2007年01月09日

東京タワー〜オカンとボクと、時々オトン〜 第1章

『親と子の別れ』

1979年。
雅也(速水もこみち)と栄子(倍賞美津子)は福岡県小倉に住んでいた。
深夜に酔って、玄関を蹴破って帰宅し、家中でも暴れまわった挙句に
雅也に土産を食べさせる父親、兆治(泉谷しげる)と、
その母、富美子とともに。

1989年1月 福岡 筑豊。
『中川栄子 雅也』と表札のかかる廃病院。
うさぎのさだはるにキャベツを与える母・栄子。

ぬか床からキューリを取り出して刻み、
魚を焼き、玉子を焼きながら息子を起こす。
「マーくーん!
 マー君!早く起きんしゃい!
 遅刻するばい。」

「平気なんよー、今日はー。」
布団から出ようとしない雅也。続きを読む


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。