2010年09月19日

ホタルノヒカリ2 最終夜

『結婚とは?干物女の決断』

高野部長(藤木直人)が会社を辞め、転職すると宣言。
長いこと考えた末の決断だということを知ったホタル(綾瀬はるか)
は自分のふがいなさにショックを受ける。

夜、ベッドに寝転び考え込むホタル。
「ホタル。ちょっといいか?入ってもいいか?」高野がノックする。

「野獣か!?ついに現れたか!野獣!」
思わずファイティングポーズを取るホタル。

「入るぞ。」

「ど、どど・・どうしよう。」
寝たふりをするホタル。

「もう、寝たのか。
 ホタル。」

「しまった!パンツ、もっと可愛いの履いときゃ良かった!」

「君のパンツ、俺の洗濯物の中に紛れ込んでた。」

「え!?」

「Tシャツと一緒に。置いておくぞ。」


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2010年09月12日

ホタルノヒカリ2 第十夜

『私の知らないぶちょお』

縁側に寝転ぶホタル(綾瀬はるか)。
「もう夏も終わりですねー。」

「何やってるんですかぁ?」
「ああ、ちょっとな。」
資料を読んでいた高野部長(藤木直人)はホタルに声を掛け
られると資料を片付ける。
「お仕事ですか?おうちに持ち帰ってやるなんて、
 珍しいですね。」
「うん。」

「この角度から部長の顔見るの、初めてかも!
 いい感じに年を重ねたねぇ。
 いいよいいよ。まだまだイケるよ、あんた。
 その目もその唇も、
 唇・・・そう。部長の唇!ついにうばったぜ。ひゃっほーっ!
 優しいチュウだったなぁ。ひゃっほー!
 あんたにとっちゃ、数ある、チューの一つかい?
 そうなのかい?
 そうなんだろうなー。若い頃さんざんチューしてきたんだろうなぁ。
 私と違って。
 クッソー、負けてたまるかぁ!!」


「おいで、ここ!」

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2010年09月06日

ホタルノヒカリ2 第九夜

『チューは突然やってくる!』

「私は・・・恋愛に対する、学習能力に欠けており、
 むしろ以前より退化していると言っても、
 過言ではなく。
 反面干物っぷりは進化しているようで、
 結果どうなったかというと・・・」


「少し距離をおきたい」と高野部長(藤木直人)が縁側のある家を
出て行ってしまい、しょんぼりしているホタル(綾瀬はるか)。

そんな中、携帯にぶちょおからの着信。
「・・はい。・・・ホタルです。」
「誠一です。」
「・・・ホタルです。」
「誠一です。」
「・・・ホタルです。」
「誠一です・・っていいから。
 冷蔵庫の生ハムの賞味期限気になって電話した。
 食べていいぞ。」
「・・・ありがとうございます。」
「残ったら、一枚一枚ラップに包んで冷凍しておきなさい。
 ・・・それから、婚約指輪。」
「ああ。」
「大枚はたいて買ったものを、テーブルの横に置いたままにしてきたから。」
「大枚、はたいて。」
「107万円だ。」
「107万円!?今、私の部屋におられます。
 大丈夫です。大事にしまっておきます。」
「・・・」

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2010年08月30日

ホタルノヒカリ2 第八夜

『干物女の両家顔合せ』

高野部長(藤木直人)が帰宅すると、台所のテーブルの上に大きなダンボール箱。
差出人は『雨宮影郎、瀬美』。
「田舎のご両親からか。」
箱に軽くお辞儀をする高野。
畳の上には箱の中に入っていたらしきものが散らばっている。
「名産品のお菓子、酒のつまみも送っていただいたのか。
 ・・・あ?日本酒!?」

縁側ではホタル(綾瀬はるか)がゴロンと横になっている。
「ビール党の女が、日本酒を飲むとどうなる?」

酒を飲み、眠ってしまっていたホタルが目を覚ます。
「つまりー、人が人を好きになるということは・・
 どういうことか。
 人固有の精神が働き・・・」

「哲学的思考に入ってる!キョワイ!!」

「あー、そいでー、人を好きになってー、恋愛して、
 そいで結婚して。
 結婚ねー。
 結婚しなくても、人は生きていけるのに。
 なんだかー、こうやって考えてみると・・」

「まさか、面倒臭くなったか?」

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2010年08月22日

ホタルノヒカリ2 第七夜

『干物女 秘密のドキドキ』

「恋愛から遠ざかっていた私からは、
 信じられないような成長っぷり。

 そしてもう一つ。
 若い男に、コクられました。
 若い男に言い寄られるなんて、何年ぶり!?

