2008年03月20日

斉藤さん 第11話(最終話)

『さよなら斉藤さん』

「気がつけば、私は大人になっていた。
 いつの間にか、母親になっていた。
 私は大丈夫だろうか。
 ちゃんと大人になれているんだろうか。
 こんなに不安で、
 逆にこんなに自信たっぷりで。
 ただ・・・せめて子供の前では、
 恥ずかしくない大人でありたい。」


公園
駆け寄ってくる潤一を抱きしめる斉藤さん。
「ねえ潤一。聞いてほしいことがあるの。」
「何?」
「私と潤一はね、一週間後にお引越するの。
 この街を出て行くの。
 そして、ケープタウンという町に行くの。」
「え!?」
「外国。」
「外国?」
「そう。
 そこで、お父さんと・・お母さんと、三人で一緒に暮らすの。
 どう思う?」
「嬉しい!」
「でも・・それには悲しいこともあるんだ。
 潤一は、尊君たちと、会えなくなるの。」
「えーっ。」
「大人の都合で、勝手にあなたを振り回して・・ごめんなさい。
 潤一にとって、これがいいことなのかどうか・・
 今のあなたに、どこまで理解出来るかわからないけど、
 でもね、お父さんとお母さんと話し合って、
 悩んで・・・考えた結果なの。
 だから、みんなにお別れ言わないとね。」
「うん・・。」
「ちゃんと見ておこう。この街を。」
二人は町の景色を見つめ・・・。

B0012GAYJI斉藤さん (出演 観月ありさ) by G-Tools
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2008年03月13日

斉藤さん 第10話

『悪いことは悪い!斉藤さんから最後のメッセージ』

夫の赴任先・南アフリカへ、潤一と共に引っ越すことになった斉藤さんは、そのことを真野に伝えるタイミングが見つからずにいた。幼稚園や小学校の統廃合を話し合う保護者会を、役所での転居の手続きのため欠席した斉藤さん。引っ越しは、2週間後。心配する真野からメールを受け取った斉藤さんは、話を聞いた時の反応を見たくなかったこともあり、会うことを避けるようになった。

そんななか、三上に呼び出された斉藤さんは、贈収賄の一件には、柳川議員より市長と一部の議員が深く関わっていることを明かされた。絶対に許せないという斉藤さんに対し、三上も決意を語る。三上の真剣な思いを知った斉藤さんは、引っ越しの話をしてしまう。

斉藤さんの様子に真野が心配を募らせる中、三上は、贈収賄事件の取材をしているライターの坂本(高杉亘)から話を聞かれた。斉藤さんが三上と一緒いたと聞いた真野は、気が気ではない。真野は、家にも上がらせてくれない斉藤さんが、何かを隠していると考えた。

まもなく、坂本が何者かに襲われて負傷する事件が起きた。三上は、斉藤さんの無茶な単独行動を心配し、冷静になるよう忠告した。自分たちの手に負える問題ではなくなったと見た三上は、保護者たちを呼んで事件の経過を説明し、斉藤さんには、再度危険な行動を避けるよう告げる。しかし、斉藤さんは、市議会に乗り込むと宣言。みんなには迷惑を掛けないと告げ、そのまま去っていった――。

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2008年03月06日

斉藤さん 第9話

『真野には言えない・・・・斉藤さんがいなくなる!?』

市の施設統廃合問題に絡む斡旋収賄容疑で、柳川議員が逮捕されるとのニュースが流れた。贈賄側が地元の三上建設だと知った真野は、それが三上の夫が経営する会社ではないかと心配する。阿久津高校でも、柳川は楢原(池田純)ら遊び仲間らから白い眼で見られて孤立状態。これを見た桜井(石橋杏奈)や新見(高橋みなみ)は、親とは無関係の柳川を攻撃する楢原の薄情さにあきれてしまう。こばと幼稚園では、三上の夫も逮捕されるとの噂が囁かれた。

まもなく、柳川議員と三上の夫が逮捕されると、それまで「三上派」と言っていた山本、中村、二谷(出口結美子)らが、なんと『斉藤組』の仲間に入れて欲しい、と言い出したのだ。斉藤さんとの橋渡しを頼まれた真野と小倉は、意外な展開に困惑するばかり。山本らは、斉藤さんが通うスポーツジムに入会。その思惑を知った斉藤さんは、思わず身震いした。

