2007年12月22日

医龍 Team Medical Dragon2 KARTE:11(Last KARTE)

『運命の4時間!!最後の手術』
 
朝田龍太郎(坂口憲二)のチームの9歳の患者、音部雄太(田中碧海)に、
鬼頭笙子(夏木マリ)のチームで心臓移植手術を断念した
山野文彦会長(中村まこと)へのドナー心臓が譲られることになった。
雄太は松平幸太朗(佐藤二朗)の執刀で生体肝移植手術中だったが、
朝田は心臓移植も同時に行うことを決意する。

手術室に向かう朝田の前に、鬼頭が立ちふさがる。
「生体肝移植と、心臓移植を同時に行うそうね。」
「ああ。」
「しかも、成人のドナー心を9歳の子供に。
 私のレシピエントに来るはずだった心臓を。」
「・・・」
「やりなさい、朝田!
 あなたの患者に移植されなければ、貴重な命がひとつ、
 無駄になる。
 目の前の患者を、救いなさい。」
力強く頷き、歩き出す朝田、そして鬼頭。
「残念だったな。あなたのレシピエント。」と松平。
「誰が?残念だって?」
「・・・」
「私の患者よ。
 死なせない。」
鬼頭はそう言い、立ち去った。
 

B0012OR73Q医龍~Team Medical Dragon2~DVD-BOX阿部サダヲ 小池徹平 水川あさみ ポニーキャニオン 2008-04-02by G-Tools
続きを読む

2007年12月15日

医龍 Team Medical Dragon2 KARTE:10

『総力戦!!運命の心臓移植』

明真
すれ違う、チームドラゴンとチーム鬼頭。

「失礼します。」ミキ(水川あさみ)が鬼頭笙子(夏木マリ)の元を去る。

「いいんですか?鬼頭先生。
 あのオペ看、バツグンの反射神経でした。
 あそこまで先生のスピードに合わせられる器械だしは
 見たことがない。」と鬼頭チームの医師。
「それが?」
「荒瀬もそうでしたが、みすみす、チーム朝田に行かせて。」
「引き止めても意味が無い。
 代わりはいくらでもいる。
 それに、」
「それに?」
「私が戦う相手は、朝田じゃない。」
鬼頭の言葉に驚く医師団。
「カンファレンス始めるわよ。」

明真の廊下を歩く伊集院(小池徹平)、野村(中村靖日)、外山(高橋一生)。
「器械出しの天才?」野村が聞く。
「あの、看護師が。」と外山。
「で、この間のトラネコみたいな麻酔医が、荒瀬先生?」と野村。
「その人を見るだけで体重がわかる、天才麻酔医です。」と伊集院。
「俺も一発で当てられた。」と外山。
「やっぱりバケネコ・・じゃないや。バケモンだな。」と野村。続きを読む

2007年12月08日

医龍 Team Medical Dragon2 KARTE:09

『余命2ケ月!!奇跡の手術』

北洋・医局
「音部雄太君、9歳。拡張型心筋症。」と藤吉。
「拡張型心筋症・・・」と外山。
「俺が二年前、バチスタをした。
 アフリカのNGOで働いてる時に知り合った
 海外青年協力隊の息子さんだ。
 重度の拡張型心筋症で、現地では他に手段がなく、
 オペするしかなかった。
 だが・・やはり・・再び心機能が悪化した。
 父親は、過労がたたって亡くなった。
 今は、母親が女手一つで、雄太君と兄弟を支えている。」と朝田。
「今は別の病院に入院中で、詳しい検査をしてみないと分からないが、
 三尖弁閉鎖不全症とうっ血肝も併発してる可能性もある。
 病状が悪化してる可能性は大だ。」と藤吉。
「9歳・・。」と小高。
「厳しいな。」と外山。
「ご両親は、海外での心臓移植を考えられていた。
 だが。」
「金!か。」と外山。
「海外での移植では、最低でも一億以上の金がかかる。」と藤吉。
「この患者には・・・時間がない。
 何とか・・・助けたい。」と朝田。続きを読む

2007年11月30日

医龍 Team Medical Dragon2 KARTE:08

『絶対に許せない麻酔医!!』

一枚の写真を見つめる善田秀樹(志賀廣太郎)。
医師らが仲良く肩を寄せる写真、その中で善田と野口賢雄(岸部一徳)が
並んでいる。
「野口・・お前は、昔っから変わらないな。」
「俺が、明真を潰す!」
自分の言葉を思い起こしながら、写真を手帳に挟み、カバンの中へ。
そして背広を羽織り、険しい表情で出かけていく。

病院の屋上
暗い表情で佇む小高七海(大塚寧々)。
ポケットからチョコを取り出し、包みをあけながら
待ち合わせの相手がレストランに来なかったことを考えていた。
風が小高の手から銀紙をさらっていく。

その銀紙はある男の靴が踏みつける。
北洋病院を見つめる男。
男の車の窓が開く。
「お前は学校へ向かいなさい。遅れるぞ。」と父・俊彦(野村宏伸)。
「気をつけてね。」と母・早苗(中込佐知子)。
黒田智樹(本郷奏多)を乗せた車が走り去る。続きを読む

2007年11月23日

医龍 Team Medical Dragon2 KARTE:07

『復活!!スーパードクター』

北洋病院で進める朝田龍太郎(坂口憲二)のチームに、
外山誠二(高橋一生)が加わった。
だが、まだ麻酔医の小高七海(大塚寧々)は、その意志を持たない様子。
 
そんな時、循環器外科医、松平幸太朗(佐藤二朗)に
“スーパードクター”と呼びかける少女、高見香奈(川島海荷)と、
その母親、紀枝(高橋ひとみ)が北洋を訪ねて来た。

「驚きました!この病院に勤務を?」と紀枝。
「ええ・・まあ。」
「すごい・・奇跡!」
「え!?」

そんな様子を朝田は見つめ・・・。

病院の中庭
「早いもんですね。
 あれからもう、5年です。」紀枝が松平に言う。
「ええ。」
「あの子が6歳の時。
 香奈にとって、あの手術以来、松平先生はスーパードクターなんですよ。」
「・・・」
「これ、明真大学からの紹介状なんです。」
「明真大学・・」
「食道がんなんです、私。
 結構進んでいるらしくて、明真大学からここを紹介されました。
 でも、本当によかった!先生がここにいらっしゃるなんて。
 私、先生なら安心して手術を任せられます。」
「・・・」
「先生!」香奈が駆け寄る。
香奈のランドセルには見覚えのあるマスコット人形。
「これ、入院している時先生から貰ったタマちゃん!
 先生、今度はお母さん、お願い!
 ゴッドハンドで絶対治してね!」
「・・・」続きを読む

2007年11月16日

医龍 Team Medical Dragon2 KARTE:06

『もう1人の天才外科医・・・』

北洋病院に天才外科医、朝田龍太郎(坂口憲二)がいるという噂を
聞きつけ、その腕を頼る患者たちが少しずつ集まりだした。
だが、朝田のチーム作りはなかなか進まない。
さらに、外科医の外山誠二(高橋一生)は、朝田にライバル心をむき出し。
この日に行われる新たな心臓手術のメンバーに自分を入れるよう、
朝田に迫る。
「俺に負けるのが怖いんだろう!?」
そう言い放つ外山に、朝田は無言で立ち去ろうとする。
「待てって! 
 オペに入れない理由を言え!」
「お前には、医者として決定的に足りないものがある。
そう言い立ち去る朝田。
「何だよそれ。俺の方が腕がいいからって負け惜しみ言ってるんじゃねーよ!!」
ガムを口に押し込み悔しそうに歩き出す外山。

そんな二人のやり取りを聞いていた松平幸太朗(佐藤二朗)は・・。続きを読む

2007年11月09日

医龍 Team Medical Dragon2 KARTE:05

『決行!!運命の無輸血手術』

朝田龍太郎(坂口憲二)を信用して北洋病院に入院した緒方美羽(黒川智花)。
だが、美羽が政治家、恩田哲三(竜雷太)の娘と知った片岡一美(内田有紀)と
野口賢雄(岸部一徳)は、彼女を明真大学付属病院に転院させてしまう。
しかし、美羽の血液が極めて希少な型と判明。
危険をはらむ手術に野口は頭を抱える。

ところが、その美羽が明真を抜け出し北洋病院の前で倒れた。
美羽の置かれた状況に、朝田は判断を求められる。
しばし目を閉じて考える朝田。
「今から・・・緊急オペを行う!」
「無輸血でどうすんのよー。」と外山誠二(高橋一生)。
「輸血センターに連絡だ。
 少しでも、どこかに何か探し出せるか?」
藤吉圭介(佐々木蔵之介)が野村博人(中村靖日)に言う。
「緊急オペです!入っていただけますか?」
伊集院登(小池徹平)が野村に言うが、野村は席を立とうとしない。
「野村さんが必要なんです!」
「・・・」

「俺は血液の確保に回る。」と藤吉。
「わかった。」と朝田。
緊張しながら伊集院の後を歩く野村。続きを読む

2007年11月02日

医龍 Team Medical Dragon2 KARTE:04

『絶対殺せない患者』

朝田龍太郎(坂口憲二)たちが移籍した北洋病院だが、あいかわらず
患者は増えず、受け付けには閑古鳥が鳴く。
院長の善田秀樹(志賀廣太郎)は、藤吉圭介(佐々木蔵之介)に
チーム作りの状況を尋ねるが、何分、日が浅く人員確保は難しい。

病院の売店
チョコが売り切れでがっかりする麻酔医の小高七海(大塚寧々)。
そんな中に、朝田が声をかける。
「見事だった。
 ガーゼオーマのオペ。
 俺のスピードを一瞬で把握し、処置を変えた。」
「あっれー。そうだったっけー?」
「並みの麻酔医じゃない。
 なぜ今までオペに入らなかった。」
「・・・」小高の顔からすっと笑みが消える。
「・・・」
「ねえ。チョコ持ってない?
 カカオ60パー以上。
 軽い中毒なの、私。
 それが治ったら、オペ入るね!」続きを読む

2007年10月26日

医龍 Team Medical Dragon2 KARTE:03

『その手術は失敗する』

朝田龍太郎(坂口憲二)、伊集院登(小池徹平)、藤吉圭介(佐々木蔵之介)は、
老患者、西沢孝文(牟田悌三)の扱いで野口賢雄(岸部一徳)に逆らい、
北洋病院に左遷された。
元チームで、明真大学付属病院に残ったのは、荒瀬門次(阿部サダヲ)と
里原ミキ(水川あさみ)だけ。
だが、朝田は北洋病院院長、善田秀樹(志賀廣太郎)に新たなチームを
作ると宣言する。
 
北洋病院の医局
伊集院は一緒に飛ばされた医師たちに買ってきたコーヒーを配る。
「僕、カフェインは取らないタイプ、なんで。」と野村博人(中村靖日)。
「せっかく買ってきたのに・・」
「俺、エスプレッソしか飲まないから。」と外山誠二(高橋一生)。
「・・なんだよこれ。何様なんだよ・・」小声で呟く伊集院。
小高七海(大塚寧々)は伊集院にウィンクをしてくる。
「え・・なんで!?」
「不倫。」と野村。
「え!?何か言いました?」と伊集院。
「不倫の女王。」
「彼女が!?」続きを読む

2007年10月19日

医龍 Team Medical Dragon2 KARTE:02

『捨てられる患者』

朝田龍太郎(坂口憲二)、藤吉圭介(佐々木蔵之介)、
伊集院登(小池徹平)、荒瀬門次(阿部サダヲ)、
里原ミキ(水川あさみ)…。
元チーム・ドラゴンのメンバーを再結成させたのは、
北洋病院のオーナー、片岡一美(内田有紀)だった。

外資系投資会社の重役である片岡は、経営困難に陥った北洋病院に融資し、
滞る返済の形に営業権を握り、そして、明真大学附属病院と業務提携した。

チーム・ドラゴンのオペを見学室から見つめる片岡と野口賢雄(岸部一徳)。
「朝田龍太郎・・・さすがですね。」と片岡。
「彼らのオペは、いわゆる(ジェスチャー付き)、アートでね。」
「朝田先生だけじゃない。
 助手、器械だし、麻酔医、見事なハーモニーです。」
「うん。どれが欠けても成立しない。
 オペはチームワークだから。」続きを読む