2007年04月06日

1リットルの涙 特別編〜追憶〜

亜也(沢尻エリカ)がこの世から姿を消して半年後。
姉・亜也の姿をそばで見続けていた亜湖(成海璃子)は
看護師になっていた。
看護師学校の卒業生として、卒業式に立ち会う亜湖。
キャンドルライトを穏やかに見つめている。

「常南大学医学部附属病院の、池内亜湖です。
 数年前、私もみなさんと同じ様に、
 ここで初めてナースキャップを被り、
 キャンドルを手に立っていました。
 私は、半年前に姉を亡くしました。
 看護師になりたいと思ったのは、
 長い闘病生活を送る姉を、
 側で支えたいと思ったからです。
 姉は、よく言っていました。
 障害も私の一部なんだ。
 苦しい時は、自分が成長しているときなんだと。
 今でも、毎日いろんな壁にぶつかるたびに、
 姉が残した言葉を思い出します。
 もしみなさんが、どうしても支えていきたいと思う
 大切な誰かがいるなら、たった一人でもいい。
 その気持ちを大切にして下さい。
 ずっと変わらずに、その思いを持ち続けて下さい。」
亜湖が後輩たちにそう言葉を贈る。続きを読む
21:37 | CM(6) | TB(0) | 1リットルの涙 | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月21日

1リットルの涙 最終回

『遠くへ、涙の尽きた場所に』

20歳になった亜也(沢尻エリカ)は、常南大学付属病院で入院生活を
送りながら、日記を書き続けていた。
その傍ら、亜也は、養護学校時代に世話になったボランティアの高野
(東根作寿英)に依頼されて始めた「ふれあいの会」の会報にも
寄稿を続けていた。

病院の屋上で、洗濯物を干す潮香(薬師丸ひろ子)、瑞生(陣内孝則)、
亜湖(成海璃子)、弘樹(真田佑馬)、理加(三好結稀)。

「家族みんなで、洗濯物を干した。
 空が青くて、きれいだった。
 風は少し冷たかったけど、気持ちよかった。
 冬の匂いがした。」

 続きを読む

2005年12月14日

1リットルの涙 第10話

『ラブレター』

亜也(沢尻エリカ)は、滑らかな発音が難しくなる構音障害が進行していた。
亜也の診察をした担当医の水野(藤木直人)は、潮香(薬師丸ひろ子)と
瑞生(陣内孝則)に説明する。
「現在の症状を考えると、亜也さんが養護学校を卒業した後の
 進学や就職は・・・やはり難しいと思います。
 無理に社会に出ないで、在宅で、ご家族に見守られながら、
 リハビリに励むことを考えたらいかがでしょうか。」
「確かに、その方が俺たちも安心です。」と瑞生。
「ええ・・・。」戸惑いながら潮香が答える。

=卒業証書授与式=
「とうとう、卒業の、時がきた。
 病気になる前に、思い描いていたものとは、違う卒業だった。」
続きを読む

2005年12月07日

1リットルの涙 第9話

『今を生きる』

亜也(沢尻エリカ)は、養護学校で寄宿生活を送ることになった。
そんな亜也の大きな助けになるのが電動車椅子だった。
「風が気持ちい!」
亜也の笑顔に嬉しそうに微笑む潮香(薬師丸ひろ子)。

「歩けるところはなるべく自分で歩くって言ってたけど、
 一人で自由に動ける喜びは大きいみたい。
 養護学校へ持っていけば、行動範囲も広がると思う。」
潮香はそう言うが、父親の瑞生(陣内孝則)は、
亜也を寄宿生活させることに対して、寂しさを隠せない。
「あいつ、案外寂しがりやだろ。」
「大丈夫よ。・・・大丈夫!
 だって・・・あの子が自分で決めたことだもの。
 私たちが笑って送り出さないでどうすんのよ。」
潮香の言葉に瑞生もそうだな、と頷いた。続きを読む

2005年11月30日

1リットルの涙 第8話

『1リットルの涙』

バスケットボール部の新人戦を応援しに行った亜也(沢尻エリカ)は、
初戦を突破したまり(小出早織)や早希(松本華奈)を祝福する。
すると、保護者会を終えたばかりの潮香(薬師丸ひろ子)たちPTAが校舎から
出てきた。
そのときの潮香の暗い表情に気付いた亜也は、何故か不安な気持ちを抱く。

その日の夕食時。
卒園式のあとのお別れ会に歌う歌の披露をする理加(三好杏依)に拍手を送る
家族。
「理加!すっごく上手!」と亜也。
「あれ?どうしちゃったんだろう。なんか涙出てきちゃった。」
瑞生(陣内孝則)が涙ぐむ。続きを読む

2005年11月23日

1リットルの涙 第7話

『私のいる場所』

新年を向え、家族全員で初詣する池内家。
「家族みんなが幸せでありますように。」
瑞生(陣内孝則)が願う。
「亜也姉ちゃんが良くなりますように。」 
末っ子の理加(三好杏依)がそう祈った。

亜湖(成海璃子)と弘樹(真田佑馬)はお参りが済むと車椅子の準備をし、
亜也(沢尻エリカ)は潮香(薬師丸ひろ子)と瑞生に付き添われ
ゆっくり車椅子へ向う。

「新しい年が明けた。
 そして今までよりもっと
 人の助けを必要とする生活になった。」
続きを読む

2005年11月16日

1リットルの涙 第6話

『心無い視線』

「そろそろ寒い季節になる。
 私も思いっきり走って、体を温めたい。
 でも、また少し、歩きにくくなった。」


秋も終わりに近づいたある日、亜也(沢尻エリカ)は、潮香(薬師丸ひろ子)とともに、
愛犬のがんもを連れて歩行訓練を兼ねた散歩に出かける。
近所の人がすれ違いざま二人に会釈をし、そして振り返ってヒソヒソと噂する。続きを読む

2005年11月09日

1リットルの涙 第5話

『障害者手帳』

亜也(沢尻エリカ)は、リハビリ科専門医・田辺(小林正寛)の指導を受けながら
リハビリを続けていた。
しかし、亜也はいつもとようすが違い、リハビリにも身が入らない。
田辺と担当医の水野(藤木直人)はそんな亜也に、あと2回点滴が済めば
退院。薬の効果が出ているようだ、と告げる。
「効果・・・。
 私には効果が出ているようには思えないんです。」
退院を聞いても少しも嬉しそうではない亜也を、水野は心配そうに見つめた。続きを読む

2005年11月02日

1リットルの涙 第4話

『二人の孤独』

亜也(沢尻エリカ)は、常南大学医学部付属病院の神経内科医・水野
(藤木直人)から、脊髄小脳変性症であることを告知される。

病院の帰りのタクシーの中、亜也は何も語ろうとせず。
母親の潮香(薬師丸ひろ子)も瑞生(陣内孝則)も、娘に声をかけることが
出来なかった。

家に戻った亜也は、潮香たちに着替えてくるよう言われ、部屋に上がったが
食事が出来ても降りてこない。続きを読む

2005年10月26日

1リットルの涙 第3話

『病気はどうして私を選んだの』

「ねぇお母さん、私の病気ってなーに?」
亜也(沢尻エリカ)に質問された潮香(薬師丸ひろ子)は平静を装い笑顔で答える。
「言ったでしょ。思春期特有のものだって。
 自律神経のバランスが少し崩れてるって。」
「良くなるのかな。」
「なるなる!」
「治るんだよね。」
「何言ってるのよ。心配ないって!
 大丈夫大丈夫!」続きを読む