2006年12月17日

たったひとつの恋 最終話

あの工場に菜緒(綾瀬はるか)が突然現れ、驚く弘人(亀梨和也)。
「何で・・・いるの?」と奈緒。
「・・・そっちこそ何しに来た。」
「弘人に、会いに・・・」
「・・・
 それ、それダメでしょ。
 だって、あんた、結婚するんでしょ。」
「痛いトコ・・突くな。」
「結婚式、いつなの?」
「まだ、未定。
 でも、今年中には。」
「そっか。
 幸せになれよ。」
「・・・」続きを読む

2006年12月10日

たったひとつの恋 第9話

『きっとまた会える』('06.12.9 O.A.)

行き先を失った奈緒(綾瀬はるか)は亜裕太(平岡祐太)の家へ。
奈緒を抱きしめる亜裕太。
「亜裕太・・・君?」
「俺・・・
 ごめん。」
亜裕太が奈緒を放す。
「好きなように使っていいから。」
「え?」
「行くとこないんでしょう?
 俺、友達んとこ行くから。
 鍵、ここに置いていくから。」
「亜裕太君?」
「じゃあ。」
亜裕太は上着を手に、部屋を出て行った。

アパートを出たあと、切ない表情で自分の部屋を振り返る
亜裕太・・・。続きを読む

2006年12月03日

たったひとつの恋 第8話

『さよなら』

「ここでこうしててもいい?」
抱きしめあう二人・・・。

朝。
弘人(亀梨和也)たちの溜まり場の船から、
毛布を羽織り出てきた菜緒(綾瀬はるか)。
買出しから戻った弘人に幸せそうに微笑みかける。

「ねえ、私指輪とか欲しい。」
「だって自分ち宝石屋でしょ?」
「そういうことじゃないの。
 女の子はみんな欲しいんだよ。」
「そっか。」
「ね、こういう時ってさ、なんか、
 チュッとか、したりするんでしょ?」
「・・・」
「してみて。ハイ!いいよ。」続きを読む

2006年11月28日

たったひとつの恋 第7話

『でも、僕は』('06.11.25 O.A.)

奈緒(綾瀬はるか)の父・雅彦(財津 和夫)と会う弘人(亀梨和也)。
奈緒の再発の可能性、そして子供が産めない事を告げられる。
「二十歳の君には荷が重い。」と雅彦。
「僕は・・・
 僕は二十歳だけど・・・
 おっしゃるとおり・・・二十歳だけど、
 彼女を守りたいんです。」
雅彦が笑みを浮かべる。
「何で笑うんですか?」
「人を守るだなんて、そんな大それたことを
 軽々しく言っちゃいけない。
 君には何もない。 
 経済力も、地位も、人生経験も。
 それでも娘を守ることが出来るのか?
 君に何がある?」
「彼女を愛しています。」
「愛に出来ることには限りがある。
 かいくぐっちゃいけない。
 それに、君のそれは、若さゆえの情熱だ。
 まだ愛なんて呼べるものじゃない。
 ただの恋だ。」続きを読む

2006年11月23日

たったひとつの恋 第6話

『ふたりの秘密』

菜緒(綾瀬はるか)が山下(波岡一喜)に襲われ、達也(要潤)も
入り乱れての乱闘を起こした弘人(亀梨和也)は、
月丘家に挨拶に行けなくなった。

事情を何も知らない雅彦(財津和夫)とみつこ(田中好子)は、
娘の彼氏が来なかったことにホッとするばかり。

「類は友を呼ぶってことだよ。
 そういう人間の中にいる人間なんだよ。
 うちとは違う。」
達也に言われ
「お兄ちゃん!差別!」
菜緒は部屋から達也を追い返す。
「ちょっと待てよ。
 今日だって俺が助けなかったらどうなってたんだよ!」
「・・・ありがとう。」
ドア越しに、菜緒が達也に言う。続きを読む

2006年11月12日

たったひとつの恋 第5話

『君がいなくなる』('06.11.11 O.A.)

「彼女がいる」という誤解を解くために菜緒(綾瀬はるか)の
マンションを訪ねた弘人(亀梨和也)。
「あのさ、」
たが、みつこ(田中好子)と達也(要潤)も菜緒と一緒にいたことに
気付き・・・。
「どなた?お知り合い?」みつこが聞く。
「誰だよっ。」と達也。

「初めまして。神崎弘人です。」
「・・・あ・・・ああ!」とみつこ。
「誰?」と達也。
「菜緒のお友達よね!
 良かったら、あがって。」
「いえ・・・」
「ねえ。こんな所でも何だから。」
「今日は失礼します。
 こんな格好ですし・・・。
 すいませんでした。突然。失礼します。」続きを読む

2006年11月05日

たったひとつの恋 第4話

『僕の怒り、君の涙』('06.11.4 O.A.)

くじらの絵を描く廉(齋藤隆成)。
「僕、くじらって好き。
 どうして水族館には、くじらがいないの?」
廉の質問に困る菜緒。
「あ、でも知ってる?
 くじらって、くじら同士の特殊な鳴き声で、
 すごい遠くまで届くんだって。」
「あ、俺それ知ってる!
 200キロぐらい離れていても、くじら同士なら交信出来る。」
と弘人(亀梨和也)。
「え?じゃあ200キロ離れててもおしゃべり出来るんだね。」
「くじらにしかわからない鳴き声。
 秘密の話が出来るよ。」続きを読む

2006年10月28日

たったひとつの恋 第3話

『もう会わない』

菜緒(綾瀬はるか)がスタージュエリーの社長令嬢だと週刊誌の記事で知った弘人(亀梨和也)は、自分には釣りあわないと思い、菜緒に連絡を取れないままでいた。菜緒は、勇気を出して自分から電話をかけてみるが、やはり弘人は出ない。

裕子(戸田恵梨香)から、甲(田中聖)、亜裕太(平岡祐太)も一緒に弘人の家で飲もうと誘われた菜緒は、一足先に弘人の家に着いた。留守番をしている廉(齋藤隆成)が、素直で健気でかわいく、菜緒はすっかり話し込んでしまう。

一方弘人は、取引先の会社に付き合いを辞めると言われ、社長との直談判にのぞんでいた。考え直してくれるように頭を下げて頼み込む弘人だったが、社長はうなずかないばかりか、弘人の両親のこともケチを付け始める。

そんなこともあって、仕事から帰ってきた弘人は、家で廉と話し込んでいた菜緒を思わず邪険に扱ってしまい――

公式HPより=続きを読む

2006年10月22日

たったひとつの恋 第2話

『手をつないだ』('06.10.21 O.A.)

「嘘つき。」
弘人(亀梨和也)のついた「大学生」というウソが菜緒(綾瀬はるか)に
バレてしまった。
ウソをつかれたことを残念に思う菜緒に、謝りもせず悪ぶってしまう弘人。

菜緒は弘人の弟が車椅子に乗っていることを知る。
「弟さん?」
「別に関係ないっしょ。
 クリーニング代払うよ。」
「いいよ。」
「払うって。」
「いいよ。たいした額じゃないし。」
「・・・いくら?」
「わかんない。忘れた。」
「じゃあちょっとここで待ってて。」
弘人がお金を取りに行く。
弟と目が合った菜緒は優しい微笑みを浮かべ、
「こんにちは。」と声をかける。
弟の廉(齋藤隆成)が人懐っこい笑顔を浮かべる。続きを読む

2006年10月15日

たったひとつの恋 第1話

『上流と下流の恋』

2006年 横浜。

「例えば、夏の日の花火みたいに、
 忘れられない、
 たった・・・
 たったひとつの恋なんていうのが
 あるとすれば・・・。
 それはやっぱり、20歳の頃の恋なのかな。
 でも、僕らときたら、
 そういうことはまるでダメで・・・
 なんていうか・・・
 ダサいし。
 金ないし。
 おまけに、やっていることもカッコ悪かった。

 火力発電所の排水が流れ込むその辺りは、
 海の水が温かくなり、
 うじゃうじゃ魚が集まってくるため、
 立ち入り禁止区域に指定されている。
 そこに忍び込み、魚を釣り、
 料亭に持っていって、金に変える。
 とりあえず、日が暮れて人目がなくなるのを待つ。
 どうしたって、ぱっとしない僕らだった。

 でも、僕は・・・君と出会った。」
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