2011年04月03日

大切なことはすべて君が教えてくれた 最終話

『結婚』

2学期の終業式を終えた夏実(戸田恵梨香)と修二(三浦春馬)は、
明日会って話をしようと約束する。お互いに、自分の思いを伝えようと思って…。
 
その夜、駅でひかり(武井咲)の姿を見かけた修二は、彼女がひとりで
旅行に行くことを知り、ホームまで見送りに行く。
電車の扉が閉まる前、ひかりは修二に、「さようなら」と告げた。
その言葉を聞いた修二は、違う、と返すと、とっさに車内に体を滑り込ませて
乗り込んでしまう。
「帰ってくる人は、さよならなんて言わない」。
修二は、そうひかりに言った――。
 
夏実に電話をした修二は、ひかりと一緒に電車に乗ってしまったことを伝えた。
夏実は修二に、「いってらっしゃい」と優しく告げる。

その話を聞いたさやか(篠田麻里子)は、夏実を心配するが、
「気づいたの。この感じだって。
 前と違うのよ。
 お互い何も確かめてないけど、修二の声を聴いて、その声だけで、
 気持ち通じてるって、思えたの。
 この感じなんだなぁって思った。
 信じるって、何気ないことなの。」と話す。
「信頼もそこまで行くと、鈍感に見えるわ。」とさやか。
「母は強し。」
「なるほど。」
笑い合う二人。

そんな中、夏実の携帯に亜矢から連絡が入る。

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2011年03月27日

大切なことはすべて君が教えてくれた 第9話

『最後の授業』

修二(三浦春馬)は、自らが望んだ通り私立明稜学園高校を解雇される
ことになった。
「しかし、2学期も残り1週間ですし、
 終業式まで勤めていただくことにします。」
職員室で鶴岡教頭(風間杜夫)はそう報告する。

教頭室
「理事会の反発を一人ではねのけたって。
 教頭先生、それぐらいやる人なんだな。」と中西。
「君を見て、思いましたよ。
 ああ、やっぱり失敗が、人間を作るんだってなって。
 すべての失敗が許されると言ってるわけではないですよ。」
「はい。」と修二。
「今は何でもかんでも、責めたてますけどね。」と中西。
「それじゃあ子供たちは、怖くて失敗も出来なくなる。
 私たちはあなたに、罰を与えます。
 でも教師としての職務は果たせると、判断したんです。」
「はい。
 本当に、ありがとうございました。」

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2011年03月13日

大切なことはすべて君が教えてくれた 第8話

『辞職』 

夏実(戸田恵梨香)と修二(三浦春馬)の双方の両親が上村家で会った。
夏実の父・克実(新井康弘)は、土下座して謝罪しようとする修二の父・
博一(春海四方)を制し、修二のことを応援してあげてほしいと話す。
その際、博一たちは、夏実がある男性と交際していることを教えられた。
相手の男性は、夏実が妊娠していることも了解済みなのだという。
兄の孝一(新井浩文)からそのことを聞かされた修二は、複雑な心境だった。
「お前・・いいのか?それで。」と孝一。
「・・・いいんだよ。夏実が選らんだなら、それでいい。」
「・・・」
 
学校
「おっはよう!」
いつものように明るくひかり(武井咲)に声をかける望未(剛力彩芽)。
「・・・」
「もう!何?その顔!
 笑ってろって、言ったっしょ!」
「・・・」

