2008年09月23日

太陽と海の教室 最終話

『最終回75分SP・涙のラストメッセージ』

櫻井朔太郎(織田裕二)の願いも虚しく海に散った田幡八朗(濱田岳)。

その悲しみも癒えぬうち、湘南学館に激震が走る。
ついに履修不足問題が表面化し、学園に調査委員会が乗り込んできたのだ。

3年1組の教室
「単位未履修!?」
「うちの学校、受験に偏った勉強していたから、
 国が定められた授業していなかったの。」
「それって新聞に出るような問題なの?」
「卒業資格を失うの。私達・・。」
「受験できないんだよ!」

そこへ朔太郎がやってきた。
「先生!」「何かの間違いですよね!」
「・・・間違いじゃない。
 みんなが、高校2年の時から受験延長のカリキュラムが始まってて、
 世界史や保健体育の単位が足りないんだ。」
「何でそんなミスが起こったんですか?」と羽菜(谷村美月)。
「ミスじゃない。
 不正だとわかった上で、カリキュラムは組まれていたんだ。」
「先生!俺受験しなきゃダメなんだよ!
 先生だって知ってんだろ!?
 俺が大学受かるの、弟と妹が待ってるんだよ!」と英二(山本裕典)。
「受験は出来る。」
「どうやって・・」と羽菜。続きを読む

2008年09月17日

太陽と海の教室 第9話

『さよなら』

櫻井朔太郎(織田裕二)の願いもむなしく、田幡八朗(濱田岳)は
亡骸となって港に戻ってきた。
根岸洋貴(岡田将生)、白崎凛久(北乃きい)、楠木大和(冨浦智嗣)、
日垣茂市(鍵本輝)澤水羽菜(谷村美月)、川辺英二(山本裕典)らも
港に着くが、八朗の死に言葉を失う。

朔太郎は、八朗が持っていたアイスの当たり棒を、海岸で待つ
屋嶋灯里(吉高由里子)に届けにいく。

灯里は、真っ暗な海を見つめて立っていた。
「・・・屋嶋。」
「先生・・。
 あ、さっきね、あそこに白い鳥が飛んでたの。
 あの鳥なんて言うのかなー。
 何しに来たんだろう・・。」
「・・・」
「私・・ハチにありがとうって言わなきゃ。
 ハチとスイカ食べるとき、いつも端っこばかり先に取って、
 真ん中くれるの。
 私ハチにありがとうって言わなきゃ。
 まだちゃんと伝えたことなかったし。」
海を見つめながらそう言う灯里。続きを読む

2008年09月10日

太陽と海の教室 第8話

『友達の死・・・最後に見た君の笑顔』

学校の野球グラウンド
「9回裏2アウト、湘南学館高校、田幡八朗、投げました!
 ストライク!試合終了!
 湘南学館高校夏の甲子園制覇!
 やったー!」
マウンドで一人野球ごっこをしてはしゃぐ田幡八朗(濱田岳)。
そんな八朗を、屋嶋灯里(吉高由里子)が見ていた。
「何してんの?」
「うん?・・あの、野球部入ったばっかりなのに、潰れちゃったの。」
「ふーーん。
 ね、」
「うん?」
「西高の、柔道部の人に告白されちゃったのね。」
「うん。」
「あんた断ってくれない?」
「え・・」

海岸
「全然弱いんだもの。」と灯里。
「誰のお陰で断られたの?」
「・・・名前なんていうの?」
「田幡八朗。」
「ふーーん・・じゃあハチか!」
「ハチ?」
「ねえハチ、夏の匂いがするね。」
「・・夏の匂いがする。」
灯里が微笑む。
「ねえ、君は?君の名前は?」
灯里は八朗に微笑みかけ・・。

二人の出会いのシーンでした。続きを読む

2008年09月02日

太陽と海の教室 第7話

『友達の死・・・・ごめんなさい、先生』

次原雪乃(大政絢)に一緒に死んで欲しいと懇願された田幡八朗(濱田岳)。

八朗を探しに灯里(吉高由里子)が凛久の実家の店へ訪れる。
凛久(北乃 きい)は洋貴(岡田 将生)と勉強をしていた。
「あ・・ハチ来てないんだ。
 電話してもいないんだよね。
 邪魔?」
「え?」と凛久。
「全然。邪魔じゃないよ。」と洋貴。
「あ、何か飲む?」
凛久が飲み物を取りにいく。
「あ、これ貼ったんだ。」
夏休みに撮った花火の写真に気付く灯里。
「うん!」
「変な顔。」灯里が楽しそうに写真を見つめる。

「少しずつ、少しずつ、
 大切な友達との別れの日が近づいていた。
 少しずつ、少しずつ近づいて、
 ある日突然、友達は死んでしまった。
 あの日、あの夏の終わり。」
続きを読む

2008年08月26日

太陽と海の教室 第6話

『友達のSOSが聞こえますか?』

櫻井朔太郎(織田裕二)の3年1組副担任、榎戸若葉(北川景子)は、
あることが気になっていた。
それは、柴草修平(八嶋智人)から聞いてしまった湘南学館の問題。

若葉は問題の真偽を尋ねようと、校長であり母でもある
長谷部杏花(戸田恵子)の下を訪れる。
長谷部は花に水をやっていた。
「ねえ、夏休みの間、温室の花の世話やってくれないかしら。
 あんたさえ良かったら、そのあともずっと。」
「・・・」
「どうしたのよ。」
「柴草先生から聞いたの。
 発覚したら生徒たちは卒業資格を失って、
 今やってる受験勉強が全部無駄になるって。」
「そう・・。」
「隠しとおせるの?」
「あなたは、隠し続けるべきだと思うの?」
「当たり前じゃない。生徒たちのことを思うなら、」
「生徒たちを思うなら、不正を隠せ?」
「生徒たちも、それを望むと思うよ。」
「でも、学校ってそんなことを教えるためにあるの?
 バレなくて良かったって、喜ぶ生徒を育てるためにあるの?」
「・・・ママ!」
「ママはよしなさい。」
「ママもしかして、この学校や理事長がしたことを告白する気じゃ!?」
「・・・」
「そんなことしたら生徒たちが。
 それにママだってこの学校の校長として責任を取らされて・・」
「お願い。温室の世話、頼まれてくれないかなー。」続きを読む

2008年08月19日

太陽と海の教室 第5話

『優等生の反乱…明かされた秘密』

湘南学館、櫻井朔太郎(織田裕二)が担任する3年1組の優等生、
澤水羽菜(谷村美月)と楠木大和(冨浦智嗣)が恋に落ちた。
これまで受験勉強一筋、恋など邪魔だと思っていた羽菜と大和。
しかし、仲良く2人で勉強しているうちに、いつの間にかお互いを
意識していたのだ。

2人がその想いを通わせたのは放課後の図書館。
羽菜と大和の告白は、ほぼ同時にキスから始まる。

だが、心を通わせたと同時に、微妙なすれ違いも始まった。
自分の心に一段落つけたとクールな大和に対し、
羽菜は恋のスタートで受験勉強に感じていた疑問が
一気に膨れ上がっていく。続きを読む

2008年08月12日

太陽と海の教室 第4話

『崖の上のショパン』

凛久の実家のカフェ
小学校時代の友人にカレがいるか聞かれる凛久(北乃きい)。
「え・・あ・・今はね。」
「もしかして、経験少なめ?」
「少なめかな。」
「まあ気にすることないんじゃん?一回もないキモイやつだっているし。」
「キモ!?」
「凛久はうちらの中で一番お先に彼氏作ってたもんね。」
「え!?」
「根岸洋貴。」
「洋貴!?あんなの全然、全然彼氏じゃないから。」
「5年ん時、ドッジボール大会のあと、」
「見た見た!教室で二人してね!」と友人たち。
「ドッジボール!?教室!?何それ!
 全然人違いだから!!」続きを読む

2008年08月05日

太陽と海の教室 Episode 3

『死ぬな!お兄ちゃん まさかの船上大手術』

生徒たちの成績をパソコンで調べていく理事長の神谷龍之介(小日向文世)。
櫻井朔太郎(織田裕二)が担任するクラスの生徒、川辺英二(山本裕典)の成績が3年生になってから急落していた。
「2年の3学期まで常に10位以内に入っていた成績が、
 3年になってから落ち続け、今回は100位以下となりました。」
「ええ・・」と副担任の榎戸若葉(北川景子)。
「欠席も増えましたし。
 日ごろの生活態度はまるで不良だ!」と柴草(八嶋 智人) 。
「確か、父親を事故で亡くしていますね。」と真山(吉瀬美智子)。
「それは一昨年のことだから成績には関係ないでしょう。」と柴草。
英二にキスされたことを思い出す若葉。
「彼は、我が校全体の偏差値に影響を与える重要な人材です。
 早急に原因を突き止めて更生させる必要があります。」と神谷。
「はい。」
「これは私からの手紙です。彼に渡してください。」
「はい。」続きを読む

2008年07月29日

太陽と海の教室 Episode 2

『地球一熱い教師VS恋を金で売る女生徒!
 本気で好きなら胸を張って馬鹿になれ!!』


夜遅く、眠っていた田幡八朗(濱田岳)は。携帯の着信音で目を覚ます。
「・・はい。」
「ハチ!!」灯里(吉高由里子)の声。
「灯里・・どうした、こんな時間に。」
灯里の悲鳴に飛び起きる八朗。
「助けて!」
「どうした・・」
「私の彼氏がケンカしてるの!」
「誰と?」
「私の彼と私の彼が私を取り合ってケンカしてるの!!」
「はぁ。二股じゃん!」

灯里のいるカラオケボックスへと駆けつける八朗。
男たちは殴りあいながら、自分は灯里にバッグや時計をプレゼントしたと
言い合っている。
「さては、お前もレインボーマンの一人!?」
男が八朗に聞く。
「レインボーマン?」
「お前も灯里ちゃんから貰っただろ?
 灯里ちゃん特性の、私はあなただけのものよストラップ!」
右側の男には『I(ハート)YOU ONLY』緑バージョン。
左側の男には、オレンジバージョン。
「彼女は七股してたんだ。」
「七股!?」
「違うわ!私の本命は彼よ。」
灯里の言葉に、男のパンチが八朗に飛ぶ。続きを読む

2008年07月23日

太陽と海の教室 Episode 1

『地球一熱い教師が海からやってキター!!』

有名国立大学、私立大学に毎年多数の生徒を合格させる進学高校、
湘南学館。
この高校に、櫻井朔太郎(織田裕二)が赴任してくる。
しかし、櫻井は誰もが想像するような進学校の教師とは、
およそかけ離れた型破りな男で…。


夏を目の前にした3年1組の仲間、根岸洋貴(岡田将生)、白崎凛久(北乃きい)、
田幡八朗(濱田岳)、屋嶋灯里(吉高由里子)、楠木大和(冨浦智嗣)、
日垣茂市(鍵本輝)、澤水羽菜(谷村美月)たちは、
夜の浜辺に集い、自分たちだけの卒業式をしようと花火を楽しむ。

花火に火をつけ、それぞれ携帯で自分たちの写真を撮る7人。
「高校卒業、おめでとうー!!」
7人の後ろに大きな打ち上げ花火が上がる。

携帯カメラで撮った写真には、自分と、隣に並んだ人しか入っていない。
「全然撮れてないじゃん!!」と凛久。
「撮りなおし!みんな整列整列!」と大和。
「待って!来て!」
羽菜に言われ、携帯を並べてみる。
すると、7人全員の記念写真が出来上がる。続きを読む