2012年12月31日

悪夢ちゃん #11

『ドリー夢』

武戸井彩未(北川景子)が志岐貴(GACKT)を殺してしまったと思い込んだ
古藤結衣子(木村真那月)はショックで意識を失い、昏睡状態に陥ってしまう。

「医者にも原因がわからないって、体には異常がないってことでしょう?」と彩未。
「結衣子は・・・君が志岐君を殺めたと思って・・・意識を失ったんだ。
 意識の世界を、捨てたのかもしれない。」と古藤万之介(小日向文世)。
「どういうこと?」
「結衣子は・・・無意識の世界に行ってしまったんだ。」
「・・・」

「人間の意識は氷山の一角。
 その魂には、無限の無意識が広がっている。
 そこには、全ての感情、全ての行動、全ての時間さえも眠っている。
 その少女の無意識は、他人の無意識と繋がることができた。
 そして少女が眠る時、その魂が目覚め、
 他人の不吉な未来が悪夢となって現れるのである。」


続きを読む
タグ:悪夢ちゃん
16:54 | CM(0) | TB(0) | 悪夢ちゃん | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月30日

悪夢ちゃん #10

『タイ夢』

「古藤結衣子を渡せ!」
「あなたには渡さない。この子は、誰にも渡さない!
 この子は・・・死んでも私が守って見せる!」
「・・・」
「撃ちなさいよ。」
「・・・変わったな。」
「あなたが、見損なっていただけよ。」
「・・・」
銃を下ろす志岐。
彩未は結衣子を連れ部屋を出ていく。

残された志岐は寂しそうな笑みを浮かべ・・・。

朝の保健室。琴葉はベッドに彩未と結衣子が寝ていることに気づく。
「授業が始まるまでは、寝かせておいてあげて。」と彩未。
「わかった。」琴葉が優しく微笑む。

生徒達が次々と失踪し、明恵小学校にマスコミが押し寄せてきた。

続きを読む
タグ:悪夢ちゃん
16:10 | CM(0) | TB(1) | 悪夢ちゃん | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月29日

悪夢ちゃん #9

『皆夢』

武戸井彩未(北川景子)が担任するクラスで図工の時間に「自分の一番遠い記憶」という
課題で全員が絵を描いた。
近藤七海(大友花恋)と月本奈央(土岐瑞葵)は貼りだされた1枚の絵を見て恐怖を覚えた。
それは古藤結衣子(木村真那月)の描いた“天使の羽がついた白いブランコ”の絵だった。

七海と奈央は“天使の羽がついた白いブランコ”のロゴを掲げる団体が行なっている
雑誌の撮影会に何度か参加し、読者モデルにならないかと誘われていた。
しかし、よくよく調べてみると、その団体に関わった子供たちは次々に姿を消していた…。

保健室
七海と奈央に撮影会のことを聞いた結衣子は、彩未に相談する。
七海の兄が見つけたという団体のホームページを調べる彩未、琴葉。
「養子縁組の斡旋みたいね。」と彩未。
「外国で養子にしたい人を募集しているのよ。
 児童福祉の世界では、以前から国際的な社会問題にされてきた。
 養子ビジネスというものを闇で行う犯罪集団があるのよ。
 中でも、ある日突然子供が誘拐されて、新しい戸籍を作られ、
 外国に養子として売り飛ばされることだってある。
 そう。それは人身売買といっても過言ではない。」と琴葉。
「きゃーっ。」怯える七海、奈央。
「琴葉先生、そこまで脅せば十分だから。」
「いや、普通に説明しただけだけど。」
「大丈夫。先生が、その不吉な未来を変えて見せる。」
「え?」
「あら、前向き。」と琴葉。
続きを読む
タグ:悪夢ちゃん
18:21 | CM(0) | TB(0) | 悪夢ちゃん | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月28日

悪夢ちゃん #8

『マイ夢』

武戸井彩未(北川景子)は校長に辞表を提出する。
「私には、教壇に立つ資格がありません。
 私が教師を続けてきたのは、私の、強欲でした。
 私は、自分が生きるために、自分の中で、教え子を殺してきました。
 教師としてサイコパスです。」
「全く、意味がわかりませんね。」と教頭。
「分かりました。教師として失格だと言いたいんですね。
 でもあなたがどうであろうと、あなたの児童は、今も教室で生きています。」と校長。
「そのとおり。」と教頭。
「教師不在は学校においてはあってはならないことです。」
「そのとおり。」
「どうしますか?」
「・・・後任が決まるまでは、教壇に立たせていただきます。」と彩未。
「分かりました。」と教頭。
「全く意味がわかりませんね。」と校長。
「え?」と教頭。
「教壇に立ってこれまでのことを続けて行くおつもりですか?
 それでは辞める意味がわかりません。
 途中で辞めるなら、あなたは教師として、辞める理由を児童に納得させなければ
 ならないということです。」
「・・・」
「それができますか?」
「・・・分かりました。」
「分かりました。」と校長。
「分かりました。」と教頭。
「それができるまで、これは私が預かっておきます。」
「よろしいですね?」と教頭。
「分かりました。」

続きを読む
タグ:悪夢ちゃん
15:59 | CM(0) | TB(0) | 悪夢ちゃん | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月27日

悪夢ちゃん #7

『ブー夢』

予知夢を見ることの出来る人間がいる事をマスコミに公表し、世間の注目を集めた志岐貴(GACKT)。
志岐は、古藤結衣子(木村真那月)の存在を世間に公表されたくなければ、
結衣子を自分の研究室に連れてくるようにと彩未(北川景子)を脅した。

自分の忌まわしき過去の影に怯える彩未は、その事実を悟られまいと、
結衣子や万之介(小日向文世)から距離を置こうとする。

教室
生徒達は夢の話で盛り上がる。誰が予知夢を見たのか!?
そこへ彩未がやってくる。
「最近、夢の話が流行っているようですが、
 先生とあの人はもう何も関係がありませんので、
 くれぐれも、面倒な質問はしないようにしてください。」
「先生!予知夢を見たのは誰ですか?」と歩夢。
「先生じゃないんですか?」と萌。
「私?私じゃないわよ。」
「じゃあ誰なんですか?」と綾乃。
「・・・もしそれを知ったら、皆さんはその人のことをどう思いますか?
 皆さんはその人に、自分の未来を教えて欲しいと思いますか?」
「いいことなら、教えてほしいです。」と七海。
「でも、悪いことでも、その未来を自分で変えられるとしたら?」
「え?歴史を変えてもいいの?」と亜美。
「タイムマシンじゃないんだから、未来は歴史でもありません。」
「それならいいかも。」と奈央。
「だけどその場合、自分の知られたくない心の中も、勝手に覗かれるってことですよね?」と杏奈。
「え?」
「人間は、そこまでオープンにしなくていいから、他人の中でも生きられるんだと
 思います。私は、そんな人と一緒にいるなんて、耐えられません。迷惑です!」
「先生も、その意見に賛成です。
 そんなことはあり得ないということです。
 予知夢を見られる人間なんて、この世にはいません。
 あの人がテレビで言っていることは、やらせか、単なる偶然です。」
「恋人だったのに信じられないんですか?」と綾乃。
「だから別れたんです。
 なので、これ以上この話はしないでください。面倒くさいです。
 それでは、授業を始めます。」

続きを読む
タグ:悪夢ちゃん
16:30 | CM(0) | TB(0) | 悪夢ちゃん | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月19日

悪夢ちゃん #6

『チャイ夢』

朝礼中、清水莉音(豊田留妃)が貧血で倒れ、保健室に運ばれる。

武戸井彩未(北川景子)が担任を務める5年2組の生徒、清水莉音と
佐藤未来(田爪愛里)、2人は同じバレエ教室に通っていた。
莉音の母、麻子(森尾由美)は莉音を未来に負けないバレリーナにするため、
身を削って資金を捻出し莉音にバレエを習わせていた。

レッスン後、親が車で迎えに来る中、麻子が自転車で迎えに来る。
「お母さん。大丈夫だよ。私ひとりでも帰れるし。」
「ダメよ!今は怖い事件も起きてるし、ますます物騒なんだから。」
近隣で小学生が誘拐され殺される、という事件が起きているのだ。
「未来ちゃんと一緒に帰ってもいいし。」
「・・・車がいいの?」
「そんなことないけど!」
「ダメよ!未来ちゃんに甘えるのはもうやめなさい!
 うちは、離婚してお金はないけど、莉音には、才能があるんだから。
 お母さんは、莉音のためならどんなことも恥ずかしいなんて思わない。
 莉音は、お母さんの自慢の娘なんだから。」
「・・・」

そんな中、古藤結衣子(木村真那月)が夢を見る。

続きを読む
タグ:悪夢ちゃん
18:47 | CM(0) | TB(0) | 悪夢ちゃん | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月13日

悪夢ちゃん #5

『ホー夢』

深い森の中で、結衣子のクラスメイト上原 翔(千葉裕太)が
弟の上原 隆(鈴木福)に押されて、大きな穴に落下。
「隆、お前が押したのか?」
「お兄ちゃん忘れたの?」
「え?」
「1年前、僕にしたことだよ。」
「あれは・・・。」
「僕、怖かったんだよ。
 あれからずっと、暗闇が怖くて怖くてしょうがないんだ!
 お兄ちゃんも同じ目に遭いなよ。
 暗いところが、どんなに怖いか思い知ればいいんだ!」
「隆!?」
「そこはね、死の世界とつながっているんだよ。」
隆はゾンビとなり、どこからか現れた4人のゾンビと共に、穴の下の翔に向かって落下!


