2010年04月12日

眠れる森 A Sleeping Forest 最終幕

『聖夜の結婚式』
 
実那子は15年前の真実を知るために直季と共に
直巳のコテージを訪れる。
直巳は催眠療法を施して実那子の記憶の扉を開ける。
実那子が見た犯人は・・・国府だった。
「国府さんが・・あんなにお姉ちゃんのことを愛していた
 国府さんが・・。」
「国府さんが、そのあと君に何をしたんだ?」
「・・・私に近づいてきた。
 その手には包丁が。 
 国府さんが・・私のほうに・・」
「でも彼は逃げていったよね?」

国府が実那子の方に歩き出した時、玄関の戸が誰かに
激しく叩かれる。
「いいか。
 俺のことを喋ったら、お前を殺しに来るぞ。
 忘れるなよ、絶対に忘れるな。
 喋ってないかどうか、確かめに来るからな。」
国府は実那子をそう脅すと、裏口から逃げ出した。

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2010年04月11日

眠れる森 A Sleeping Forest 第11幕

『殺人者』
 
早朝、直季(木村拓哉)は警察に呼ばれる。
「あなたが探している女性かどうか、確認して下さい。」
「・・・」
遺体安置所に置かれた女性の遺体は・・・由理だった。
その場に座り込み涙する直季。
冷たくなった額に手を伸ばし・・・。

敬太(ユースケ・サンタマリア)に呼ばれた実那子(中山美穂)と
輝一郎も警察に駆けつける。
「知らせてくれてありがとう・・。」
「・・・」敬太は答えることが出来ない。

刑事が遺体安置所のドアを開くと、
由理の遺体と、その前に座り込む直季の姿が目に飛び込む。
実那子たちは掛ける言葉が見つからず・・・。

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眠れる森 A Sleeping Forest 第10幕

『サンタクロース』
 
直季(木村拓哉)は直巳(夏八木勲)の元を訪ね、
15年前の事件について迫る。
「・・・お前が言う通りだ。
 15年前のクリスマスイブ、俺はあの家を訪ねた。
 実那子が・・・父親から虐待を受けていることは聞いていた。
 あの家庭はもう限界だった!
 俺は実那子を引き取りに行くことになっていた。
 あのクリスマスイブは、森田家の最後の団欒の夜だった。
 だが、俺より先に、あの家を訪れた人間がいた。
 一家惨殺犯だ。」
「・・・」
「俺があの家に着いた時には、周りは警察官とマスコミで
 ごった返していた。 
 担架で運ばれていく実那子と、一瞬目が合ったような気がした。
 ・・・そうか。俺を見て、あの子はちゃんとわかったんだ。
 直季。俺はあの子の家族を殺してなんかいない。
 本当だ。」
「・・・」

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眠れる森 A Sleeping Forest 第9幕

『マリアは見ていた』
 
直季(木村拓哉)を襲い、人気のない雑木林に連れ込んだ
国府(陣内孝則)は、掘った穴に直季を埋めようとした。
「何やってんだよ・・
 何そんなもん掘ってんだよ。」
「入れよ。」
「やめろ!」
「入れほら!」
国府は直季を穴の中に突き落とすと、ロケットを直季に見せる。
「やっぱりあんたが盗んだんだ。」
「誰だこれは。」
「知らねー。」
国府はロケットを放り投げると、直季に土を被せはじめる。
「な、俺、あんたに会って、
 どうしても聞きたいことがあったんだよ!
 なああの15年前の犯人は別にいる!
 なのにどうしてあの時あんた、冤罪だって訴えなかった?」
「・・・」
「どうして実那子に近づくんだよ!」
「・・・」国府の手が止まる。

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眠れる森 A Sleeping Forest 第8幕

『告白』
 
「俺にはもうわからなかった・・・。
 どうやったら・・実那子を救えるのか・・・。」


直季(木村拓哉)は福島・御倉から東京に戻ってくる。
敬太(ユースケ・サンタマリア)は実那子(中山美穂)が
少女時代に森に埋めたというタイムカプセルについて聞くが、
「なかった。
 子供のガラクタが入ってるだけでそんなもん見つからなかった。
 もし見つかったとしても、本当の父親が誰かなんて
 15年前の事件と関係ないだろ。」と直季。
「お前何か俺に隠してるだろ!」
「・・・」
「お前の嘘はすぐわかるんだよ!」
「あ、そうだ。
 森田貴美子の墓参りしたあと国府、中華街戻ってる
 可能性ないかな。
 あの女房のところに戻ってくる、そういう可能性ないかな。」
「ほんとに何もなかったのかよ!嘘だろ!?」
「・・・」

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眠れる森 A Sleeping Forest 第7幕

『タイムカプセル』
 
「父親は、教育委員会の委員長であり、市会議員。
 母親はボランティアに熱心な主婦。
 姉妹は美人で、長女は将来有望な少女バイオリニスト。
 森田家は、理想の一家だったと、誰もが言う。
 ・・・あの事件が起きるまでは。」


