2013年12月02日

リーガルハイ 8

『世界に誇る自然遺産を守れ!! 住民訴訟驚きの真実』

テレビ番組のナレーション
「その森は、この星に残された奇跡だという。
 わずかな面積の中に、これほど多くの希少種が共生する地は世界に例を見ない。
 おざおざ。それは、神の息吹という意味だ。
 彼らは、電気も極力使わない。
 森の薪で炊いた米の方がうまく、森から吹く風の方が涼しく、暖かいからだ。
 森に恵みを受け、森を守り、森と調和する。
 世界天然財産、おざおざの森と、奥蟹頭集落。」

古美門研介(堺雅人)を訪ねて、黛真知子(新垣結衣)と羽生晴樹(岡田将生)が来る。
黛と羽生は『NEXUS』で受けた案件の共同弁護を古美門に頼みに来たのだ。

「アメージング!」と羽生。
「世界財産に登録されてホントによかった!」と黛。
「聞けば、真知子のお父さんの田舎の近くだそうで。」
「真知子…。」と古美門、服部。
「近くといっても、奥蟹頭には蟹頭村から山2つ越えないといけないし
 電車も高速道路も通ってないから私もまだ行ったことないんだけどね。」
「そこで、ちょっとした裁判沙汰がありましてね。
 だから古美門先生、どうです?」
「どうですとは?」
「観光も兼ねて、僕らと共同弁護。」
「断る!」
「時には自然と触れ合うのも大事ですよ。」
「私がこの世で一番嫌いなものが貧乏。2番目が田舎で3番目が自然だ。
 蟹頭村も最悪だったのにそれより奥地へ行くことなどあり得ない。
 君の事務所の低能弁護士どもを引き連れて原住民に首を刈られてくるといい。」
「言ったでしょ?こんな人誘う必要ないって。」
「でも、服部さんの留守中お一人になっちゃいますよ。」
「何?」

「先生!休暇を頂けないでしょうか?」
「もうたらし込まれてるんですか!」
「私の人生は 旅でした。旅への思い、捨て難く。」
「…」
「きっと先生も自然を好きになりますよ。」と羽生。
「なります。」と服部。

蟹頭郡 奥蟹頭
バスを降りる一同。
「は〜。タイムスリップしたみたいね。」と本田。
「もっと人であふれかえってるかと思ったが。」と磯貝。
「おざおざの森に入る観光客を制限してるんですって。」と黛。
「観光地になるためじゃない。あくまでも森と昔ながらの暮らしを守るための世界財産。
 素晴らしいね。」と羽生。

「先生、気分の方は大丈夫ですか?」と服部。
「うん?吐いてはいない。のみ込んだ。」
「えっ?やめてください…。」

「やっぱり誘わなくてよかったんじゃないかしら。」と黛。

「あっ。やんでふね〜。ヘヘヘ。はるか、よくみえられたざに。」
赤松鈴子(角替和枝)ら村人が出迎える。
「日本語でお願いします。」と古美門
「ここいらのなまりっこ独特ざに。
 おざおざの森ふるさと館・館長、赤松鈴子ですざに。」
「村役場の赤松昌夫ですざに。」
「農家ぬ赤松義文ですざに。」
「食堂やっとる赤松祐介ですざに。」

「赤松ばっかりじゃないか!」
「この集落はほとんどが赤松ですざに。」
「うん。うん。」
「皆さん今日はお疲れでしょうざに。飯っこにするざね。」
「賛成!おなかぺこぺこ。」と本田。
「ざね。あんだとあんだは、昌夫と山菜採り。」
「よし。はい採るよ。」
「で、あんだは魚…。」
「待った待った待った!どういう意味ですか?」と古美門。
「ここは観光地じゃねざによって、集落の者とおんなじ暮らしっこしてもらうざに。
 あんだとあんだは、沢っこ行って、水っこくんでくるざに。」
「水道水で結構ですが。」と古美門。
「水道なんて、くそっこ流すときにしか使わねざに。」

「まさに自然と共に生きるですね。」と黛。

沢で水を汲もうとする古美門。
「じゃじゃじぇじぇじゅじゅじょじょ!」
黛をみちづれに川にドボン!

鈴子は古美門に青いジャケットと帽子、黛に赤いジャケットと帽子を渡す。
「着替えたら薪を拾ってくるざに。」

着替えた二人、まるで『北の国から』の純と蛍!

「拝啓 貴和さん
 僕は今、大自然の中に来ています。
 ここでは、何もかも自分でやらなければならないわけで。
 僕には、奥蟹頭は向いてないと思われ。
 やはり僕には、都会の5つ星ホテルが合っていると思われ。」


「分っかりやすく申すっとざに、こん集落ぬ、反自然派ぬ、どぐざれ者どもがおってざに。
 世界財産ぬ滅ぼしぬる仕業ぬして、手付かれねざによって…。」と鈴子。

「誰も理解できなかったわけで。
 翻訳すると、どうやらこういうことらしく。
 一部の住人に、集落の決まりを守らず、自然と景観を破壊する、
 反自然派と呼ばれる者たちがおり、
 世界財産審査会から、問題視されているわけで。
 次回の審査までに改善されなければ、登録抹消になりかねず、
 やむなく裁判所に訴え、明日、調停が開かれるわけで。」


