2008年12月23日

イノセント・ラヴ 最終話

『永遠に』

佳音(堀北真希)は、殉也(北川悠仁)と結婚式を挙げた。
式場には、昴(成宮寛貴)のほか、子ども聖歌隊のルリ子(八木優希)や
勇(澁谷武尊)たちの姿もあった。

だが、そこに耀司(福士誠治)の姿はなかった。
耀司は、仕事を理由に結婚式には出席しなかったのだ。

藤堂が耀司の仕事場にやって来た。
「どうだ?仕事の方は。」
「大分、慣れました。
 皆さんよくしてくれますし。」
「そうか。
 ・・・今日だろ?妹さんの式。
 出てやらないのか?」
「・・・俺は晴れの場に相応しい人間じゃないですし。」


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堀北 真希, 北川 悠仁, 香椎 由宇, 福士 誠治
ポニーキャニオン 2009-04-15

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2008年12月16日

イノセント・ラヴ 第9話

『涙の最終』

佳音(堀北真希)は、殉也(北川悠仁)に別れを告げ、
故郷の長野へと向かった。
佳音の記事が、週刊時潮に掲載されたことが原因だった。
それは、週刊時潮の記者・池田(豊原功補)が、掲載を諦めて
破棄したはずの原稿だった。

佳音は保証人なしで入れる部屋を借りると、
少年刑務所に服役中の兄・耀司(福士誠治)に会いに行く。
「何で来たんだ。
 手紙読んだろ?
 もう俺とは縁を切ってくれ。」
「お兄ちゃん・・どうして今まで嘘ついてたの?」
「嘘?」
「やったのはお兄ちゃんじゃないよね。」
「・・・」
「私全部思い出したんだよ。
 池田さんの記事を読んで全部思い出した。」
「佳音?」
「私がお父さんを刺した!」
「違うんだ!それは違う、全然違う!」続きを読む

2008年12月09日

イノセント・ラヴ 第8話

『走り出す』

「お兄ちゃん、聖花さんはその日も、帰ってきませんでした。
 そして、次の日も。」


佳音(堀北真希)は、聖花(内田有紀)が家を出て行ったことに
ショックを受けている殉也(北川悠仁)を心配していた。
聖花は、昴(成宮寛貴)のもとを離れず、殉也の家に戻ってくる
ようすはなかった。

そこに昴から電話が入る。
「・・もしもし。」
「殉也・・。」
「うん。」
「今・・聖花と一緒にいる。」
「そう・・。」
「これからは、俺が聖花の世話をするよ。」
「・・・聖花を・・愛しているのか?」
「・・・うん。」
「だったら聖花も幸せだな。
 ありがとう。」
「殉也、」

殉也は電話を切ってしまう。
昴は三人一緒に映った写真を見つめ・・。
そのとき聖花は、幸せそうに微笑みながら、窓の外を眺めていた。

そして佳音は、心配そうに殉也の背中を見つめ・・。続きを読む

2008年12月02日

イノセント・ラヴ 第7話

『動き出す』

佳音(堀北真希)と殉也(北川悠仁)は、信じられない光景を目にする。
3年間植物状態が続き、数日前にも生死の境をさまよう
危険な状態に陥ったばかりの聖花(内田有紀)が、
自力でベッドから上半身を起こしていたのだ。
聖花は、殉也に向かって手を伸ばすと、声にならない声で
彼の名前を呼んだ。
殉也は、そんな聖花に駆け寄って彼女を抱きしめた。

病院、聖花の診察をする主治医の東野(中原丈雄)。
「いやぁ・・医学的に、説明不可能なことが起こっていますね。」
医師の言葉に嬉しそうに微笑む殉也。
「ただ、3年間脳の機能が低下していたあとですから、
 脳に、多少の障害が残っていることは考えられます。」
「大丈夫です。リハビリ頑張りますから。」
「希望を持って頑張りましょう!」
「はい!」続きを読む

2008年11月25日

イノセント・ラヴ 第6話

『深まる絆』

佳音(堀北真希)は、アパートを出て、殉也(北川悠仁)とともに
彼の家へと向った。
自宅に来るよう促したのは殉也だった。
殉也は、両親を殺したのは自分だという耀司(福士誠治)の告白に
ショックを受けている佳音のことを放っておけなかったからだ。

ところがその矢先、思わぬ事態が起きる。
聖花(内田有紀)の心肺機能が著しく低下し、人工呼吸器から
アラーム音がなり始めたのだ。
佳音たちは、救急車を呼んで聖花を病院へと運んだ。

