2009年03月15日

銭ゲバ 最終話

『幸せはどこにあるズラ?』

風太郎(松山ケンイチ)の車に乗り込む緑(ミムラ)。
「どこ行くつもり?
 ・・死ぬの?」
「はい。」
「罪の重さが辛くなった。
 捕まって、死刑になるより、自分で死ぬ方がいい。
 どの道破滅するから。」
「・・・僕が間違ってなかったってわかったからですよ。」
「・・・私が見届けてあげるわ。約束どおり。」
「出来るかなーー緑お嬢様に。」
風太郎はそう言い、ジャケットの下を見せる。
風太郎の体にはダイナマイトが巻きつけられていて・・。
「・・・バカな人間が一人、死ぬってだけの話でしょ。」
「じゃあ・・行きますか。」


B001VKVXIQ銭ゲバDVD-BOX松山ケンイチ, ミムラ, 宮川大輔, 木南晴夏VAP,INC(VAP)(D) 2009-05-22by G-Tools
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2009年03月08日

銭ゲバ 第8話

『悪は静かに死んでやるズラ』

風太郎(松山ケンイチ)を愛し抜いた末に自殺した茜(木南晴夏)。
風太郎はその姿を呆然と見つめることしか出来なかった。
「バカだな・・死んじゃうんだ・・。
 バカだよ茜・・。
 バカなヤツだ・・。」

風太郎の様子を伺いに来た緑(ミムラ)、
「茜ーーー!!
 茜!」
茜の足にしがみつく。
「死んでますよとっくに。」
「・・・何なの!?あんた何してんのよ!!」
風太郎を何度か叩くと、緑は泣き叫びながら春子(志保)を呼び・・。

遺体安置所
「何したの?
 ねえ茜に何したのよ!
 答えて!」
「さあ・・」
「そんな筈ないわ!」
「こう言っただけですよ。
 お前が死んでいようが生きていようが、
 どうでもいい。
 興味もない。」
「・・・酷い。
 茜は・・茜はあなたを愛していたのよ。
 あなたが何をしていようがそんなこと関係ない、
 それでも・・」
「へー。
 でも僕は・・人を愛さないんですよ。」
遺体を覗き込みながらそう呟くと、風太郎は出ていこうとする。続きを読む
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2009年03月01日

銭ゲバ 第7話

『命の値段も結局金ズラか・・・』

加奈江(宮本裕子)に対する傷害の容疑で、逮捕された
風太郎(松山ケンイチ)。
風太郎をやっとの想いで捕らえることに成功した荻野(宮川大輔)は、
風太郎を厳しく追及する。

取調室では一言も発せず、茫然自失の風太郎は憔悴しきって牢獄に
倒れこむ。

母に似た浮浪者の死、
そして緑に騙されていたこと。
この時の風太郎の心には、金=幸せの方程式が崩れ掛けています。


刑事課
「荻野さん、奥さんの怪我大丈夫ですか?」と菅田(鈴木裕樹)。
「たいしたことない。」と荻野。
「・・病気の方は?」
「それは事件とは関係ない。」
「・・はい。」
「ありがとな、心配してくれて。
 しかし蒲郡じゃないけど、この世の中、病気治すのも金、金、金だ。
 嫌になるよ・・」
「金、掛かるんですか?」
「ああ。移植するにはな。
 でもな、だからこそ俺はあいつが許せないんだよ。
 金の為なら何でもするって言うのがさ・・許せない。」続きを読む
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2009年02月22日

銭ゲバ 第6話

『逮捕・・・・金が招いた不幸ズラ』

銃殺された譲次(山本圭)に代わって三國造船の社長の座に就いた
風太郎(松山ケンイチ)。

会議室
「現在、我が社が抱える非正規労働者の数は、780名。
 これを・・全員正社員として契約したいと思います。」
ざわめく役員たち。
「予算の捻出についてですが、」

風太郎の決定を、新聞は大きく取り上げる。

子供達を社長室に招く風太郎。
「子供達本人が希望すればの話ですが、
 我が社の社員として、採用への門を開こうと思っています。
 学校へ通いながら、研修を受けられる制度を設け、
 将来の優秀な人材確保をしたいとも思っております。
 働ける場所があること、これが一番の幸せです。
 その喜びを一番知っているのは、私ですから。」

『愛の経営者・蒲郡風太郎氏
 母子家庭施設へ支援の手』
『派遣から社員へ華麗な転身』
『働ける場所がある幸せ
 叩き上げだからこそわかること』

「新社長、面白いですよね!」
「ボンボンの社長よりはさ、苦労しているからなー。」
「やる気出るよな!」
と社員たち。

「また同時に、医療制度の不備を担う事も、
 我が社の社会への恩返しだと考え、
 10の特別養護老人ホームに、5億円の寄付を送らせていただきます。」続きを読む
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2009年02月15日

銭ゲバ 第5話

『友情も愛も必要ないズラ…』

死体が庭に埋まっている―――。
何者かの通報から、警察によって行われた三國邸の庭の発掘作業。
だが出て来たのは、単なるイタズラ描きの絵。

荻野(宮川大輔)が悔しさを隠しきれない中、風太郎(松山ケンイチ)は、
あることに気付く―――。

「・・風太郎君?どうかした・」
風太郎の追い詰められた表情に気づいた緑(ミムラ)が声を掛ける。
「え・・いや・・別に・・。」
その場に座り込む春子(志保)。
「春ちゃん、大丈夫?」
春子を気遣いながら、緑は言い知れぬ不安と風太郎への疑念に
襲われていた。

一方、譲次(山本圭)は、風太郎を秘書のように会社に連れて行き、
積極的に仕事を覚えさせ始める。
社長の座を虎視眈々と狙う風太郎は、懸命に勉強をし、
譲次や役員たちに認められていく。続きを読む
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2009年02月08日