「そんな人たちがいるなんて信じらんない。」と本田。
「赤松麻里奈。こんどぐざれ女がリーダーざに。」

「ここが、アジトざに!」
「思いっ切り景観を破壊してますね。」と黛。
「まさに、反自然だね。」と本田。
「ハハ。奇麗ですな。ハハハハ。」と服部。

「何の用ざね。」と麻里奈。
「われわれは東京から来た弁護士です。この店は条例に違反してますので…。」と磯貝。
「ぬしらに申すことなど何にもねざに。去れ去れ!」
「無礼ざに!このどぐざれ者が!」と鈴子。
「どぐざれ者はそっちざね!営業妨害しぐさって!」
「麻里奈さん、僕らは話し合いに来たんです。
 これは裁判沙汰にするまでもないことです。
 この店をこの集落にふさわしい雰囲気にすることはじゅうぶん…。」と羽生。
「話なら、こっちぬ弁護士来るまで待つざね。」
「そちらにも弁護士が?」と黛。
「東京の先生ざに。日本一の先生ざに!」
「まさか…。」

「赤松麻里奈さんの代理人を務めさせていただきます、日本一の弁護士こと
 古美門研介です。」
「やっぱり。」

「あんたが!やんでふね!」
「やんでふねーと」と古美門。
「やんでふねは、ようこそって意味ざね。」
「ああそうですか。服部さんこっち。」
「あっ そうでした。 あっ失礼。」

「拝啓 貴和さん
 はっきり言って」


「世界財産なんて、どぐざれもんだざね〜〜〜。」

「初めからそのつもりでここに来たんですね。」と黛。
「義憤に駆られたんだよ。
 森の民としての心得は住民たちが独自に作った身内のルールであり正規の条例ではない。
 にもかかわらずこの店の営業停止を請求するなど理不尽もいいところだ。」
「嘘ですね。あなたがお金にならない依頼を引き受けるはずがない。
 鈴子さん、この辺に開発計画はありませんでしたか?」
「あったざね。燃料廃棄物処理場と、高速道路の建設ざね。」
「その計画が世界財産登録によって頓挫した。
 そこであなたは麻里奈さんたち反自然派と結託して開発業者に売り込み開発の
 再開を大金で請け負った。どうだ図星でしょうが金の亡者!」
「ブハハハハ…!」
「さすがに長い付き合いの、黛先生でいらっしゃる。」と服部。
「あなたはお金のためにおざおざの森を売ったのよ!」
「何が悪い?もうけ話の一つもなければこんな未開の地に来るわけがないだろう。
 宣言しよう!私は必ずやこの地を世界財産から登録抹消させ、
 このくそ田舎に最新型燃料廃棄物処理場を建設させる。
 高速道路も造る!
 NHK以外も見られるようにする!
 コンビニもファミレスもカフェもアウトレットも造る!
 キャバクラもおっぱいパブも造ろうじゃないか!」
「お〜!」」
「バカげてる!世界財産は世界の宝です。お金もうけのために破壊してはならない!」
「そのとおり。そっちに勝ち目はないんじゃない?」と本田。
「どんな判事だって古美門先生の言い分は通りませんよ。」と磯貝。
「どうだろうね。裁判所で会おう。」
「古美門先生、僕も宣言させてもらいます。
 世界財産と、この集落の人々のつながりを守ります。」と羽生。
「実現できない宣言など無意味だよ。」
「僕もそう思います。」

帰り道
「だからあの人なんか誘うべきじゃなかったのよ。
 完全に裏目に出た。もうめちゃくちゃこじれるわよ!」と黛。
「こうなることも予想してなかったわけじゃないよ。」と羽生。
「えっ?」
「分かってて誘ったのか?」と磯貝。
「僕は、古美門先生に変わってほしいんだ。」
「変わる?」
「人間の心の美しさ、つながりの大切さを分かってほしい。
 そして誤った道を正してあげたい。」
「無理無理無理…。」
「彼を変えることもできないのに世界を変えるなんてできるわけないだろう。」
「世界が変わったとしても彼だけは変わらないわ。」と黛。
「変わらない人間なんていないよ。」
「さすがだね、晴樹は。おざおざの森は心の汚れも浄化するっていうしね。」
「That’s right!」
「よし。東京の仕事は私に任せて。思う存分コミッチを導いてあげて。」
「ありがとう。」
「あの人の心の汚れっぷりはそんなものじゃ浄化されないと思うけど。」と黛。

とにもかくにも、地方の小さな簡易裁判所で双方の調停が始まる。
早くも火花を散らそうとする古美門と、黛&羽生たち。
ところが、調停員たちと一緒に現れたのは別府敏子(広末涼子)だった。

「裁判官の別府です。
 村の将来を決める、大事な調停なので私が同席します。
 申立人、赤松鈴子さん他は、相手方、赤松麻里奈さんの経営する、
 スナック六本木ナイトの営業停止を…。
 どうかしましたか?何か質問でも?」
「双子でしょうか?」と古美門。
「いいえ。」
「別府さん、なぜここに?」と黛。
「ですから、村の将来を決める大事な…。」
「いえ。なぜここの裁判所に?」
「先月こちらに異動になりました。」
「田舎に飛ばされたわけだ。」と古美門。
「…定例の異動です。」
「飛ばされたんでしょ?とうとうこの人飛ばされちゃったんだ!アハハハハハ!」
「今笑った人は、あちらの壁際に立っていなさい。」
「もう笑いません。」
「早く。」
「…はい。」

「そちらの3名も笑いましたね?」
「私…私は笑ってません。」と磯貝。
「心の中で笑いました。立ちなさい。
 4人は私が許可するまで発言を禁じます。」
「裁判官、さすがにそれは行き過ぎじゃありませんか?」と羽生。
「法廷ではありませんしあなたには権限がないです。」と黛。
「それにこの2人だけでしゃべったら何を言ってるのか理解できない!」と古美門。
「心配は無用です。」

「おめだって世界財産っこ賛成っこしてたはずざねが!」と鈴子。
「観光客っこどんぶらっこやって来ると思ってたからざに!」と麻里奈。
「うんだら、麻里奈さんぬ、世界財産取り消さん願うとるざねか?」と別府。
「わが一人でね。」
「麻里奈さんだけでねくそう思てる者大勢おるざねか?」と別府。
「うんです。」
「もったらホントんこと知らなばなんねんざに。」
「たばさ…。」

「なぜぺらっぺらなんでしょう?」と黛。
「知るか。」と古美門。

「代理人の皆さん。今の結論でよろしいですか?」
「はははっ?」と古美門。
「あっもう結論出たんですか?」と羽生。
「聞いてなかったんですか?」
「聞いていたけど分からなかったんですよ!
 何で奥蟹頭弁をマスターしてるんですか?」と古美門。
「難しい方言ではありません。すぐに覚えられるはずです。」
「あ〜そうですか。で、結論は?」
「現地の実情を正確に把握する必要があるため、現場調査を行います」
「またか。」
「調停で現場調査なんて聞いたことありませんが。」と羽生。
「あの女は何でもありなんだ。」

「え〜たばさ、初心者コースと上級者コース、どっちにするざね?」と鈴子。
「くまなく調査したいので、超マニアックコースでお願いします。」と別府。
「ざき、はぐれねえようについてくるざね!」

「先生はぐれたら遭難しますよ。何やってるんですか!」
「害虫が多過ぎるので駆除してる。」
「この森に害虫なんていません。いるとしたらそれは私たち人間なんです。」
「お前は確かに害虫だろうな!」
二人がじゃれあう様子を羽生が見ていて…。

「おざおざとは、神の息吹という意味だそうですね。」
「うんです。深呼吸ぶっこいてみざ、汚れた心も奇麗になるざに。」
一同、深呼吸。
「一番やらなきゃいけない人!」
「私の心は誰よりも奇麗だ。
 うわ!ガサガサっていった!
 熊だ!雪男かもしれない!射殺しろ!うわ〜!」
「リスかキツネでしょう。」
「ひょっとしたら、どんぐりとっちゃかもしれんざね。」
「どんぐりとっちゃ?」
「これざに。」

「どんぐりとっちゃの伝説。
 おざおざの森に住んでいるといわれる妖精。
 森の守り神。」
「こんなちっちゃくて守れんのか?」
「まっ、誰も見た者はおらんざに。」
「見ることができたらいいことでもあるのかな?」と磯貝。
「書いてある。もし見ることができたら、その人は…」
「その人は?」
「その年、風邪をひきにくいといわれている。」
「ご利益が薄過ぎる!」と古美門。

「る〜るるるるる…。」
「別府さん、何やってるんですか?」
「どんぐりとっちゃを呼んでいます。
 る〜るるるるる…。
 皆さんも。
 る〜るるるるる…。」
「…る〜るるるるる…。」
「る〜るるるるる…。」
「る〜るるるるる…。」
「呼べば来るというものでもないようです。
 先を急ぎましょう。」
「…何か、ますます自由ですね。」と黛。
「もう何でもありだ。」と古美門。

「羽生君どうかした?」
「誰かに似てない?どんぐりとっちゃ。」
「あっ!」

その絵は服部さん(@水戸黄門)そっくりで…!!

地元の子供たちと遊ぶ服部。
「できたぞ。ハハ。」
「ありがとう。どんぐりとっちゃ!」とせんた。
「はい〜。」
「わ〜いいな。」とまこ。

「あの素晴らしい森を見て、何としても守らなければならない。
 あらためてそう思いました。
 燃料廃棄物処理場の誘致などあってはならないことです。」と黛。
「建設予定地は森からじゅうぶん離れてます。」と古美門。
「遠因によって必ず生態系が破壊されます!」
「科学的根拠がない。」
「壊れてしまってからでは遅いんです!あの森は二度と蘇らない。
 どんぐりとっちゃもいなくなります。」
「どんぐりとっちゃなんて最初っからいない!」

「双方とも落ち着きましょう。これおいしいですね。」と別府。
「蟹頭ワラビのぜんざいざに。」
「たまに食べるからうまいんです。毎日そんな物ばっかりじゃ嫌になりますよ。
 住民はクレープもジェラートもハンバーガーも食べたいんです。」と古美門。
「おざおざの森は今やこの集落のものじゃありません。
 世界の財産全人類の宝なんです。
 多少生活が窮屈になろうが守ってゆく義務があります。
 議論の余地はないと思いますが。別府裁判官。」と羽生。
「ごちそうさまでした。では次の調査場所に移りましょう。」

