2010年03月28日

山田太一ドラマスペシャル『遠まわりの雨』

遠まわりの雨

舞台は大田区蒲田。
そこにある小さな工場・秋川精機。

経営状態は最悪の状態でも、社長・秋川起一(岸谷五朗)の
人柄についてきた従業員たち。

そして、夫の仕事を誇りに思う妻・桜(夏川結衣)。

生活は裕福ではないけれど、幸せそうな人々。

そこへ突然舞い込んだ、海外からの大きな注文。
それは、コンピューターでは出来ない繊細な仕事。
秋川の技術が見込まれてのことだった。

そんな中、夫は脳卒中で倒れてしまう。

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2010年01月12日

土曜プレミアム新春スペシャルドラマ『最後の約束』

『最後の約束』

1月9日午後3時、武装した男たちに占拠されたエネバイオ社の
巨大ビル。
たまたまビルに居合わせた5人の男たち――。

清掃会社に勤める男・益子悟(大野智)は、年配の新人・
飯尾晴夫(小堺一機)を押し付けられて四苦八苦していた。

保険会社の営業マン・富澤友紀夫(櫻井翔)は、女性社員・
轟冬子(大塚寧々)を訪ねて、この会社にやってきた。

コーヒーショップの店員・棚田昭(相葉雅紀)は、うっかり
注文を間違えて配達し、落ち込んでトイレにこもっていた。

セキュリティーセンターの派遣社員・山際修司(二宮和也)は、
優秀だが生意気な物言いで、新しい上司・岡中進一郎
(藤木直人)と攻防戦を繰り広げていた。

バイク便のライダー・後藤望(松本潤)は、配達先の社長令嬢の
新見有里子(黒木メイサ)とトラブルになりもめていた。

そんな5人の男の日常が、ビルが占拠されたこの瞬間、
変わってしまった・・・。

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2010年01月05日

新春ドラマスペシャル 『福助』

姉のるみ子(大後寿々花)と弟の龍彦(澁谷武尊)が
母・由季子(菊池桃子)に連れてこられたのは、
山間の村にある祖父・三郎(笹野高史)の家。
「母さん、頑張ってあんたたちのこと引き取るから」
そう告げると東京に戻る母。両親は離婚調停中で、
子供2人の親権を巡り争っていた。

私たちバラバラになっちゃうかも…
るみ子はそんな不安を抱えていた。

そうとは知らぬ幼い龍彦は古い蔵で「福助」と書かれた
小箱を発見する。
開けると、奇妙な生き物がみるみる赤ん坊の姿に成長していく。
それが龍彦と孤独な福の神・福助(深澤嵐)の出会いだった。

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2008年04月05日

眉山

東京の旅行代理店で働く河野咲子は、ある日、徳島で暮らすただひとりの家族である母・龍子が入院したという報せを受け、慌てて母のもとへ向かった。
 
咲子が病院を訪ねると、相変わらず気丈に振る舞う母の姿があった。しかし担当医から告げられた母の病気は末期癌だった。ショックを受ける咲子。さらに、亡くなったら献体をすると決めていた母・龍子の強い意志に愕然とする。咲子は、ふたりきりの家族なのに、何の相談もなくすべて自分ひとりで決断してきた母に寂しさと反発を感じていた。父親がどんな人なのかさえ教えてくれない母…。
 
悲しみと無力感にいらだつ咲子に、病床の龍子は、眉山を眺めながら、静かに、ゆっくりと、咲子の父親の話を始めた。今まで決して誰にも話さなかった龍子の恋の話を。母の本当の姿を。なぜ、この徳島という土地に住むことになったのか、を。それは30年前の東京、神田の芸者として売れっ子だった龍子(常盤貴子・二役)と、咲子の父親である篠崎孝次郎(山本耕史)との出会いからはじまる―――悲しく切ない愛の物語だった。

公式HPより=続きを読む

2008年04月04日

第1回TBS・講談社ドラマ原作大賞『被取締役新入社員』

被取締役(とりしまられやく)新入社員

幼い頃からずっとイジメラレっ子で、何をやっても失敗ばかり、
何度も会社をクビになってきた主人公・鈴木信男が、
なぜか超一流の広告代理店に採用される。
実はその裏には、
「一流のダメ人間として、他の社員から陰口、悪口を一身に浴び、
 全社員のストレスの“はけ口”となれ」
という特命が、条件として盛り込まれていた。

表向きは一社員だが、実は役員待遇の代表被取締役(とりしまられやく)。
信男は、本名を隠し、羽ヶ口信男(はけぐちのぶお)として制作部に
配属され、天性のダメぶりを遺憾なく発揮していくのだが、
あるプロジェクトをきっかけに、順調だった?ダメ人間人生が、
一転することに。
そこで初めて、人として必要とされる喜びを知った信男だったが、
特命との板ばさみとなり葛藤する…

コメディータッチで進む物語が、いつしか身につまされ、ホロリと心にしみ入る見事な人間ドラマ・感動ドラマになる、という快作である!

公式HPより=続きを読む

2007年10月21日

フライト・パニック

『高度5000メートルの恐怖!! 乗員乗客の運命は!?』

エルネシア発(11:15)〜成田着(19:40)新日本エアライン305便は
紳士・山岸次郎<泉谷しげる>(55)や
コンピューターおたくの天谷祐介<木村 了>(23)、
妊婦など、さまざまな乗客を乗せながらも、快適なフライトを続けていた。
台風が接近していたものの、定刻どおりに着陸できれば影響はなさそう
である。
「シートベルトをご着用ください」。
アナウンスが流れ、飛行機が着陸体勢に入ろうとしたその時、
コックピットに管制塔から指令が入った。
 
「着陸を許可しない。繰り返す、着陸を許可しない。
 機内に伝染病に感染した者がいる。上空で待機せよ」
これが、ラストフライトとなる機長の田上繁<平泉 成>(58)と
ファーストフライトの副操縦士の紀藤英心<岡田義徳>(28)は
管制塔から伝染病(サマリア肺炎)について説明を受ける。

「サマリア肺炎:ウイルスにより引き起こされる新種の感染症である。」続きを読む

2007年10月08日

メ〜テレ開局45周年ドラマスペシャル「ガンジス河でバタフライ」

空港に降り立つてるこを待っていたのは、
流暢な関西弁でてるこに離しかけてくるインド人と、その仲間たち。
いきなり男の口が腹話術の人形に変わったと思ったら、
母・典子役の竹下景子さんが腹話術の人形と共に登場!

冒頭のシーンは、こたつで転寝していたてるこの夢でした。
母の腹話術の声で目を覚ましたのです。

「お母さん、腹話術師になりました!」
コンビ名は"さくらとおばさん"。
子育ても一段落。これからの人生好きなことをやって
生きていこうと、腹話術師を選んだとか。

典子の眠っていた才能は、腹話術?
では、てるこの眠っている才能は!?
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2007年08月12日

千の風になってドラマスペシャル第3弾「はだしのゲン」

後編

昭和20年8月6日、午前8時15分、広島に原子爆弾が投下された。
熱線による高熱が40万人市民の家を焼き尽くし、
爆発によって巻き上げられた泥やちり、煤が、
黒い雲となって空を覆った。
熱線を浴びて火傷を負い、爆風で負傷した何万人もの人々が、
苦しみの声を上げた。


地獄と化した町を、呆然と歩き続けるゲンと君江。
ゲンの足が誰かに掴まれる。
「水・・下さい・・」
「喉が渇いとるんじゃの。
 待っとけよ。」
ゲンは水を汲み、その男に差し出す。
「ほら、飲め。」
男は一気に水を飲み干すと、ゲンと君江に微笑み、
そして息絶えた。
「水をやってはいけん!
 火傷した人は、水を飲みたいという一心で生きておるんじゃ。
 やったら安心して死んでしまうわ。」
兵隊の言葉に驚くゲン。
すぐ側の男がゲンに水を求める。
見渡すと、動く力もない人々が手を差し伸べ、水を求めている。
「ごめんの・・
 ごめんの・・みんな・・
 ごめんの・・おっちゃん・・。」続きを読む

2007年08月11日

千の風になってドラマスペシャル第3弾「はだしのゲン」

前編

原爆ドームに花を手向ける初老の男性(山本 學)。
小学校の先生が子どもたちに、62年前原爆が投下された時のことを
説明するのを聞きながら、手を合わせます。
「ゲン!
 ゲン!何しとるんじゃ。」
父の声が頭の中で蘇り・・・

昭和20年6月。
太平洋戦争末期の広島。
慢性的な食糧難が続き、朝晩の区別なく空襲警報が鳴り、
日本は敗戦への道を着実に進んでいた。
しかし国は徹底抗戦の構えをますます強くし、二十歳前の少年
たちにも赤紙が届き、一方で戦死の報せが相次いだ。

そんな中、中岡大吉(中井貴一)は下駄の絵付け職人を営みながら、
妻の君江(石田ゆり子)に支えられ、4人の子供たちを懸命に
育てていた。
家族思いの長男の浩二(中尾明慶)、
体が弱いながらも家事を手伝う長女の英子(小野明日香)、
腕白で口は悪いが底抜けの明るさと優しさを持つ元(小林廉)、
末っ子で甘えん坊の進次(今井悠貴)。
そして近くもう一人子供が生まれる。続きを読む

2007年05月13日

めぞん一刻

2007年、東京。
公園を歩く親子連れ。
「春香、ここがお父さんとお母さんが出会った場所なんだ。」

1983年(昭和58年)。
時計坂という町にある古いアパート「一刻館」にある日、
音無響子(伊東美咲)という女性が管理人としてやって来る。
このアパートの住人で浪人生の五代裕作(中林大樹)は、
彼女の美しさにたちまち一目惚れ。

「携帯電話もメールもなかったあの頃の恋愛は、
 今に比べれば不自由で、バカみたいなことばかりで、
 まるでドタバタコメディーみたいだった。
 登場人物もなんだかみんな変な人ばっかりで、
 それに今思うと、不思議なくらい、みんな貧乏だったなー。」
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