直季(木村拓哉)は実那子(中山美穂)の為に真実を
見つけようと、福島県御倉にやって来た。

今は廃墟となって森田家の前に立つ直季。

車に戻ろうとした直季は、森田家の隣りの教会の
マリア像に目を止める。

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眠れる森 A Sleeping Forest 第6幕

『真犯人』
 
直季(木村拓哉)は、出所した国府吉春(陣内孝則)の足取りを
掴むために、吉春の兄・和彦と会う。
和彦は被害者に謝罪しようと実那子の叔父の家を訪ね、
実那子が植物園で働いているということを知り、
それを国府にも伝えたらしい。
「じゃあ知ってるってことか・・・。」
直季が呟く。

輝一郎(仲村トオル)に雇われた敬太(ユースケ・サンタマリア)は、
国府の情報を報告する。
敬太は輝一郎になぜ国府の情報が欲しいのか聞いてみる。
すると輝一郎は実那子を守るためだと言い、
余計な詮索はするなと釘を刺す。

植物園、資料を見ながら考え込む実那子(中山美穂)。

「公判の資料を読んでも、どうしても理解出来ない
 ことがあった。
 3人を殺した国府吉春は、2階から降りてきた私に
 気付いたという。
 なら・・なら何故、国府は私に何もせず、
 犯行現場から逃げ出したのか。
 ・・・家に誰か訪ねてきた?
 つまり、事件の第一発見者。
 だから国府は私を殺す事を諦め、
 慌てて玄関の靴を持ち、裏口から逃げ出した。
 でもこの資料では、第一発見者は、国府となっている。
 だとすると・・・犯人は別にいる。
 それならどうして、国府は裁判で無実を
 主張しなかったのか・・・。」


その時、国府は植物園の前に立っていて・・・。

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2010年04月08日

眠れる森 A Sleeping Forest 第5幕

『隠れ家』
 
「あの森に、真実が眠っているという予感が、あった。」

実那子(中山美穂)は輝一郎(仲村トオル)と共に眠れる森へ向かう。
「ここが、眠れる森か。」
「こっち。」
二人は森の奥へと歩いていく。

「私、過去に励まされたかった。
 孤独な時代を頑張って生きてきましたねって、
 元気付けてほしかった。
 ・・・私は確かに一人じゃなかった。」

実那子の記憶の中では、そこは中嶋敬太(ユースケ・サンタマリア)
とターザンごっこをして遊んだ森だった。

「でも・・本当にそんなことがあったのかって、
 思い出せば思い出すほどあやふやになってく。」

ハンモック吊るしてある場所。
「森の思い出なんて、嘘だったのかな。
 なら本当のことは、どれ位あるんだろう。」
「・・・」

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2010年04月06日

眠れる森 A Sleeping Forest 第4幕

『暴行』
 
那子(中山美穂)の記憶が徐々に戻りつつある―――。
記憶のフラッシュバック現象が実那子に起こったことに
直季(木村拓哉)は危機感を覚える。
 
実耶子が直季のアパートから出てきたことに気付いた輝一郎は
実那子に尋ねる。
「何かあった?」
「え・・」
「向かいのアパートで。
 実那子が出てくるのを、今見たんだ。」
「・・・ごめんなさい。
 いつかはちゃんと話さなきゃって思ってた。」
窓から直季が出かけていくのを見つめる二人。
「ボヤ騒ぎも、怪文書も、あなたの仕事邪魔したのも、
 多分あの男。」
「え!?」
「・・・幼馴染、なの。
 2週間前に故郷に帰ったときに森で会って。」
「偶然に?」
「子供の頃に貰った手紙読み返してたら、
 私が27歳になる頃の秋に、故郷の森で会いたいって。
 匿名だったから誰なのかはわからなかったんだけど。」
「そんな理由で会いに行ったのか?」
「私、あなたと結婚して、新しい未来に踏み出す前に、
 どうしても自分の過去を確かめたくなったの。
 何もかも曖昧なままじゃいやだったのよ。
 それで・・昔の私を知っている人に、会いたくなって。」
「で?何かわかった?」
「謎ばかり。」
「・・・」

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2010年04月04日

眠れる森 A Sleeping Forest 第3幕

『記憶が嘘をつく』
 
実那子が引越してきた新居のマンション。
その向かいのアパートに直季も引越してきた。

「あ、お帰り。夜遅いね。
 あの植物園人使い荒いんじゃないの?
 残業手当つかないんでしょ?」
何食わぬ顔で声を掛ける直季。
「何やってるのそんなところで・・。」
「持ってってやろうか?引越し蕎麦。」
「・・・」

「輝一郎に助けを求めたかった。
 でも・・・
 私があんな手紙に誘われて、
 故郷に帰ったのが全ての始まりなのだ。
 これは、私一人で、解決しなければならない問題だった。」

 
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