「…」
「どうかした?」羽生が黛に聞く。
「何か…大事なことを忘れてるような気がして…。
 気のせいか。」

スナック六本木ナイト
「何でか森っこ来なかったざに。」と鈴子。
「あんな蛇っこばっかりぬとこ行くわけねえざに。」と麻里奈。
「賢明な判断ですね。」と古美門。
「ボンゴレビアンコとナタデココ。反自然的メニューですね。
 世界財産から抹消されても仕方ないでしょう。」と別府。
「なぜそうなるんだ。普通のメニューでしょう。」と古美門。
「まっだく、みっどもねえ店ざに。」と鈴子。
「あんただって常連だったざに!」
「われは、己ぬ過ちに気が付いたざに。」
「しゅっとした役人に、ころっとだまされただけざに。」
「…何を言うか。どぐざれ者!」
「しゅっとした役人とは?」と別府。
「しゅっとした役人に、ぽ〜っとなっで…。」
「麻里奈さんそこまでです。その先はこの私だけにじっくり話していただきたい。
 別府裁判官。六本木ナイトの調査はここまでです。よろしいですね?」
「いいでしょう。ただし、その前に、ボンゴレビアンコとナタデココを。」
「よく食べますね。」と黛。

「奥蟹頭の人々は、元来都会への憧れが強かった。
 そう。かつてはコンビニっぽい店もあったし、ハンバーガーショップもあったし、
 某ファッションビルのような店もあったのです。
 全然違うけど。
 無論、集落一の都会っぽい店六本木ナイトも連日にぎわっており、鈴子さんたちも常連でした。
 ある日、新聞におざおざの森の特殊な生態系が取り上げられました。
 そこに目を付けたのが、役人です。
 ご存じのとおり、国は世界財産を増やすことを国家プロジェクトにしています。 
 都会から来たしゅっとした役人の提案に集落の人々は歓喜しました。
 かくしておざおざの森を世界財産にしようという運動が始まったのです。
 しかし、事態は難航します。
 おざおざの森には確かに希少種が多く生息していますが、規模も小さく
 これという決め手に欠けていました。」と古美門。

(回想)
「蟹頭ワラビでは駄目がじら?」
「ワラビじゃ弱過ぎるでしょう。」
「はい。オオサンショウウオがいるざに!」
「よそにもいるよ。」
「オオムラサキ!」
「べたべたべた!」
「オオクワガタ!」
「古い!ブーム去った!」
「どんぐりとっちゃ!」
「お〜」
「いないでしょ?」
「…」
(回想終わり)

「そこで、こうしたのです。
 日本古来の生態系を残存させる奇跡の森と、自然と共生する民の暮らし。
 集落自体がまるで文明から隔絶したマチュピチュであるかのように装って
 世界財産を勝ち取ったのです。
 住居も生活もごく普通なのに。まったく詐欺に等しい!」と古美門。

「悪意のある言い方です。
 彼らはおざおざの森の重要さに気付き、それを守るために自然と共に暮らす生き方を
 自ら選んだ。素晴らしい選択じゃありませんか。」
「そのとおり。世界財産になったことで集落全体の収入も増え、経済も活性化してるんです。」と黛。
「収入が増えたところで使うところがなければ無意味だ。」と古美門。
「都会にあるものはなくても、都会にないものがあるんです。
 その証拠に、人々の幸福度は都会よりもはるかに高いですよ。」と羽生。
「幸福度が高いのは不幸であることを自覚してないか不幸であると口に出せない
 統制国家のどちらかだ。
 みんな本音は世界財産なんかより便利でぜいたくな暮らしがしたいんだよ。」と古美門。
「先生、便利でぜいたくな暮らしより大切なものがあるんです。
 尊厳です。みんな誇りある生き方がしたいんです。
 世界財産は誇りなんですよ。」
「全住民にアンケートをとってみるか?」
「構いませんよ。」
「バカなこと言ってないで真面目に協議しましょう。」と黛。
「…いえ。それは妙案かもしれません。」と別府。
「はっ?」
「世界財産の保持か破棄か、どちらが住民の総意なのか署名をもって決定する。
 奥蟹頭集落、全人口148人。
 そのうちの1人でも多くの署名を集めた方を、住民の総意と見なし、
 その主張を双方が受け入れる。」
「冗談ですよね?裁判所が多数決を勧めるなんてあり得ません。
 それでは司法の否定です。」と黛。
「調停の目的は双方の合意です。
 双方がそれで納得するのであれば、結構なことです。
 何か問題があるでしょうか?」
「絶対あると思います。」
「裁判所が勧めてるんだ。私は構いません。」と古美門。
「私も構いませんよ。」と羽生。
「では、期限は、次回調停期日とします。」
「…マジですか?」と黛。

「こちらに丸を。
 そしたらここにお名前を。
 一緒にこの森を守りましょう!」
「んですね!」

「役場回り、8人の署名もらってきたざに!」
「お〜!」
「川向こうの17人も、全部取れたざに!」
「お〜!」
「商売仲間の20人。こりゃ楽勝ざね!」
「当然ざに!ハッ。」と鈴子。
「古美門先生は思い知ることになるでしょう。
 この集落の人々の心の気高さとつながりの強さを。」と羽生。
一同の歓声。

「…」
「どうかした?」と羽生。
「いや。やっぱり何か、大事なことを忘れてるような…。
 気のせいか。」と黛。

スナック六本木ナイト
「こっちはまだ8人。向こうは、もう50人近く集めでるって話ざね。
 先生、負けるのは時間の問題ざね。」と麻里奈。
「これからですよ。」と古美門。

「やっぱりおやつは草団子に梅昆布茶に限るね。」
「そうざに。」
農家の主婦たちに蘭丸が近づいていく。
「チョコバナナクレープに、キャラメルマキアート。う〜ん最高。
 休みになると3人で町へ出てスイーツ巡り。
 そうでしょ?」
「…」
「今夜、六本木ナイトにこっそりおいで。
 ホノルル有名店のパンケーキ食べ放題!今だけだよ。」