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2011年03月04日

大切なことはすべて君が教えてくれた 第7話

『求婚』

夏実(戸田恵梨香)は、教頭の鶴岡(風間杜夫)をはじめとする
同僚教師たちに、妊娠していること、そして、修二(三浦春馬)とは
結婚せずシングルマザーになることを報告する。
同僚たちは、父親になりたいが資格がない、などと煮え切らない
態度を見せる修二に対し、教師としての自覚はあるのか、と怒りをぶつけた。
そんな中、金子 雅代(能世 あんな)だけは夏実を気遣う言葉を掛ける。
その言葉に涙をこらえる夏実。
「私が、身勝手だったんです。
 柏木先生に妊娠を報告したのは・・・昨日です。
 結婚を辞めたとき、もう妊娠しているのはわかっていました。
 私が大人なら、すぐにでも結婚するか、子供をあきらめるか、
 決断できたはずです。
 柏木先生にも相談するのが筋でした。
 でも、出来なくて。
 迷っているうちに・・・自分の体の中で、何かが、
 生まれて変わっていくのを、毎日感じるようになって。
 私だけの、大事な何かのような気がして。
 ・・・誰にも何も言わず、一人で決めてしまったんです。
 無責任なことをしてしまって、本当に・・・申し訳ありません。」
頭を下げる夏実、そして修二。

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2011年02月24日

大切なことはすべて君が教えてくれた 第6話

『半年後』

夏実(戸田恵梨香)は、修二(三浦春馬)との結婚を止めることにする。
ひかり(武井咲)に対する修二の思いを知ったからだった。
 
ひかりの告白で、彼女と修二の間には何もなかったことを知った
直輝(菅田将暉)や涼子(広瀬アリス)らバスケットボール部員たちは、
用意していた結婚祝いの品を夏実に渡した。
困惑しながらもプレゼントを開ける夏実。
「あ!コーヒーメーカーだ!」
「イェーーイ!!」
「嬉しい。ありがとう!」
「うん!」

そこにひかりがやってきた。
「お前!!よく平気な顔して出てこれるな!
 全部お前のせいやろうが!」
ひかりに怒りをぶつける直輝。
「・・・」
「何か言えよ!!」

「バカ!
 あんたそういうとこバカなのよ。
 女の子の、ここ(心)にあるもん、分かるようになんなさいよ。
 はいはいはいはい。行って行って。」と夏実。
夏実は、直輝をたしなめ、優しく微笑む。

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2011年02月16日

大切なことはすべて君が教えてくれた 第5話

『真相』

登校した夏実(戸田恵梨香)は、修二(三浦春馬)が生徒たちから
罵倒されている光景を目の当たりにする。
修二がひかり(武井咲)と一夜をともにしたことが公になった翌朝のことだった。
たまらず飛び出した夏実は、修二をかばった。
だが生徒たちは、何故夏実が修二をかばうのか、と非難の目を向ける。
「やめてくれ!
 夏実に言うのはやめてくれ。頼む。」夏実を庇う修二。
「この期に及んで夏実ですか?」と生徒。
「上村先生は悪くない。頼む。
 僕は・・僕はいい。この人を傷つけるのはやめてくれ。」
生徒たちの笑い声。
「先生何言ってんの?」「一番傷つけてんのはあんただろ!」

「一番憎んでいいはずの私が、
 一番修二を救いたいと思った。
 これが愛なら
 愛って・・・苦しい。」


職員室 
教頭の鶴岡(風間杜夫)は、処分を含め、対応が決定するまでは
学校に来るよう修二に指示する。


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2011年02月11日

大切なことはすべて君が教えてくれた 第4話

『暴露』

夏実(戸田恵梨香)は、電話をかけてきた修二(三浦春馬)に、結婚式は
キャンセルしないと告げる。
夏実も、修二のいない人生は考えられない、というのだ。
修二は、そんな夏実に、自分の思いをキチンと伝えるため、会いに行こうとした。

そのとき、教頭の鶴岡(風間杜夫)から、ひかり(武井咲)が家に戻っていない
との連絡が入った。
ひかりのプロフ日記が更新され、先生に会いたい、と綴られていることを知った
修二は、彼女があの夜と同じバーにいるのではないかと思い当たり、駆けつけた――。

「良かった。やっぱりここだった。」
「・・・」
その時、修二の携帯に夏実からの電話。
修二は電話を切り、ひかりに向き合う。
「帰ろう。」
「何で来てくれたの?」
「・・・あ、そうだ。園田の携帯。
 没収して持ってろって。
 君から、返してくれる?」
望未(剛力彩芽)の携帯には、ひかりのプロフ。
「読んだんだ。」
「・・・嬉しかった。」
「・・・」
「だから・・・本当の君に、会いたくなった。」
「・・・」
「帰ろう。」
ひかりは素直にうなずく。
「・・・私、生徒に戻れる?
 戻ってもらいたい?」
「なかったことには出来ないよ。」
「私が、なかったことにするって言っても?
 そうすれば、先生は、幸せになれる?」
「・・・」
「なれるよね。」
「・・・」
ひかりはそう言い微笑み・・・。

