰すのよ!
 あのね、こういう場合お兄ちゃんが夏井さんの方に強引にいくの!
 そしたらこっちはこっちでって話になるでしょ〜!
 何で兄いもうと仲良く帰ってくんのよ!」
「日向はもうやめとけ。」
「え?」
「まあもういいだろ。俺は疲れたぞーっと。」
「もうまた!脱いだもんはちゃんとしてよ!」
朝比奈が脱いだ上着を投げつける燿子。
その上着がノートパソコンに引っかかり、床に落下。
「あ!!ごめん!ごめん!ごめん!」
「お前はまた乱暴な。」
「大丈夫かな。壊れてないよね?」
燿子は朝比奈のパソコン画面を見て凍り付く。
そこには、朝比奈が作った日向を解任させるための計画案が表示されていたのだ。
「どうした?そんなもんじゃ壊れないだろ?
 ・・・あ。」
「これ、どういうこと?」
「お前には関係ない。」
「・・・」

翌日、謝罪金の効果で株価の買い戻しが進んでいた。
すると、日向はパーソナルファイルを新規事業として正式に認めさせたいから
取締役会を開いてくれ、と山上芳行(佐野史郎)に頼む。

緊急の取締役会が開かれる。
「パーソナルファイルは、初期投資こそ莫大ですが、
 稼働後は、比較的早く利益の回収が見込めます。
 このたびは、ご心配をお掛けしまして、大変申し訳ありませんでした。
 ですが、逆に今がチャンスなんです。
 今回の反省を踏まえて、NEXT INNOVATIONはより堅実な企業として生まれ変わった。
 その最初の事業が、パーソナルファイルなんです。」と日向。
「では、パソナルファイル事業、承認の方は挙手を。」と取締役。
全員一致で承認される。

日向が手応えを感じたそのとき、山上が発言する。
「もうひとつ、根本的な問題を解決しなきゃいけませんね。
 ・・・今回の件で、NEXT INNOVATIONは多大なる損失を出し、
 倒産の危機にも直面しました。
 今のままでは、近い将来再び同様な事態に陥るでしょう。
 NEXT INNOVATIONは、経営の刷新が求められているのではないかと考えます。
 そこで私はここに、日向徹代表取締役社長の、解任動議を行うことを提案します。」
「・・・」
「創設者としての、類まれなる才能とリーダーシップ。
 私自身、あなたの創造性に驚かされた一人だ。
 でも、もうあなたのやり方では、企業としてのNEXT INNOVATIONは立ち行かない。
 会社はどこかのタイミングで形を変えていかなければ生き残れない!
 それが今なんです!」
「・・・」

「じゃあ採決しましょうか。
 代表取締役社長 日向徹氏の解任について、採択をします。
 この動議について、賛成と思われる方は挙手を。」と取締役。
「待て!こんなものは認められない!
 NEXT INNOVATIONは日向徹の会社だ!
 こいつがこの会社の顔だ!それを・・・
 おかしいだろ!?これは信用以前の問題だ!」と朝比奈。
「まあ、とにかく採決してみようじゃないですか。
 可決されなかえれば、こんな話、茶番で終わる。」と取締役。
「いや待て!」と朝比奈。
「では、」
「待つんだ!」
「賛成の方挙手を。」
「待つんだ!」
朝比奈、日向以外の全員が挙手する。
「本取締役会は、この場をもって、日向徹氏の代表取締役社長解任を決定いたしました。」
「・・・」

「NEXT INNOVATION」社内では、朝比奈が社長に昇格し、
日向は副社長に収まるらしい、との噂がたち始める。

その夜、壁の前に座る真琴に朝比奈が声をかける。
「君を見ていると、犬を飼いたくなるな。」
「犬、ですか?」
「そんなふうに待たれてみたいもんだよ。」
「・・・」
「あいつのことだ。今日はもう自分の部屋から出てこないぞ。」
「・・・そうですね。・・・帰ります。」
真琴が帰ると、朝比奈は壁の文字を見つめる。
『今ここにない未来は自分で創る』

翌朝、日向に気づき駆け寄る燿子。
「おはよう!何?会社泊まったの?」
「ああ。」
「・・・」
「どうした?」
「あ・・・何か、社長交代だって?」
「ああ。」
「どうかな。うちのお兄ちゃん社長って器じゃないのよ。」
「いや、そんなことはない。
 これからは、朝比奈のような人間がトップに立つべきなのかもしれない。」
「違うの。・・・」
「心配してくれてるのなら、ありがとう。
 ちょっと、朝飯買ってくる。」
「・・・」

オフィス内
「意外といい形なのかもしれませんね。
 朝比奈さんが社長で、日向社長が副社長。」と小川。
「そうかな?俺は日向社長がいいな。」と安岡。
「・・・」

そこへ日向が戻ってきた。
「だ!社長!
 今日の、メトロアプリの新作発表会なんですけど。
 ・・・あ、社長・・あ、すいません!えっと・・・前社長!あ・・」慌てる安岡。
「フッ。気にするな。君は・・・えーーーっと、」
「えーっと・・・いいかげん覚えろ!
 君のハードディスクは毎日初期化するのか?」
「・・・」
「はい!冗談です。冗談です!」
安岡の切り返しにみんなが笑い出す。

真琴は久々の就活スーツで来社する。
「妙に懐かしい格好をしてるな。」と日向。
「研究所に呼ばれたので。正式内定ということで。」
「・・・そうか。」
「・・・」
「今度は、迷わず行けよ。」
「はい。」
どこか寂しそうな日向・・・。

そんな中、日向に一通のメールが届く。
『NEXT INNOVATIONは本日を持って、日向徹を解雇します。
 大乗取締役社長 朝比奈恒介』

その頃、取引先の銀行に向かう山上と朝比奈。
「あれはないわ。あれじゃ私だけが悪者じゃないですか。 
 大した役者だ。朝比奈さんは。」と山上。
「まだ早いんでね。今はまだ敵に回るわけにはいかない。」
「日向は降格でいいじゃないですか。
 あなたが社長で、日向が副社長。 
 私はそれが一番いい形だと思ったから、今回の件に賛同したんです。」
「それじゃ、何も変わらないんですよ。」

その頃、日向のもとに一本の電話が入る。
「ご無沙汰してます。坂口です。」
「おう。坂口か。」
「急にすみません。ちょっとお聞きしたいことが。」
「どうした?」
「今朝、うちのプログラマーが3人、突然辞めたんです。
 聞いたらどうも引き抜かれたらしくて。
 でも行き先が貿易会社だっていうんで、変だと思って調べたんです。」
「それはどこだ?」
「えっと、遠野貿易ってとこです。」
「・・・遠野?」
「で、お聞きしたかったのは・・・朝比奈さんが絡んでいるみたいで。」
「・・・」
遠野貿易のホームーページを調べる日向。
社外取締役に、朝比奈恒介の名前・・・。

その後、「NEXT INNOVATION」で緊急記者会見が開かる。

その様子をワンセグで見つめながら、燿子は兄との会話を思い浮かべる。

(回想)
「言いたければ言えよ。」と朝比奈。
「どうしてよ!ずっと一緒にやってきたんでしょ!?」
「よくできたナンバー2だと言ったな。俺のことを。」
「え?」
「覚えてなければいい。でも俺には堪えた。」
「・・・」
「俺はあいつに会って初めて、勝てないかもしれないと思った。
 それで陰であいつを操っているように振舞ってきた。
 でもそれは卑怯だろ?
 どうして前に出ないのって、お前はそうも言っただろ?」
「・・・」
「俺は勝負すべきなんだ。あいつと。
 だから俺は・・・日向徹を・・・切る。」
(回想終わり)

記者会見が始まる。
「佐長!日向社長!」「社長!」と記者たち。

日向に歩み寄る朝比奈、すれ違いざま、
「残念だよ。」と一言声をかけて立ち去る。

「皆さま。本日はお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
 私日向徹は、本日を持ちまして、NEXT INNOVATIONの代表取締役社長を辞任致します。
 と同時に・・・
 NEXT INNOVATIONを・・・辞めます。」

「それはどういうことですか!?」
「解雇ということですか!?」
「一切手を引かれるということですか!?」

「NEXT INNOVATIONが僕を切ったということです。
 これで会社は変わります。
 それだけです。」

「具体的なご回答をお願いしますよ!」

その様子をテレビで見ていた朝比奈は、狂ったように笑い出す。
「もうバカだあいつ・・・!
 残念だよ。プハハハハ!」

真琴は街中のモニターから流れるその生中継を見て、動けなくなり・・・。


業務停止命令で海水浴に出かけた社員たち。
最初はそんな気分じゃなかった安岡たちも、リサのビキニ姿に
「3Dサイコー!」
そんな4人をぼーっと見つめる真琴の
「同じ3Dでも何かがちがう・・・」とのつぶやき。
いやいや、石原さとみちゃんも水着になったら3Dサイコー!なのですから。^^


「お前は不必要に敵をつくる」
朝比奈の言葉に対して
「あなたの周りには敵ばかりじゃない、ついていこうとする人もいる」
と真琴。

今の日向は真琴の言葉に背中を押されているようです。


日向と燿子はキス止まりでした。
この二人、置かれている立場が似ています。
自分を信じてくれている社員を守ろうとする日向。
私だけの店じゃない、と燿子。
同じ立場だから共感する部分が多いのでしょう。
でも、日向にとってのその思いは恋ではない。


朝比奈の暴走は、燿子の「ナンバー2」「どうして前に出ないの?」
という言葉を受けてのものだった。
自分の発言が日向を追い詰めることになったと知った燿子、
日向への恋心よりも、申し訳ない気持ちでいっぱいなはず。


NEXT INNOVATIONに切られた日向。
街をゆく人々の「当然だ!」「ざまあみろ!」という冷たい声。

そんな日向を真琴は放っておけないはず。

もう、日向はまた新しい会社を始めればいいよ。
真琴、安岡君や小川君、独立した坂口君たち、日向派の人たちと。
そして、朝比奈のNEXT INNOVATIONを追い抜く!という展開か?



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気になる点
日向は6歳の時養子として今の両親に引き取られた。
真琴が高3の時、母を探しに高知にやってきた日向と出会う。
9年前、旅行中の燿子、汽車の中で日向と出会う。
8年前、大手通信会社に勤める朝比奈、日向と出会う。
5年前、証券会社に勤める山上が日向と出会う。


・千尋は日向のことを知っていたのか。それとも会社を調べて興味を持ったのか。
・千尋が澤木千尋の存在を知ったのはいつ?
・フェイスブックもどきに登録したのは千尋なのか?それとも本物の澤木千尋なのか?
・千尋の資格
 普通免許、漢字能力検定2級、TOEIC840ten ,色彩検定、秘書技能検定2級、
 食品衛生管理者、キネシオテーピング資格、クリーニング師、世界遺産検定、
 きものコンサルタント、管理栄養士、ギフトラッピングコーディネーター、
 グリーンセ・・・、レタリング技能検定3級、サービス接遇検定、
・千尋の趣味
 魚釣り
・特技
 暗記


安岡君の名前覚えて作戦
第2話:名前Tシャツ
第3話:『(や)さしくて!(す)素直で!!(お)おもろい!!!(か)角刈り(笑)』


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キャスト
日向 徹 : 小栗旬
澤木千尋 : 石原さとみ
(夏井真琴)

朝比奈 耀子 : 相武紗季
朝比奈 恒介 : 井浦新

安岡 倫哉 : 浅利陽介
小川 聡史 : 中村靖日
宮前 朋華 : 八木のぞみ
立石 リサ : 舞川あいく
山下 芳行 : 佐野史郎

小野 遥香 : 野村麻純
久我 友樹 : 古川雄輝

夏井真二郎
夏井真一
夏井歌子

乃木 勇太 : 丸山智己
笛木 匡正 : 中原丈雄

スタッフ
脚本 : 安達奈緒子
プロデュース : 増本淳、関口大輔
演出 : 西浦正記、田中亮
音楽 : 林ゆうき
制作 : フジテレビドラマ制作センター


小栗旬さんの主な出演作品



石原さとみさんの主な出演作品





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