三上と距離をとりはじめた中村らは、勝手に『斉藤組』の一員を名乗り始め、斉藤さんを取り巻くようになった。山本や中村らは、小学校の統廃合のことは知らなかったと三上が主張しても、誰も認めようとはしない。
そんな三上に、柳川夫人(高橋ひとみ)から、息子の正義がいなくなった、と助けを求める連絡が入るが――。

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2008年02月28日

斉藤さん 第8話

『先生イジメは最低だ!モンスターペアレンツに喝』

園庭のジャングルジムで追いかけっこをしていた潤一(谷端奏人)と、中村(矢沢心)の子供・真(加藤清史郎)がジャングルジムから落ちて泣き出した。集会所で卒園アルバム制作の打ち合わせをしていた山本らは、ベテラン教師の佐原と若い樺(山口佳奈子)に抗議。病院で検査を受けた2人は、幸いにも異常なし。斉藤さんは、佐原をかばうが、山本はジャングルジムの撤去を強く訴えた。

翌日、山本の作った卒園アルバムのレイアウトが上手く仕上がり保護者たちは満足する。一方で、望月(古田新太)が保護者たちにジャングルジムの撤去を伝えた。市役所が判断したのだという。斉藤さんは、危険だという親の目線で物事を決めるべきではない、と反対の立場で発言。しかし、三上(高島礼子)が、事故が起きても斉藤さんが責任を取れるわけではない、と市役所の判断に賛成したことから、撤去は決まりとなった。ジャングルジムも自分と同じ11年前に“入園”したという佐原。斉藤さんは、撤去が決まったジャングルジムを、佐原が冒険ごっこの舞台に飾りつけているのを見て、顔をほころばせた。

そんな中、山本と小倉(北川弘美)が、佐原の愚痴を立ち聞きしてしまう。佐原は、保護者たちが、大げさで、過保護で、過剰に反応しすぎる、と実名を挙げて批判したのだ。子供の喧嘩に口出しする、との佐原の批判を小倉経由で耳にした斉藤さんは、自分の非を認めて軽く笑い飛ばす。だが、山本が中心となったグループは、佐原を非難しよう、と声をそろえた。

まもなく、集会所で、卒園アルバムのレイアウト、写真等データが保護者から佐原に渡された。そして、山本らの佐原に対する糾弾が始まった。三上は、先生と話すなら1対1ですべきだと反対していたのだが、山本らの発言は止まらない。これを見た斉藤さんは、まるでイジメのような山本らのやり方を批判する。佐原は、崩れ落ちそうになるのを必死でこらえながら、言葉少なに謝るばかりだった。

だが、ショックから立ち直れない佐原が、山本から預かった卒園アルバムの制作資料一式を帰宅途中のバス停に置き忘れたため、騒ぎはさらに拡大して――。

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2008年02月21日

斉藤さん 第7話

『斉藤さんになりたい!真野さん社会に物申すっ!?』

ジムで足を骨折した斉藤さんが、1週間ほど近所の望月総合病院に入院することになる。その間、潤一(谷端奏人)の世話を頼まれた真野(ミムラ)は、ようやく斉藤さんを助ける側になれたと大張り切り。しかし、いくらがんばっても、真野のヤル気はいつも空回りしてばかり。

病院の4人部屋に入った斉藤さんは、すぐに病室内での患者同士のトラブルに気付く。隣のベッドの宇田川が、昼は激しく咳き込み、夜は歯ぎしりするといって、同室の患者から苦情を言われ続けていたのだ。そんな中、園長・望月の双子の兄で院長の望月一行から、明日、個室に移れると告げられた宇田川は、ほっとし、笑顔を見せる。どうやら、宇田川は、周囲の迷惑を考えて、個室への移動を頼んでいたらしい。

ところが、翌日、個室に急患が入ったとのことで、宇田川の個室への移動が中止になってしまう。同室の患者たちに謝る宇田川だが、患者たちはイヤミで返す。話を聞いていた斉藤さんは、いたたまれなくなり思わずその患者をたしなめてしまう。

そんな中、斉藤さんは、看護師たちの話から、宇田川が移る予定だった個室に入っているのが市会議員の柳川だと知る。入院の理由は、単なる検査。さらに、柳川は、人目を避けた打ち合わせのために、病室を使っているらしい。すぐに院長・望月に会った斉藤さんは、柳川が宇田川の入る予定だった病室を横取りしたことを確認。院長・望月が強く出られないと察して、直接個室を訪ねて柳川との面会を求める。だが、秘書たちの厚い壁に阻まれた斉藤さんは、あっさり追い返されてしまう。

その頃、幼稚園では、お絵描き大会の最優秀作品が野村の娘・幸恵の絵に決まり、市民ホールで展示されることになる。ところが、風邪で欠席していた三上の娘・かおりの絵が保護者会で紹介され、それが幸恵のものより上手いと判断される。野村も納得したことから、幸恵の絵に代えて、急きょかおりの絵が展示会に出されることになってしまう。尊と潤一を連れて帰る途中、幸恵が泣きじゃくって野村に抗議しているのを見た真野は、保護者会での決定に、何か引っ掛かりを感じた。

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2008年02月14日

斉藤さん 第6話

『汚い権力者は絶対に許さない!反乱の緊急連絡網!!』

OL時代の先輩に頼まれてレストランのバイトをやることになった真野。
そんな中、幼稚園で行われるキルト講習会の役員もまかされてしまう。
この講習会は、昨年なくす方向で話がまとまったのだが、
なぜかいつの間にか復活していた。
講習会の期間は5日で、時間は午後の2時間。
斉藤さんや小倉(北川弘美)から、夫人がかなりのクセ者だと後で
聞いた真野は、思わず言葉を失った。

夫人は、PTA連盟のこばと支部長で、夫は市会議員、息子は阿久津高校の
不良・柳川(山田親太朗)。
三上(高島礼子)を含めた保護者たちが講習会への参加を躊躇する中、
真野は、夫人から最低でも15人以上の生徒を集めるよう指示されてしまう。

幼稚園周辺では、不審者による子供の連れ回し事件が多発していた
ことから、保護者たちは講習会どころではなかった。

バイト初出勤の日、仕事の後、夫人のアトリエで長い打ち合わせを
終えて帰宅した真野は、斉藤さんから驚きの出来事を告げられた。
何と斉藤さんは、尊が一人で留守番していた家に、妙な男が
上がりこんでいたところを見つけ、その男を追い払ったというのだ。
斉藤さんから、尊のことを第一に考え、講習会の役員を辞退すべき
だと言われた真野は、辞退することを心に決めた。

真野は、翌日行われた保護者会で、昨日の出来事を話し、講習会
役員の辞退を出席していた夫人に申し入れた。
主婦たちの忙しい立場を代弁した真野に、望月はもちろん三上ら
保護者たちもビックリ。
結局、三上が新しく役員をすることになった。

ところが、しばらくして市役所の学務課から速達が真野の家に届いた。
それは、通学区域の変更を伝えるお知らせで、尊が潤一(谷端奏人)、
佳也(坂井和久)らとは同じ小学校に入学できない内容になっていたのだ。

驚いた真野は、斉藤さんの家に駆けつけて相談。
さらに三上にも話を聞いてもらったことから、この話は保護者たち
全員の知る所となった。

柳川夫人がなんらか関わっているのではないかと考えた斉藤さんは、
市役所の学務課を訪ねて事情を聞き、自分の推理が間違っていないと
確信して――。

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2008年02月07日

斉藤さん 第5話

『友達だって本気で叱る!君に届け愛のどつき漫才』

真野が、三上から、幼稚園児を対象にした塾の授業体験を勧められる。
嫌がる斉藤さんに頼み込み、尊、潤一(谷端奏人)を連れて教室に
行った真野は、今まで見たこともない授業の様子に大感激。
尊の教育のことで後悔だけはしたくない真野は、即座に入塾を決意した。

2週間後、真野は、他の保護者たちから、尊の行儀が良くなったと
誉められ、鼻が高かった。
三上も、自分が入塾を勧めた真野の子供がすぐに礼儀正しくなったと
喜んでいた。

その日、尊が塾に行くとのことで、家に小倉とその息子・佳也を
呼んだ斉藤さんは、佳也の首に痛々しいアザがあることに気付いた。
斉藤さんから事情をきかれた小倉はそのアザが幼稚園で行われている
漫才ごっこが原因だと明かす。
その相手が尊だと知った斉藤さんは、唖然とする。

このままだと双方とも不幸になると考えた斉藤さんは、自分が真野に
言ってやろうと心に決めた。
斉藤さんの思いを知り、余計な行動をして欲しくないと断わる小倉。
だが、斉藤さんは、友達だからこそ真野に言わなければいけない、
と考え――。