縁側で酒を飲む老人二人。
「ことしの地酒も、出来がいいざに!」
「う〜ん。ことしのボジョレ最高の出来だ。
 今夜六本木ナイトで飲めます。早い者勝ちですよ。」と蘭丸。

「これは、木の実で作ったブローチですざに。こういう素朴な素材でじゅうぶんに…。」と女性店主。
「君には、ティファニーが似合うと思うけどな。」
「そっ… そうですか?」
「六本木ナイトにおいで。一流ブランドの新作を用意してある。」

六本木ナイト
「乾杯。」と蘭丸。
「かんぱ〜い。」

「よく来たね。今日はみんなで盛り上がろう。」

「コミ!コミ!コミ!」古美門コール。
「やあみんな。楽しんでる? 
 今日はみんなに聞いてほしいことがあるんだ。
 これ、何だか分かるよね?
 そう、みんなの元に配られたテキスト『基礎からの奥蟹頭弁』
 ネーティブな奥蟹頭弁を話す人などもうほとんどいないのに
 もっとなまってしゃべるように指導されている。
 ホントは恥ずかしかったんだよね?
 ざにざにざにざに。 そうでしょ?」
「はい!」
「どうもありがとう。
 おざおざの森のおざおざ、その本当の意味をみんな分かってる?
 神の息吹?とんでもない。僕は文献をひもといて研究したんだ。
 本来の奥蟹頭弁では、神はかんぬ、息吹はぜろぜろだ。
 かんぬぜろぜろの森でなければならない。
 おざおざ、その本当の意味をお教えしましょう。
 かつて、この集落の若い男女は皆。あの森であいびきをしたそうです。
 そう!おざおざとは男女のあれのことなんです!
 それを神の息吹などと!鈴子さんたちがでっち上げたんです!」

「私たちはだまされてたざに!もうこんな茶番はおしまいざね!」と麻里奈
「はい、皆さん署名しましょうね〜。
 みんな、破棄って方に丸付けてね。
 できた人から、ハグしてあげる。」と蘭丸。
「キャ〜。」

鈴子の家
「転びやがった!」と義文。
「あっ?」
「どぐざれ者が〜!」と鈴子。
「落ち着いて。ほんの一握りです。
 見回りを強化しましょう。そして監視し合うんです。
 これ以上、道を踏み外す仲間が増えないように。」と羽生。

「甘いぞ。はい食べな。」服部が子供たちにお菓子をあげる。
「せんた! まこ!そんな物食っちゃいかんざに!」と昌夫。

「バイバイどんぐりとっちゃ!」と子供たち。
「あれは偽どんぐりとっちゃだ!」と昌夫。

「あっ。黛先生です。」と服部
「相変わらずバカやってますね。」と黛。
「君もそろそろこちらでバカをやりたくなったか?」と古美門。
「まさか!」
「気付き始めてるんじゃないのか?王子さまの危うさに。」
「危うさ?何言ってるんですか。羽生君は素晴らしいですよ。
 先生と違って汚らわしいところなんて一つもないんですから。」
「だから危険なんだよ。」
「…言ってることが分からんざに!」

「さて。取り締まりが強化されましたかな。」と服部。
「いかにKGBが戒厳令を敷こうとも、一度せきを切った水の流れは止められませんよ。」

村に、コンビニエンスストア、ハンバーガーショップ、ファッションビルもどきが設置され…。

「こいつ!カリフォルニアビッグバーガー食ってたざに!」
「奥へ連れてって。僕が話をする。」と羽生。
「はい!局長!」

「羽生君、あんまり強制的なやり方は逆効果じゃないかな?
 あなたらしくないし。」と黛。
「みんなの幸せのためには、やむを得ないよ。
 ラクダは、むちを入れなければ歩かない。サウジアラビアのことわざだ。」
「…人間はラクダじゃないわ。」
「もちろん…分かってる。」

「珍しい虫がいるから何だというんですか!
 おざおざの森なんて、畑にも林業にも向かないただほったらかしにされていただけの不要地です!
 何の価値もないんです。ただやりたい盛りの男女以外にとっては!」と古美門。
「そうだ!そうだ!」

「根も葉もない噂を信じてはいけません!おざおざは神の息吹です。
 奥蟹頭弁を学んで何が悪いでしょう?
 失われゆく方言を大事にするのは素晴らしいことです。
 都会におざおざの森はありません。世界でここだけにしかないんです。
 一時の悦楽にふけって大切なものを失ってしまったら取り返しがつかないんです!」と羽生、

「自然保護といえば今や誰も逆らえない金科玉条だ。
 世界財産を守らなければ極悪人のように言われてしまう。
 しかし!よそ者が勝手に格付けしたもののためになぜ皆さんが犠牲になるんです!
 ここで暮らしているのは皆さんなんだ!
 都会に憧れて何が悪い!」と古美門。
「そうだそうだ〜!」
「自由をわれらに〜!」と古美門。
「自由をわれらに〜!」
「自然なんてくそくらえ〜!」と古美門。
「自然なんてくそくらえ〜!」
「世界財産なんてどぐざれもんざに〜!」と古美門。
「…それはちょっと使い方が違う。」と麻里奈。
「それはちょっと使い方が違う!」と古美門。
「お〜!ざにざにざに…!