銭ゲバ 第4話

『僕の家族は母さんだけズラ』

三國家に潜り込んだ風太郎(松山ケンイチ)。

しかし、その正体を白川(田中圭)に知られてしまった風太郎は
白川を殺害。死体を庭に埋め、夜を明かす。

その翌日、結婚をせがむ茜(木南晴夏)に「それは無理だ」と風太郎。
「・・どうして?
 だって・・風太郎さん私のこと・・」茜が悲しそうに聞く。
「・・・もちろん、僕は君が好きだ。愛してるよ。
 君とずっと一緒にいたい。」
「だったら・・」
「でも結婚は無理だ。」
「どうして・・
 風太郎さん?どうして?」
風太郎の顔を覗き込みか細い声で尋ねる茜。
「それは・・茜ちゃん、君が、この三國家の人間だからだよ。
 僕とはあまりにも違いすぎるんだ。」
「そんなの関係、」
「あるんだ。関係あるんだ。」
「・・・」
「風太郎君、私もそんなこと関係ないと思うけどな。」と緑(ミムラ)。
「もし、僕がさっきそれは無理だよって言わなかったら、
 お父さんは大反対したと思うんです。」
「・・・」
「僕はそれは・・正しいと思うんです。」
「どうして正しいの?」と緑。
「僕みたいな、得たいの知らない人間は嫌に決まっています。
 当たり前です、それは。
 僕には、紹介する親もいない。
 母は死んでしまったし、父はろくでなしでどこで何をやっているのかも
 わかりません。
 学歴もまるでない。
 そんな男が、この家の一員になるなんて出来ません。」続きを読む
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2009年02月01日

銭ゲバ 第3話

『罠!美しい心が欲しいズラ』

三國家の一室に寄宿し始めた風太郎(松山ケンイチ)。
朝方、悲しい夢に涙を流し・・そして飛び起きる。
換気口のネジを外し、隠しておいた札束を勘定し始め・・。

風太郎は食卓にいた春子(志保)に挨拶する。
「おはようございます。」
「おはようございます。
 あ・・どうぞ。」
「ありがとうございます。」

別室で豪華な朝食を取る三國家の人々。
不機嫌そうな茜(木南晴夏)に姉・緑(ミムラ)が声を掛ける。
「茜ちゃん・・またそんな顔をして。」
「だって・・。何で風太郎さんはあっちなの?」
「ここは家族だけが食事をする場所だ。それが決まりだ。
 それは変わりない。」と父・譲次(山本圭)。
「ご馳走様。」
「茜ちゃん・・」

「失礼します。」風太郎がやって来た。
「風太郎さん!」嬉しそうに微笑む茜。
「行って来ます。」
「ああ・・」
「行ってらっしゃい。」と緑。

「行ってらっしゃい。お仕事頑張ってね。」茜が風太郎を見送る。
「ありがとう。行ってきます。」続きを読む
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2009年01月25日

銭ゲバ 第2話

『愛は金で買えるズラ!!!!』

緑(ミムラ)の運転する車の前に飛び出した風太郎(松山ケンイチ)。
病院の一室で目覚めた風太郎を心配する緑。
「ひょっとして・・緑さんですか?」
「え・・」
「そうですよね?」
「あ・・はい。」
「覚えてませんか?
 子供の頃・・伊豆の別荘で。」目の傷を指差す風太郎。
「あ・・」
「やっぱり。
 え?じゃあ僕緑さんの車に?」
「ごめんなさい。」
「いえ・・悪いのは僕のほうです。本当にすみません。
 でも緑さんの車だなんて・・すみません・・。」
「謝らないで。
 あの、出来るだけのことはさせて下さい。治療代とか、」
「やめて下さい。お願いです。お金なんて1円も入りません。
 むしろ僕が払わなきゃいけないくらいです。
 あんな高価な車・・傷つけてませんか?」
「そんなこと気にしなくていいよ。あ・・」
「風太郎です。蒲郡風太郎。」
「そうだ。風太郎君。」
「はい。」
「せめて、何か出来ることないかな、私。
 何でも言って。」
「・・・・・じゃああの・・
 友達になれたら、嬉しいです。
 すみません。なんか変なヤツですよね。」
「ううん! 
 何言ってんの・・うん!
 お友達になりましょう!」
「本当ですか?」
緑が頷くと、風太郎は笑みを浮かべ・・。続きを読む
18:44 | CM(2) | TB(4) | 銭ゲバ | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月18日

銭ゲバ 第1話

『愛をください…金のためなら何でもするズラ!!』

水溜りに落ちた1円玉を拾う蒲郡風太郎(松山ケンイチ)。
トラックがクラクションを鳴らすが、逃げようともせず、
トラックはギリギリのところで急停車する。
風太郎はただ、拾った1円玉を見つめ・・それをポケットに入れると
歩き出す。

蒲田合板工場で派遣社員として働く風太郎。
担当者が派遣社員たちの作業の様子をチェックしていく。

仕事を終えた派遣社員たちがロッカーで着替えていると、
担当者がやって来た。
派遣社員たちの間に緊張が走る。
「えー、生産調整のため、今日から人数を絞らせていただきます。
 1289番、佐藤さん。
 1346番、鈴木さん。
 1355番、高橋さん。
 今日までということで、お疲れ様でした。
 今日までの方は、ロッカーに私物を一切残さないで下さい。
 100%どんなものでもその場で廃棄します。
 作業着は回収しますので、ロッカーにしまわず
 こちらに持ってきてください。」続きを読む
17:54 | CM(4) | TB(9) | 銭ゲバ | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする