2011年01月10日

任侠ヘルパー スペシャル

夏のある日。
若い女性相手に楽しそうに電話で話す袴田静枝、78歳。
相手の女性・ミクは、ペンを右手でくるくる回し、静枝の登録情報を見ながら、
話に付き合う。
登録情報には電話があった日、時間、料金、対応者、話の内容などが記録されており、
静枝はこの『安心ふれあいコール』というサービスを週に3、4回利用。
ほとんどミクが担当していた。
「あ、静枝さん、ごめんね。時間になっちゃった。」
「もう時間?・・そう。いつもあっという間ね。
 ねえミクちゃん。明日も電話してもいい?」
「もちろんですよ。
 ・・あ、そういえば静枝さん、今月分のお支払いがまだでしたね。」
「はいはい、・・今から郵便局に行ってくるから。
 おいくら?」
「今月は、合計で19万2千円になります。」
「・・そう・・ねえ。随分お話させてもらったのね。」
「入金が確認できれば、また明日もお話できますからね。
 ご利用ありがとうございました。ミクが承りました。」

電話が切れると、静枝はゆっくりと椅子から立ち上がろうとする。
「通帳・・・通帳・・・」
静枝はそのまま倒れてしまい・・・。

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2009年09月20日

任侠ヘルパー 最終話

『最後の手段』

翼彦一(草g剛)、四方木りこ(黒木メイサ)、鷹山三樹矢(薮宏太)、
黒沢五郎(五十嵐隼士)、二本橋賢吾(宇梶剛士)は、
「タイヨウ」が閉鎖に追い込まれたことを鷹山源助(松平健)に報告する。
「この研修も、そろそろ終わりってこったな。」と鷹山。
「カシラ。幹部はこの中の誰がなるんですか?」とりこ。
「そいつを決めるのは、まだ先だ。
 タイヨウの火が、完全に消えちまってからだ。」
「ふざけないで下さいよお頭!」
「いい加減にしろ!」零次(山本裕典)がりこを止める。
「いつまで待たせれば気が済むんですか?
 もったいぶらないで教えて下さいよ、今ここで!」とりこ。
「おぅ、足崩せ。」
「勝負ついてるんじゃねーんすか?・・このメンツじゃ。」とりこ。
「どう思おうと勝手だが、1つだけ教えといてやる。
 最初から諦めているようなヤツは選ばねーよ。」
「・・・」

タイヨウ
火元が2階だったため、ベッドを居間に運び、
任侠ヘルパーたちはそこで利用者の世話をすることに。
晴菜(仲里依紗)や園崎は利用者たちの受け入れ先を探していた。


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2009年09月13日

任侠ヘルパー 第十話

『正体がバレ、告白・自殺そして火災発生』

「タイヨウ」に、彦一(草g剛)たちが倉庫で暴れている時の
写真と、『タイヨウには暴力団構成員がいる』と書かれた密告書が
送りつけられる。

「ハートフルバード」から日野弥生(中別府葵)が駆けつけ、
任侠ヘルパーたちを集める。

その頃彦一は、羽鳥涼太(加藤清史郎)と羽鳥晶(夏川結衣)の
マンションにいた。
晶が撮影したビデオレターを再生する涼太と彦一。

「涼太。今日から毎日、涼太に向けて、このビデオメッセージを
 残す事にしました。
 ママは病気で、いつかは、自分のことも、涼太のことも、
 大切な思い出も、忘れていってしまいます。
 だから・・・ママがママであるうちに・・
 未来の涼太に、話しかけておこうと思います。」

晶は、堀井皐月(安田美沙子)に付き添われベッドルームにいた。
「遊園地?」
「ええ。涼太君と一緒にいて、突然取り乱されたと。」
「・・涼太君?」
涼太との2ショット写真を見つめながら頭を抱える晶。
「大丈夫ですか?」
心配して寄り添おうとする皐月の手を振り払ってしまう。
「ごめんなさい・・。」
晶は皐月に謝ると、床に落ちたカッターナイフを見つめ・・。続きを読む
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2009年09月06日

