2010年03月26日

コード・ブルー-2nd season- STORY#11

『卒業〜奇跡の定義』

「救命の世界に奇跡はない。
 そんなことはわかっている。
 奇跡を願わない医者はいない。
 それもわかっている。
 だが、世の中には確かにあるのだ。
 奇跡なんていう言葉が、虚しくなるような、
 絶望的な状況が。」



B00322P8RIコード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 2nd season DVD-BOX
フジテレビ 2010-07-14

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2010年03月18日

コード・ブルー-2nd season- STORY#10

『岐路』

「医療行為とは、選択の連続だ。
 出血を覚悟で手術に踏み切るか、
 保存的治療で押し通すか。
 いずれにせよその分かれ道は、
 選んでしまえば二度と引き返せない。
 リセットは出来ない。
 それは、人生と同じ。
 不確かな分かれ道の連続。
 でも、どちらかを選び、進んでいくしかない。
 人生の岐路は、容赦なく迫ってくる。」


藍沢耕作(山下智久)、白石恵(新垣結衣)、緋山美帆子
(戸田恵梨香)、藤川一男(浅利陽介)のフェロー終了認定の
日が近づいていた。

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2010年03月10日

コード・ブルー-2nd season- STORY#09

『心の傷』

「連続縫合、水平マットレス縫合、スキンステイプラー。
 破れた傷を縫う方法を、外科医は何通りも知っている。
 だが、心の傷は・・・
 心の傷を縫い合わせるには、どうすればいいんだろう。」
 (藍沢)


エレベーターの中、
三井環奈(りょう)と橘啓輔(椎名桔平)が一緒になる。
「提訴取り下げの話、部長には?」と三井。
「これからだ。」
「そう。
 さっき、緋山、緊張してた。
 いつもの緋山じゃなかった。」
「いつものって?
 生意気で、無鉄砲で、自惚れ屋ってことか?」
「そうね。」三井が少し笑う。
「取り戻してあげたいね、それを。」
「・・・」
「今日は、俺が横に乗る。」

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2010年03月03日

コード・ブルー-2nd season- STORY#08

『理由』

「月300時間を越える労働。
 徹夜続きの研究。
 その為に友人を失い、家族からも疎まれる。
 大切な事を犠牲にして、医者が身を粉にして働く理由は、
 何だろう。
 お金?名誉?
 医者は、何のために働くのだろうか。」(白石)


白石恵(新垣結衣)は、父、博文(中原丈雄)を見舞うため
休暇をとり、実家へ帰ろうとしていた。
忙しい時に自分が抜けることを心苦しく思う白石に、
「何を言ってるんですか。事情が事情じゃないですか。
 私も、当直を増やします。
 心置きなく、親孝行してきて下さい。」
田所良昭(児玉清)は温かい言葉を掛ける。

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2010年02月25日

コード・ブルー-2nd season- STORY#07

『あやまち』

「結果より、努力する過程が大切だ。
 そんなこと、真っ赤な嘘だ。
 大人になって人は気付く。
 人は、結果でしかものを見ない。
 手を抜いて、結果が悪ければ納得はいく。
 問題は、死ぬほど努力して、結果が悪かったとき。
 そんな時、人は・・・
 私たちは・・・どうすればいいんだろう。」(緋山)


藍沢耕作(山下智久)、白石恵(新垣結衣)、
緋山美帆子(戸田恵梨香)、藤川一男(浅利陽介)は
久しぶりに集まって酒を飲む。
しかし、白石は父親のガンを知っての絡み酒。
「酒!」
「え?」と店主。
「酒!!」
「うん、わかったわよ。
 こんな面倒な子だと思わなかったわよ。
「ああ!?」
「なんでも・・」

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2010年02月17日

コード・ブルー-2nd season- STORY#06

『秘密』

「真実を話すのは難しい。
 人は、様々な理由で真実を隠す。」(白石)


藍沢耕作(山下智久)は、父、誠次(リリー・フランキー)に
自ら会いに行く。

緋山美帆子(戸田恵梨香)は、野上翼という少年の
臨床的脳死診断に立ち会う。

白石恵(新垣結衣)は、母親からの戻って来いという電話を
切ってしまい、進路調査書を見つめる。

「そして、隠されれば隠されるほど、
 人はその扉を開けようとする。
 そこに、何が待っているかも知らずに。」


誠次の部屋のインターホンを鳴らす藍沢。
ドアを開けた誠次は驚いた様子で息子を見つめる。

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2010年02月09日

コード・ブルー-2nd season- STORY#05

『愛する人』

突然、現れた父親。
そして、母親の死の真相とは…

藍沢耕作(山下智久)は、絹江(島かおり)が相変わらず
はっきりと教えてくれないことに苦悩していた。

一方、冴島はるか(比嘉愛未)の恋人、田沢悟史(平山浩行)には
“その時”が間近に迫る。

「医者は、患者を治すためにあらゆる手を尽くす。
 ありったけの経験と知識と腕を総動員して、
 何とか患者を死の淵から引きずり戻そうとする。
 そして、全ての努力の後、知る。
 それでも、助けられない事もある・・・と。」


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2010年02月03日

コード・ブルー-2nd season- STORY#04

『過ぎし日』

藍沢耕作(山下智久)が、祖母の絹江(島かおり)の病室にいると、
ひとりの男(リリー・フランキー)がひょっこりと顔を出した。
絹江は、思わず誠次と口に出す。
「・・・父さん?」
だが、男は藍沢の姿を見ると、すぐに踵を返した。

「既往歴。
 過去の病歴を聞くのは、医者にとって大切な仕事の一つ。
 それによって診断は左右され、処置も変わってくる。
 そう。それは人だって一緒。
 いつだって、人は過去に左右され、囚われる。

 苦い過去。(橘)
 辛い過去。(白石)
 切ない過去。(冴島)

 たまに過去と、決別するものもいるが、(緋山)
 大抵の場合、人はそれを引きずっている。」


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2010年01月27日

コード・ブルー-2nd season- STORY#03

『真実と嘘』

「人はなぜ、本当のことを知りたがるのだろう。
 いい結果をもたらす嘘は、不幸をもたらす真実よりいい。
 昔読んだ本の一節だ。
 なのに人は、真実を知りたがる。
 そして・・・不幸が始まる。」


藍沢耕作(山下智久)は、祖母・絹江(島かおり)の病室を
訪ねてくる山田一郎が気にかかる。
「母さんって、胃がんで死んだんだよな。
 うわ言で、殺したって言ってたけど・・・何?」
「・・・」
「山田一郎って?」
藍沢からそう尋ねられた絹江の手は震え、
何も答えようとしなかった。

緋山美帆子(戸田恵梨香)の心臓は、やはり爆弾を抱えていた。
検査の結果、カテーテルによる手術が必要だった。
2時間ほどで済むと心臓内科医は言うのだが、
回復率は約6割超。
前回の手術でフェローとして2カ月の空白が出来てしまった
緋山は、安易に手術の同意書にサインすることが出来ない。

エレベーターで一緒になる緋山と白石恵(新垣結衣)。
「・・・それで?カテーテルで焼ききるの?」
「勝手に決めないでよ。まだわかんない。」
「教えてよ日取り。」
「すぐ切りたがる。財前教授、白い巨塔!」
「・・・」

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2010年01月20日

コード・ブルー-2nd season- STORY#02

『自らの道』

「大量出血の患者を診るとき、
 或いは、シニアの病巣を捉える的確な判断と、
 迅速な結紮手技を目の当たりにしたとき、

 フェローは、自身の未熟さを知り、
 呆然となる。

 そして、次に思う。
 これが、本当の自分?

 いや、違う。違うと信じたい。
 でも、そもそも本当の自分って、
 何?」(白石)


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