2008年06月22日

Around40 #11(最終話)

『40歳、幸せの決断』

聡子(天海祐希)が勤める病院が閉鎖になってしまった。
病院内では、患者たちが口々に不安を訴える。

会議室
「副院長!どういうことなんですか!?
 これじゃあ説明になってないでしょう!」
医師たちも川崎副院長(松尾貴史)に不満をぶつける。
「静かにして下さい。
 えー、今回このような状態に陥ってしまった原因は、
 医療機器や設備に、多額の予算を投入したにも関わらず、
 それが回収不可能になってしまったということです。」
「人事みたいに言わないで下さい!」
「誰の責任なんですか!」と医師たち。
「申し訳ない!本当に申し訳ない!」と川崎副院長。

受付には入院患者や外来の患者、家族らが詰め寄せる。

ナースステーション
「どうします?ここで働けなくなったら。」
「次の病院をすぐ探さないと。」
「車買わなきゃ良かったよ。ローン組んじゃったんだよなー。」
スタッフたちがそう話しているところへ、聡子が戻る。
「あ!緒方先生!」
「やっぱり、一ヵ月後に閉鎖するんですか?」
「うん・・残念だけど。
 今説明があった。
 みんなが不安になるのも仕方がないけど、
 まずは、患者さんが不安にならないように、
 ケアをよろしくお願いいたします。」
「はい!」
心配そうに話を聞いていた恵太郎(藤木直人)は、聡子と目が合い
力強く頷く。

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2008年06月15日

Around40 #10

『事実婚のウソと真実』

聡子(天海祐希)の父・友康(林隆三)が倒れてしまう。
急いで病院に駆けつける聡子と恵太郎(藤木直人)。

友康が倒れた原因はくも膜下出血で、今日明日が山だと医師が言う。
「ごめんなさい。気がつかなくて。
 何か前触れがあったはずなのに・・。」
自分を責める晴子(加賀まりこ)。
「何を言ってんだよ。」と達也(AKIRA)。
「そうですよ。お父さん、ぴんぴんしてたじゃないですか。」とマキ(さくら)。
「晴子さんがいてくれたから、発見が早かったんじゃない。
 お父さんなら絶対大丈夫!信じよう!」と聡子。

グランポン
「やっと森村奈央に戻れる!」晴れやかな笑顔を見せる奈央(大塚寧々)。
「旦那は許してくれたの?」とマーくん(筒井道隆)。

離婚届に自分の名前を書いて提出した奈央に、夫・高文(丸山智己)は
「そんなに辛い思いをさせていたのか・・。
 気づかなくて、ごめん。」と謝り、奈央を抱きしめた。
「奈央を失いたくない。」
「もう私に、新庄高文の妻は無理だから。」
「・・・わかった。
 でも、一つだけ頼みがある。
 キッズプランニングのオープニングパーティーが終わるまでは、
 新庄高文の妻でいてくれないか?」
「・・・そうしたら、別れてくれるの?」
「・・ああ。」

「簡単には別れてくれないって思ってたけど・・
 これで私・・嘘の生活やめられる。」と奈央。
「良かったな、奈央。」マー君がワインを注ぐ。
「ありがと!」続きを読む

2008年06月08日

Around40 #9

『誕生日にプロポーズ!?』

奈央(大塚寧々)と瑞恵(松下由樹)が聡子(天海祐希)の家にやってきた。

「先輩なにか飲むものちょうだい!」
「・・一体、どうしたって言うのよ!
 瑞恵は!?」
「どうしたもこうしたもうちの主人、」
「マーくんが高文のこと殴ったの!」
「えぇっ!?」驚く聡子と瑞恵。

貞夫(筒井道隆)が高文を殴ってしまったあと、高文は奈央にこう言った。
「彼みたいな人間と付き合うのはやめてくれないか。
 殴るなんて!
 感情で動いてカッコイイつもりかもしれないけど、
 気持ち悪いよ!
 人としてのレベルが低すぎる!」
「マーくんのことそんな風に言うのやめてよ!!」
奈央は高文に言い返し・・

「そんなこと言ったの!?信じられない!」と聡子。
「ひっどいわねー!
 うちも聞いてよ!
 私はね、別に、誕生日に、花が欲しいわけでも
 ダイヤモンドが欲しいわけでもないの!
 主婦の仕事に、常日頃から感謝の気持ちを持ってくれ、」
その時、瑞恵の携帯が鳴る。
「・・・ほら来た。」
「旦那さん!?」と聡子。
「うん。」
「出ないの!?」
「予行練習させなきゃ。
 いざ、離婚したときのために。」続きを読む

2008年05月31日

Around40 #8

『彼が結婚しない理由』

「岡村さん!ちょっと待って!」
聡子(天海祐希)が恵太朗(藤木直人)を追いかける。
「・・・どうしたんですか?」
「帰らないで。
 岡村さんと・・一緒にいたいの!!」
「・・・え?」
「・・・だから、岡村さんと、一緒にいたいの。
 ・・朝まで。」
「それを言いに、走ってきたんですか?」
「うん。」
「かわいいですね。」にっこり微笑む恵太朗。
「・・・」
「大人の女の人でも、そういうことするんだ。」
「・・からかわれた。」
「からかってません!」
「せっかく走ってきたのに。
 もういい!
 筋肉痛になったら責任とって。」
そう言い帰り始める聡子。
「待って下さい!」
「全力疾走しちゃった。ほんっとに!
 足とか、腰とか、」
「携帯に電話してくれれば良かったのに。」
「・・・」続きを読む

2008年05月25日

Around40 #7

『4人目のアラフォー』

晴れて気持ちを確かめ合う聡子(天海祐希)と恵太朗(藤木直人)。
聡子の家でコーヒーを飲み終えると、恵太朗は帰ると言う。
聡子は恵太朗を引きとめようとして思いとどまり・・。

恵太朗の部屋には怪しい女の気配。
合鍵で鍵を開けた彼女は、エプロンをつけて料理を始める。

恵太朗が玄関の戸を開ける。
「お帰り。」とその女性(片桐はいり)。
「・・・なんだ来てたの?何か用?」
「わかってるでしょう?
 恵ちゃん、これ見て!素敵でしょう!?」ネイルを見せる女性。
「似合ってないから。」
「どれだけ時間掛かったと思ってるの?」
「知らないよ。」
部屋の電気を消す恵太朗。
恵太朗が座ると女性はその背中にもたれる。
「恵ちゃんお願い。結婚して。」
「だからその気ないって何度も言っただろう?」
「・・・」

聡子の部屋
食器を洗いながら、ふと恵太朗が座っていた席を見つめ
寂しそうな表情を浮かべる聡子。続きを読む

2008年05月18日

Around40 #6

『格差恋愛の建前と本音』

少しずつ距離が近付く聡子(天海祐希)と恵太朗(藤木直人)は、
又、お笑いライブを一緒に見に行く。

その帰り、ラーメン屋に入る二人。
マイ箸でラーメンを食べながら、
「ほんっと、ヤミツキになりそうよね、お笑いライブ!」と聡子。
「ほんとですよね!
 あ、替え玉下さい。」
「私も行っちゃおうかなー。」
「行っちゃって下さい!」
「替え玉一丁!」

「あ、昨日テレビ見ました?お笑いスペシャル。」
「それがさ、録画するの忘れちゃったのよ。」
「僕ビデオ撮りましたよ!」
「ほんと!?貸してくれる!?」
「じゃ、帰りに僕んちに寄っていきます?」
「うん!」続きを読む

2008年05月10日

Around40 #5

『39歳、人生最後の恋』

和哉(加藤雅也)にプロポーズされた聡子(天海祐希)。
聡子は和哉に聞いてみる。
「アフガンで、何かあった?」
「・・・ない。
 聡子が心配しているようなことは、何もない。
 それにさ、アフガンのことはもう過去のことだ。
 そんなことより、結婚のこと、考えてみて。」
「・・うん!」嬉しそうに微笑む聡子。

病院
「緒方先生、ちょっといいですか?」
恵太朗(藤木直人)が聡子を呼び止める。
「はい?」
「金杉さん、あれから発作ないですか?」
「うん。ない。」
「夜眠れなかったり、何か元気がなかったり。」
「心配してくれるのはありがたいけど、本当に大丈夫だから。」
「金杉さんがカメラマンを辞めたのは、
 本当に緒方先生の為だけなんでしょうか。」
「・・・どういう意味?」
「・・失礼します。」