任侠ヘルパー 第九話

『愛の討ち入り!!任侠おくりびと』

翼彦一(草g剛)は、車椅子の鷲津莞爾(竜雷太)めがけて
ナイフを構え飛び込んできた四方木りこ(黒木メイサ)の腕を
素早く掴んだ。
エレベーターが1階に到着し、鷲津が車椅子で脱出。
襲い掛かるりこの腹を蹴る彦一。
「やめろって!やめろ!」
「放せって!
 うちの組やられて、黙ってられっか!」
「コイツは関わってねー!」
彦一はナイフを持つりこの手を掴みながら、鷲津の車椅子を蹴飛ばし
遠ざける。
「敵のカシラだろうが!鷲津!テメーが指示したんだろう!」
「落ち着けって!
 抗争を起こす気か、テメーは!」
「売られたケンカだろうが!」
「タダじゃ済まねーぞ!」
「・・・施設に迷惑が掛かるとでも言いたいのか?」
「・・・」
「あんたもう・・極道でも何でもねーよ。」
りこは彦一を蹴り飛ばし、再び鷲津に襲い掛かる。
するとそこへ、和泉零次(山本裕典)が駆け込んできて、
りこの腕、腹を蹴り上げる。
「・・テメー!」
その場を走り去るりこ。
彦一は鷲津を零次に託し走り去ったりこを追う。

「・・そういうことかよ。」
鷲津はそう呟き、険しい表情を浮かべ・・。続きを読む
23:00 | CM(1) | TB(5) | 任侠ヘルパー | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月30日

任侠ヘルパー 第八話

『敵対組長の襲来!!そして女組長の覚悟』

タイヨウ
施設の仲間たちに見守られながら、一人の老女が亡くなった。

ご遺体が引き取られていくのを見送るヘルパーたち。
「家族も来ないで、赤の他人に囲まれて、
 それで終わりかよ・・。」とりこ(黒木メイサ)。
「捨てられたみたいで、むなしいですね・・。」と二本橋(宇梶剛士)。
任侠ヘルパーたちの言葉に、園崎所長(大杉漣)も複雑な表情を浮かべ・・
そしてみんな、業務に戻る。

入居所の部屋を掃除する五郎(五十嵐隼士)と彦一(草g剛)。
「アニキ。アニキってどんな死に方が理想っすか?」
「え?」
「やっぱ路地裏っすか!?
 雨ん中追い詰められて、ズドーンッ、やられて、
 バシーン、倒れて!」
「映画みてーなこと言ってんじゃねーよ。ほら早く仕事しろよ。」
「いや・・ぶっちゃけこんな所で死にたくないじゃないっすか。」
「おい!」
部屋にいる老人を気遣う彦一。
「大丈夫っすよ。このじいさん喋ったとこ見たことねーし。
 ねー!」
「・・・」
老人の側に飾られた家族写真を見つめる彦一。続きを読む
16:24 | CM(1) | TB(5) | 任侠ヘルパー | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月23日

任侠ヘルパー 第7話

『非婚アラフォーのシングル介護』

地味なスーツ姿で同窓会に駆けつける長岡初美(西田尚美)。
会場のホテルには、美しく着飾った人たちで溢れていて、
初美は少し気後れしながら友達の輪に入る。
「初美!」
「孝江先生は元気?」
華やかなドレスに身を包んだ同級生たちは、初美の母であり
教師でもあった孝江の様子を聞く。

その頃、翼彦一(草g剛)は美空晴菜(仲里依紗)とともに、
長岡孝江(江波杏子)の自宅で訪問介護を行っていた。
孝江は初美の母親で、同窓会に出席する初美がタイヨウに
依頼したのだ。
白内障で視力がきかず気難しい孝江は彦一らの対応が気に入らず
文句ばかり。
そんな孝江の態度に、彦一も辟易とする。続きを読む
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2009年08月14日

任侠ヘルパー 第6話

『認知症患者の恋』

パソコンで認知症診断のチェック項目を試していく羽鳥晶(夏川結衣)。
『診断する』のボタンをクリックするのに迷っていると、
息子の涼太(加藤清史郎)に声を掛けられ、慌てて画面を消す。

タイヨウ
部屋を掃除する彦一(草g剛)と晴菜(仲里依紗)。
「ノリコはまだ来んのか?」
入居者の問いに
「まだですね。今日はお忙しいんですかね。」と答える晴菜。
彦一は二人のやり取りを聞きながら、ノリコの遺影を見つめる。

