2009年03月18日

トライアングル Final

『決着』

「25年前のある日、一人の少女が殺された。
 俺はその日、彼女の姿を見た、最後の目撃者だった。」


亮二(江口洋介)は、ようやくたどり着いた25年前の事件の犯人
と対決することを信造(北大路欣也)に報告に行く。
「ご報告に来ました。」
「ついにたどり着いたか。」
「25年前の葛城佐智絵殺害事件、上海での志摩野さん殺害事件、
 そして、葛城サチさん殺害事件。
 これら3つの事件は、同じ男の仕業です。」
「つまり・・・」郷田家別荘火災を思う信造。
「何か?」
「いや。
 それで?」
「これから犯人に会って来ます。」
「無茶はよせ。
 本部の連中も、恐らく君が目星をつけている男を追っている。
 サチさん殺害事件の被疑者として。
 男が捕まるのも時間の問題だ。」
「だから報告に来たんです。
 本部に先を来させるわけにはいきません。」


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2009年03月12日

トライアングル 10

『十字架を背負う者たち』

15年前に別荘の火災で亮二の両親と兄が亡くなっていたことを知った
舜(稲垣吾郎)は、現場である長野県の八ヶ岳に赴いて出火原因を調査。

『八ヶ岳別荘で発生した火災報告書
 平成六年三月一五日
 長野県茅野東警察署
 司法警察員 巡査部長 相田
 発生日時 平成六年三月一五日 午前二時頃
 火災の場所 長野県茅野市北里字大山677番地
 死亡者 東京都大田区石森3丁目7番地5号
 郷田 武彦(四九歳)
 郷田 幸子(四七歳)
 郷田 雄一(二四歳)
 火災の原因 詳しい原因については、激しい炎の為不明。
 目撃者などの証言から、事件性は無いという』

舜は、当時担当していた消防員に聞いてみる。
「出火原因は、子供の花火だったと思いますよ。」
「子供の花火?」
「お嬢さんがいてね、花火をしたって言うんで、
 その火の不始末が原因だったかな。」
『あの火災のことは、触れてほしくないみたい。』
唯衣の言葉を思い出す舜。
「ありました。これです。」
報告書には、放火の可能性、と書かれていた。
「放火!?放火の疑いもあったんですか?」
「最初はね、不審者を見かけたという話があったんです。」
「・・・」続きを読む

2009年03月05日

トライアングル 9

『真実の向こう側』

25年前の事件現場に立つ亮二(江口洋介)の前に信造(北大路欣也)が
現れた。
亮二は、佐智絵と志摩野(堺雅人)の殺害に信造とが関与しているのでは
ないかと迫るが、信造に「証拠がない」と突き放される。

「君も刑事の端くれならわかるだろ?
 犯人探しは誰にでも出来る。
 重要なのは、裏づけ捜査だ。」
「25年前の事件が時効を迎え、志摩野さんの件も上海で自殺と処理
 された以上、この2つの事件に関与していた人間を、
 日本の法律で裁く事は難しい。
 でも犯人を起訴し、有罪にすることが俺のゴールじゃない。
 知りたいだけです。
 俺はただ・・真実が知りたいだけです。」
「今のままじゃ君のゴールは幻に終わる。」
「・・・」
「犯人であることの確実な証拠がない限り、
 真実とは言えないんだよ。」
「・・・」

亮二は犯人を罰したい、という思いよりも、
ただ、真実を知りたい、という強い思いを持っているんですね。
信造も、同じ思いで犯人を追い続けていたように思います。。
証拠を見つけることが出来ずに時効を迎えてしまったのか?
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2009年02月25日

トライアングル 8

『アリバイ』

亮二(江口洋介)は25年前、事件現場で体験したことを
サチ(広末涼子)に明かす。あの日の放課後、秋本(佐々木蔵之介)と
遊ぶ約束をしていた亮二は河原の近くを通り、佐智絵の遺体を発見。
背後から聞こえた「後ろを振り向けばお前も殺す」という犯人らしき
男の声に恐ろしくなって逃げ出していたのだ。

亮二は男の声しか聞いていないが、男は亮二の姿を見ている。
いつか亮二を見つけ出し、口封じのために殺しにくるかもしれない…。
亮二を案じた兄の雄一は
「黙っていた方がいい。時効が成立するまで見つからなきゃいい」
と言い聞かせ、その言葉に亮二は従ったのだった。

