2012年09月22日

リッチマン, プアウーマン 最終話

『君のもとへ…二人の未来』

「NEXT INNOVATION」に戻った日向徹(小栗旬)は、会社の変わり果てた光景に
言葉を失う。
「分かってますよ。こんな死にかけの会社に戻ってくれと頼むほうがおかしい。」
と山上芳行(佐野史郎)。

その頃、研究所にいた真琴(石原さとみ)は、勤務地がブラジルになったと伝えられる。

職場に復帰した朝比奈燿子(相武紗季)と話す日向。
「朝比奈・・・昨日も会ってうれなかったよ。」
「はぁ・・。私も会えてない。
 弁護士さんの話だと、やっぱり実刑だろうって。
 2年ぐらい。」
「・・・」
「夏井さんには会ってるの?
 ちゃんと言ったんでしょ?僕が会いたかったのは君だって。」
「・・・言えなかった。」
「えーっ!?」
「あいつは仕事がしたいらしい。
 あいつなりに自分の能力見極めて頑張ろうとしている。
 だから応援してやろうと思ってる。」
「あんたバカ?」
「え!?」
「どうして自分の気持ち言わないのよ、夏井さんだってね、」
「あいつは僕に同情したんだ。
 全部なくした僕に同情してついてきたんだ。
 ほら、困っている人がいると妙に張り切る、くそ真面目の学級委員タイプだから。」
「・・・」

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2012年09月14日

リッチマン, プアウーマン 10話

『あふれる想い…私たちが出した答え』

日向徹(小栗旬)は、東京地検の検事から逮捕された朝比奈恒介(井浦新)について
事情聴取を受けていた。
朝比奈が顧客情報を流出させたことを知らなかったと証言した日向に検事は、
それをリークした人物がいると言って、遠野秋洋(綾野剛)の名前を挙げた。

「取引したんですよ。NEXT INNOVATIONの朝比奈恒介と。
 別に、金が欲しかったわけじゃない。
 ただ・・・あの二人に思わせたかった。
 遠野は敵に回すんじゃなかったって。
 あいつすげえことすんあって。
 認めてもらいたかった。俺のこと・・・一度でいいから。」

その頃、朝比奈燿子(相武紗季)は、朝比奈のことを聞きだそうとレストランに
押しかけるマスコミに悩まされていた。
そんな燿子を心配する乃木湧太(丸山智己)。
「お前・・・しばらく休め。
 ほとぼりが冷めるまで、店は俺がやっときますよ。」
「・・・」

「Wonder Wall」に戻った日向は、夏井真琴(石原さとみ)の思いっきりの笑顔で
迎えられる。自分たちだけでも笑顔で迎えようと決めたのだ。
「おかえりなさい!」
「・・・その笑顔に癒される人間がいたら、奇跡だな。」
「・・・はい?こっちは気ぃ使ってんのに!
 はい。おかえりなさいませ。コーヒーでも入れましょうかね。うん。」

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2012年09月09日

リッチマン, プアウーマン 9話

『私を信じて! あなたの壁を壊したい』

海辺で寝ていた日向徹(小栗旬)が目を覚ますと、その横には夏井真琴(石原さとみ)がいた。
驚いて叫ぶ日向。
「・・・ごめんなさい。大丈夫ですか?」
「はぁ・・。この状況で寝られる自分に驚くな。フッ。」
「・・・大丈夫ですよ!大丈夫。
 なんてったって日向徹ですからね!」
「・・・」
「これから又、いくらでもすごいことできる、
 うわー!!」
風に飛ばされたビニール袋が真琴に顔に張り付く。
「うわ!砂口に入った!」
真琴の顔についた砂を払う日向。
二人の視線が合い・・・日向が真琴に顔を近づけ、真琴は静かに目を閉じる。
「・・・じゃりじゃりしそうだな。」
一瞬の苦しい表情のあと、日向はそうふざける。
「うん!?」
「砂がついてる。」
「あっ!」顔についた砂を払う真琴。

「帰って寝る!」
「え?」
「とっとと帰ろう。これじゃ、傍から見たら・・・
 夏の夜の海という妙に記号化された雰囲気に酔う・・・バカップルだ。チッ。」
「・・・」
「早く立て。行くぞ!」
「はい!
 ・・・明日、これからの作戦立てましょう!」
「・・・ああ。そうだな。」

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2012年09月02日

リッチマン, プアウーマン 8

『全てを捨てて君と・・・明日への旅立ち』

辞任会見を終えた日向徹(小栗旬)を、朝比奈恒介(井浦新)が待っていた。
「上出来だったよ、上出来!」
「全部・・・お前なのか?」
「・・・フッ!アハハハハ!
 そうだな。考えれば、全部俺がやったことだな。アハハハハ。
 才能はあるが、社会性のないガキ見つけて、
 おだてて、絶妙なところで金を増やして、
 でかいオフィス買ってやって、
 何からなにまで、好きなよ〜に遊ばせてやった。」
「・・・」
「全部、俺がやったことだ。」
「・・・」
「でもちょっと反省してんだよ。
 フッ。気づくのが遅かった。
 ガキは、甘やかし過ぎると・・・腐る!」
「・・・」
「俺が、お前を、こんなふうにしたんだ。」
「・・・」

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2012年08月26日

リッチマン, プアウーマン 7

『社長交代…?!さようなら愛しき人』

日向徹(小栗旬)は朝比奈恒介(井浦新)、山上芳行(佐野史郎)とともに
業務停止命令を受けた「NEXT INNOVATION」にいた。
倒産の可能性もある中、現金調達方法について議論するも覇気のない日向。
「どうした?」と朝比奈。
「・・・」
「日向徹も、意外と打たれ弱いな。」
「ちょっと。何やり合ったか知りませんけど内部分裂だけは
 やめてくださいよ。」と山上。
「まさか!ちょっと活を入れてやったんですよ。
 ああー!妹のことか。
 何もしないで後悔とはお前らしくないなぁ。うん?
 ああ、いや。ぎりぎりでお前の理性が勝ってくれたことに感謝してるんだよ。
 弱った男の勢いでつい、なんて、
 妹を思う兄としては面白くないからな。ハハハ。」
「お前はいつも高みの見物だな。」と日向。
「俺は振られたよ。夏井さんに。」
「・・・」
「結構本気で迫ったんだけどね。ハハッ。裏拳一発で反撃された。」
「あなた達この状況で何やってんだ?」と山上。
「俺は好きだよ。夏井さん。」
「フフッ。勝手にしろ。」
「お二人とも。金の話しますけどよろしい、」

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2012年08月14日

リッチマン, プアウーマン 6

『消えた三千億円!そのとき君はいない…』

個人情報流出の48時間前。
日向は燿子に頼まれて彼女を車で送っていく。
「何かこのまま帰るのもつまんないなー。
 家に行ってもいい?」
「唐突だな。そういうのはあんまり歓迎しないんだ。」
「ダメか・・・。」
「・・・今日は、これから行くところがある。」
「あ。それなら完全拒否ってわけでもないのね。
 じゃあ今度にしよっ!」

夏井真琴(石原さとみ)は燿子が日向の車で帰るのを見てしまいモヤモヤ。
友人・遥香に愚痴ろうと電話をすると、ある店に呼び出される。
医師との合コンだった。

「貞子からの〜ひきわり納豆!」
真琴の一発芸で盛り上がっていると、そこに日向徹(小栗旬)が!!

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2012年08月11日

リッチマン, プアウーマン 5

『あなたを支えたい…二人で迎えた朝』

ある日、朝比奈恒介(井浦新)は地下駐車場で何者かが運転する車に襲われかける。
「脅しに斬新さがないね。」と呟く朝比奈。
その男が車から降りてきて・・・。

日向徹(小栗旬)が社員相手にプレゼンの練習をする。
「皆さんは、自分のことをどれだけ正確に知っていますか?
 自分のことぐらい、自分が一番よく知っている。そう思いますよね?
 じゃあ、あなたが社会人になってから今まで、稼いだお金の総額は幾らですか?
 それで支払った税金は?
 正確に知りたい。そう思ったらどうすればいい?
 税金のことだから、税務署に行けばいいのかな?
 でも、生涯賃金なんてどこで調べてもらえる?厚生労働省?
 税金のことを調べていたら、将来の年金のことも心配になってきた。
 日本年金機構にも問い合わせなきゃ。
 保険は?
 あー、もうめんどくさっ!いいや、調べなくても。
 多分、国がちゃんと管理してくれてるんだろう。
 大抵の人はこうなる。
 それでどうなった?
 皆さんの年金が消えた。
 国のせいだなんて言ったって今さら遅い。
 こうなった原因は?
 さっき言った。
 そう。めんどくさいからだ。
 そこで、パーソナルファイルだ。
 実にシンプルな見た目だ。よし、じゃあちょっと使ってみよう。
 65歳で僕がもらえる年金は月々幾らだろう?
 思ったままに検索する。
 65歳 年金
 こんなもんか。あんまり無茶できないな。
 僕が明日からえらく倹約家になったら、これのせいだから悪く思わないでくれ。
 お金のことだけじゃない。本籍地は?生まれた場所は?
 ちなみに、住民票は自宅でプリントアウトできる。
 役所は人件費や雑費を節約できて、
 僕らは役所に出向く時間と、交通費を節約できる。
 その金額は、デートのランチを、ちょっと豪華にできるくらいだけど。
 デザートが付いてるか付いてないかで、彼女の機嫌が変わってくるから侮れない。
 ・・・どうした?困ったな。何も見えない。
 何も見えない暗闇は、不安だ。
 一歩も動けない。
 ・・・小さな明かりだ。
 でも、ここから得られるわずかな情報でも、
 それが絶対に正確だとわかっていれば、
 僕らは動ける。
 選択できる。
 パーソナルファイルは過去の記録だけじゃない。
 僕らが、これからどう生きようか選択するときの、
 道標になる。
 以上だ。」

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2012年08月06日

リッチマン, プアウーマン 4

『キスでよみがえる、忘れられた恋』

日向徹(小栗旬)が進めるパーソナルファイル管理システムの開発が遅れ、
日向はいらだっていた。
さらに、大手家電メーカーも同システムへの参入を表明、
「NEXT INNOVATION」は正念場に立たされる。

一方、日向にクビを宣告され落ち込む澤木千尋(石原さとみ)に、
小野遙香(野村麻純)は、日向に謝るなり償いをするなり、何か行動を起こすべきだと忠告する。

プロジェクトチームが試作したパーソナルファイルのインターフェイスに、
日向は大手との圧倒的な性なければ駄目だとやり直しを命じる。

みんなが帰ったあと、朝比奈恒介(井浦新)が日向に声をかける。
「珍しいな。」
「たまにはね。
 ・・・僕のやり方は間違ってるか?」
「いや。お前は好きなようにやれ。
 ほら見ろ。これだけの人間が日向徹に憧れたんだ。」
「悪いけど、ほとんどの人間を覚えてない。」
「気にするな。ほとんどの奴が、結局お前についていけなくてもういないし。
 残った人間も半分は消える。」
「ふっ。なんか、恨みの壁に見えてきたぞ。」
「ああ。でもこの壁は、俺たちの魂だ。」

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2012年07月30日

リッチマン, プアウーマン 3

『明かされた過去…。恋が壊れるとき』

日向徹(小栗旬)は、バイクの後ろに朝比奈燿子(相武紗季)を乗せて
NEXT INNOVATIONに戻ってくる。
バイクから降りた燿子は、それを目撃した澤木千尋(石原さとみ)に、
自分たちはライバルだ、と声をかける。

雑誌のインタビューを受ける日向。
「トップリーダー日向徹っていうタイトルが駄目ですね。
 新しいものは誰が作ったかなんてどうでもいい。
 何が作られたかが重要なんだ!
 もういいですか?あなたと話していると時間がとても長く感じる。」
「えっとじゃあ、最後に、日向さんの出生について。」と記者。
「・・・ふ。鈍感は才能だな。
 ここまで言われてまだ僕の話ですか?
 まあいい。どうぞ。」
「6歳から養子として、今のご両親に引き取られたということですが。
 実のご両親とは?」
「顔も名前も知らない。」
「会いたいと思いますか?」
「思わない。生物学上の親に会うのに意味がありますか?
 いや、遺伝子工学でもやってれば別ですけど。
 もういいだろ!お疲れ様でした。」

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2012年07月23日

リッチマン, プアウーマン 2

『動き始めた運命! 嘘つきは恋の始まり』

「偽名を使って潜り込んでくるような人間をチームに参加させとくのは危険だ。
 とこらが君はどこをどう調べても、名前以外はごく普通な大学4年生で、
 ただの一つも怪しいところはないんだよ。」と朝比奈恒介(井浦新)。
「つい・・・言っちゃったんです。澤木千尋ですって。
 でも、バレてほっとしました。
 偽名使って優秀な女性のふりするなんて、私には無理。
 本当にすみませんでした。」

朝比奈に嘘がばれ、再び就活に励む澤木千尋(石原さとみ)だったが、
日向徹(小栗旬)は、千尋を「NEXT INNOVATION」に呼び出す。
総務省の藤川事務次官(大地真央)から呼び出しがあったのだ。
澤木に気づいた日向は、取締役会を後回して彼女を会議室に連れていく。

「で、これがバカの見本だ。」
「・・・は!?」
「彼女は、藤川事務次官のご機嫌伺いで実際は何もしない。
 というか出来ない。
 この時季に内定を一つももらっていない非常〜に出来の悪い就活生だ。
 このことが周囲に漏れるのは困る。
 彼女の素性を知っているのはここにいる人間だけで、 
 幸い、君たちは我が社の先鋭だ。
 このまま新しいプロジェクトチームのメンバーになってもらう。
 いいか!?澤木千尋が無能だということを、他の社員には絶対に知られるな。
 しかし、またその暑苦しいスーツか。今は夏だぞ!
 君には皮膚感覚がないのか?」
「・・・就活生の勝負服ですけど何か!?」

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