編集部
奈央(大塚寧々)が提案した新雑誌の創刊が正式に決まり、
奈央は編集長を任されることになった。
コンセプトは、
『望むもの全てを手に入れて、自分も成長する』。
奈央は戸惑いながらも、笑顔で引き受ける。

「身を持って、証明するんですよね。」と後輩の南ゆかり(吉瀬美智子)。
「そうよ。」
「本当にそんなこと出来るんですか?」
「何が言いたいのか知らないけど、もちろんやるわよ。」
「じゃあ楽しみにしてます。」
ゆかりが立ち去ったあと、奈央から笑顔は消え・・。続きを読む

2008年05月03日

Around40 #4

『気の合う男vs昔の男』

ある日、ライブのチケットを貰ったと、聡子(天海祐希)は一人
お笑いライブへ。
山本高広さんの、織田裕二さんのモノマネに大笑い!
ショーの終わりにスタンディングオベーションで拍手を送る聡子。
ふと横を見ると、会場でもう一人、スタンディングオベーションを
している人がいた。恵太朗(藤木直人)だ。

帰り道
「僕も、たまたまチケット手に入れて来たんですけど、
 ほんと良かったですよね!」
「ね、なんでみんなスタンディングオベーションしないんだろ。」
「体が自然にそうなっちゃいますよ。」
「でしょ!?そうなるのよ!」
「あのネタ何度見てもいけますよね。」
「あの人はさ、どこをどう膨らませれば面白くなるか、
 よくわかってるからなのよね!」
「でも、織田裕二だけであれだけバリエーションがあるってことは、
 相当研究してるってことですよね。」
「今日はやんなかったんだけど、ダウンタウンの浜ちゃんとか、
 柳葉敏郎さんとか、他にもまだまだ面白いネタ
 いっぱい持ってんのよ!」
「緒方先生すごいですね!よく知ってますね!」
「岡村さんだって、山本君に目を付けるなんて、
 なかなかいい筋してるじゃない!」
「そうですか!」続きを読む

2008年04月27日

Around40 #3

『思い込み女VS非常識男』

居酒屋の帰り道。
「緒方先生、付き合ってもらえませんか?」
恵太朗(藤木直人)は聡子(天海祐希)にそう言いと、
自転車を停め、公園の中に入っていく。
「・・・人気のない公園??」
「ちょっと?」
緒方が振り返る。
「冷静に、冷静に・・。」
「な、何しようっていうの?こんな所で。
 それに私、付き合うなんて一言も言ってないからね。」
「・・・何か勘違いしてますか?」
「え!?」

恵太郎は、公園のゴミ拾いを付き合ってほしいと言ったのだ。
「全然勘違いしてないから!」と聡子。
「絶対してました!」
「してない!」
「してました。ムキになってるのがその証拠です。」
「ま、岡村さんがそう思いたいならお好きにどうぞ!」
「そうやって形勢振りになると開き直るところ、
 一番上の姉にそっくりです。
 あ、あと自意識過剰なところも。」
「じ・・自意識過剰!?」
ゴミを捨てていた恵太郎は、そこに捨ててあるテーブルに目を留め・・。続きを読む

2008年04月20日

Around40 #2

『39歳のプライドと偏見』

30万円を支払い、結婚相談所に入会した聡子(天海祐希)。
何か言いたげなスタッフに、
「39歳の女の市場価値なら、きちんとわかっています。
 贅沢言ってる場合じゃないってことも。
 私より、年収や身長が低い方とも、
 積極的に、お会いしていきたいと思います。
 再婚や、50歳の方との結婚も、
 前向きに、考えていこうと思います。」とそう語る。

竹内家
就職情報誌をパラパラとめくる瑞恵(松下由樹)。
「資格が必要なのは無理ねー。
 洗い物や掃除!
 ・・わざわざ家事みたいなこと外でやらなくてもねー。
 人気のマスコミ業界!未経験OKだって!どう思う?」
「・・・」パソコンに向かう夫は無言。
「ねーってば!」
「ずっと専業主婦だった40歳が、簡単に採用してもらえるわけ
 ないだろ。
 大体何のためにやりたいんだよ。」
「もうそろそろ、自分の為に何かやりたいの。」
「洋介私立に入れたのは誰の為だよ。」
「洋介の為に決まってるでしょ!」
「無理して私立入れたのも、この家買ったのも、
 お前が自分の為にしたことじゃないのか?」
「・・・」続きを読む