「きゃーーーっ!!」
古藤結衣子(木村真那月)が飛び起きる。

続きを読む
タグ:悪夢ちゃん
15:08 | CM(0) | TB(0) | 悪夢ちゃん | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月05日

悪夢ちゃん #4

『邪夢』

「人間の意識は氷山の一角。
 その魂には、無限の無意識が広がっている。
 そこには、全ての感情、全ての行動、全ての時間さえも眠っている。
 その少女の無意識は、他人の無意識と繋がることができた。
 そして少女が眠る時、その魂が目覚め、
 他人の不吉な未来が悪夢となって現れるのである。」


5年2組教師、武戸井彩未(北川景子)は自分を偽るのをやめた。
生徒の前でも無理に笑顔を作らず、本性をさらす様になった。

教室
黒板に『自由』と書く彩未。
「自由とは何ですか?答えられる人。」
「はい。」生徒たちが手を挙げる。
「誰でもいいです。自由に答えなさい。」
「周りに流されず、自分の考えで判断し、行動することです。」と綾乃。
「なぜそう思いますか?」
「そう習ったからです。」
「では、周りに流されず、自分の考えで今日は学校を休みたいと思い、
 そのように行動することは、自由ですか?」
「それは自由ではありません。
 自由の意味を履き違えてます
 それは自分勝手です。」
「それは不登校です。」
「・・・」
「不登校を全て、自分勝手だと言ってもいいのですか?
 園人の抱える悩みや、取り巻く環境などを考えずに、
 それは自分勝手だ、自由の意味を履き違えていると、
 そのように発言することは、あなたの自由ですか?
 それとも自分勝手ですか?」
「そ、そこまでは分かりません。」
「そこまでは分からない。
 自分のことなのに分からない。
 それが自由なのか、自分勝手なのかさえ分からない。
 分からなくてもいいのです。
 そう思うことが自由なのです。
 学校で教わることの自由とは、むしろ、分かることではなく、
 自分の中にわからないと思うことを増やすことです。
 先生が何を言おうと、そう簡単に分かった気にならないでください。
 それでは、教科書を開いて。」

続きを読む
タグ:悪夢ちゃん
17:11 | CM(0) | TB(0) | 悪夢ちゃん | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月30日

悪夢ちゃん #3

『クリー夢』

透明人間の声。
「あっ。近藤七海がまた塗ってる。
 ハンドクリームよりもクリーミーなその手に。」


榎本が書いた絵に群がる生徒たち。
「すげえ榎本!お前プロになれるよ!」と卓弥。
「なれるなれるホント!」と蒼汰。
「浦沢直樹の再来だ!すげえ!」と空。

「確かにうまいよ。
 けど、こんな絵は所詮、誰かのモノマネじゃないか。
 ・・・近藤七海まで!
 クリーミーなその手でノートをつかみ、
 おねだりまでしてる。
 あり得ないから!
 見た目が良くて、中身も面白いなんて、
 そんなヤツがいたら、それは、天才だから!」


「天才じゃん榎本君!」

「バカ!ブス!黙れ!
 本当の天才はここにいる!
 ここにいるんだ!」


続きを読む
タグ:悪夢ちゃん
00:27 | CM(0) | TB(0) | 悪夢ちゃん | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月22日

悪夢ちゃん #2

『チー夢』

研究室。彩未の夢札を調べる志岐貴(GACKT)と山里。

青い鳥を追いかける彩未。
その先にはいつものお菓子の家。


「随分とまた、メルヘンチックな夢ですね。」と山里。
「意識の抑圧が緩和され、精神年齢が下がってるんだ。」と志岐。
「まるで飢えた子供のようです。
 これが何か、未来を予知しているんでしょうか?」
「いや・・・これ昼間のダイエットのストレスだ。
 とんだ見込み違いか・・・。」

青い鳥が夢王子に姿を変える。

「ん?俺か?」
「早速夢に登場ですか。ハハハ。モテますねぇ。」
「・・・」

「やっとまた会えたわね。」と彩未姫。
「僕はいつでも、君の近くにいるよ。」
「そうよ。あなたは私の脳が作り出しているに過ぎないんだもの。
 それなのに、なぜそこから出たがるの!?」
「そこから?僕がどこに出たって?」
「現実によ!


「何か変な会話ですね。」と山里。

「あなただけじゃない。夢獣はどこ?夢獣〜!」
「ユメ〜?」夢獣がお菓子の家から姿を現す。


続きを読む
タグ:悪夢ちゃん
17:36 | CM(0) | TB(0) | 悪夢ちゃん | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする