2008年09月08日

Tomorrow 最終話

『死ぬな!病院・・・!!−救う絆、そして闘う絆』

市民病院が閉鎖されてしまい、病院内を片づけるスタッフたち。
「もう終わっちゃうんですね・・この病院。」
仙道(岸部一徳)の言葉に航平 (竹野内 豊)は考え込む。

田中家
「麻衣から、新しい病院が決まったって連絡がありました。
 みんなバラバラになっちゃいましたね。」
愛子 (菅野美穂)が、訪ねてきた原田師長(エド・はるみ)に言う。
「そうね。
 私も来週には北海道だしね。」
「・・あ、いや、おめでたいですよ!師長の結婚は。
 けど・・市民病院はもう本当に解散なんだなと思って。
 みんなそれぞれ新しい場所で、新しい人たちと、
 前に進もうとしているんですよね・・。」
「田中、あんたまだ就職活動してないんだって?」
「ああ・・」
「西山室市民病院はもうないのよ。
 あなただって遊んで暮らせるわけじゃないでしょ?
 田中先輩だって心配してるわよ。
 しっかりしないとね。」


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2008年09月01日

Tomorrow 第9話

『妻の死と病院の閉鎖−大切な人からの手紙』

診察室で薮内医師(六角慎司)の診察をする女性。
それは、仙道 (岸部一徳) の妻・昌江 (水沢アキ) だった。
昌江は市内で開業医をしている。

これまで多くの患者に市民病院を紹介してきた昌江は、
病院が一般外来を閉鎖し専門病院になってしまうことに
複雑な気持ちでいた。

昌江は見たい機材があると言い出し、航平 (竹野内 豊) が案内することに。
「あまり寝てないんだから無理しないようにね。」
昌江を心配する仙道。
「もう、大丈夫大丈夫!」
明るく笑い手を振る昌江。

その後、ナースステーションに看護師が駆け込む。
「大変大変!
 ここに来るはずだったブルー軍団がさ!!」

病院事務室
電話で話す遠藤 (緒川たまき)。
「ドクターが全員キャンセルになりました。
 在学中の大学病院から、圧力が掛かったのかもしれません。」
「そうですか・・。」
電話の相手、蓮見 (陣内孝則) が答える。
「優秀な外科医は他にもいます。
 至急手配しますから。」
「わかりました。」
電話を切った蓮見は、松永議員(品川徹)と目を合わせ・・。続きを読む

2008年08月25日

Tomorrow 第8話

『看護師長、倒れる!!−女の幸せ、結婚?仕事?』

病院再建に向け医師集めに必死になる航平 (竹野内豊) と仙道 (岸部一徳) 。
しかし、潰れかけの市民病院には医師が簡単に集まるはずがない。

一方、紗綾 (緒川たまき) による専門病院へ移行するプロジェクトは
さらにエスカレートする。
入院費は一泊12万円とする、「医療費改定表」を患者に突きつけ、
さらにはスタッフをリストラするとまで言い出す。
ただでさえ人手不足で困っている病院でリストラしようとする紗綾の
考えに 愛子 (菅野美穂) は全く理解出来ない。

そんな中、看護師たちの間で 和子 (エド・はるみ) がプロポーズされた
という噂が流れる。
その相手とは病院に入院している 小倉雅夫 (光石 研) であった。

突然の結婚の噂に周囲が羨む中、和子は下腹部の痛みに襲われ、
うずくまってしまう。
検査の結果、痛みの原因は子宮筋腫であることがわかる。
その症状から、子宮の全摘出が必要になる可能性が高いという
片岡 (田中 実) の言葉に和子は複雑な気持ちになる。

公式HPより=続きを読む

2008年08月19日

Tomorrow 第7話

『見捨てられた患者−涙の訳』

救急科、小児科、産婦人科の閉鎖、ついには医師不足による医療ミスまで
引き起こし、もはや病院再建は絶望的かと思われた西山室市民病院。

そんな中、遠藤 (緒川たまき) による “病院再建プロジェクト” は
着々と動き出す。

松永議員(品川徹)の事務所を訪れた遠藤は、新聞記事を問題視する
松永に、優秀な専門医を呼んだと話す。
「秋には選挙がある。
 西山室市の財政再建を公約に掲げようと思っている、
 私の立場ってものがあるんですよ。
 銀行の頭取にも、もうこれ以上西山室市には貸せないと
 泣きつかれました。」と松永。
「そんな!
 今銀行に融資を打ち切らたら・・」と蓮見副市長(陣内孝則)。
「こんな調子じゃ、私だって手を引きたくなるね。」
「・・・」
「もちろんその場合、先生を院長にするという約束も
 忘れてもらうことになりますよ。」
「もう1度だけ、チャンスをいただけないでしょうか。
 今度こそ、ご期待に答えて見せます。」
遠藤はそう言い頭を深く下げる。続きを読む