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2008年01月31日

斉藤さん 第4話

『子供にこびるな!聖夜に舞い降りた奇跡の贈物』

冬休み間近の公園では、こばと幼稚園の園児たちが流行りのポータブルゲーム“GSV”に夢中。ゲームを持っていない潤一や尊、中村(矢沢心)の息子・真(加藤清史郎)は、そんな様子をうらやましげに見つめる。子供を自然の中で遊ばせたい斉藤さんは、ゲームを買ってあげない主義。真野も斉藤さんの考え方にひかれる。だが、潤一も尊も、サンタさんにGSVをお願いすると言い出した。

まもなく、幼稚園で尊が、GSVのことで友達の聖南と喧嘩になった。泣かされた聖南の母親・阿部は、GSVを借りようとした尊のことを逆にかばう。一方、樺(山口佳奈子)に呼ばれた斉藤さんと中村は、自分たちの子供がダンボールでGSVのおもちゃを作っていたことを告げられる。潤一と尊から、“お父さんに買ってもらう”と言われた斉藤さんと真野は、思わずため息をついた。

そんな中、幼稚園に持ってきた聖南のGSVが消える騒ぎが起きた。子供たちの間に動揺が広がったため、幼稚園側は、ロッカーや持ち物の検査を行わない、と保護者たちに告げる。聖南が間違いなく幼稚園に持って来ていたことが判明したことから、GSVを持っていない子供たちが盗ったのではという噂がながれる。

真野は、透(佐々木蔵之介)からGSVを買ってやってもいい、と言われていたことを思い出し、後悔した。

翌日、聖南のGSVが幼稚園の下駄箱の上で見つかった。幼い子供相手の犯人捜しを心苦しいと思っていた保護者たちは、一様に胸をなで下ろす。ところが、斉藤さんは、子供たちに、物を盗っても黙って返せば済む、という勘違いをさせたくないと言い出した。たとえ潤一が盗ったとしても、みんなの前で謝らせるという斉藤さん。三上(高島礼子)は、子供の心に傷が残る、と斉藤さんの意見に強く反対した。

その夜、尊から話を聞いた真野は、子供たちが何かを隠していると知った。潤一と約束した、と固く口を閉ざす尊。そして、斉藤家では、ついに潤一がGSVがなくなった真相を明かして__。

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2008年01月24日

斉藤さん 第3話

『空気なんか読むな!真の友情がくれた小さな勝利』

幼稚園の庭にゴミをバラ撒いた犯人が柳川たちだと確信した
斉藤さんは、阿久津高校に相談に行く。
だが、副校長(渡辺哲)は、証拠がないと全く取り合わない。
そこへ、柳川のクラスの担任・石川がやって来た。
副校長が石川に聞く。
「本人に確認は取れましたか?」
「は。」
「彼は、身に覚えがあるんですか?ないんですか?」
「覚えがないと、言っております。」
「お聞きの通りです。」
「しかし・・」と斉藤さん。
「お引取り下さい!」
石川の顔を見つめる斉藤さん。
「何か?」
「石川・・先生・・」
「はぁ。」
「だから五右衛門!」
「は?」
「いえ・・失礼します。」

斉藤さんがグラウンドを歩く姿に気づいた綾子たち、
「げ!斉藤だ。何してんだか。」
「ほんと忙しい女だよね。」と笑う。

斉藤のことを柳川たちも見ていた。
「どうする?」
「まあ・・わからせてやらないと。」続きを読む

2008年01月17日

斉藤さん Story2

『友達はいらない!踏みだす勇気・・・・壮絶バトル開始』

幼稚園主催で行われるバザーが近付き、リーダーの三上から
世話係を頼まれた真野は、打ち合わせや商品集めなどで大忙し。
だが、メンバーの中に斉藤さんが入っていると知った真野は、
三上らとの衝突を考えて気が気ではない。

その頃斉藤家では、潤一がおりがみで作った作品を母親に見せていた。
「うわぁ、潤一。本当に上手だね、おりがみ。
 でもさこれ、ライオンじゃないの?」と斉藤さん(観月ありさ)。
「お母さん!」
「・・・あ、そうなの。
 でもさこれ、たてがみもあるし・・・オスなんだけどな。」
「ねえ!今度な何作って欲しい?」
「うーん、じゃあね、ライオンの仲間。
 お母さんの、仲間。」
「・・誰?」
「お父さんと、潤一。」
「うん!じゃあチーターとウサギだね!」
「・・・そういうイメージなんだ。」
「うん!」
「で・・お母さんが、ライオンの、オス?」
「うん!」
「・・・」続きを読む