2008年04月23日

絶対彼氏 #02

『超貧乏愛』

「おはよう梨衣子。」
梨衣子(相武紗季)が目を覚ますと、ナイト(速水もこみち)が
キスをしようと顔を近づける。
「うわっ!!何よっ!」慌てて飛び起きる梨衣子。
「おはようのキスは?」
「しません!
 服着てよ!!」
パンツ一丁のナイト。洋服は洗濯中。
梨衣子はカレンダーをチェックする。
28日の欄には、『家電返却日』と書いてある。
“理想の彼氏型ロボット”ナイトとの同棲生活に慣れず、戸惑いばかりの
梨衣子だったが、今日が無料お試し期間の最終日となっていた。

「今日で最後・・
 今日で最後・・。」梨衣子が呟く。続きを読む


2008年04月18日

絶対彼氏 #01

『愛を捧げるロボット』

クロノスヘヴン社の一室。
パソコンに映し出された"愛し"の文字。
「昔、これを何と読んでいたか知ってるか?」
「愛しいではないのですか?」
「平安文学では、かなし、と読ませていたそうだ。」
「さすが部長。博識ですね。」
「愛とは、もともと悲しいものなのかもしれない。」
「ですが、このタイプ01(ゼロワン)の量産化に成功すれば、
 悲しい思いをする女はいなくなりますよ。」
「まずは適合するモニター探しだな。」
「01にぴったりの女、見つけてみせますよ。」
並切 岳(佐々木蔵之介)と白鷺部長(篠井英介)の見つめる先には、
透明ケース。
その中に、“愛を捧げぬくロボット”試作品1号(速水もこみち)が
眠っている。完成まであと少し…。
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