ビルの屋上。
ヘリポートには、誰かの遺体の形を記した跡が残っている。
出港間近な船を、斉木陣(江口洋介)らが捜索する。
目的の物はなかなか発見出来ない。
そんな中、単独行動を撮っていた雪平夏見(篠原涼子)が
「お目当てのもの、ありましたよ。」と斉木に報告する。
その時、刑事の一人が撃たれてしまう。
犯人を追いつめる斉木。
背後から、別の犯人が斉木に銃を向ける。
『この国の人はこういうときなんて言う?』英語で尋ねる犯人。
「maybe・・・銃をすてろ、かな。」と斉木。
「銃を捨てなさい!」雪平の声。
犯人は斉木を人質にとり、彼の頭に銃を突きつける。
『基板をかえせ!基板だ!』と犯人。
斉木は雪平を見つめ・・・
一発の銃声。
犯人が足を抱えて倒れこむ。
「悪い。
気が短いんで先撃った。
それに生きて確保したかったからね。」
斉木の言葉に雪平は構えていた銃を降ろし・・・。続きを読む