その正体不明の男が、上海で亮二の命を狙ったに違いない。
そして犯人は、亮二の上海行きを知り得た人物…。

亮二はあの日、秋本と遊ぶ約束をしていて、
一度家に戻ってから、あの場所を通った。
そして、遺体を発見。
横たわる佐智絵に駆け寄り、頭を揺する亮二。
あんな風に揺するのはちょっと不自然。
子供だから、仕方ないかな・・。
でもだから、彼の手には血がべっとり付いていたんですね。
そしてこの時、亮二は男の声を聞いた。
落とした缶に野球カードを詰め込みながら、大人を呼ぼう、
いや、警察か?と必死に考える亮二。
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2009年02月18日

トライアングル 7

『その男上海に死す』

志摩野のパーティー会場を後にする亮二(江口洋介)と唯衣(相武紗季)。
「いいのかな、先に帰ってきちゃったけど。
 あの二人・・。」と唯衣。
志摩野(堺雅人)がサチ(広末涼子)の兄であると告白したことを
考える唯衣。
「サチさん・・どんな気持ちなんだろう。」
「お前が気にする事じゃないよ。」
「お兄ちゃんは気にならないの?
 サチさん、ちゃんとお兄ちゃんって言えてるかな。」
「そんな簡単にいくわけないだろ?
 生き別れてずっと離れ離れで暮らしてきたんだ。
 そんな簡単にはいかないよ・・。」
「・・・」
「彼女、大阪の施設で葛城のお母さんと出会って、
 葛城佐智絵として、ずっと人生生きてきたんだ。」
「25年前に、葛城佐智絵さんが殺されてなかったら・・
 今とは・・違ってたかな。」
「・・・富岡もその一人だ。
 あいつ、25年前の事件の真相を確かめようと、
 当時容疑者の一人だった新藤に近づいて情報を得ようとした。
 ところが、金をせびられた挙句・・。」
「・・・悔しいね。
 誰が葛城佐智絵さんを殺したんだかわかんないけど・・
 そんなヤツに・・色んな人の人生変えられて・・。」
「・・・」
「悔しいよ。」
「さ、行こうか。」続きを読む

2009年02月11日

トライアングル 6

『哀しき殺人者』

新藤(宅麻伸)の他殺体が、唯衣(相武紗季)の車から見つかった。

警察
新藤の遺体と対面する清子(風吹ジュン)とサチ(広末涼子)。
「狭山二郎。本名新藤利道。」と亮二(江口洋介)。
「ええ・・新藤です・・。」
「葛城さんとは、以前、」
「ええ。ずーっと以前に・・愛したこともありました。」
「・・・」複雑な表情を浮かべるサチ。

その頃、警察内の会議室で、舜(稲垣吾郎)は志摩野(堺雅人)に
説明する。
「遺体との対面を希望したのは葛城のお母さんですよ。
 郷田が無理やり連れてったわけではありません。
 警察に呼ばれたのも、殺された新藤と待ち合わせをしていたからです。
 二度と現れては欲しくない、
 きっぱりと決別するつもりだったと、本人は言っています。」

遺体が置かれている部屋
「でも・・会えなかった。
 来なかったんです。
 どうして・・誰がこんなことを・・」と清子。
「誰なんでしょうね。」
亮二がそう呟くのを、サチは見つめ・・。続きを読む

2009年02月04日

トライアングル 5

『消された真実』

「佐智絵を殺したのは私」と衝撃的な言葉を口にした清子に、
志摩野はすぐさま心療内科への入院を手配。

亮二(江口洋介)は机に拳を軽くぶつけながら、佐智絵が言っていた
ことを思い起こしていた。
『最近ね、いやな男がいるの。』
佐智絵の涙、清子(風吹ジュン)の泣き叫ぶ姿、
そして、新藤(宅麻伸)の姿を思い浮かべる亮二。

そこへ志摩野(堺雅人)がやって来た。
「葛城のお母さんは?」亮二が聞く。
「知り合いの心療内科に見ていただくことにしました。
 そこで適切なカウンセリングを受けてもらいます。」
「ずいぶんと手はずがいいね。
 まるで葛城のお母さんがそういうことを予測していたかのように。」
「郷田さんに引き渡すと警察に連れていかれますから。」
「あなたが口を挟むことじゃないでしょ、志摩野さん。」
「サチさんも納得してくれました。」
「彼女は真相を知りたがっている。」
「知る必要はない!」
「・・・」
「今を生きるのに、過去は必要ないでしょう?」
「手紙もそうやって燃やしてしまったんだ。」
「葛城佐智絵の手紙ですか。」
「あなた何か、25年前の事件と何か関わりが?」
「25年前、上海にいました。」
「上海?」
「私は上海で育ったんです。
 ご存知ですか?」
中国語で話し始める志摩野。続きを読む

2009年01月28日

トライアングル 4

『衝撃の告白』

サチ(広末涼子)は再び大田西署に呼ばれる。
「改めて、当時の状況を聞かせてくれますか?今度は正直に。」
と丸山(小日向文世)。
「・・わかりません。」
「小巻は、あなたから手紙を奪うのが目的だったと供述しているんです。」
と舜(稲垣吾郎)。
「その手紙というのが私には何の事かわかりません。」
「殺された葛城佐智絵さんが10歳の時に書いたものです。」と舜。
「そんな手紙、ありません。」
「サチさん、どうして手紙のことを隠す必要があるんです?」
「隠してません!手紙がないのは本当のことです。」
「小巻に呼び出された場所で、あなたが手紙を持っていたのを、
 郷田は見ているんですよ。」
「・・・見間違いじゃないですか?」
「・・・」
「いいですか?もう。
 今回のことは母には一切話をしてないんです。
 今もすぐ戻ると言って出てきたんです。
 心配掛けてはいけないので。
 失礼します。」
「送っていくよ。」と亮二(江口洋介)。
「結構です。」
「人ひとり刺されてるんだよ、この事件。」と丸山。
「・・・」
「郷田がいなけりゃあなたが、小巻に刺されてた。
 郷田はあなたを助けたんですよ。」
「・・・」
「送ってけ。」続きを読む

2009年01月21日

トライアングル 3

『容疑者』

サチ(広末涼子)を庇って刺された亮二(江口洋介)は、
意識が薄れていく中、あの日のことを思い浮かべていた。

空き缶を手に事件現場から走り去る亮二少年。
「あいつだ!
 きっと・・・あいつがやったんだ!!」


部屋に駆け込み倒れると、兄がやってくる。
「亮二!亮二!どうした亮二!しっかりしろ!」
「お兄ちゃん・・」
「亮二!亮二!!亮二!!」

兄の声で目を覚ます亮二。
「お兄ちゃん?お兄ちゃん!?」
唯衣(相武紗季)が心配そうに顔を覗き込む。
「ああ・・」
「わかる?」
「ああ。」
「良かった・・。連絡もらったの。」
「大丈夫ですか?」と黒木舜(稲垣吾郎)。
「黒スケ・・。」
「黒木です。」
「彼女は?」
「サチさんですか?無事ですよ。
 彼女を助けようとして、刺されたそうですね。
 男は男は逃走中です。男に見覚えは?」
亮二は首を横に振る。
「彼女も、見知らぬ男だったと言っています。」続きを読む

2009年01月15日

トライアングル 2

『過去からの手紙』

警視庁 大田西警察署
「葛城佐智絵、10歳、小学4年生。
 学校の帰りに何者かによって殺害され、遺体となって発見されました。」
と舜(稲垣吾郎)。
「しかしその少女は生きていた。」と丸山(小日向文世)。
「母親がそう言ってたんです。」
(回想)
「個展をやるんですのよ。
 良かったらどうぞ。
 あの子幼い頃から、絵を書くのが大好きだったんです。」
清子(風吹ジュン)はそう言い、舜に案内状を渡した。
(回想終わり)
「確かめてきます。」舜はそう言うと部署を出ていく。。
「は?おい!」

サチ(広末涼子)の個展に亮二(江口洋介)が現れた。
その姿を見たサチは表情を硬くする。
「ふん。」
亮二がお祝いの花かごを渡すがサチは受け取ろうとせず、
亮二はそれを受付に置く。
絵を見て回る亮二。
絵には"Sachi"とサインを入れてある。続きを読む