病院
「心肺機能が、著しく低下しています。
 今日明日が、峠だと思ってください。」
医師の言葉に呆然と立ち尽くす殉也・・。続きを読む

2008年11月19日

イノセント・ラヴ 第5話

『救いの手』

佳音(堀北真希)は、過去を調べた美月(香椎由宇)から、
黙って殉也の前から去るよう言われてしまう。

教会の前で殉也(北川悠仁)を見つめる佳音。
殉也が佳音に気づく。声をかけようとするが、佳音の涙に気づき・・。
佳音がその場から走り去る。
「殉ちゃん!義道神父が手伝ってって!」美月がやって来た。
美月の手を振り解く殉也。
「ごめん。すぐ戻るからって伝えておいて。」
「殉也さん、神父様が急いで下さいって。」とシスター。
「・・・わかりました。」
殉也は佳音のことを心配しながらも、追いかけるのを諦め、
教会へ戻っていく。
美月は複雑な表情を浮かべ・・。

義道神父はこのとき佳音がいることを知って
殉也を呼びつけたのでしょうか?
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2008年11月11日

イノセント・ラヴ 第4話

『幸せの兆し』

佳音(堀北真希)は、少年刑務所を仮釈放された兄・耀司(福士誠治)と
アパートで一緒に暮らし始める。
耀司は、保護司の松下(浅野和之)から紹介された工場で働くことも
決まっていた。

夕食の準備をしていた佳音は、耀司が散歩に出た際に、
壁に貼っておいた殉也(北川悠仁)との写真をはがす。

「お兄ちゃん、ごめんね。
 どうしてかよくわからないけど、
 私はあの人に、お兄ちゃんのことを見られたくなかった。」


教会
みんなが帰ったあと片付けをしていた殉也は、
鋭い視線を感じ、振り返るが、誰もいなかった。続きを読む

2008年11月04日

イノセント・ラヴ 第3話

『引き裂かれた絆』

佳音(堀北真希)は、ピアノを弾きながら聖花(内田有紀)と
寄り添いあう殉也(北川悠仁)の姿を偶然見てしまい、
大きなショックを受けていた。

あくる日、掃除をするために殉也の家を訪れた佳音は、その気持ちを
隠して精一杯明るく振舞い、出かける殉也を笑顔で送り出す。

掃除を始めた佳音は、やってはいけないことだと知りながら
殉也のアルバムを開いた。
そこには、笑顔を浮かべて並ぶ聖花と殉屋の写真が沢山貼られていた。

「お兄ちゃん・・
 私には、その時すぐにわかりました。
 家族を亡くした寂しいあの人を、
 初めて、心から笑わせたのは、
 笑顔の素敵な、この人だったんだってことが・・。」
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2008年10月28日

イノセント・ラヴ 第2話

『衝撃の一夜』

佳音(堀北真希)は、殉也(北川悠仁)へのクリスマスプレゼントとして、
彼の家の玄関先にグランドピアノを模ったオルゴールをこっそり置いて
帰った。

あくる朝、それに気づいた殉也は、教会で美月(香椎由宇)に
オルゴールの件を話す。
「誰か子供のいたずらなんじゃない?
 ほら、ルリコちゃんとか。」
「ルリちゃんねー。」
「だって殉ちゃんのこと好きでしょ、あの子。」
「でも、昨日ルリちゃんからプレゼントもらったよ。」
「そっか。
 てことは!
 他にも殉ちゃんのこと好きな子いるんじゃない?」
「うーん・・」
「ミドリちゃん!ハルコちゃんかな。
 モテモテだね、殉ちゃん。」
「そんなちっちゃい子ばかりにモテても仕方ないよー。」
殉也を見つめる美月・・。

佳音は、『山田加奈子』と偽名を使い、清掃員として派遣会社に登録する。
紹介された仕事は駅構内の清掃だった。続きを読む

2008年10月21日

イノセント・ラヴ 第1話

『残酷な運命と闘う・・・・新しい私の始まり・・・・』

2001年12月24日 クリスマス・イブ
とある地方の小さな町に住んでいた家族を悲劇が襲った。

消防隊が駆けつけ、燃え上がる一軒家の消火活動にあたる。
その家から、18歳の長男・耀司が、13歳の少女・佳音を抱きかかえて
逃げ出してきた。
「お・・お母さんは!?
 お母さん!!」
泣き叫びながら家の中に飛び込もうとする佳音の体を、
耀司は必死に押さえつけ・・。
その時、家が崩れ落ちる。

「知ってる?お兄ちゃん。
 宇宙では、一日に何億もの星が死んで、
 消えていってるんだって。
 でも同じくらい沢山の星が、
 毎日生まれているんだよ。
 私は夜空を見上げると、いつも、みんなから離れて光ってる、
 一番小さな星を探すんだ。
 あんな星でも一生懸命光ってる。
 私はここにいますって。
 私のことを・・忘れないでって。」
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