2008年08月11日

Tomorrow 第6話

『訴えられた病院−モンスターペイシェントの真実』

七海の病室
退院の準備を済ませた七海(黒川智花)は、母と姉との記念写真を
手に取る。
そこへ航平 (竹野内 豊) がやって来た。
「退院おめでとう。」
「・・・」無言で写真をバッグにしまう七海。
「お世話になりました。」
航平の目を見ずにそう言い、病室を出ていく。

ナースステーション
看護師・圭太 (永田 彬)が準備した点滴を確認する愛子(菅野美穂)。
「はい、OKです。」
「ありがとうございます。」

「田中、今日七海ちゃん退院だったんじゃないの?
 付き添ってあげなくていいの?」と看護師長(エド・はるみ)。
「しょうがないですよ。時間ないですし。」
「でも愛子先輩大丈夫ですか?
 昨日から20時間ぶっ通しですよね。」
「大丈夫だって。千夏がダウンした分頑張らないと。」
「田中ダメよ。もう終わりにしなさい。」
「でも私が帰っちゃったら人手が足りなくなりますよ。」
「休息を取るのも患者さんの為。ミスを防ぐため。
 そうあんたのお母さんにも教えられたのよ。」
「・・わかりました。少し休みます。」
「愛子先輩!例の小説家の先生がお呼びです。」と圭太。
受話器を圭太から受け取る愛子。
「もしもし。」
「早くしなさいよ!大変なんだから!」
「・・わかりました!」
二階堂志保 (杉田かおる)の病室へと走る愛子。続きを読む

2008年08月04日

Tomorrow 第5話

『涙の告白〜医療ミスに封印された笑顔』

病院、事務所
亡くなった河原の葬儀から戻った仙道(岸部一徳)と航平 (竹野内 豊)。
「いいお葬式でしたね。
 河原さんはきっと、森山先生に感謝していると思いますよ。
 自分は一人じゃない。
 河原さんは少なくても、そんな思いの中で、
 逝くことが出来たんじゃないでしょうか。」
「・・・」寂しそうに微笑む航平。

そこへ愛子 (菅野美穂) がやって来た。
「・・・あ・・あの、どうでしたか?お葬式。」
「とても、温かい式でしたよ。
 商店街のみんなも来てくれて。」と仙道。
「そうでしたか。」
「少し、時間もらえるかな。」
航平の言葉に戸惑う愛子。
その時・・
「森山。久し振りだな。」
安達裕也 (袴田吉彦) が航平に声をかける。
「安達・・・」続きを読む

2008年07月28日

Tomorrow 第4話

『加害者と被害者−人生最期の病院』

遠藤(緒川たまき)の調べにより、航平(竹野内 豊) が医療ミスによって
死なせてしまったのは、愛子(菅野美穂)の母親であったことが明らかになる。
それを知った航平は、愛子のことを意識するあまりまともに
顔を見ることができないでいた。

そんな中、病院では新たな問題が起こる。
紗綾が金にならない長期入院患者を全員退院させると言い出したのだ!
騒然となる病院内。
長期入院患者の一人に、夫を亡くし他に介護してくれる家族のいない
河原のぶ子 (佐々木すみ江) は絶対に退院しないと言ってきかない。

会議室
遠藤が看護師長(エド・はるみ)と蓮見洋治(陣内孝則)に言う。
「この病院には無駄な患者が多すぎますね。」
「無駄な?」と師長。
「長期入院患者。
 とくに、いわゆる社会的入院患者は全員、今週中に退院させる
 ことにしました。」
「社会的入院患者?」と蓮見副市長。
「病院にいる必要はないのに、個人的事情で退院しない患者のことです。
 高齢化社会ですから、一人暮らしのお年寄りや、
 自宅で介護できない場合、病院に預けっぱなしということが
 結構多いんです。」
「でも先生。置いているだけでお金になるなら、何も無理に退院
 させる必要はないんじゃないですか?」と蓮見。
「単価の安い患者はいりません。
 ちまちま点数を稼いだって、30億の赤字は永遠に解消できませんよ。
 師長、いいですね。」
「・・・」続きを読む

2008年07月21日

Tomorrow 第3話

『暴かれた医療ミス−そして、親子の絆』

医師として市民病院の再建を手伝う決意をした 航平 (竹野内 豊)。
しかし、蓮見 (陣内孝則))は森山の過去を調べるうちに、
航平には医療ミスを犯した過去があることがわかる。

再び医師として働くことになった航平。
市役所の荷物を片づけていると、副市長・蓮見がやって来る。
「準備できましたか?」
「はい。
 あの・・突然で申し訳ありませんでした。」と航平。
「これも、市民病院再建の為ですからね。
 ・・森山さん。」
「はい。」
「・・あいや・・これからも、今までどおり、
 市民のために頑張ってくだささい。」
「お世話になりました。」
航平が市役所を出ていく。

愛子の妹・田中七海(黒川智花)の病室
「私・・もうこの世にいなかったかもしれないんだよね。
 良かった!お姉ちゃんと又会えて。
 森山先生のお陰だね。」
「うん!?あんた今脈上がったよ。」と愛子 (菅野美穂) 。
「え!?」
「まさか!あいつのこと!?」愛子がからかう。
「嫌だ!嘘だ〜!」
「冗談!
 まあ医者としては見所あるけど、男としてはねー。」続きを読む

2008年07月14日

Tomorrow 第2話

『命を金で買うとき』

赤字を抱えた市民病院を建て直すために動き出した “病院再建プロジェクト”。
その中心となる遠藤紗綾 (緒川たまき) は、利益の上がらない診療科を
閉鎖し、セレブ専用の専門病院にしようと計画を立てる。
納得できない 愛子 (菅野美穂) は紗綾に詰め寄るが、紗綾はそれを全く
聞こうとしない。

一方、航平 (竹野内 豊) も「自分には何も出来ない」と背を向けてしまう。

航平が医者だという噂はあっという間に広がる。

市役所
「いやあ、私も驚きましたけどね。
 でもいいじゃありませんか、丁度。
 病院再建プロジェクトにとって、心強い味方ですよ。」
副市長・蓮見洋治(陣内孝則)が航平に言う。
「あの、そのプロジェクト・・ですけど、
 降ろしてもらうわけにはいきませんか?」
「ちょっと。
 市民病院の赤字を何とかしない限り、この市だって共倒れなんですよ!
 ・・・じゃあここはもういいですから、病院の方にいって下さい。
 遠藤先生の指示に従って、よろしくお願いしますね。」
「・・・」

病院の廊下
遠藤に謝罪する愛子。
「看護師として、してはならないことをしました。」
「看護師がメスを握ったなんて知れたら、この病院の問題になるのよ。」
「え・・」
「あなたは医療行為なんかしてない。
 いいわね!」
遠藤はそう言い立ち去るのだった。

航平が庇ってくれましたが、愛子はちゃんと真実を打ち明け
謝罪したんですね。
彼女の真っ直ぐさが伝わってきます。
続きを読む

2008年07月07日

Tomorrow 第1話

『医療は人か金か』

1999年
患者をオペ室に急いで運ぶ医師たち。
「お母さん!」泣きながらそのあとをついてくる少女。
運ばれていく女性が、医師・森山航平 (竹野内 豊)の手を
ぎゅっと握り締める。

母親のオペを泣きながら待つ少女。
航平は懸命に患者を救おうとするが・・・。

2008年
穏やかな顔で海沿いの道路をバイクで走る森山航平。

とある猟師町では、市の青年部が七夕どんつく祭りの準備に追われていた。
「商店街に客を!マネーを!繁栄を〜!」
「今更勝負って言ってもな・・。」
「だから10年前の開発計画に乗っかってりゃよかったんだよ・・。
 でっかいホテルがドッカーンと建つんじゃなかったの?」
「青年部!未来を背負えよ〜!」
「青年部って言ったって、平均年齢46ですよ・・。」
「はい、口は動かさない。
 はい、マドンナ!」
「そんなこと言ってないで仕事しなさーい!」
安田早苗(松田美由紀) が元気に笑う。

そこへ、航平が通りがかり、青年会の人々に挨拶をする。続きを読む