 ダメ!ダメダメ!ダメよ!!
 
 でも、私の様な女にとって、
 滅多に無い、出来事。
 恋愛の神様、ほんの一瞬・・いい気になっても・・
 いいです、か?

 若い男と、あまり若くない男。
 二人の男に愛されてる、
 あ・た・し!」


「おはよう。」
洗面所の鏡を見つめながら笑うホタル(綾瀬はるか)に
高野(藤木直人)が声を掛ける。

「あまり若くないほうの男!」

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2010年08月13日

ホタルノヒカリ2 第六夜

『結婚白紙!?ほっとく大作戦』

「結婚はやめよう」と部長(藤木直人)に言われてしまった
ホタル(綾瀬はるか)。
「あの夏の日のことを、覚えてるか? 
 君が恋をしたあの夏。
 久しぶりの恋だと言った。
 あ、相手の名前覚えているか?」
「・・・マコト君です。」とホタル。
「上の名は?」
「・・・えっと・・」
「そんな風に、付き合っていた人の名前もすぐに思い出せない
 ような、干物女の君が恋をしたあの夏。
 俺は、それを、側で見ていた。
 恋愛から遠ざかっていた君が、些細な事で、泣いたり笑ったり、
 忙しかった。
 いつも一生懸命だった。」
「でも、上手くいきませんでした。」
「でも、一生懸命な君が、可愛かったよ。」
「・・・」
「頑張っている君を、愛しいと思った。」
「ぶちょお・・」
「今は違う。
 無理をさせてるんじゃないかと。」
「え?」
「結婚に向けて頑張っている君を見ると、
 無理をさせていると思ってしまう。」
「どうして、そんな。」
「結婚しようと言い出したのは、君じゃない。
 俺が言い出したことだ。
 恋愛と違って、結婚なら君を落ち着かせてあげられるんじゃ
 ないかと。
 君のいない3年間、君を思って俺が考えたことだ。
 でも、それが結局、君を振り回すようなことになってる。」
「そんなこと、ないですよ。」
「君は、俺に言われるまで、結婚なんて考えたこともなかったろ?」
「・・・」
「俺が言わなきゃ、君は結婚に向かうことはなかった。」
「・・・」
「もう、結婚という言葉に縛られるのはよそう。
 ありのままの君でいい。」
「・・・」
「結婚はやめよう。君の為に。」
「・・・でも、」
「やめたからと言って、同居を解消するわけじゃないから。」
「一緒に、いてもいいの?」
「いいよ。」
「変わらず、一緒にいてもいいんですね?」
「ああ。」
「・・・」

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2010年08月08日

ホタルノヒカリ2 第五夜

『干物女の主婦力』

「ドキューン!キキキーッ!伏せろ!ズバーン!
 あらぁ、ゴルゴちゃん、人殺しちゃダメよー。
 あらー、又殺しちゃったー。」
縁側で横になり、『ゴルゴ13』を声を出しながら読む
ホタル(綾瀬はるか)。

そんなホタルに呆れる高野部長(藤木直人)。
瀬乃(向井理)から突然ホタルへの想いを打ち明けられたことを
思い浮かべ、
「あんな女に惚れる男がいるなんて…
 !!
 いるよここにも!!」

と複雑な気分。

「アホ宮。
 映画を見て洒落たレストランで食事をし、夜景の見える
 バーに行きたいという件について日程を調整した結果を伝える。」
「は?」
「いや行きたいと言ったろ?」
「あー、そういえば・・」
「残念ながら当面は忙しくて連れていきそうもない。
 しかし、必ず連れていくから、見たい映画を調べて、
 第三希望まで考えておくように。」
「めんどうがくさいなー。」
「めんどうが臭いのは君の顔だ!」
「はぁっ!?」
「はぁっ!?」
「あ、そうだ!」

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2010年08月01日

ホタルノヒカリ2 第四夜

『干物女のラブラブメール』

高野部長(藤木直人)とホタル(綾瀬はるか)が家でくつろいでいる
ところに、瀬乃(向井理)と美香(臼田あさ美)が訪ねてきた。
大慌ての2人はとりあえず瀬乃たちを家にあげる。
「雨宮とは、ひょんなことから不本意な同居を余儀なくされたが、
 まあ、紆余曲折あって、現在は互いの同意のもと、
 結婚を視野に入れた同居と相成ってる。
 対外的には、まだ正式発表の段階には至ってないため、
 公にすることは控えているので、そのあたりを考慮して
 もらえると幸いだ。
 以上。」
「・・・以上。」とホタル。
「・・・なーんか会社で会議しているみたいなんですけど。
 つまり、部長とそういう関係って解釈でいいのかな。」と瀬乃。
「そういう、関係?」
「いや男と女。」
「あ、まだ、そういう関係じゃありません。」
「じゃ、どういう関係?」
「今説明したとおり、」と高野。
「雨宮に聞いているんです。
 部長のこと好きなんだ。つか本当に好きなの?」
「・・・え?本当・・って?
 好きに、本当とか、嘘とか、あるの?」
「だから、本気で好きなのかってこと。なんかピンとこないんだよなー。」
「もう、瀬乃さん、行きましょう。
 なんか、突然すみませんでした。
 ほら瀬乃さん、行きましょう。」と美香。
「うん・・。」

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2010年07月25日

ホタルノヒカリ2 第三夜

『ガマンしないと結婚できない!』

会社のエレベーター。
その日、高野部長(藤木直人)は仕事の打ち合わせがあると知った
ホタル(綾瀬はるか)。
「夕ご飯どうしよっかなー・・・」
「そうだ。この前雨宮さんにイベリコ豚
 奢ったんですけど。」と瀬乃(向井 理)。
「ご馳走様でした!」とホタル。
「そしたら、すっげー嬉しそうにタッパに入れて
 持ち帰ったんですよ!
 おタカさんに食わしてやるんだって。」
「おタカさん!?」と高野。
「ああ、おタカさんって人と一緒に住んでいるらしいですよ。
 それが何かもう、口うるさい人らしくて。」
「もういいから!そういう話!」焦るホタル。
「何でだよ。」
「いいからもう!」
「なんでだよ!」
「なんでよ!」
「ムキになんなよ!何だよ!」
高野は言い合う二人の間に挟まれ・・・。

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2010年07月18日

ホタルノヒカリ2 第二夜

『節約したい干物女』

冷蔵庫の中身を確認する高野部長(藤木直人)。
「・・・よしっ!」
流し台の下に入っているものを指差し確認していると、
ホタル(綾瀬はるか)の歌声が聞こえてくる。
「結婚とは〜♪よくわからないー♪
 よくわからないっけどー♪」
ホタルの部屋の壁には『結婚とは』と書かれた半紙。
白いシーツをまとい、頭にはティッシュで作った花飾り。
「こんな、私でも♪結婚でっきーる♪」
ふとホタルの目に通帳が飛び込んでくる。
その残高は見なかったことにして、ホタルは通帳を本の下に隠し、
また歌い始める。
「こんな、私でも♪けっこん、でっきるーーー♪」

「・・・雨宮。」ドアの向こうから高野が声を掛ける。
「・・・な、何か?」
「浮かれているところ悪いが、これから予定はあるか?」
「昼寝をします。」
「あっそ。」
「・・・部長!」
「うん?」
「もしや、これから式場の予約をしに行くとか?」
「式場?」
「いいですよ。
 今から明治神宮あたり抑えちゃっても。」
「買い置きの醤油を切らしちゃってるから、頼もうと思っただけだ。」

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