鈴子の家
「だいぶ向こうに流れてる。今の読みでは五分五分ってとこかな?」と黛。
黛たちは、家の中に服部がいることに気づく。
「敵情視察ですか?」
「ハハ。いやいや。純粋なる、興味でございます。」
黛は服部が見ていた写真を見つめる。
「このころは志を同じくしていたのに…残念ですね。」
「あの…この男性なんですが、お見掛けしていないように思われるんですけども…
 どなたなんでしょうかね?」
「ホントだ。誰だろう。」

帰り際、服部がつぶやく。
「もしや、余計なことを申しましたかな?」

「鈴子さんの息子さん?
「ああ恒夫っていってね、うん。俺ら若者のリーダー的存在で、うん。
 それで、麻里奈の婚約者だったざに。
 うんで、窮屈な暮らしに嫌気が差して、おふくろさんと麻里奈を捨てて、
 東京に逃げていってしまったざに。」
「東京で何を?」と服部。
「うん…。女と何か、いかがわしい店やってるらしいざに。」

会議場
「ミスター・ウィンウィンは負けと知って逃げ出したかな?」と古美門。

「では、署名を拝見します。」と別府。

「集計が終わりました。
 世界天然財産維持を支持する者、73。
 反対する者、74。
 わずか1票差ではありますが、世界財産登録抹消を希望する住民の方が多いようです。」

「麻里奈さんわれわれの勝利です!」と古美門。
「ありがとうございますざに。」

「待ってください。」と黛。
「見苦しいぞ。1票でも多くとった方を総意と見なすそう取り決めたはずだ。」と古美門。
「待ってください。」
黛がある人物を連れてくる。

「恒夫!」
「恒夫さん!」

「どなたですか?」と別府。
「鈴子さんの息子さんで、麻里奈さんの元婚約者、赤松恒夫さんです。
 住民票は奥蟹頭にあり、署名がまだなので、許可してください。」
「いいでしょう。」

「…かっちゃ。俺がバカだった。
 東京なんて何にもいいごとなかった。
 もし、許されるなら…もう一度集落に戻りてえ。
 森と共に生きる生活がしたいざに。」
「森は…来るものを拒まずざに。」泣き出す鈴子。

「これで、74対74。」

(回想)
「ここまで来て駄々こねないでくださいよ。」と本田。
「…」
「あなたの店の実態を詳しく調べました。
 決して健全とはいえませんね。
 僕は元検察です。どのようにも手を回せるんですよ。
 ガサを入れさせるも、やめさせるも。」
「…」
「脅してるわけじゃありません。あなたを正しい道に戻してあげたいんです。」
「…分かったよ。あんたらの言うとおりにするよ。」と恒夫。
「これでみんなが幸せになる。」
(回想終わり)

「麻里奈さん。恒夫さんは、今でもあなたを愛しています。」と羽生。
「麻里奈。虫のいい言い分だっでことは分かってる。
 だっふん、俺は、お前と一緒に森を守りてえざに。
 2人でもう一度、おざおざの森の民に戻ろう。
 俺にとって、世界財産はお前ざに。
 お前が世界財産ざに。」
「…」泣き出す麻里奈。

麻里奈は投票用紙の破棄にバツし、保持に丸をつける。
「先生…ごめんね。」

「75対73。こちらの勝ちです。」と羽生。
「…」
「古美門先生。僕があなたに勝ったとは思っていません。
 集落の人々の気高い心が、世界財産を守ったんです。:
人々の拍手。

「そろそろ、デリバリーが届くころだ。」と古美門。
「ち〜っす。あ〜遅れてすいません。ちゃりんこパンクしちゃって。
 はいこれ。じゃ確かに。」と蘭丸。

「それは?」
「奥蟹頭の不自由な生活に嫌気が差し集落を出たかつての住民はじめ
 集落外の者29名の署名です。」
「集落外の署名など無意味ですよ。」と羽生。
「住民票の写しです。全員奥蟹頭への変更が完了しています。
 れっきとした奥蟹頭の住民です。」

「75対102。」と別府。
「圧勝のようだね〜。」と古美門。
「先生そのやり方はずる過ぎます。」と黛。
「ルールは破ってない。」
「どんな卑劣な取引をしたんですか?」と羽生。
「集落を開発し便利にすると言っただけだよ。みんな喜んで署名してくれた。
 というわけなので別府裁判官、調停成立ということで。」
「…」
「別府さん?」
「双方が合意しないかぎり、調停成立はありません。」
「えっ?何を言ってるんでしょう。多数決の結果に従おうと決めましたよね?」
「裁判所が、多数決を認めることはありません。」
「あんたが認めるっつったんだろうが!」
「それでは司法の否定です。」
「それ私が言いました。」と黛。
「申立人。納得できないのであれば、調停は不調として、訴訟提起することができます。」
「もちろん提訴します。鈴子さん裁判を戦いましょう。」と羽生。
「えっ…ええ。」

「鈴子さん。恒夫さんがあなたの元を去ったのはなぜですか?
 窮屈な暮らしが嫌で都会に憧れたからです。
 ならばまたいずれ逃げ出しますよ。」と古美門。
「そんなことありません。彼は改心したんです。」と羽生。
「へえ。なら提訴すればいい。
 自然と共に禁欲生活をしながら何年でも戦ってください。恒夫さん。」と古美門。
「…」
「恒夫。」
「鈴子さん。あなたも息子を失った反動で意固地になって運動を続けてきた。
 しかし恒夫さんは帰ってきたんだ。
 もういいじゃありませんか。
 恒夫さんをつなぎ留めておく唯一の方法をお教えします。
 麻里奈さんと共に六本木ナイトを盛り上げさせることですよ。」と古美門。
「鈴子さん。だまされてはいけません!」と羽生。
「どんどん開発し、どんどんにぎやかにし都会みたいにしてあげることです。
 それが二度と家族が壊れない秘訣です。提訴しますか?」と古美門。
「世界財産が抹消されたら、世界中の恥さらしですよ!」と羽生。
「燃料廃棄物処理場だって国民のためになる立派な施設だ。
 100年後には世界財産かもしれない。」と古美門。
「…」
「あんだ…。そうしてえの?」鈴子が恒夫に聞くと、恒夫が頷く。
「…提訴は…しません。」と鈴子。
「バカげてる!こんな決断は絶対に間違ってる!」羽生が声を荒げる。
「羽生君!」と黛。
「みんなが不幸になる決断だ!なぜ分からない!」
「落ち着いて!」と黛。

「分かってないのは君だよ。
 崇高な理念など欲望の前では無力だ。
 しょせん人間は欲望の生き物なのだよ。
 それを否定する生き方などできはしないしその欲望こそが文明を進化させてきたんだ。
 これからも進化し続け決して後戻りはしない!
 燃料廃棄物処理場を造り、高速道路を造り、ショッピングモールができ、
 森が減り、希少種がいなくなり、いずれどこにでもある普通の町になるだろう!
 そして失った昔を思って嘆くだろう!
 だがみんなそうしたいんだよ!素晴らしいじゃないか!」
「…愚かだ。」
「それが人間だ。」
 
「申立人。提訴はせず、本調停の結論をもって最終合意とすることを受け入れますか?」と別府。
「はい。」
「では、双方が合意に達したので、調停成立とします。」

「鈴子さん。麻里奈さん。恒夫さん。
 奥蟹頭の住民はあなた方です。
 世界の誰に笑われようと関係ありません。
 蟹頭ワラビも、ボンゴレビアンコも大変おいしゅうございました。
 以上。」

「ではお元気で!こんな田舎に飛ばされたんではもう二度とお会いすることは
 ないでしょうから。」と古美門。
「いえ。また辞令が下り、異動になりました。」と別府。
「また飛ばされるの?」
「定例の異動です。」
「サイクル早過ぎます。」と黛。
「今度は無人島ですか?」
「あなた方には関係ありません。」
「たらい回しにされてまでなぜそんな職にしがみつくんです?」
「…あなたが弁護士を続けている理由と同じだと思いますが。」
「…」
「私はこの黒い法服が、世界の誰よりも似合うと自負しています。
 では。」

「意外と名判事になるのかもしれませんね。」と黛。
「あり得ない。」と古美門。

「明日のバス、何時だっけ?」古美門が落胆する羽生に声をかける。
「…7時です。」
「やった〜!帰ろ!帰ろ!フゥ〜!」

「お世話になりました。」と黛。
「バイバイ。どんぐりとっちゃ。」と子供たち。
「はい!さよなら。」
「バイバ〜イ。」

「別府裁判官の言うとおり、世界財産であろうがなかろうが、
 故郷を愛する心に変わりはありません。
 皆さんずっとそうだったんですから。」と黛。
「そのとおり。あなたたちが誇りに思っているのならそれでいい。
 よそ者が勝手につくったバッジなど必要ない!」と古美門。
「はい!」と村人たち。

「じゃあみんな、元気でな。」
「バイバ〜イ。」
「バイバイ。」

バスに乗り込む一同。その時、風のごう音が…。
「…やっぱり何か忘れてるような…。
 …あっ!!」

「あ〜!誰か〜!気付いて〜!」沢に落ちた磯貝が!!

面会室
「どんぐりとっちゃを見つけようとしてわれわれとはぐれ遭難してただと?」と古美門。
「ちょっと栄養失調気味でしたけど無事でした。」と黛。
「どこまで存在感がないんだ。仲間とのつながりが聞いてあきれる。」
「それは返す言葉もないですけど…。」
「いいかげん思い知ったかあのにやけ顔の薄ら寒さを。」
「…」

古美門家、ある人物に電話で報告する服部。
「先生の思惑どおり、羽生先生はご子息の増長を抑える、好敵手になりつつあります。
 ただ…若干、予想外の方向に、歩み始めてるような気配も…。」

NEXUS
「安藤貴和の裁判が始まるわ。」と本田。
「…導く者が必要なんだ。誰もが幸せになる世界を築くためには、
 誰かが大きな力で民衆を束ねなければならない。
 フッ。人間は…誰も彼も…残念ながら…愚かだから。フッ。」
羽生は不気味な笑みを浮かべ…。

面会室
「まっ、ゆとりの国が居心地いいならずっといればいい。」
「…」
貴和がやってくる、
「いよいよ最高裁で、公判が開かれます。」と黛。
「安心したまえ。必ず死刑判決を破棄させ無罪を勝ち取る。
 私の勝率も100%に戻り、不敗神話の復活だ。」と古美門。
「…あなたたちには、事実を知っておいてもらった方がいいわよね。
 ホントのことを打ち明けるわ。
 私がやったの。
 …私が、徳永光一郎を殺し娘も殺そうとした。
 私が犯人。」
「最初からずっとそう思ってるよ。」
「でもつるされるのは嫌。死刑制度なんて非人道的よ。そう思わない?」
「本当に君は、どぐざれ者だな。」
「どういう意味?」
「知るか。」


世界遺産の保持か破棄か。
便利でぜいたくな暮らしより尊厳か。
人にとって本当の幸せとは?

「崇高な理念など欲望の前では無力だ。
 しょせん人間は欲望の生き物なのだよ。
 それを否定する生き方などできはしないしその欲望こそが文明を進化させてきたんだ。
 これからも進化し続け決して後戻りはしない!
 燃料廃棄物処理場を造り、高速道路を造り、ショッピングモールができ、
 森が減り、希少種がいなくなり、いずれどこにでもある普通の町になるだろう!
 そして失った昔を思って嘆くだろう!
 だがみんなそうしたいんだよ!素晴らしいじゃないか!」
「…愚かだ。」
「それが人間だ。」

今回もこの流れにヤラれました。
悲しいけれど、キレイ事だけでは生きてはいけない。
大切なのは、人が作った価値観ではなく、純粋に故郷を愛する心。

「何か大事なことを忘れている気がして・・・。」
黛たち同様、最後まで磯貝さんの存在を忘れていてゴメンナサイ!!

さて、貴和さんの告白。彼女は本当に犯人なのか?
まだ何か裏があるような気がします。


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服部さんの過去
・スイスのホテルで料理長(第1話)
・書の嗜み
・計算が早い
・楽譜も書ける(昔フォークソングをかじっていた)
・バンコクで屋台
・家庭菜園
・モンゴル相撲
・芸能通
・醤油づくり
・演劇
・ワンダーフォーゲル
・王家の谷で発掘調査

・整体師
・京都で化粧師

羽生のことわざ:サウジアラビア。
第1話『水は飲めるが燃えはしない。石油は燃えるが飲めはしない。』
第2話『暑いときは 日陰を見つけろ』
第3話『砂嵐の後の夜空は奇麗』
第4話『サソリは踏まなければ刺さない』
第5話『砂漠で道に迷ったら足跡をたどって 戻るしかない』
第6話『石油が出るか出ないかは掘ってみなければ分からない』
第7話『目的地にたどりつきたければ最高のラクダを手に入れろ』
第8話『ラクダはむちを入れなければ歩かない』

気になるセリフ
第1話
「正義がまかり通らない世の中になったらこの国の司法は
 終わりではありませんか?」(黛)
「教えてあげよう。正義は金で買える。」(古美門)

第2話
「俺はお前をこの世界から葬ると決めたんだ。
 そのためなら、地位も名誉も喜んで捨てる。
 刺し違えてもお前を地獄に引きずり込む。
 必ずな。
 それが俺の贖罪だ。」(三木)

第3話
「榎戸がバリバリのストーカーの変態野郎だったとしても、
 あらゆる手段を使って無罪にしろ。それが君の仕事だ。」(古美門)
「私はそうは思いません。
 私たちの仕事は、あくまで適正な判決に導くことです。」(黛)

第4話
「あなただけ特別」
「神でもない我々に、そんなこと分かるはずもない。
 正義は特撮ヒーロー物と『少年ジャンプ』の中にしかないものと思え。
 自らの依頼人の利益のためだけに全力を尽くして戦う。
 我々弁護士に出来るのはそれだけであり、それ以上のことをするべきでもない。」(古美門)
「やはり古美門先生を倒すのは、三木先生でなければ無理ですよ。」と沢地。
「ここに来た、自分自身の目的が、はっきりわかったんです。
 あなたを、倒すためです。」と黛。

第6話
「勝利のみが全てではない。
 私が理想とする弁護士像を圭子さんに見た気がします。
 一緒に、行かせてください。」(黛)
「一人でグリーン・ゲーブルズにでも行ってなさい!」(圭子)
「圭子さんのようになりたいんです。
 そして、古美門先生に、いつか勝てるようになりたいんです。」
「・・・あなたは私のようには一生なれない。」
「・・・」
「なる必要もない。
 せいぜい古美門の下で滑った転んだやってなさい。
 そうすればいつか、あいつを倒せるかも。」
「え?」
「彼に勝てるのは私ではないってことよ。」

第7話
「分かってないね。最も手強い敵は三木なんかじゃない。
 自分の土俵で戦える人間だよ。」(古美門→黛)

第8話
「12歳の子が母親と断絶しようとしている。
 内心どれほどの苦悩を抱え、血を吐く思いをしているか君に分かるか?
 二度と薄っぺらい言葉を吐くな。」(古美門→黛)

「私が彼を採用したのも、あなたのご子息であれば育ててみたいと思ったからです。
 ・・・しかし、その結果、どんな悲劇を招いたかは・・・申しません。」
 古美門研介という法律家は、あなたが生み、私が完成させた化け物です。
 私たちは共犯なのです。
 ご子息を、葬りましょう。」(三木)



【キャスト】
古美門 研介 - 堺雅人
黛 真知子 - 新垣結衣
服部 - 里見浩太朗
加賀 蘭丸 - 田口淳之介(KAT-TUN)

三木 長一郎 - 生瀬勝久
沢地 君江 - 小池栄子
井出 孝雄 - 矢野聖人

羽生 晴樹 - 岡田将生
本田 ジェーン - 黒木華
磯貝 邦光 - 古舘寛治

安藤貴和 − 小雪

【スタッフ】
企画
 成河広明
 加藤達也
プロデュース
 稲田秀樹
 成河広明
 山崎淳子
脚本
 古沢良太
音楽
 林ゆうき
演出
 石川淳一
 城宝秀則
制作
 フジテレビ
制作著作
 共同テレビ


堺雅人さんの主な出演作品



新垣結衣さんの主な出演作品



里見浩太朗さんの主な出演作品




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