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2011年02月06日

大切なことはすべて君が教えてくれた 第3話

『男の答え』

夏実(戸田恵梨香)は、婚約者の修二(三浦春馬)が教え子のひかり(武井咲)と
一夜を過ごしたことを知る。
ひかりが、携帯電話で撮影した修二の写真を、夏実に送りつけたのだ。

するとそこに、夏実の父・克実(新井康弘)が倒れたという連絡が入る。
「どこの病院?タクシー拾う?」
「・・・好きなの?」
「え・・」
「あの子のこと。」
「いや。」
「結婚はどうするの?」
「・・・」
「後でちゃんと聞かせてね。」

「最低な事実だけは正直に言えるくせに、
 こっちの気持ちが収まることは何一つ言えない。
 そこは相変わらず誠実で、
 今はそんな修二が・・・
 たまらなく嫌だ。」


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2011年01月27日

大切なことはすべて君が教えてくれた 第2話

『女の闘い』

上村夏実(戸田恵梨香)と柏木修二(三浦春馬)は、共通の友人でもある
ウエディングプランナーの東堂さやか(篠田麻里子)と相談しながら
結婚式の準備を進めていた。
「招待状どうする?
 こっちで出すことも出来るけど。」とさやか。
「駄目。二人で郵便局に持ってく。
 二人で並んで、せーの、で出すの。」と夏実。
「へー。意外。
 そういうのこだわらないタイプかと思ってた。」とさやか。
「二人の未来が決まる瞬間でしょ?
 腹くくったか確認できんのよ。」
「・・・あ、試されてんの?」と修二。
「このガツガツいく感じかなー。」とさやか。
「何よ。」と夏実。
「私に足りなかったものは。」
「まあ、それもあるかもね。
 修二は首にリードつけておかないと動かない子だから。
 あっ。」玉ねぎを落とす夏実。
「俺は子犬かっと。
 玉ねぎがかわいそうだよ。」
「ごめん。」
「はい。」
「ありがと。
 あ、修二。あのボール取って。」

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2011年01月20日

大切なことはすべて君が教えてくれた 第1話

『始まりの朝』
 
上村夏実(戸田恵梨香)は、私立明稜学園高等学校の英語教師。
中学までアメリカで暮らした経験を持つ夏実は、教師になることが夢だった。
1年生のクラス担任で、バスケットボール部の顧問を務めている夏実は、
明るく前向きで、サバサバとした性格ゆえ、生徒たちからも慕われていた。
 
柏木修二(三浦春馬)は、夏実の同僚で2年生のクラス担任を務める生物教師。
修二は、真面目で思慮深く、物事を真剣に考えるタイプで、常に自分の言葉で
生徒たちと接するその姿勢は、生徒はもちろん、保護者たちからも絶大な支持を得ていた。
 
高校・大学の同級生だった夏実と修二は、3ヵ月後に結婚式を挙げる予定だった。
結婚式は、ふたりの大学時代の同級生で、いまも夏実とルームシェアしている
人気ウエディング・プランナーの東堂さやか(篠田麻里子)が手がけることになっている。
夏実も修二も、同僚や生徒たちから結婚を祝福され、幸せを実感していた。

新学期が始まる朝8時、目を覚ました修二は目覚まし時計をチェックし飛び起きる。
上半身裸なことに少し驚く修二。
「ヤバイヤバイ。昨日いつ寝たんだ?
 シャワーだシャワーシャワー!・・・時間がない。ダメだ。」
急いで着替えた修二は、女性ものの服が脱ぎ捨ててあることに気づく。
ベッドを見ると、誰かが寝ている。
それは・・・見知らぬ若い女性だった。

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