「奥さん、去年お亡くなりになられたんです。
 でも、ここに来てからずっと待ち続けちゃってて・・。」と晴菜。
「何も思い出せなくなるのか?」と彦一。
「・・え?」
「認知症だよ。」
「ああ・・症状も具合も、人によってそれぞれだそうです。
 幻覚を見たり、経験したことを忘れたり。」
「・・・」
彦一は最近の晶の言動を思い起こす。
「でも、感情は残っているんです。
 好きだとか嫌いだとか。」
「それ若いやつがなったりすんのか?」
「なることもありますよ。
 若年性認知症っていって、最近は増えているみたいです。」
「・・・」
「どうしてです?」
「いや。」続きを読む
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2009年08月08日

任侠ヘルパー 第5話

『憎き母との再会』

翼彦一(草g剛)は、羽鳥晶(夏川結衣)に刺青を見られたことを
四方木りこ(黒木メイサ)に責められる。
彦一は覚悟を決めるが、晶は倒れたのだから早まるなと釘を刺される。

一方、運ばれた病院で目を覚ました晶は、息子・涼太(加藤清史郎)らの
心配もよそに、仕事に戻ると言い出す。
病院は来週来るからと秘書たちを納得させ、涼太に手を差し伸べる晶。
だが涼太はその手を握らず、晶を無視するように行ってしまう。

同じ頃、「タイヨウ」では、恒例の「地域交流会」の出し物を決めようと、
和泉零次(山本裕典)、美空晴菜(仲里依紗)と鷹山三樹矢(薮宏太)、
黒沢五郎(五十嵐隼士)、六車雅人(夕輝壽太)、二本橋賢吾(宇梶剛士)
らが話をしていた。
ダンス大会を提案する五郎と二本橋に、
「出来るわけないだろ!」と零次は一喝。
すると三樹矢はコスプレして仮装パーティーをと提案。
おばあちゃん達はセーラー服が着たいと盛り上がるが、
おじいちゃん達は「恥をかくだけ」「若い人なら」と大反対し、
りこにコスプレを振る。
「見てーか?私のセーラー服姿。」
「・・・みたい!!」とおじいちゃんたち。
「・・・」続きを読む
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2009年07月31日

任侠ヘルパー 第4話

『詐欺ヘルパー現る』

翼彦一(草g剛)と四方木りこ(黒木メイサ)は、
顧問・羽鳥晶(夏川結衣)から、「ヘルパーは家族になれない」
と言われて以来、利用者との関係性について思いを巡らせていた。

美空晴菜(仲里依紗)は、そんなふたりが気にかかり、りこに声を掛ける。
「最近・・ずっと元気ないですね。りこさんも・・彦一さんも。」
「・・・」
「この間のことは、そんな、責任感じなくても。」
「・・・あんたさ、何でこの仕事してんの?」
「・・・」
「たいした金にもなんないのに、何で他人の家のじいさんばあさん
 世話してんのかと思ってさ。」
「誰かが、やるべきことなんです。」
「家族はほったらかしじゃねーかよ。」
「人それぞれ事情はあります。
 私達ヘルパーが、家族の代わりですから。」
「なれねーよ、そんなもん。」
りこはそう言い捨て、立ち去るのだった。続きを読む
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2009年07月24日

任侠ヘルパー 第3話

『阻止せよ老人虐待』

浜辺では、涼太(加藤清史郎)がビーチボールを使ってパンチの練習中。
「アニキ、こう?」
「おぉ、いいんじゃねーか?」
涼太の方を見ずに答える彦一(草g剛)。

そこへりこ(黒木メイサ)がやって来る。
「ケンカしてんのか?舎弟に。」
「舎弟じゃねーよ。」
「案外面倒見いいよな。」
「うるせーな。」

「もっと鼻っ面狙え、鼻っ面。腰入れて。」りこは涼太にアドバイス。
「こう?」
「いい感じ!」

彦一が席を立つ。
「アニキ!」
「帰んだよ!
 あとアニキって言うのやめろ!」
「はい!ありがとうございました!」

「いつまでこんな生活させられんだか。
 ワケ分からない研修で幹部にしてやるって言われてもな。」
「・・・だったらリタイヤしろよ。」
「は?
 ・・・何だあいつ・・。」

部屋に戻ったりこは、男性と映った写真を床に投げつけ・・。

次の日から、りこは積極的にホームで仕事をし始める。続きを読む
01:24 | CM(1) | TB(4) | 任侠ヘルパー | Edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする